Social Good

選び方が国際協力につながっていく。コーヒー豆の裏側を考えた買い方とは?

Sponsored by JICA

日本の国際協力が、コーヒー豆農家を救う。

いまコーヒーブームはサードウェーブと言われており、“豆”本来の味や品質を重視することが良しとされている。ブルーマウンテン・ブラジル…さまざまな種類の豆が生まれた地をアピールしながら店頭に並んでいる。

しかし、その豆を生産する“人”に意識を向ける人は少ないのではないだろうか?

コーヒー豆の生産が主要産業の1つであるエルサルバドル共和国で、コーヒー農家のために働く、国際協力機構(JICA)の隊員がいる。

JICA海外協力隊マーケティング隊員の門川 雄輔さんがその人だ。門川さん曰く、「赴任先のチャラテナンゴ地方のコーヒー豆の品質は本当にレベルが高い」という。

しかし、たとえおいしいコーヒーを作る土地であっても、コーヒーには課題があると門川さんは語る。

「コーヒー豆は買い手が少ないため、品質に見合わない価格で安価に買い取られることもあり、上質なコーヒー豆を作っても農家は報われない状態だった。適正なお金で買い取られている人と、そうではない人の格差も大きい。」のだという。

地元の生産者組合に参加し
国際的なブランド力を高めるために尽力

門川さんは、そうした格差をなくすために、チャラテナンゴ県の農園主の一人が立ち上げた生産者組合に参加。国際的なブランド力を高めるための地域ブランドの推進、販路の拡大に取り組んでいる。

エルサルバドルと日本との距離は、12,753km。日本から飛行機に乗ると約18時間かかる。せっかくの活動も、日本に伝わらないのでは意味がない。

その距離を埋めるために門川さんは、日本の企業と協力して徐々にネットワークを構築しながら、日本でのプロモーションツアーや産地ツアーなどを実施した。

さらに、上質なコーヒー豆を作るコーヒー農家が報われるよう、バイヤーや関係者、消費者にセミナーを行ったり、SNSに発信したり、正しい価値を伝える活動に尽力している。

良い豆を生産する農家に報いるために

門川さんは、高品質なコーヒー豆を生産する農家のために「ダイレクトトレード」に取り組んでいる。

これは中間業者(ブローカー、地元のコーヒー会社など)を通さず、自身が納得できる豆を生産する農家や生産者組合と直接取り引きする仕組みだ。

中間業者を通さないので、生産者は利益を、バイヤーは満足できる高品質な豆だけを手に入れられる。コーヒー豆農家は努力に見合った結果を得られるし、バイヤーは高品質なコーヒー豆を仕入れられる。

結果的にその地域のブランド力が高まっていくのだ。

こうしたさまざまな取り組みを通して、エルサルバドルのコーヒー農家の貧富の差をなくそうと、国際協力機構(JICA)の隊員は奮闘している。

日本でもコーヒーの選び方が
国際協力につながっていく

門川さんはこうした活動を通して、農園と生産者、生産処理の方法などを厳しく管理した「スペシャルティコーヒー」を世に送り出している。

サブスクで定期的に届くサービス「PostCoffee」やこだわりの店などで、飲んだり買える機会が増えてきている。

ちょっと値段がはるけれど、産地や生産者の情報がわかるスペシャルティコーヒーを選んでみてはどうだろう。

・ ・ ・

コーヒーを選ぶときに作り手まで意識してみる。その積み重ねはやがて生産者へと繋がっていく。あなたのコーヒー探しは国際協力になるのかも?


JICAアンケート

世界が抱える課題はまだ他にも…

JICA海外協力隊の隊員たちが世界各地の活動を振り返る
3分番組を、全12本公開!

ハフポスト日本版が、JICA海外協力隊を講師に迎えて、YouTubeに学習チャンネル「3分で学ぶ世界」を開設。

学校の授業で習うことの少ない開発途上国について、日本にはない課題やその解決に向けて取り組む隊員たちの姿を紹介している。動画は3分番組で、全12本。8月24日から順次公開される。

JICA

独立行政法人 国際協力機構

RECOMMEND

PAGE TOP