【口コミ徹底分析】ツインバード製ホームベーカリー メーカー取材と3機種の紹介も
おうち時間が増えた今、自宅で手軽にパンを焼くことができるホームベーカリーが再流行しています。
ツインバード工業のホームベーカリーは比較的安価に購入でき、低糖質のブランパンを作れることで有名です。また、シンプルで使いやすく機能面も必要十分でコスパがいいため、初心者の方におすすめと言われています。
しかし、自動投入機能がないなど「ない機能」について気になる方、音がうるさいのでは?と心配な方もいるのではないのでしょうか。
本記事では、ツインバード工業株式会社の広報担当者に取材。ここでしか聞けない話や、購入の参考になる情報をお届けします。実際に使用した方の口コミを分析し、特徴やメリット・デメリットについても紹介しています。
目次
ツインバード工業株式会社 広報担当の方に取材しました!
今回、取材をさせていただいた方はこちらの方。
お客さまの声を活かし、丁寧かつスピーディーな商品開発で家電・サービスを提供する
ツインバード工業の広報担当として、情報発信やプロモーションを行う。
日本の家電メーカー
ツインバード工業は、新潟県燕市に本社を置く日本国内の家電メーカーです。
社名の由来は、以下の通りです。
ツインバードは一対の鳥商品をお使いになるお客様と商品を創る私たちを常に一対の鳥と考えたいお客様の喜びが私たちの喜びであるそんな思いから社名・ブランド名をツインバードと命名しました。
お客様と一緒に作るという想いから、コールセンターは本社の商品開発部のすぐ近くに設置しています。お客様の声をすぐさま商品開発にフィードバッグできる体制です。
実際に口コミでも「3、4ヶ月して壊れてしまったと連絡したところ、すぐに新品と失敗した回数分の材料を送ってくれた」とありました。丁寧かつ迅速に対応してくれるところもツインバード工業製品の魅力の一つです。
ツインバード製ホームベーカリーの特徴
ツインバード工業は、2000年よりホームベーカリー分野へ進出しました。廃盤品を含め16機種ほど開発していますが、その後ユーザーからの声を元に改良し続け、現在販売されているのは、BM-EF36W、PY-5636W、PY-E635Wの3機種です。なかでも、ブランパンが焼けるBM-EF36W、PY-5636Wが注目されています。
ネットでは初心者にオススメという声も多いツインバード工業のホームベーカリー。ツインバード工業製ホームベーカリーの特徴を見ていきましょう。
①ブランパンが焼ける
ツインバード工業のホームベーカリーの大きな魅力は、低糖質な「ブランパン」を作れることです。美容や健康に気を遣っている人や食事制限のダイエットをしている人などから注目されています。実際に、ブランパンを使ってサンドイッチを作ると美味しい、という口コミもありました。
ちなみにブランというのは穀物の外皮のこと。ブランパンは小麦の外皮である「ふすま」を主原料とした低糖質のパンです。「ふすまパン」とも呼ばれています。
今、低糖質食品として注目を集めているブランパン。エネルギーの不足を生みがちなカロリー制限に対し、糖質制限は栄養バランスを崩さないで実行できるといわれています。糖質制限の場合、摂取目安は1日130gです。1食分なら約40gで、主食が白米なら糖質は約30gとなりおかずはほんの少ししか食べられません。ブランパンなら2㎝のスライス1枚で糖質は約4.5gなので、これならおかずもしっかり食べられます。ブランパンとは、小麦の外皮である「ふすま」を主原料として、糖質の素であるデンプンを取り除いた特別なパンミックスを使ったパンです。タンパク質や食物繊維が豊富なため、バランスの良い食事をしながらゆるやかな糖質制限ができます。ドイツパンを思わせる独特の風味は、同じく糖質の少ないハムやチーズ、レタスなどとの相性が抜群です。
ブランパンを焼けるタイプのホームベーカリーは、2017年から販売開始されました。
製品開発に至った経緯を、ツインバード工業の広報担当、江口さんに伺いました。
持病を持っていらっしゃる方からパンを食べたいという声をいただいたことがきっかけです。また、ダイエットをしたいというユーザーの方からの声もあり、みなさんの健康をサポートしたいという想いから開発を始めました。
(広報担当 江口さん)
②初心者でも使いやすい
ホームベーカリーは様々な会社から販売されていて、なかにはプロ顔負けのパンを焼けるような高性能なもの、多機能なものもあります。ただし使いこなすのが難しいと、結局使わなくなってしまうことも。ツインバード工業のホームベーカリーは初心者にも扱いやすいように、基本的な機能に絞られています。
もちろん基本的な機能といっても、様々なメニューを備えています。まずは基本的なパンから始めてみて、徐々に手作りパンの種類を増やしていく楽しみ方もできます。シンプルな操作性で使いやすいという口コミもありました。
③コスパが良い
初心者でも扱いやすいように基本的な機能に絞っていることもあり、1万円以下から購入できます。ツインバード工業のホームベーカリーは、初めてホームベーカリーを購入する初心者の人や、基本的な機能だけでも問題ないという人にピッタリです。
口コミを見る際のポイント
ホームベーカリーについての口コミを見る際、どういったところに注目すればいいでしょうか?ホームベーカリーについて調査を進めていった結果、主に3つのポイントが浮かび上がってきました。商品選びで口コミを検索したり、購入を検討する際に参考にしてみてください。
①自分にとって必要な機能はどれか?
この商品はこの用途に十分だった、などの口コミを見ると、購入した後の生活のイメージがつきやすくなります。
パンの固さなどの仕上がりにこだわりたい人は、練り方をうまく調節できているか。総菜パンを作りたい人は、具材の投入のタイミングを自動的に合わせてくれる自動投入機能がいいタイミングで行われているかなど、様子をうかがえる口コミが参考になります。
初心者はシンプルに使えるタイプが向いていますが、初めてでもうまく焼けたといった口コミがあると失敗がないかもしれません。
ツインバード工業製ホームベーカリーの口コミでは、多機能ではないが実際には困らなかったという意見が見受けられました。シンプルだけど必要十分といった口コミが多かったです。
なお、現在ツインバードから発売されている機種(BM-EF36W、PY-5636W、PY-E635W)では天然酵母パンを焼くことはできません。理由としては「天然酵母パンのできぐあいは、元種の種類やできぐあいの影響を受けやすく、長い発酵時間を必要とするため」とのことです。
②音
ホームベーカリーは、具材をこねる際にそれなりに大きな音が出てしまいます。そのため、高価格・高性能なホームベーカリーでは静音設計に気を配るなどもされています。音については購入するまでなかなか確認しづらいのが実情ですが、そんなときに役に立つのが口コミです。
ツインバードのホームベーカリーは、特に静音設計はされていないようです。そのため、音がうるさいという口コミが多数見られました。明け方に焼くと音が響くので、朝焼きたてのパンをいただくのは難しいかもしれません。音の大きさの感じ方には個人差がありますので実際に使ってみないとわかりませんが、対策としてマットを敷いて使っている方もいるようです。
③サイズ感
ホームベーカリーはパンを焼く機械なので、それなりに大きさもあります。具体的なサイズはメーカーの説明書を見れば書いてありますが、実際に置いてみたらどうなんだろうか、と心配な人もいるのではないでしょうか。
そんなときは、サイズや重量感が書かれている口コミを参考にするのがおすすめです。フタが薄くなった、高さは低いので収納しやすいなど、細かい部分も書かれているばよりイメージしやすくなります。Twitterなどで、実際にキッチンに置いてみた画像もあるといいですね。
大きく分けて2種類の製品
ツインバード工業のホームベーカリーには、ブランパンが焼けるタイプと、ブランパンは焼けないもののお手頃価格のタイプの2種類3機種があります。
現在、販売されているホームベーカリーは下記のとおりです。
①Take bran!ブランパンメーカー(BM-EF36W、PY-5636W)
②通常のホームベーカリー(PY-E635W)
上記の商品はすべて、余ったごはんを使った「ごはんパン」を作ることができます。もちろん食パンやフランスパン、全粒粉パン、米粉パンなどにも対応しています。
現在廃盤になっていますが、ECサイトでは古い機種も販売されています。ブランパンを焼けるタイプのPY5636Wの前機種がPY-5634W、BM-EF36Wの前機種がBM-EF34Gです。
ただし広報の江口さんによると下記の点を改良したそうなので、最新機種をおすすめします。
前機種で焼いたブランパンには酸味があるなど味や香りのクセが強くて食べづらいという声がありましたので、最新機種では味や食感をさらによくしました。具体的には、内部の気泡を均一にし、舌触りをなめらかにし、パンの焼き色を濃くして香ばしくしてあります。また、今までのパンケース は縦長でしたが、パンケースを横長にすることで横に大きなパンが作れるようになり、沢山のスライスが取れるようになりました。一度に焼いて沢山食べられると好評です。
(広報担当 江口さん)
①ブランパンを焼けるタイプ
ブランパンを焼けるタイプの機種は、BM-EF36W、PY-5636Wの2種類あります。
この2種類の違いは、ブランパンミックス(1回分)が付いているかそうでないかの違いとなります。PY-5636Wには「低糖質ブランパンミックス(ドライイースト付)」が付属として最初からついてきます。
また、上記の違いだけではなく販売ルートにも違いがあるそうです。
PY-5636WはギフトやTV通販販路のクローズド向けとなっており、メーカー希望小売価格は20,000円です。一方で、BM-EF36Wは弊社公式オンラインストアや量販店がメインの販路となっており、価格はOPENとなっております。
(広報担当 江口さん)
ブランパンを焼ける現在の主力商品についての口コミをいくつか確認したところ、初心者でも簡単に扱えるといった内容が目立ちました。また、こねる際の音や完了時の音のことなど、使用の際に少し注意を払う点についても具体的に書かかれていて参考になります。
意外と、お餅を焼いて美味しくいただいていますといった口コミも多く見られました。甘酒やピザ生地についての口コミは見当たりませんでしたが、最近は甘酒は美容にいいと注目されているので、自宅で作れるのは便利かもしれませんね。
補足的な情報ですが、ツインバードのホームベーカリーには電源スイッチがなく、コンセントを直接抜き差しして電源をON/OFFする設計です。基本的には、電源スイッチがなくて困るといった口コミはあまり見当たりませんでしたが、電源スイッチがほしいという方は注意しましょう。
最後にひとつ、注意点があります。ツインバードの公式の説明書には、ブランパンを作る際にはツインバードから販売されている「低糖質ミックス」を必ず使うように指示が書かれています。これも美味く焼くための大切なポイントです。
②お手頃な価格のタイプ
通常のホームベーカリーは、PY-E635Wになります。ブランパンは焼けないものの、手作りパンを気軽に家で楽しむためには十分なスペックをもつ機種です。
PY-E635Wに関連する口コミを集めてみました。やはりホームベーカリーデビューの人たちが多く、手作りパンと共にある美味しい生活のうれしさが伝わってくる内容が目立ちます。音もそこまでうるさくないという口コミもありました。
悪い口コミとしては、パン釜にすぐパンがこびりついて取り出しにくくなってしまったなど、パン釜に関するものが多く見られました。いくつか不具合が出てしまうこともあるようですが、困ったときにはツインバードに問い合わせてると親切に対応してもらえるのではないでしょうか。
ホームベーカリーを使い続けるコツ
最後に、せっかくホームベーカリーを買っても使い続けられないのでは・・・と心配する方もいらっしゃると思います。
江口さんに使い続けるコツについて伺いました!
基本的に具材をそのままぽんぽんと入れるだけで簡単なので続けやすいとは思います。付属のレシピブックには、2週間分の低糖質ブランパンのアレンジレシピを掲載しております。そのため、飽きずに続けられるかと思います。また、ブランパンはドイツパンのような酸味と香ばしさのあるパンになっているので、塩気のあるもの(サーモンやチーズ、葉野菜など)と一緒に食べると非常に美味しく召し上がっていただけるかと思います。
(広報担当 江口さん)
口コミにも、具材を投入する際あまり神経質にならずとも美味しいパンが焼けるといった声がありました。続けるためには手間がかからないということもポイントです。飽きずに続けられるレシピ集もついてくるので楽しく続けられそうです。
また、経済評論家でありながら、家電にも詳しい勝間和代さんがホームベーカリーを使い続けるコツをYoutubeで紹介しているので参考にしてください。ポイントは3点あるそうで、以下のとおりです。
1.良い材料を使う
2.スキムミルクは無視する
3.できたらすぐに取り出す
詳細は動画をご覧ください。
まとめ
口コミを見ると、多くの人が気軽に使っているホームベーカリー。なかでも初心者が扱いやすい、ツインバード工業製のホームベーカリーを紹介しました。自分好みのパンだけでなく、健康的なパンを焼き立てで美味しく食べる生活を味わってください。
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