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ビビッドな写りのトイカメラが人気のロモグラフィー。実はフィルムカメラだけじゃなく、一眼レフ用のレンズも作っているって知ってましたか?
Lomogon(ロモゴン)の特徴は?
ここからは撮影した所感をつづります。そもそもLomogonがどんなレンズなのかというと、手持ちのデジイチやミラーレス、フィルム一眼などに装着して、アナログカメラな写りを楽しめるというもの。対応レンズマウントはCanon EFと、Nikon Fの2種類。
ロモグラフィーのアナログカメラ「Lomo LC-A+」の写りをアップデートしたつくりで、強い色とコントラスト、ケラレなどを楽しめます。
レンズの左半身には「絞りダイヤル」を搭載し、くるくる回せば「f/2.5, f/4, f/5.6, f/8, f/11」に切り替え可能。
途中でダイヤルを止めれば、画角周辺を黒く写したり、ちょっと不思議なフォーカスで対象を切り取ったり。
絞り羽根を採用した現在のレンズは、光を通す穴が多角形です。つまり憧れの「丸ボケ」や「玉ボケ」は、厳密にいえば多角形。その点Lomogonは、現行のレンズでは描けない「丸ボケ」になるのも特徴的です。
例えばデジイチなら、本体側にいろいろデジタルフィルターがありますよね? これとLomogonを組み合わせれば、ただでさえアートっぽい写りのLomogonが、さらにユニークな写真や映像になりました。なお、今回の撮影で使ったカメラは「SONY α7」です。
動画撮影では、レンズがAFではなくMFのため、フォーカスが甘めに感じました。動く被写体にフォーカスを合わせ続けるとか、カメラをパンしたときに、頭とお尻で被写体の距離が異なると難しかった……。
ただし、筆者の技術不足な点も多分にあります(笑) そして、写真撮影だと基本的に被写体は止まっているので、問題ないと思います。
なお、写真はこんな感じに写ります。
焦点距離:32mm
レンズ構成:6群6枚
開放絞り値:f/2.5
絞り値:ダイヤル設定、f/2.5, f/4, f/5.6, f/8, f/11
最小イメージサークル:44mm
画角:68度
対応レンズマウント:Canon EF / Nikon F
電子接点:なし
最短焦点距離:0.4m
フォーカスメカニズム: ヘリコイド式
フィルタ径:62mm
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ロモグラフィー 公式サイト