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ガラスが弾む、舞う! 世界的ガラスメーカーAGCとクリエイターがコラボした技術企画展「AGC Collaboration Exhibition 2018」

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東京・京橋のAGC Studioで2019年3月1日まで開催される「AGC Collaboration Exhibition 2018」。2017年7月に旭硝子から社名変更したAGCが共創をテーマに掲げ、建築家やデザイナーなど外部クリエイターと連携した技術企画展だ。

世界シェアNo.1の技術を応用

AGCは、世界シェアNo.1の自動車のインストルメントパネルや世界シェアNo.2のスマホ・タブレットのカバーガラスなど、様々なガラス製品で世界トップレベルの技術を誇る。

2018年には外部パートナーと連携する共創プロジェクト「SILICA」を始動。世界に誇る技術力を応用し、今までと全く違うガラスの魅せ方を模索することが目的。建物の1階は、素材や技術の新たな魅せ方を「生き物」に見立てて表現する「ANIMATED」展。2階は、異分野・異業種で活躍するプロフェッショナルからのアイディアを基に作り上げた、プロトタイプの展示する「GLASS INNOVATION CHALLENGE」展となっている。

ガラスが生き物のように見える

1階の「ANIMATED」展で利用された技術は、「化学強化」「コーティング」「挟込み成形」3つ。

「化学強化」は、スマホやタブレットPCで培った「薄くて割れにくい」技術。その特性を活かせば、薄さ0.1mmで、曲げても割れない羽のようなガラスや、バネのように弾む不思議なガラスができあがる。もちろん透明であり、光を反射する特徴もそのまま。


「コーティング」はガラスに色をつけたり、反射を抑えたりする、機能や意匠を加える技術。今回は、コーティングをすることで、ガラスが発光。葉っぱの葉脈のような模様が青い光で浮かび上がり、光が消えると何の変哲もない透明なガラスに戻る。


「挟み込み成形」は、文字通りガラスとガラスの間に、異素材を挟み込む技術。
ガラスとガラスの間に網を挟み込み、木目のような模様を作り出したり、蓄光粉末を挟み込んでライトの光を蓄光する作品が出来上がった。


企業向けのの事業で成長してきたAGCは、これまで一対一でクライアントのニーズに応える技術提供が多かった。今回、共創を通じてより幅広い客層に価値を提供したいという。

ガラスの常識が崩れ落ちる不思議な作品たち。共創プロジェクトで、ガラス素材のイノベーションが加速するかも?

住所:東京都中央区京橋2-5-18京橋創生館1・2階
開館時間10:00〜18:00
休館日:日曜日、月曜日、祝日、年末年始、夏期

入場料:無料

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