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デンマークとアメリカを拠点に、文房具開発を通してサスティナブル（持続可能）な世界を啓蒙してきた「Sprout World」。主力商品である「Sprout Pencil」は、世界60カ国以上で1,000万本を売り上げている。
マサチューセッツ工科大学の学生のアイデアから生まれたこの「Sprout Pencil」は、全く新しいリサイクルのかたちを実現した鉛筆だ。有害物質なし・100％天然素材でできた鉛筆の末端部分には、植物の種が入った分解性カプセルが付いている。このカプセル部分を土に差し込むだけで、さまざまな植物を育てられるのだ。
シンプルでスマートなリサイクルのかたち
使い方はとてもシンプル。鉛筆をカプセルを下にした状態で、植木鉢の土に30度の角度で差し込む。あとは自然光の下で土の湿りを保っていれば、1〜4週間で芽が生えてくる。
種は鉛筆ごとに異なり、野菜、ハーブ、花などの植物から好きなものを選択可能。鉛筆に書かれた文字やパッケージデザインをカスタマイズすることもできるので、ギフトやイベントのノベルティとしても人気がある。
ギリギリまで使って役目を終えた鉛筆を、解体や廃棄が一切ないまま、植物として新しく生まれ変わらせることができる。世界中で環境配慮の意識が高まる中、まさに「Sprout Pencil」のような、完全かつスマートにリサイクルできるプロダクトが求められていると言えるだろう。
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環境意識の高い人にはもちろん、植物や菜園好きにもおすすめな「Sprout Pencil」。あなたの家でもぜひ育ててみては？
Sprout World
