正確な時間を知るだけでなく、個性を映す鏡とも言えるのが腕時計。20代、30代、40代の男性に相応しい腕時計とはどういったモデルでしょうか。

まず注目すべきはブランド。歴史ある日本ブランド「セイコー」、高級腕時計の本場スイスが生んだ「ロレックス」「タグ・ホイヤー」「オメガ」など、どのブランドも高品質で精密、さらに高いファッション性も魅力です。

また、腕時計といえば機能性。ゼンマイを巻き上げる機械式や電池によるクォーツ式、太陽光で発電するソーラー電波時計など、ムーブメントもさまざまです。

腕時計にはいつまでも飽きない魅力があり、贈り物としても喜ばれます。最適な腕時計の選び方と、おすすめのモデル30選を紹介します。

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腕時計の正しい選び方

メンズ腕時計の選び方を解説します。

利用シーンや年齢別の選び方、駆動方式やデザインの違いなどについても詳しく紹介していきますので、選ぶ際の参考にしてください。

利用シーンに合わせたデザインを選ぶ

まずは、利用シーンに合わせてどういったデザインが相応しいのか見ていきましょう。

シックなモデルはビジネスシーンに最適

腕時計の印象を大きく左右する1つとして文字盤のカラーに注目。赤や黄色など目につく鮮やかなカラーの文字盤も魅力的ですが、ビジネスシーンでは白・黒・青色のシックなカラーが好印象です。

また、腕時計の外側の容器である「ケース」も、腕時計の印象を左右する重要なポイントです。形状の違いや装飾など、個性の違いに注目してみましょう。

ビジネスシーンでは落ち着きのあるシックなデザインが好まれるため、あまり華やかに装飾がされていない落ち着いたデザインがおすすめです。ベルトは、金属製のメタルベルト、もしくは革ベルトがフォーマルな場に相応しいと言えます。

外出時にはカジュアルでおしゃれなデザインを

ショッピングや遊びで身に付ける腕時計は、洋服に合わせて遊び心のあるカジュアルなデザインがおすすめです。

これまで取り入れてこなかったようなカラフルなカラーを配した腕時計に挑戦してみるのも良いでしょう。また、逆にシックなデザインを選ぶことで、カジュアルな服装を引き締めてくれるのも腕時計の魅力です。

機能性豊かなスポーツ・アウトドアタイプ

スポーツシーンやアウトドアシーンでは、健康管理機能や防水性能に優れた多機能モデルが人気です。

おしゃれアイテムとして取り入れる方も多いほど、デザイン性に優れた腕時計も豊富。時間を知るだけでなく機能性に優れた腕時計を持ちたい方にもおすすめです。

年齢に合わせた腕時計選び

腕時計は利用シーンだけでなく、自分の成長に合わせて変えていくことも重要です。

20代、30代、40代に相応しい腕時計の選び方について、価格.comによる腕時計の人気売れ筋ランキングや、楽天によるメンズ腕時計の年齢別人気ランキングをもとに、おすすめブランドを紹介します。

おしゃれがポイント「20代」の選び方

社会人デビューをした方には、おしゃれさを感じさせながらも、社会人として気持ちを引き締めてくれるようなクールな腕時計がおすすめです。ステンレススチール製のメタルな質感は、スーツにも良く合うため、ビジネスシーンで気持ちを高めてくれるでしょう。

プライベート用としては、自分の趣向を満足させてくれる腕時計を見つけてみましょう。人気ファッションブランドが提供している腕時計はデザイン性が高く、おしゃれを高めてくれます。

また、アウトドア好きやガジェット好きなら多機能性や耐久性を感じさせる男らしいデザインもおすすめです。

一生モノを手に入れる「30代」の選び方

会社など組織の中で地位を高めていく30代としては、一生モノとしても使えるような品格のある腕時計を選びたいところです。

文字盤（フェイス）はデジタルよりもアナログがおすすめ。ストップウォッチ機能が搭載されたクロノグラフモデルは、男性らしさを演出してくれます。革ベルトは落ち着きと高級感があり、フォーマルシーンにも最適です。

明るめなカラーを配したカジュアルなモデルよりも、シックなカラーを基調とした落ち着いたデザインであれば、一生モノとして使い続けられます。

ただ、あまりに高級な腕時計を身に着けていると逆に印象を損なう恐れもあるため、高品質ながら見栄を感じさせないモデルがおすすめです。価格は10〜30万円台辺りが良いでしょう。

大人の品格と自信にあふれた「40代」の選び方

会社では上司として、または人生の先輩として、品格を備えた腕時計を身に着けたいところです。

フェイスは、黒や青などのシックなカラーにこだわる必要はなく、高級感のあるゴールドなどもおすすめ。ヴィンテージ感が漂うクラシカルなデザインも、年齢と経験を重ねた40代だからこそ相応しいと言えます。

また、落ち着きのある40代には革ベルトがおすすめです。大人らしさや、高級感を感じさせます。

ただ、40代は遊びも楽しめる年齢なので、落ち着きあるデザインだけでなく、遊び心も取り入れた腕時計に注目してみるのも良いでしょう。ビビットなカラーを配した腕時計なら、見る人に新たな一面を印象づけ、奥行きのある人間性を感じさせてくれます。

駆動方式の違いに注目

文字盤の上を針が回転するアナログ式腕時計には、駆動方式の違いがあります。それぞれ腕時計の特徴や性格が異なる重要な違いなので、腕時計を購入する前に確認しておきましょう。

機械式の魅力｜ゼンマイを巻く複雑な機構に、こだわりと愛着が生まれる

機械式には、「手巻き式」と「自動巻き式」の2種類があります。

手巻き式
「手巻き式」では、腕時計の横に付いている「リューズ」をつまんで回転させることでゼンマイを巻き上げます。

自分の手でゼンマイの巻くことで腕時計への愛着が生まれ、手巻き式を使用していることが腕時計へのこだわりを感じさせます。

自動巻き式
「自動巻き式」は、腕時計を装着した腕が日常の動作で振られる力によって、ムーブメントに内蔵された半円形の「ローター」と呼ばれる部品が回転し、ゼンマイを巻き上げます。

手巻き式に比べて提供しているブランドも多く、デザインも豊富です。複雑な機構を搭載した機械式に魅力を感じている方は、価格帯も幅広い自動巻き式は選び安くおすすめです。

クォーツ式の魅力｜正確な時を刻む精度の高さと、手頃な価格が手に入れやすい

「クォーツ式」とは水晶のことで、電圧をかけると一定に振動する水晶の特性を活かして、正確な時刻を表示させる駆動方式です。1969年に精工舎（現セイコー）がクォーツ式を採用した初の市販腕時計を発表し、その手頃な価格から世界中で人気となりました。

メカニカルな腕時計の機構の魅力よりも、正確な時刻を知れることが重要と考える方には、電池式で駆動も安定しているクォーツ式がおすすめ。手に入れやすい価格帯のモデルが多いのも魅力です。

ソーラー電波式の魅力｜半永久的に駆動するソーラー発電と、電波による自動時刻修正が便利

最も手間がかからない便利な腕時計と言えば、ソーラー電波式腕時計。クォーツ式の腕時計に、ソーラー発電と電波時計としての機能が搭載されたタイプです。

ソーラー発電で駆動し続け、電波時計なので自動で時刻を修正してくれるため、故障しない限り安心して使い続けられるのが魅力。シチズンが、海外の電波にも対応した世界初となる腕時計を開発し、日本の技術力の高さを世界にアピールしました。

フェイスの形状で見た目の印象が変わる

腕時計にはフェイスの形状がさまざまあります。印象が大きく異なりますので、選ぶ際は注目してみましょう。

どんな服装にも合わせやすい「ラウンド型」

腕時計で最もポピュラーな形は丸い「ラウンド型」です。どんな服装にも合わせやすく、扱いやすい形状と言えます。

最近では、ラウンド型の中でも大型の「ビッグフェイス」と呼ばれる形状も存在感と男性らしさを感じさせ、人気です。

クールで知的「レクタンギュラー型」「スクエア型」

「レクタンギュラー型」は長方形で、「スクエア型」は正方形のフォルムをした腕時計です。知的さと上品さを演出します。

クラシカルなタイプも、カジュアルなタイプもあり、豊富なデザインから好みの雰囲気に合わせて選ぶことができます。

大人らしさと幅広いシーンに最適「トノー型」

「トノー」とは樽を意味し、まさに樽のような形状をしているのが「トノー型」です。

「レクタンギュラー型」のように知的さを演出しながらも、ラウンドしたフォルムが落ち着きや優しさを感じさせます。

ベルトの種類による違いも見極めよう

腕時計を選ぶポイントとして、フェイスのデザインだけでなく、ベルトも重要です。雰囲気を大きく左右するベルトの種類と、メリット・デメリットについて紹介していきます。

フォーマルな場面に最適「メタルベルト」

ステンレス、チタン、真鍮など、メタルベルトもさまざまです。

共通点としては、フォーマルな場面に最適で、水にも強い点。ただ、デメリットとして、冬場などに冷たく感じるため、不快に思う方もいるかもしれません。

また、金属アレルギーの方にはおすすめできません。アレルギー反応が起きにくいように加工されているものもありますが、他の素材を合わせて考えた方が良いでしょう。

カジュアルさが人気「ナイロンベルト」

傷や汚れに強いのがナイロンベルトの特徴です。普段使いに最適な素材と言えます。

デザインが豊富なため、選ぶ楽しみがあります。デメリットとしては、やはりカジュアルさに特徴があるため、ビジネスシーンには向いていません。また、高級感を演出するのは難しいと言えます。

ファッション性の高い「革ベルト」

革ベルトはファッション性の高さや高級感を感じさせるため、フォーマルな場面にも最適で、腕時計のスタンダードタイプと言えます。

軽さに優れ、腕の負担が軽いのも魅力です。デメリットとしては、痛みやすいため、手入れが必要である点と、水に弱い点。革ベルトは風合いの良さが魅力のため、注意して扱うことで長持ちさせましょう。

スポーツやアウトドアに最適「ラバーベルト」

最も扱いやすい素材はラバーベルトです。汗や水にも強く、変色する心配もありません。

軽さも魅力で、スポーツやアウトドアに最適です。デメリットとしては、やや蒸れやすい点と、わずかな亀裂で裂けてしまう点です。

【20代おすすめ6選】フォーマルとおしゃれの絶妙なバランス

社会人デビューする方への贈り物にも最適な、20代おすすめのメンズ腕時計を6選紹介します。フォーマルシーンにも最適でスーツとも相性がよく、また、普段使いとしておしゃれさも感じられるバランスの良いモデルです。1〜2万円台の購入しやすいモデルに注目しました。

WIREDの「THE BLUE」は、海や空などの様々な青を腕時計で表現した人気のシリーズです。この商品は「THE BLUE」の中でも深い青と黒のコントラストがひときわ美しく、重厚な高級感があります。

10気圧まで耐えうる防水機能も備えています。また、12時間まで計れるストップウォッチ機能を搭載している人気の「クロノグラフ」でもあります。

スポーツテイストとモード感を融合させた「NEW STANDARD」シリーズの人気作です。ベルト部分はメタリックなシルバー、文字盤部分は鮮やかなブルーで都会的なモード感を演出しています。

ソーラー駆動なので電池交換などの手間がかかりません。ソーラーで充電した際の過充電防止機能も搭載しているため、電池自体が劣化することも少なく、長く使用することができます。

落としても壊れないというコンセプトで開発されたCASIOの「G-SHOCK」は、そのタフさから世界的に人気のシリーズです。この商品は、「G-SHOCK」の現行スタンダードモデルです。

初号機から受け継がれる中空ケースを用いた耐衝撃構造はもちろん進化しながら受け継がれています。割れにくいフィルム状ソーラーセルを搭載し、僅かな光で充電できるソーラー式です。

G-SHOCK」シリーズには多くの商品がありますがその形状は様々です。ですが、1983年に発売された当初はスクエア型しかありませんでした。この商品は、初号機のスクエア型を継承しました。

この商品自体が発売されたのは1996年ですが、それから現在まで25年近く発売されている超ロングセラー商品です。お値段も、Amazonなら10,000円以下で購入できます。

「エンポリオ・アルマーニ」は、ジョルジオ・アルマーニが創業した「アルマーニ」ブランドのセカンド・ラインです。若々しいファッション性を持ちながらも、シンプルなデザインが世界的に人気です。この商品も、シルバーのバンドとベゼル、青い文字盤がクラシックな高級感を感じさせながらモードなデザインになっています。

ストップウォッチ機能が付いた「クロノグラフ」なので、場面を問わずに使うことができます。

クロコ・エンボス加工のレザーのバンド、文字盤ともに深いブルーとローズゴールドトーンのベゼル部分がシックな高級感を演出しています。

裏地と秒針には赤が差し色として使われ、ファッション性と品のある機能美の融合という「エンポリオ・アルマーニ」の特長を体現した腕時計です。12時のところにはブランドロゴがあしらわれています。

【30代おすすめ6選】一生使える品質と、ビジネスシーンで映えるシックな雰囲気

仕事に燃える30代としては、高い品質と知性を感じられるシックなモデルがフォーマルシーンにとても映えます。見栄を感じさせない程度に高級感があると、一生モノとしても使い続けられます。高級腕時計ブランドから10〜40万円台のモデルを6選紹介します。

「TAG HEUER」は、世界的に知られるスイス発の時計ブランドです。ストップウォッチの開発などスポーツとかかわりが深く、一番人気の「カレラ」シリーズは、「カレラ・パナメリカーナ・メヒコ」というモーターレースにインスピレーションを受けて、作られました。

ブラックとシルバーの美しさはもちろんですが、細部までこだわったシンプルな機能美にも圧倒されます。ケースバックからは緻密なムーブメントが見えます。

「フォーミュラ1」は、「F1」として知られる世界最高峰のモーターレースの正式な名前です。伝説的ドライバー、アイルトン・セナが契約を結ぶなど、「TAG HEUER」は時計作りで培った計測技術で「F1」と密接な関係を築き上げ、時計にその名前を冠することを許されました。

モーターレースをイメージしたデザインは、スポーティでありながら重厚感を感じられます。

スイスの高級時計ブランド「OMEGA」には様々なコレクションがありますが、「デ・ヴィル(De Ville)」はフランス語で都会を表す言葉が由来になったコレクションです。その名の通り、都会的で洗練されたシンプルなデザインが特長です。

「デ・ヴィル プレステージ」はその中でも最も人気のあるラインの一つです。シルバーのダイヤルには、3時、6時、9時、12時にローマ字が配置されています。

30分・12時間の積算ができるクロノグラフを含む3つのサブダイヤルを搭載したモデルです。サブダイヤルのパリ石畳模様には目を奪われます。精巧なダイヤルはサファイアクリスタルガラスで保護され、傷がつきにくい仕様に。マットブラックのベゼルに、アルミ製タキメーターが付いたメカニックなフォルムも魅力です。水深100mまで耐える防水機能付きで、海の中でも楽しめます。

内部の構造が覗けるスケルトンデザインは、機械好きの男心をくすぐられますよね。ただスケルトンデザインは、見た目がごちゃごちゃすることが多くスマートさに欠けるものが多いです。しかしハミルトンのジャズマスターオープンハートは一味違い、スケルトン部分の絶妙な配置によって、メカニカルな雰囲気とスマートさを両立しています。

スケルトンデザインでオシャレなデザインを探している方におすすめです。自動巻きの標準持続時間は42時間です。

ミリタリールーツに根ざした機能美を感じさせるデザインが人気です。38mmと比較的小ぶりなケースは自然な付け心地を生み、ちょっとカジュアルな雰囲気のデザインですがシンプルなミリタリーウォッチなので、大人の普段使い用としておすすめです。

気分やシーンによってベルトを付け替えて使用できる柔軟性もあります。

【40代おすすめ8選】歴史あるブランドは、人生経験の厚さまで感じさせる

人を導く立場にある40代には、高級腕時計ブランドが手掛ける本格的な腕時計がとてもよく似合います。ゴールドなどの高級カラーを配したモデルや、腕時計の本質を追求したシンプルなモデル、個性的でありながら一生使える高いデザイン性が特徴のモデルなど、どれも自信を持って身に付けられます。40〜200万円台のモデルまで紹介します。

ダイヤルの素材は18ctゴールドで、アワーマーカーや針をはっきりと視認できます。日付表示は省き、ストップウォッチや積算計といった時間経過の確認のみにしぼった仕様。時速を測定するタキメーターは黒が美しく映え、デザイン性に優れています。耐蝕・耐傷性があり、紫外線の影響を受けにくい機能の高さも魅力です。

ケース素材は防水・耐久性のあるオイスタースチールで、過酷な環境でも簡単には傷つきません。平らな3連リンクで構成されたオイスターブレスレットは、見た目に美しく唯一無二の存在感を放ちます。

シンプルなデザインで、日常使いにも向きます。木村拓也や所ジョージといった数多くの有名人が愛用するモデルです。最大の特徴は高い視認性を誇るブラックダイヤル。アワーマーカーや数字は青く発光し、夜道でも時間確認できます。ベゼルとケースは堅牢なオイスタースチールで、ラインがうつくしく整えられ、見ているだけで眉唾もの。割れにくいためロングユースが期待できます。

独自設計のブレスレットは約5mm延長でき、手首が太くなっても自分でコマ調整が可能です。

200m防水と優れた防水機能を持っていて、レトロな雰囲気と男らしいデザインのダイバーズウォッチです。

直径46mmと大ぶりで、195gのずっしりとした付け心地とメタリッシュベルトはヴィンテージ感があり、幅広いファッションに似合います。6時の位置には、日付を表示する窓があります。

200ｍ防水の44mmの大きなケースに、ダイヤル外周のベゼルに24時間計を備えています。

ダイヤルの外縁にタキメーターがついていて、ストップウォッチに加えた測定機能が優れている点は、ブライトリングの歴史を感じさせます。ブラックラバーのベルトは大きな穴が開いており、通気性に優れたスポーティな印象を持たせる商品です。

クォーツを超えたクォーツとされる9Fシリーズから、2017年に発売されたクォーツモデル。ステンレススチールに比べて約30%軽量で傷や腐食に強いブライトチタンを材料とし、より時刻を把握しやすくするために長い針が使われ、非常に細かい面取りが行われています。

またグランドセイコーの誇る高精度クオーツの技術は、年差±10秒という正確な刻みが可能です。ケース右側の日付カレンダーは、瞬時に日付が入れ替わるカレンダーとなっています。グランドセイコーのこだわりがつまった、機能性を突き詰めた最高峰のクォーツモデル、シンプルでスマートなデザインもまた魅力的です。

さきほどご紹介したSBGV231と同時期に発売されたモデルで、機能的なスペックの面では同等です。こちらのSBGX219は、ケースやベルトに18Kのホワイトゴールドが用いられています。ホワイトゴールドが生み出す輝きは、まさに荘厳と言わざるを得ない印象です。ホワイトゴールド表面に施されているロジウムめっきは、色味を調整するためのもので、グランドセイコーがこだわってこの色味を作り上げています。

圧倒的な高級感を出しながらも、小さめのケースと大胆過ぎずいやらしくない色味で、洗練された大人の男性を演出します。重量は172gと大きさの割に重く、存在感のある付け心地です。

果てしない空や深淵なる海を表現したブルーの文字盤は、50年以上前から続くIWCの伝統色。2つのサブダイヤルを備えたクロノグラフパターンは、2017年に誕生しました。インデックスの数字は、エンボス加工されたアラビア表記で、即座に時刻を確認できます。ムーブメントの31石や、コートドジュネーブ・ペルラージュ装飾と、こだわり抜いた内部設計も隠れた魅力の1つです。ケース素材は頑丈なステンレススチールで、簡単には傷つきません。

ストラップはブラックカラーのアリゲーター素材。幅20㎜で男女問わず腕にマッチするサイズです。メーカー独自のオーバーホールサービス付きで、サポートも手厚くロングユースできます。

ヴァンガードシリーズは2014年に発売された新コレクションで、そのダイナミックさから見る人に強いインパクトを与えると話題です。

ストラップタイプですが、ストラップをケース内部に差し込む構造なので、ラグがなくシームレスにケースと繋がって、より本体の丸みが強調されるようになっています。毎年新モデルを発表しているフランクミュラー。この羅針盤のように、時刻表示に直接関係ないデザインを上手に取り入れることで、ユニークさを感じさせます。

【どの世代にもおすすめ10選】遊び心とおしゃれさ、存在感ある腕時計

世代別に、ややビジネスシーン向けのメンズ腕時計を紹介してきましたが、ここからはどの世代にも相応しい遊び心のある腕時計を紹介します。ユニークな腕時計を身に着けることで、親しみやすさに加え、人としての奥行きを感じさせることができます。手に入れやすい5万円台から100万円を超える高級腕時計まで幅広く紹介します。

和紙をモチーフにした文字盤中央部の繊細なパターンと、枯山水の水の流れと時の重なりをイメージした外周部分が印象的な機械式時計です。ビッグデイトやクラシカルなクロノグラフのデザインもおしゃれ。バンドにはワニ革が用いられ、高級感があるためフォーマルな場にもよく合います。

ぜんまいを原動力とした機械式の自動巻時計ですが、自分の手でぜんまいを巻くことも可能です。最大に巻き上げると、約42時間正確な時間が保たれます。

カレンダーのように西暦・月・日付・曜日が確認できる高機能な時計です。

旧型モデルよりも縦の長さが約4mm短くなっており、トノー型でありながら腕によく馴染み、プッシュボタンが丸型で使い勝手が良いのも魅力。電池式のためぜんまいを巻く手間が省け、パーペチュアルカレンダー機能によって月替りの日付修正を行う必要もありません。

水中での誤操作を防ぐための逆回転防止ベゼルを採用しています。ケースとベゼルにセラミックの素材を使用し、傷がつきにくいです。カバーガラスは反射防止のサファイアクリスタルを用いており、日光下でも快適に使えます。

つや消しのステンレススチールのケースとレザーのベルトがおしゃれです。100mの防水を備えており、水まわりでも安心して使用できます。

自動巻きムーブメントで駆動するため、自らの手でぜんまいを巻く必要がありません。最大までぜんまいが巻かれると、約40時間正確に時計が動き続けます。

振動数が毎時36000回と非常に速く、精度の高いエルプリメロムービングを搭載しています。文字盤の窓から精巧な動きを楽しめるおしゃれなデザインも特徴です。ステンレススティールのボディとベルトは高級があり、フォーマルな場面にも使用できます。

「デファイエルプリメロ21」は1960年代から1970年代にかけて製作された時計のリバイバルモデルです。1秒で1回転する高速のクロノグラフの動きを目で見て味わうことができます。時計の精密な構造を眺めるのが好きな方におすすめです。

スイス生まれのテンデンスは繊細で遊び心のあるデザインが世界中で愛されています。ガリバーラウンドシリーズは大きめのケースが特徴ですが、TY460610は本体の重さが89gと軽めなのでつけ心地は快適です。クロノグラフを搭載し、機能性も十分にあります。

文字盤には黒電話のダイヤルをイメージしたモチーフが配置されていて、眺めるだけで楽しい一本です。ユニークな形のガラス面にはミネラルガラスを使用し、5気圧防水に対応しているので耐久性も安心。

ケースは50mmと少し大きめですが、つけ心地の良いシリコン製のバンドを採用しているので使いやすいです。

I.T.A.はイタリアミラノの時計ブランドで、カジュアルで独創的なデザインが世界中で評価されています。

このオペラシリーズは立体的なローマ数字の文字盤はもちろん、表と裏のカラーが異なる革製のベルトなど、細部までデザインにこだわっています。ベルトにはフォールディングバックルを使用し、ワンプッシュで時計のつけ外しができるのもポイントです。

1,027個の恒星と166個の星雲・星団を散りばめた、見るだけで心を奪われるうつくしいデザインです。薄さ14.5mmの中に14個の版を重ね、寸分狂いなく星空を表現。時刻と逆回りで回転する星座情報は常に正確。ドーム状のサファイアガラス越しに、神秘的で繊細な宇宙が広がります。

ケース素材は強度の高いステンレスで、傷つきにくい仕様。ワニ革の上質なバンドが、華やかな文字盤を盛り立てます。電池寿命は約3年。シチズンオーナーズサイトに登録すれば、3年間のメーカー保証がつくため安心です。

まとめ

メンズ腕時計の世代別の正しい選び方から、おすすめ腕時計30選まで紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。シーンに相応しい選び方をすることも大事ですが、ユニークな腕時計をビジネスシーンで身に着けることで、交渉相手との間に会話のきっかけが生まれ、ビジネス成功のきっかけになることもあり得るのが腕時計の魅力の一つです。

今回紹介している腕時計はどれも高い技術で作られた高品質のモデルばかりなので、まずは好みに合わせて楽しんで選んでみてください。

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