電気圧力鍋で時短調理 人気のおすすめ10選とカレーのレシピを紹介
電力で料理を完成させてくれる電気圧力鍋は、キッチンを離れても安全に調理を進められ、ほったらかしで料理が完成する点が魅力の家電です。メニューによっては予約調理ができ、朝セットして夜にできたての料理を食べられるメリットも。
パナソニックやアイリスオーヤマ 、シロカなどさまざまなメーカーから魅力的な商品が販売されています。
この記事では、アイリスオーヤマとパナソニックの電気圧力鍋の愛用経験がある筆者が、実際にカレーをつくってみました。さらに記事後半では、電気圧力鍋の選び方やおすすめの電気圧力鍋を紹介していきます。ぜひ参考にして下さい。
電気圧力鍋でこんなことができる!魅力は?
電気圧力鍋は、電力で加熱をするため、普通の圧力鍋とは違って調理中に鍋を見張っている必要がありません。予約ボタンを押せば指定した時間に料理が出来上がりますし、残った料理は保温しておくこともできるのでとても便利です。
材料を入れれば準備完了
電気圧力鍋の使い方は基本的にとっても簡単。例えばカレーを作る時にはカットした肉や野菜、水とカレールウを鍋に入れてスイッチを押すだけ。わざわざ肉や野菜を炒める必要もなくすぐに完了します。
ほとんどの電気圧力鍋には炊飯メニューやカレー、豚の角煮などといった調理メニューがついているので、時間の設定も必要ありません。予約設定できるものであれば朝セットして夜には出来上がりを食べることができます。
保温可能でいつでも出来上がりの味を楽しめる
一般的な圧力鍋にはない電気圧力鍋の魅力といえば保温機能がついていて、温かいままの状態で食材をキープできること。食べたい時にすぐ食べられる状態というのは非常にうれしいものですね。
また予約機能もついていて、食べたいときに出来上がりの味を楽しめるところも電気圧力鍋ならではの魅力です.
電気圧力鍋の選び方
ここからは自分にあった電気圧力鍋を選ぶ際のポイントを紹介していきます。
場所を取りがちなのでコンパクトなものがおすすめ
電気圧力鍋は普通の鍋に比べて高さがあり、重さも2~5Kg程度あります。持ち運びや置くスペースに困ることも。家族構成や使用するシーンに合わせて大きすぎないものを選ぶようにしましょう。
一般的に電気圧力鍋は家族の人数+1Lの容量が目安と言われています。一人暮らしであれば2L、2人家族であれば3L、4人家族であれば5Lのものを選ぶと十分な量を作れるでしょう。
コスパ重視ならマイコンタイプがおすすめ
電気圧力鍋の加熱方式は主に「マイコン式」と「IH式」の2種類。高出力でムラなく加熱できるIH式は炊飯や発酵食品にも向いているので便利ですが価格が高い傾向にあり、電気代もかさみます。
その点、内鍋の底部にある電熱ヒーターで加熱するマイコン式は火力控えめで電気代を抑えられます。日常的に電気圧力鍋を使用するのであればマイコン式がおすすめです。
お手入れ簡単なスライド式の電気圧力鍋が人気
電気圧力鍋は食材を調理するため、使用するたびに洗って清潔にしておく必要があります。
電気圧力鍋の蓋にはプッシュ式とスライド式がありますが、プッシュ式は蓋が外せないことも多くお手入れしづらいと感じることも。そのため最近は蓋をスライドして外せる電気圧力鍋が人気です。
電気圧力鍋用のレシピ本があると便利!
とても便利な電気圧力鍋ですが水分が普通の鍋と比べると減りにくいため、いつもと同じ容量で配分すると水気が多くなってしまうことも。慣れると感覚がわかってきますが、最初のうちは電気圧力鍋に付属しているレシピを使って作ると良いでしょう。
ほとんどの電気圧力鍋にはレシピ本がついていますが、献立が多ければ多いほど料理のレパートリーも広がりやすくなります。つくりたいと思う料理のレシピが載っている電気圧力鍋を選ぶと良いでしょう。
またワンプッシュで調理が実行される「カレー」「炊飯」など、ワンタッチ調理用のボタンが豊富な電気圧力鍋を選ぶのもおすすめです。
電気圧力鍋で調理できるレシピを集めた本もいろいろと出版されています。
▼筆者オススメのレシピ本をいくつか紹介するので、付属のレシピ本で物足りなくなった時は参考にしてみてください。
大人気!アイリスオーヤマの電気圧力鍋でカレーを作ってみた
筆者撮影
Amazonの「電気圧力鍋」カテゴリでも上位にランクインしている、アイリスオーヤマの電気圧力鍋「PMPC-MA4」でカレーを作ってみました!
筆者撮影
内鍋にじゃがいも、玉ねぎ、にんじん、鶏肉と、水を入れます。
野菜は大きめに切るのがおすすめ。今回は鶏肉を使っていますが、牛肉や豚肉でもおいしく作れます。鶏手羽元などの骨付き肉も、スプーンで骨から肉を外せるほどやわらかく仕上がるのでおすすめです。
圧力調理で野菜から水分が出るので、普通の鍋で作る時に比べて、水は少なめにするとよいでしょう。
筆者撮影
圧力鍋のふたをセットしたら、ダイヤルとボタンでメニューを選択し、「カレー」モードで調理を開始します。
筆者撮影
約1時間で、じゃがいもはホクホク、鶏肉はほろほろにやわらかく煮えました。
筆者撮影
溶けやすいように刻んだカレールウ(フレークタイプを使うと便利です)を加えたら、追加煮込みができる「なべモード」で、かき混ぜながらルウを溶かし、とろみがついたら完成です。
材料を鍋に入れ、スイッチを入れたらあとは鍋に調理をまかせられるので、他の家事をしたり、出かけることもできるのがとても便利です。
調理後は保温もできますし、予約調理にも対応しているので、食事の時間から逆算して作り始める必要がなく、いつでも好きなタイミングで調理を開始できますよ。
なお、今回のカレーは以下の商品で調理しました。
〈編集部PICK UP!〉人気のおすすめ電気圧力鍋
Moovoo編集部
ここからは、数ある電気圧力鍋のなかでも、ECサイトなどで売れ行き好調な、人気メーカーの商品を紹介します。
- パナソニック
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電気圧力鍋 NF-PC400-K
- 税込み21,836円(Amazon)
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しっかり圧力をかけられて、いわしの骨もホロホロに
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温度センサーによる緻密な火加減調整ができるパナソニックの電気圧力鍋は、豚の角煮はやわらかく、黒豆煮は煮崩れずふっくら、いわしは骨もホロホロに…と、本格的なおいしさが味わえます。日常のお手入れが必要なパーツはふた、内蓋、内鍋の3つだけで取り扱いもシンプル。
オートメニュー数は20とかなり厳選されていますが、手動調理モードを使えば多彩なメニューを調理でき、日頃の食事作りの強い味方になってくれますよ。
- シロカ
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SP-4D151
- 税込み12,887円(Amazon)
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スロー調理が可能でメニューボタンが豊富
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キュートなレッドのデザインがかわいいシロカの電気圧力鍋は、他のメーカーに比べて調理メニューが豊富。説明書に書かれている容量を鍋に入れてボタンを押すだけで調理が完了します。
無水カレーやカレー、肉じゃがやいわし煮、ポトフなどのメニューボタンが豊富に揃っているので、ピンポイントで作りたい料理を作ることができます。
電気圧力鍋の取り扱いに慣れていない人や、料理が苦手な人にもぴったり!4Lが入る大きめサイズの圧力鍋で最大6人分の料理を一気に作れるので、大家族で重宝されます。沸騰させずに作るスロークックにもおすすめです。
- コイズミ
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KSC-4501/W
- 税込み10,280円(Amazon)
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満水容量は3.0L!コンパクトなのにたっぷり入る電気圧力鍋
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アイリスオーヤマと同じく1万円ちょっとで購入できるコイズミの電気圧力鍋もおすすめ。こちらは50種類以上のメニューが載ったレシピブックがついてくるので、何を作ろうか迷うときにも便利です。
最長19.5時間先の予約ができるため、フルタイムで働いている人も朝に予約をかけることができます。保温タイムも最長12時間設定可能で大変便利です。
蓋を外せば煮込み鍋として使うこともできる優れもの。また、蓋がしっかり閉まっていない場合はブザーで教えてくれるため、しっかりと味を染み込ませられるでしょう。
- ティファール
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電気圧力鍋 ラクラ・クッカー プラス コンパクト CY353AJP
- 税込み16,927円(Amazon)
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鍋の形状にヒミツあり!パン焼きもできる1台16役の電気圧力鍋
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電気ケトルでも有名なティファールの電気圧力鍋は、独自の球状の煮込み鍋でむらなく熱が伝わり、料理がおいしくできます。圧力調理以外にも蒸し、煮込み、低温など多彩な調理メニューがあり、特に発酵&ベイク機能でパンやケーキもふっくらおいしく焼けるのが魅力的。
105レシピを収録したレシピブック付きで、届いたその日からさまざまなメニューに活用できますよ。
- ショップジャパン
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クッキングプロ V2 2.4L
- 税込み16,980円(公式サイト)
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圧力調理はもちろんスロー調理や煮込み料理もOK
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ショップジャパンが販売しているクッキングプロ。ボタン一つで短時間料理が可能であるため、急いで食事を済ませたい人におすすめです。
普通の圧力鍋と違ってシューという音もしないので静かな調理が可能です。煮込み料理ができるので一人暮らしの人はこれさえあれ料理が楽々。自家製のヨーグルトや味噌などの発酵調理ができる機能も搭載しています。
内鍋にメモリがついているので、一人用の食材の適量がわかります。ボタンが見やすくなっているのでビーフシチューやパスタ、チャーシューも簡単に作れますよ。
- ワンダーシェフ
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OEDD40
- 税込み12,200円(Amazon)
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蒸気が出ないタイプで小さな子どものいる家庭におすすめ
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ワンダーシェフの人気商品である電気圧力鍋は、調理メニューの豊富さや静音機能もさることながら、お手入れしやすい作りが人気の理由。4Lとちょうどいい大きさも魅力です。
フッ素加工の鍋は汚れを落としやすく、蓋の部分は取り外しできるのでお手入れしやすいです。 計量カップがついているため、これから新生活を始める人も便利に使えます。
油を落としながら調理できるヘルシー調理機能付きで、ダイエット中や健康に気を配っている人から人気。 自動保温機能がついているので、冷めることがありません。
- 象印
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EL-MB30-VD
- 税込み33,000円(Amazon)
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象印独自の可変圧力調理方法で味の染み込んだ調理ができる
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40~100℃まで10℃刻みの温度調節が可能で、スロークッカーとして使うことができます。
1.5Lとやや小ぶりな鍋で一人暮らしの人にもちょうどいい大きさです。
扱いやすい操作パネルで白米や玄米まで炊くことができます。一定の圧力でじゃがいもなどが煮崩れせず、ちょうどよい口当たりを感じられるでしょう。
そばやパスタなどの麺類も作れるので、昼食作りにも大活躍してくれます。鍋物や煮込み料理も可能。ごはんは3合まで炊くことができます。
- D&S
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家庭用マイコン電気圧力鍋STL-EC50
- 税込み13,858円(Amazon)
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マイコン電気圧力鍋で電気代を節約しながらお手軽調理を
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マイコンタイプのリーズナブルな電気圧力鍋を選ぶのであればD&Sはおすすめです。電気圧力鍋に必要な最低限の機能がしっかりと備わっているのに、IH式より電気代を節約できるところが大きな魅力。本体の価格も比較的リーズナブルで、高いコストパフォーマンスを感じられます。
シンプルなデザインとカラーはどんなインテリアにもマッチします。容量は4.0Lです。
【番外編】シャープのヘルシオホットクックも要チェック!
シャープが販売しているヘルシオホットクックも人気です。実はこれは厳密に言えば電気圧力鍋ではありません。しかし無水でカレーやローストビーフなどを調理できるところは電気圧力鍋と同じです。他の電気圧力鍋と比較しながら検討してみてはいかがでしょうか。
- SHARP
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ヘルシオ ホットクック 2.4Lタイプ KN-HW24G
- 税込み47,722円(Amazon)
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自動かき混ぜ機能付きでむらなく調理できる
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食材と調味料を入れ、蓋を閉めてスイッチ押せば調理完了。 勝手にかき混ぜてくれるので味の偏りができたり火が通ってない部分ができたりすることもありません。
冷凍した食材もそのまま鍋に入れておけば自然解凍されるので、解凍の手間が省けます。 手作り味噌やヨーグルトなど、自分で管理するのが難しい発酵食品もお手の物です。料理のレパートリーを広げることができるでしょう。
Moovooでは、SHARPヘルシオ ホットクックのレビューの様子を以下の記事にまとめています。ぜひ参考にしてください。
まとめ
電気圧力鍋はさまざまな料理を時短で作れるだけではなく、長時間保温しておくこともできるため、ひとつあると重宝します。リーズナブルな電気圧力鍋も増えてきているので、これから購入する人はぜひスペックや価格を比較して自分にぴったりと思えるものを選びましょう。
また、電気圧力鍋のおすすめアイテムは、以下の記事でも紹介していますのであわせてぜひ参考にしてください。
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