※bouncyではアフィリエイト広告を利用しています。記事で紹介した商品を購入すると、売上の一部がbouncyに還元されることがあります。
人間に代わってさまざまな役割を担うロボットが続々と開発されてきている。しかしそのプログラムは複雑で、たとえばドローンの操縦ひとつをとっても、素人がパッと感覚的に操作できるとは言い難い状況だ。
そんな中、人間がロボットをより簡単に操作するための大きな一歩となるシステム開発が、マサチューセッツ工科大学の研究チームによって進められている。「Controlling Drone with Gestures」は、その名の示す通り、人間がジェスチャーによってロボットをコントロールできる新技術だ。
上腕2箇所と前腕1箇所に装着したセンサーが、人間の筋肉の動きを正確に検知。たとえば「手首を上にひねる=機体上昇」といったかたちで、あらかじめプログラムされた8種類のジェスチャーに基づいてドローンが動くしくみだ。ユーザーはセンサーを付けてジェスチャーを行うだけで、ドローンを簡単に操縦できる。
現在はドローンでの実験段階だが、ゆくゆくは他のロボットにもこのシステムを応用し、ロボット操作のハードルを大きく下げる効果が期待されている。
・ ・ ・
MIT CSAIL