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子供たちに想いのパスをつなげる。壊れないサッカーボールを配る「One World Play Project」

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未舗装の道路では、従来のサッカーボールはすぐに痛んでしまい、空気が抜けてしまう。発展途上国でクラス子供たちにとって、「遊び」とはコミュニティを作り上げ、より良い未来を作り出す第一歩になると考えたチャリティ団体「One World Play Project」は、クルマで踏まれてもパンクすることなく、ずっと使い続けられる特殊なボールを世界中の子供たちに届ける活動を行っている。

世界の子供たちに壊れないボールが届く仕組み

「One World Play Project」は少し変わった支援方法を採用している。公式サイトで壊れないサッカーボール「One World Futbol」を販売しており、誰かが購入すると買った人にひとつが届けられ、世界の子供にもうひとつが寄付されるという仕組み。

価格は39ドル(約4,300円)で、サイズは大人用と子供用の2種類。カラーもブルー、オレンジ、グリーンの3色から選択可能だ。自分用のボールは不要という人向けに、25ドル(約2,700円)で世界の子供にボールがひとつ届けられるプランも用意されている。

ゴミで作ったボールで遊ぶ子供たち

発展途上国では未舗装の道路が多く、通常のボールはすぐに破れて壊れてしまう。それでも子供たちは、糸やゴミを丸く固めたボールで遊んでいるという。その光景を見た「One World Play Project」の創始者の1人であるTim Jahnigen氏は、壊れないボールを世界の子供に届けるチャリティプログラムをスタートしたという。

軽くて丈夫な合成樹脂素材で作られたボールは、有刺鉄線に刺さっても形状を崩すことはなく、クルマでぺちゃんこに踏まれても元通りに戻る性質を持っている。メンテナンスなしで何年間も、気兼ねなくボール遊びが楽しめるはずだ。

https://www.youtube.com/watch?v=aBDMT4OD1oA

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衣食住と同様に、子供たちの「遊び」を守ることが重要だと考えた「One World Play Project」。その考えに多くの人が賛同しており、すでに世界中の子供たちへ6,000万個以上の壊れないボールが届けられている。壊れないボールをもらった子供たちが、未来のスーパースター選手へと成長していくのかも?

One World Play Project

One World Play Project


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