G-SHOCKはこんな人におすすめ!15種類を厳選してみた

長谷部 耕平
公開: 2020-06-01

※記事で紹介した商品を購入すると、売上の一部がMoovooに還元されることがあります。

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かつては必需品だった腕時計。いまやスマホの普及により身に付ける人が減り、その有用性を疑われる程ですが、その評価が揺らがないブランドがあります。

ただし男のアクセサリとしての高級腕時計は除外します。あくまでも実用品として愛され続けているブランドといえばG-SHOCK以外にはないでしょう。

本稿ではG-SHOCKの魅力とシリーズの選び方を紹介します。


G-SHOCKの特徴と選び方

1983年にカシオが生み出したG-SHOCKシリーズは全世界で愛される腕時計ブランドに成長し、今では定番の一つに数えられるほどになりました。

その特徴はなんといってもタフさ。タフさの定義は単に衝撃に強いというだけでなく、どのような環境にも適用する生存力の高さにも拡大されており、様々なシリーズが生み出されました。

世界中で高い評価を得たことで、中古品にも一定の価値があるため、偽物も多く出回っています。購入するのなら専門店か信頼のおける大手ネットショップが良いでしょう。

G-SHOCKに備わっている機能は主に下記の通りで、機種によって守備範囲は異なります。また素材もポリマー(樹脂)、アルミニウム、ステンレス、チタニウム、カーボン(モノコック)が採用されており、これもシリーズのコンセプトによって複数の組み合わせが存在します。

●電池式
●タフソーラー式(僅かな光で稼働する)
●マルチバンド対応(電波時計のこと。タフソーラーとセットでソーラー電波時計とも呼ばれる)
●スマートフォンリンク(Bluetooth接続)
●専用アプリ
●耐衝撃構造
●耐G構造(衝撃力・遠心力・新動力)
●防水(20気圧防水など)
●防塵・防泥
●マルチセンサー(気圧・水圧・気温・水温)
●カレンダー
●GPS対応

以上を踏まえた上で、機能と素材とデザインと価格をチェックする。これがG-SHOCKを選ぶ際に目を付けるポイントです。単にG-SHOCKといっても298種類(公式サイトによる)に及ぶラインナップから選ぶのです。

まずはどんなものがあるのか調べてみてから購入しましょう。

大手家電量販店や大手総合雑貨店、アウトレットには必ずG-SHOCKを扱う一角がありますがショーケースに並んでいるのはほんの一部にすぎないのです。

G-SHOCKのおすすめシリーズ

ここからはG-SHOCKのおすすめアイテムを紹介します。中には筆者が使っているおすすめモデルもあるので、どんな経緯で選んだのか参考になれば幸いです。

1本目は2020年5月発売予定の新作、G-SQUADシリーズからGBD-H1000-1A7JRです。

おすすめ①
  • カシオ
  • GBD-H1000-1A7JR

  • 税込み49,500円
  • 2020年最新モデル!アスリートに最適

  • 心拍数をモニタリングする光学センサー機能付き。GPSで移動距離と速度を計測できるのでトレーニング時のバイオデータをモニタリングできます。

GBD-H1000-1A7JRは心拍計、加速度センサー、方位、高度、気圧、温度センサーの5つを内蔵し、GPSを使って正確に移動距離を測定できます。しかもスマホアプリと連動して地図に移動したルートを表示できるのでスマートウォッチに近い性能を持っています。

また、腕時計らしからぬボリュームの説明書もついているので安心して使えます。
複数のバイオデータを取得できるのでアスリート向けの1本ではありますが、スポーツ高校生から健康を気にし始めた30代、40代の大人まで幅広いユーザーにとって必要な機能が満載です。

まさにみんなのおすすめモデルだと言っても良いでしょう。
G-SQUADシリーズは4色あるので気に入ったカラーを選んでください。

2本目は、G-SHOCKの特徴であるタフさを追及したハイエンドラインMTGからMTG-B1000XB-1AJF。金額的には10万円を超えるものがほとんどですが、それだけの価値があります。

おすすめ②
  • カシオ
  • MTG-B1000XB-1AJF

  • 税込み105,600円
  • カーボン積層ベゼルの洗練された装い

  • G-SHOCKらしさを追及したハイエンドシリーズから1本。メタルとレジンの芸術的複合体。新コアガード構造で強靭な骨格を形成。衝撃から内部機械を守ります。

G-SQUADシリーズと比べて機能面では非常にシンプルですが、材質や加工のこだわりには素晴らしいものがあります。

特にカーボン積層ベゼルの模様は高いテクノロジーに裏付けられた合理性があり、単なる装飾以上の価値があると言えるでしょう。

3本目はMRGシリーズから1本。MRGシリーズはMTGを超えるG-SHOCKの最上位ラインです。価格も20万円近くになりますが、一生モノだと考えれば1本持っていても損はないでしょう。筆者の愛用モデルです。

おすすめ③
  • カシオ
  • MRG-7700B-1BJF

  • 税込み163,490円
  • G-SHOCKの最上級ライン

  • チタンパーツの全てに二重硬化処理済。タフさと美しさにこだわった逸品です。耐衝撃構造と僅かな光を動力に変えるタフソーラーを併せ持ちメンテフリー。

MTGと同様にアプリ連携や各種センサーは搭載しておらず、シンプルに腕時計としての機能を充実させたモデルです。

アナログ時計とデジタル表示、カレンダーが一目で分かり、タフソーラー(ソーラー充電)。世界6バンドから電波を受信して、自動的時刻合わせをしてくれます。

しかもケース、ベゼル、バンド、バックの全てが二重硬化済チタン製。電力的にも時刻合わせ的にもノーメンテで使い続けられます。

G-SHOCK MRG-7700B-1BJFを装着した写真

数年前のモデルのため大分価格が下がっています。購入するなら今が最高のタイミングかもしれません。

高級ラインが2つ続いたので、4本目はスポーツをサポートするG-LIDEシリーズから1本。価格的にはG-SHOCKの平均値くらいです。

おすすめ④
  • カシオ
  • GLX-6900SS-1JF

  • 税込み10,780円
  • タイドグラフ付きでサーファーに最適

  • 樹脂ケースと樹脂バンドで耐水性能抜群!月齢が分かるムーングラフと潮流が分かるタイドグラフ付きなので、最高の波をキャッチしよう。ウミヘビ柄が特徴です。

レッドブルと同様にG-SHOCKは多くのエクストリームスポーツをサポートしています。中でもG-LIDEは特定のスポーツをテーマにしたラインで、GLX-6900SS-1JFはサーファー向けです。

もちろん陸で使っても問題ありません。テーマはともかくデザインが好きなものを選ぶのが一番です。

5本目は引き続きG-LIDEシリーズからチョイス。こちらはケースの形状がスクエアかつブラックなのでビジネスでも使えます。

おすすめ⑤
  • カシオ
  • GLX-5600-1JF

  • 税込み8,740円
  • ビジネスユースもできるスクエアの魅力

  • カラーバリエーションは4種類!落ち着いた印象のブラックは普段使いに最適。ムーンブラフ・タイドグラフ付きでサーファーに最高の波情報を提供します。

G-SHOCKには、スクエア(四角形型)とラウンド(円形)、ビックケース(円形かつケースが大きい)の3種類の形状があります。

樹脂製のG-SHOCKは主に円形のビックケースが多いですが、スクエアは数が少ないので比較的レアです。機能面では変わらないので派手すぎて普段使いできないと困る、という人におすすめです。

6本目は、FROGMANシリーズからGWF-D1000B-1JFをおすすめします。FROGMANとは直訳すると「かえる男」を意味しますが、正しくは水中工作員を意味します。

ネーミング通り、水中で長時間作業するユーザーにとって必要な機能を備えている名作です。

おすすめ⑥
  • カシオ
  • GWF-D1000B-1JF

  • 税込み84,624円
  • プロ仕様!ダイビングモデルの傑作

  • 水深、方位、温度が計測できるトリプルセンサー付き。高性能な水圧センサーは10cm単位で計測可能。水圧に耐える頑丈な構造でタフに使えます。

G-SHOCKには様々な種類がありますが、中でも明確にコンセプトを打ち出したのがフロッグマンシリーズです。ダイバーにとって水深や方位、水温は命にかかわる重要情報です。

表示が間違っていたり、時計事態が浸水して壊れたりといった事がないようプロユースにも耐えられるスペックを持っています。

水中作業をする人にはおすすめの1本です。

7本目は航空業界向けのコンセプトモデル、GRAVITYMASTER(グラビティーマスター)シリーズからGR-B100-1A2JFを紹介します。

おすすめ⑦
  • カシオ
  • GR-B100-1A2JF

  • 税込み30,800円
  • 航空機パイロットにおすすめの1本

  • 視認性の高い大きな文字盤とインデックスで素早く正確に時間を確認可能。専用アプリG-SHOCK Connectedを使えばポイントメモリーでフライトログを残せます。

フロッグマンがダイバーや海難救助隊など海関係のプロに向けて作られたのに対し、グラビティーマスターは航空業界で働くプロに向けたモデルです。

正確なスケジューリングができるよう、視認性が良い文字盤と合わせてカウントダウンアラームがついているのが特徴です。

アプリと連携してフライトログを取って世界中の空を制覇するのも面白いかと思います。

海、空と続けてコンセプトモデルがきたらからには残るは陸です。

8本目は、陸上の極限環境での仕様を想定したMUDMASTER(マッドマスター)シリーズからGG-1000-1A3JFを紹介します。

おすすめ⑧
  • カシオ
  • GG-1000-1A3JF

  • 税込み24,208円
  • 防塵・防泥構造(マッドレジスト)で極限環境に対応

  • 細かい泥や塵の侵入を防ぐボタンガードシリンダー構造を採用。目視せずに必要な機能を使えるよう設計されているので手探りでも操作できます。

マッドマスターは災害現場で働くようなプロに向けて作られたモデルです。そのため防水だけでなく防塵・防泥も想定しており、なおかつ手元が見えない状態でも操作できるよう大きなボタンを配置しています。

温度計測や方位計測が可能なツインセンサーも搭載しているので、アウトドアにも使えます。

続いて9本目は、高温多湿環境であるジャングルや密林での使用を前提としたRANGEMAN(レンジマン)シリーズからGW-9405KJ-5JRを紹介します。

おすすめ⑨
  • カシオ
  • GW-9405KJ-5JR

  • 税込み41,282円
  • オカピをイメージしたブラウンスケルトンケースの魅力

  • タフソーラーとマルチバンド対応の高性能モデル。高度、方位、気圧、温度が測定できるマルチセンサー搭載で高温多湿環境での使用をがっちりサポートします。

G-SHOCKには様々なコラボレーションモデルがありますが、その中でもレンジマンシリーズは環境保護団体とコラボしたモデルになります。

熱帯雨林でも使えるスペックのG-SHOCKなので、よほどの極限環境にでも行かない限り不具合の心配はありません。スケルトンの形成色もデザイン性が高くおすすめです。

10本目はMUDMAN(マッドマン)シリーズの1本。MUDMASTER(マッドマスター)シリーズと似たコンセプトですがリーゾナブル。デジタル文字盤にカレンダーがセットされているので視認性良好です。

おすすめ⑩
  • カシオ
  • GW-9300-1JF

  • 税込み26,950円
  • 砂漠での使用に耐えるタフモデル

  • 左サイトのCOMPボタンをワンプッシュすれば方位計測モードにチェンジ。目的の方向を記録すれば自動的に方向を指示するベアリングメモリーモード搭載。

−10~60℃の温度を測定可能。タフソーラーとマルチバンド対応なのでノーメンテで使えます。機能面だけみれば上位モデルと遜色ないので現在の価格はチャンスです。

デザインが気に入ったら候補にいれてみてはいかがでしょうか。

11本目は、海上での使用を想定したGULFMASTER(ガルフマスター)からGWN-Q1000A-1AJFを紹介。

おすすめ⑪
  • カシオ
  • GWN-Q1000A-1AJF

  • 税込み60,060円
  • 気圧センサーがついた海上使用モデル

  • カーボンファイバー強化樹脂採用!気圧・水圧・磁気・温度センサー付きで周囲の環境を的確に把握可能。高気密ボタンで防水性抜群。

水中作業を想定したフロッグマンと異なり、海上での使用を想定しているので気圧センサーがついており、多機能になっています。

カーボンファイバー強化樹脂とメタルの組み合わせは、工業製品として一つの極みにあるかと思います。多機能なセンサーが欲しい人におすすめです。

12本目は、G-SHOCK としては最もスタンダードなDW-5600E-1。本稿で紹介するアイテムの中では最安値ですが、ORIGINと銘打たれたシンプルな1本です。

おすすめ⑫
  • カシオ
  • DW-5600E-1

  • 税込み7,201円
  • G-SHOCKはじめの1本におすすめ

  • G-SHOCKのORIGINがここに!耐衝撃構造のスクエア樹脂ケース、樹脂ベルトはシンプルで頑丈。電池交換は2年に1回でOK。ストップウォッチ付き。

1983年の発売から進化を繰り返すG-SHOCKの正統系譜であるORIGINです。定価11,000円ですが、Amazonなどの実売価格は3割引き程度なのでもっとも安く手に入ります。

今やほぼ全てのG-SHOCKが備えている電波ソーラーではなく、電池式ですが不自由はありません。入門用の1本です。

13本目は変わり種。発売25周年を記念してリリースされた6900シリーズからDW-6900SP-7JRを紹介します。

おすすめ⑬
  • カシオ
  • DW-6900SP-7JR

  • 税込み10,640円
  • 25周年記念モデル

  • カラーバリエーションは16種類。偏向グラデーション蒸着のガラスで見え方が変わります。文字盤がELバックライトに照らされる特徴的なデザインがおしゃれ。

ORIGINの次は25周年記念モデルということで、ベースとなる形状を大きく変更したデザイン性の高いシリーズになっています。

カラーバリエーションが豊富だったり偏向グラデーションガラスを採用したりと、かなり手が込んだ逸品です。

10年以上前のモデルという事で電池式ですが機能的に問題はありません。デザインがピンときたら買いです。

14本目は、異素材の融合によるメタルデザインの追及をコンセプトにしたG-STEELシリーズから、GST-B100B-1A4JFを紹介します。

おすすめ⑭
  • カシオ
  • GST-B100B-1A4JF

  • 税込み47,630円
  • メタルとポリマーの融合!高性能・多機能を求めて

  • スマートフォンとBluetooth接続ができ世界中と時刻合わせが可能。携帯電話の探索にも使える。タフソーラーと耐衝撃構造を兼ね揃えた多機能G-SHOCKです。

スペック的には腕時計というより、もはやスマートウォッチに近いのがG-STEELシリーズ。素材や構造だけでなくデジタル対応で挑戦的な実験をしながらも、実用性をしっかり確保しています。

新しいもの好きのガジェットマニアにおすすめです。

最後に紹介するのが、グラビティーマスターシリーズの新型GWR-B1000-1A1JF。最軽量のタフネスを追求しつつ多機能性を確保しています。

おすすめ⑮
  • カシオ
  • GWR-B1000-1A1JF

  • 税込み79,200円
  • カーボンとチタンで最強最軽量を追求

  • カーボンモノコックケースでカーボンコアガード構造を実現。軽さと強度を両立しました。衝撃力・振動力・遠心力の重力に耐えるトリプルGレジストで更に頑丈に。

腕時計の素材というと主にアルミニウム、ステンレス、ポリマー(樹脂)、チタニウムが採用される事が多く、なかでも最も軽量で堅牢なのはチタニウムです。

ただしG-SHOCKの最高級ラインで採用されている事から分かるように、非常にコストがかかります。しかし、GWR-B1000-1A1JFではカーボンモノコックを採用しています。これは自動車の素材にも使われている高性能素材です。

商品価格を見る限り10万円を下回っているので、チタンよりは安いと言えるでしょう。しかもBluetooth接続で専用アプリと連携できるなど非常に多機能です。

頑丈さと軽さ、多機能性を追求するのならおすすめの1本です。

まとめ

以上、15本のG-SHOCKを紹介してきましたが、特徴や価格よりも重要なのは本人の愛着です。

必ず20気圧防水や温度計が必要といった具合に機能面での制限があるなら、その範疇で選ばざるを得ませんが、普段使いであれば上記のどれを選んでも十分すぎる耐久性があります。

よって究極的にはデザイン性が最重要であり、その上で本体だけでなくバンドまでチタンが良いとか、樹脂は嫌だからステンレスにするといった具合にこだわりを追求すべきです。

腕時計は毎日身に付けて目にします。デザインが気に入らないものを使い続けるのは苦痛ですし、妥協すると後悔するのでじっくり悩んで選択してください!

※価格は特に記載がない限り、2020年5月時点のAmazonの価格です。

ガジェットと漫画を愛する全方位ライター
長谷部 耕平
業界歴8年目のライターにして登録者1万人超えのYouTuber。Apple好きでガジェット集めが趣味。記事を書いたり動画編集で一日中デスクに向かっているのでヘッドセットやモニター等の作業効率化や仕事部屋の快適化につながるガジェットはすぐ購入!愛車のビートルでキャンプやサウナにでかけるのも大好き。チャンネル登録よろしくお願いしますm__m

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