ダイバーズウォッチのおすすめ人気商品10選！選び方とともに解説！
ダイバーズウォッチを購入する際は、耐水性などの機能がしっかりしたものを選びたいですね。しかし、実際に調べてみるとダイバーズウォッチには色々な機能がありすぎて、何をポイントに選んだら良いのか迷わってしまうかもしれません。
それに最近のダイバーズウォッチは機能性だけでなく、タウンユースでも使えるようなデザイン性に優れたものも数多く存在しますので目移りしてしまいます。
そこで今回は、ダイバーズウォッチの選び方と、機能性やデザイン性を兼ね備えた人気のダイバーズウォッチを10点ご紹介します。
目次
ダイバーズウォッチの選び方
ダイバーズウォッチは機能が豊富なので、何をポイントにして選ぶべきか迷ってしまいます。ダイバーズウォッチの選び方と選ぶ際のポイントをマスターして、あなたにピッタリのダイバーズウォッチを見つけましょう！
防水性能で選ぶ
ダイバーズウォッチを選ぶ際に最も重要な点が「防水性能」で、モノによってどの程度の水圧に耐えられるかが変わります。
もしプールで泳いだり、サーフィンをしたりする際に使用するならば、200m～300m防水のダイバーズウォッチで十分です。一方、ダイビングで使用したり、職業潜水士の方が業務で使用したりするレベルであれば500m以上の防水機能のあるものが良いです。
つまり、多くの方は200m～300mの防水機能で事足りる、というわけです。あなたの目的や生活シーンに照らし合わせて選ぶとよいでしょう。
耐磁性で選ぶ
「耐磁性」とは、文字通り磁力への耐性があるということです。ダビングを行う際に船上では磁力を発したモノが多いため、耐磁性のないダイバーズウォッチだと使えなくなってしまいます。
また、スマートフォンからも磁力を発するので、タウンユースを想定している方も磁力には気を付けたほうが良いわけです。そこでダイバーズウォッチに耐磁性を装備しているのですが、耐磁規格は、日本工業規格『JISB7024耐磁携帯時計一種類及び性能』に規定されており、以下の条件を満たす必要があるとされています。
上記の表は、磁力を発するモノから5cmまでの距離（4,800A/m）をとれば悪影響はないですよ、という指標です。実際、時計の部品であるヒゲゼンマイをステンレスなどの金属からシリコンに変えることで耐磁性を向上させているケースもあります。
現代はデジタル製品に囲まれて生活しているので、腕時計を長く使い続けるためにも耐磁性も意識して選ぶと良いでしょう。
耐塩性や耐衝撃性で選ぶ
サーフィンやダイビングなどのマリンスポーツをする方には、耐塩性や耐衝撃性も重要なポイントです。まず、マリンスポーツでは塩分に強い設計である必要があり、耐塩性が重要です。
また、海で潜ったり泳いだりすれば岩に時計をぶつけることも考えられるため、耐衝撃性も考慮したほうが良いでしょう。モノによっては10mの高さからコンクリートに落下させたり、戦車に轢かせたりして耐衝撃テストを行っているメーカーもあります。
視認性や回転ベゼルで選ぶ
ダイビング目的の方には視認性や回転ベゼルも重要なポイントです。薄暗い海中では視認性を向上させるために針に蛍光塗料を塗っていたり、数字を大きめにしたりといった工夫が施されています。
回転ベゼルというのは潜水時間を計測するためのもので、ダイビング時に非常に重要な機能です。回転ベゼルには「逆回転防止機能」という、潜水中にベゼルが逆回転しないための機能がついていますが、この機能がないと潜水時間を誤って計測してしまい酸素不足になる可能性があるので非常に重要です。
使い方は簡単で、12時位置のポイントを潜水開始時刻に動かしておくだけです。回転ベゼルを日常で使用するケースはほぼ無いと思われますが、デザイン的にもゴツめでかっこいいので、機能面以外でも注目してみると面白いかもしれません。
駆動方式で選ぶ
駆動方式には主に以下の２つがあります。
・機械式
・クォーツ式
まず、機械式はゼンマイで動く駆動方式で、リバイバル的な流れで愛好家が多い方式。時間の正確さは他の駆動方式より劣りますが、分解修理が可能な点などから資産性が注目され、高級腕時計の多くが機械式を採用しています。
なお、機械式には「手巻き」と「自動巻き」の2種類があり、手巻きは文字通り自分でゼンマイを回して動かす仕組み。一方、自動巻きは日常の動作が歯車に伝わって自動でゼンマイを巻いてくれるという仕組みです。
クォーツ式は電池で動く駆動方式で、ゼンマイ式よりも時間が正確という特徴があります。クォーツ式は最低3年以上は動き、磁力に強いというメリットの一方、修理不可のケースが多く、機械式に比べて資産性が乏しいというデメリットがあると言われています。が、そこで登場したのがソーラーウォッチ。ソーラーウォッチであれば太陽光のエネルギーで理論上は半永久的に動き続けます。
つまり、タウンユースの高級時計であれば機械式はかっこいいですが、ダイビングなどで使用するのであれば機能性を優先させたクォーツ式（ソーラー式）が安心、というわけです。
ダイバーズウォッチのおすすめ人気商品10選！まずはビジネス向け
ここからは、ご説明してきたダイバーズウォッチの選び方をもとに、おすすめのダイバーズウォッチを10商品ご紹介していきます。
スーツに合う人気の高級ブランドや、安定の国産ブランドなど、素敵なアイテムを集めましたので、ぜひ参考にしてくださいね。ダイバーズウォッチの魅力を感じていただけるはずです。
まずはビジネス向け、高級ブランドのダイバーズウォッチからご紹介します。
シーマスターはスーツに合うデザインなので、ビジネスシーンにもぴったりです！
こちらの商品は機能性も充実しており、防水性能は300mなのでサーフィンやプールでも使用できます。自動巻きで、逆回転防止ベゼル付き。夜間の視認性もバッチリで、パワーリザーブは48時間です。
ちなみにパワーリザーブとは、フルにゼンマイを巻き上げた状態で何時間動くかを表す指標です。
ロレックスは、1905年、24歳のハンス・ウィルスドルスがロンドンで設立した時計専門会社「ウィルスドルフ&デイビス社」からスタートし、後にロレックス・ウォッチカンパニーに社名変更しジュネーブにて本格的にロレックスとしてのブランドが確立しました。
そのブランド力は、ロレックス特有のエレガントさと性能の良さで築いてきた信頼性によるものです。
そんなロレックスの定番ダイバーズウォッチと言えばサブマリーナ。サブマリーナー デイトは、300m防水で自動巻き、パワーリザーブは48時間で逆回転防止ベゼル付きの安心設計。高級ブランドでありながら、しっかりマリンスポーツでも使用できる逸品です。
タグホイヤーは、その長い歴史の中で数々の功績を積み重ねてきた信頼のブランドです。
例えば、オリンピックの公式時計を担当したり、アメリカ発の友人宇宙飛行で使用されたり、F1でアイルトンセナとアンバサダー契約を結んだりと、挙げたらきりがないほど、数々の功績があります。
そんなタグホイヤーのダイバーズウォッチとして有名なアクアレーサー。性能はもちろんのこと、デザイン性も高いのでビジネスやタウンユースでもフィットします。
アクアレーサーのこちらのタイプはオシャレなラバーベルトタイプで、性能的にもバッチリ。300m防水で自動巻き、逆回転防止ベゼル付き、パワーリザーブは42時間となっています。
1868年創業で約150年の歴史を誇るスイスの人気高級時計IWC。そんなIWCのダイバーズウォッチと言えばアクアタイマーです。
アクアタイマーのガラパゴス・アイランドは、マットブラックのラバーコーティングを施した漆黒のモデルで、黒は「火山岩の溶岩」を、部分的に使われている白は「島を包み込む雲」を表現しているとのこと。
そのコンセプト通り黒ベースのタフな作りではありますが、IWCのブランドが醸し出す繊細なセンスも内包しており、何とも言えないカッコよさがにじみ出ています。ビジネスはもちろん、タウンユースなど、様々なシーンで引き立つデザインです。
ダイバーズウォッチとしての機能もしっかりしており、300m防水の自動巻きで、逆回転防止ベゼル付き、パワーリザーブは68時間と長めの設計となっています。
【防水性能1000m以上】ダイビング向け・プロ仕様のダイバーズウォッチ
ダイビング目的の方にはプロ仕様の機能性に優れたダイバーズウォッチが必要です。ここからは防水性能が1000m越えの、本格プロダイバーウォッチを紹介していきます。
プロスペックスは、プロフェッショナルのダイバーが利用する安心安全なダイバーズウォッチで、ISO（国際標準化機構）やJIS（日本工業規格）の規格の手本にもなっています。
素材は、耐食性、軽量性などの特性を持つチタンに、インデックスには視認性を向上させるため“新ルミブライト”を使用。ルミブライト（高輝度蓄光塗料）とは太陽光や照明光を短時間で吸収して蓄え、暗い中で長時間光を放つ塗料のこと。そのため、人間が暗闇で判読できる最低輝度3ミリカンデラになるまでの残光持続時間が、1.6倍にUPしています。
また、バンドにはシリコンを使用しているので、汗、海水、紫外線などによる劣化がないので安心。駆動方式は電池式クオーツを採用し、正確な時間と磁力にも強いのが特徴です。そして何より1,000m防水なので、深く潜るダイバーにも安心の設計です。
プロマスターは、プロダイバー用に作られたダイバーズウォッチで、1,000m防水性能を搭載。外装においても海底1,000mに耐え得る構造を実現するため、シチズン独自の表面効果技術「デュラテクト」を採用。これにより、堅牢性の高い外装に仕上げています。
耐衝撃性も万全で、衝撃を受けると電気信号を流し瞬間的に（1秒/1,000）ローターにロックをかける仕様となっており、少々の衝撃でも時間が狂うことはありません。
また、時計の10時位置にヘリウムガスの排出バルブが設置されており、これにより潜水時に侵入したヘリウムガスが減圧する際に生じる破損や損傷を防止することができます。
駆動方式は光発電エコドライブ。太陽光や照明の光で充電するので電池交換不要。充電量も表示されるので、ダイビング前に充電の心配せずに済むので安心です。
5,000m防水という圧倒的にな防水性能を誇るこちらの逸品。時計ケースに特殊なオイルを封入し、圧力による内部の気体の収縮率を海水や淡水と同じにするという、ジン社独自のハイドロテクノロジーにより実現しました。
また、このオイルはサファイヤガラスと屈折率が同等のため、光が反射することもなく、ガラスが曇る心配もありません。
時計のケースには、ドイツの潜水艦Uボートで使われているUボート・スチールを採用。海水耐性に優れ、ひび割れしにくい設計になっています。また、このUボートに独自のコーティングが施してあり、傷が付きにくいといった特性もあります。
駆動方式は自動巻き（手巻付き）で、逆回転防止ベゼル付きです。
【女性におすすめ】レディースのダイバーズウォッチ
ダイバーズウォッチはメンズだけではありません。レディースでも素敵なアイテムが揃っています。腕時計が変わるだけで女性のファッションの雰囲気も大きく変わるので、好みのダイバーズウォッチを見つけてくださいね。
シーマスターのレディスコレクション「シーマスター アクアテラ」は、都会的で洗練された女性をイメージしてデザインされています。
性能的にも150m防水を備えた自動巻で、日常の家事やプールでの使用も可能です。
シルエット的にも優美なデザインなのでタウンユースに最適です。
腕時計全体にセラミックが施されたシャネルの「J12」。そして、この腕時計全体をセラミック製にするという発想は何とJ12が生み出したもの。
セラミック製にこだわったことにより、ボディが傷つきにくくなり、ステンレス製にはない光沢を放った独特のデザイン性を醸し出しています。
白ベースのボディに対して黒の針というデザインもあり視認性も高く、200m防水なのでマリンスポーツでも使用可能です。駆動方式は自動巻きで逆回転防止ベゼル搭載。
本格機能のスペシャルティ・スポーツウオッチ「LOWERCASE」プロデュースモデル。代表の元BEAMSクリエイティブディレクター梶原 由景氏を商品開発アドバイザーに迎え企画されたダイバーズウォッチです。
駆動方式はソーラー式でフル充電時約10ヶ月間持つので安心。200m潜水用防水で、逆回転防止機能搭載。
ダイバーズウォッチとは言え、過信は禁物！
ダイバーズウォッチの性能は年々向上しており大変便利なアイテムであるものの、やはり繊細な機械であることは忘れてなりません。使い方やメンテナスを怠ると不具合をおこしてしまうので注意が必要です。
例えば、リューズをねじ込まず、起こしたままの状態で水周りで使用すれば一気に水が浸入してしまいますし、パッキンが劣化してても浸水してしまいます。
パッキンは熱や圧力がかかると変形してしまうので、高温のシャワーをあびる際などは外しておくのがベターです。
パッキンの変形を確認する方法として、水に浸してみてると確認できます。ガラス内面に曇りや水滴が出るならばパッキンが劣化して防水性能が落ちている可能性が高いのでオーバーホールしてパッキンを交換してもらったほうが良いでしょう。
ダイビングをする方も注意が必要です。もし150m防水のダイバーズウォッチをつけてダイビングをする場合、額面通りに150m潜って使用すると浸水してしまいます。150m防水であれば150mまで潜る性能はあるものの、そこで腕を動かしたりすれば更に圧力がかかってしまうので浸水してしまうというわけです。
その他、長時間の高温にさらすのも危険です。高温にさらされると時計のムーブメントに使われているオイルが劣化して、不具合が出る可能性があるからです。例えば、夏場に長時間、高温の車内に置きっ放しにしたりすると不具合が出る可能があるというわけです。
まとめ
今回はダイバーズウォッチをご紹介してきましたが、イメージ通りのダイバーズウォッチは見つかったでしょうか？
ダイバーズウォッチはアクティブな状況でも使用できる性能の良さはもちろんのこと、機能面が昇華してデザイン的にも素晴らしくなったものが多いので、ビジネスやタウンユースでも活躍します。
ぜひ、あなたの生活シーンにフィットした、長年愛用できるダイバーズウォッチを見つけてくださいね。
※価格はいずれもAmazonの2020年6月時点のものです。
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