
【最新版】切れ味抜群!口コミで人気の三徳包丁おすすめ15選 素材の違いと選び方
目次
三徳包丁とは、1本でほとんどの料理にこと足りるほど便利な包丁のことを指します。万能包丁とも言われ、各家庭に必ず1本は置いてある調理器具ではないでしょうか。しかしサイズや重さが異なり材質も多岐に渡るため、使いやすいものを選ぶにはそれぞれの特徴を見極めることが大切です。
今回は三徳包丁の材質ごとのメリット・デメリットや選び方のポイントをご紹介しつつ、知っておくと便利な使い方についても解説します。藤次郎・ヘンケルス・貝印など人気メーカーの特徴と、Amazonや楽天といったECサイトの口コミで評判のよいおすすめ品もピックアップしたので選ぶときの参考にしてください。
三徳包丁とは?

三徳包丁は、三徳=肉・魚・野菜をはじめ、さまざまな食材に対応する包丁で万能包丁・文化包丁とも呼ばれています。一般家庭なら三徳包丁が1本あれば、ほとんどの調理がこなせます。似たような包丁に牛刀がありますが、三徳包丁は牛刀よりひと回り小さく、刃の形状もまっすぐまたはゆるやかです。
価格帯は幅広く、安いものなら100円ショップで手に入れることも可能です。一方で5,000円以上する高級品も人気を集めています。
まずは、材質をチェック!
三徳包丁にはステンレス・鋼をはじめさまざまな材質のものがあります。それぞれの特徴とメリット・デメリットを確認しましょう。
ステンレス

ステンレスはサビに強く、柔軟性があって欠けにくい素材です。ほどよい重量感があり、みじん切りもラクに行えます。
サビにくいですが水気をそのままにすると切れ味が落ちるため、定期的に砥石で研ぐようにしてください。100円ショップで販売している安価な包丁に使われているステンレススチール製の包丁は研ぎにくく、長く使うよりは頻繁に買い替えるものとして割り切って使うのがよいでしょう。
鋼

鋼の包丁は切れ味がよく、トマトのようにやわらかい素材もきれいに切れます。研ぐと切れ味が戻るので、手入れをしながら長く使いたい人におすすめです。
注意したいのは、サビに弱く欠けやすいことです。洗った後は、水気を残さず拭き取るようにしてください。
ダマスカス鋼

波紋のような模様が特徴です。模様はさまざまな種類の金属を重ねあわせて鍛造された証し。見た目が美しいだけでなく、切れ味や耐食性にも優れています。
高品質な包丁ですが、その分値段も高めです。高価なものだと、数万円することもめずらしくありません。
セラミック

白さが目を引くセラミックの包丁は、金属独特のにおいがなくサビることもありません。頻繁に研ぐ必要もないため、たまにしか料理をしない人に向いています。研ぐ場合は、セラミック専用の研ぎ器を使うようにしてください。
軽くて疲れにくいのですが、重さがないのでみじん切りや厚みのある素材にはあまり適していません。衝撃にも弱く、落としただけで欠けてしまうこともあります。
チタン

船や橋梁の素材にも採用されているチタンは、サビないという特徴があります。日光や蛍光灯に当てると光触媒効果で菌を減らすため、常に清潔な状態を保つことが可能です。
セラミックと同様に軽くて取り扱いはラクですが、みじん切りのような重さを必要とする調理には向いていません。切れ味も、ステンレスや鋼の包丁には劣ります。
三徳包丁の選び方

サイズや重さ、ハンドルのタイプを見極めて自分にぴったりの三徳包丁を見つけてください。注目の人気メーカーをご紹介します。
刃渡りは17cm前後
日本の一般的なキッチンに適した刃渡りは17cmといわれています。三徳包丁を選ぶ際は、15~18cmのものにすると使い勝手がよく便利です。
ただし包丁がまな板からはみ出すと刃が欠ける可能性があるため、普段使っているまな板に収まるサイズの包丁を選ぶのがおすすめです。
重すぎず軽すぎないのは約200g
重い包丁は持っていると疲れますが、軽すぎると切るときに余計な力を必要とします。三徳包丁は100~300gのものが多く、中間となる200g程度の重さを選ぶと使いやすいです。
ハンドルのタイプは主に2種類

刃とハンドルが一体型の三徳包丁は、洗いやすく衛生的です。見た目もスタイリッシュで、オープンキッチンやアイランドキッチンにもマッチします。
ハンドルが木や樹脂といった刃とは異なる素材でできているタイプは、すべりにくく手にぴったりフィットします。ハンドルがひんやりしにくい利点もありますが、汚れがたまりやすいので注意しましょう。
手のサイズによって、適切なハンドルの太さは異なります。すべり止めが付いているものもあるので、できれば一度現物を握ってみるとイメージが付きやすいです。
一人暮らし・使用頻度が低ければ5,000円以下でもOK

三徳包丁の価格帯は、100円~数万円と幅広いです。一人暮らしであまり料理をしない人や包丁を使い慣れていない料理初心者は、5,000円以下を目安にして選んでみましょう。
プレゼントや一生ものの三徳包丁が欲しい場合は、刃の切れ味が鋭い高級品を選ぶのがおすすめです。手入れをすれば長く使え、一生ものになります。
三徳包丁の人気メーカーは?

三徳包丁で人気のメーカーは、安田刃物・藤次郎・吉田金属・ヘンケルス・貝印などです。安田刃物を代表する、関虎徹はプロからも評価の高い一品。包丁専門メーカーの藤次郎は切れ味に定評があり、海外でも人気があります。
吉田金属を代表するシリーズ、グローバルはオールステンレスで発売から30年以上愛されるベストセラーです。国内トップクラスのシェアを誇る貝印の関孫六や、ドイツの老舗ヘンケルスの三徳包丁もおすすめです。ヘンケルスの三徳包丁は日本国内で生産されています。
【5,000円以内】評判の三徳包丁おすすめ10選!
Amazonや楽天などECサイトの口コミで評価の高い三徳包丁を、5,000円以内・高級品に分けてご紹介します。材質やサイズを確認しながら、使いやすい1本を選んでください。
はじめに5,000円以内で購入できる、料理初心者にもおすすめな三徳包丁からです。
継ぎ目のない流れるようなうつくしいデザインが目を引く、一体型オールステンレスの三徳包丁です。使用しているモリブデンバナジウム鋼は、サビびにくく手入れも簡単。一流の腕をもつ燕三条の職人がなめらかに仕上げた刃先は、切れ味も申し分ありません。
165mmという刃渡りは普段使いの包丁にぴったりな長さです。手の形にそうカーブを施したフィットするハンドル部分と130gの軽さは、女性が使っても腕が疲れない設計。毎日の料理で大活躍する商品です。
ペティナイフの小回りのよさと、三徳包丁の汎用性を兼ね備えています。刃渡りが145mmと短いうえ、シェイプしたハンドル部分も握りやすく、手が小さい人も扱いやすい設計です。ハンドルと刃の間に継ぎ目がないオールステンレス一体構造は、ササッと洗えます。食洗器も使えて清潔に保る商品です。
関孫六の銘を受けた包丁は、小さくても切れ味抜群。野菜の皮むきやみじん切りといった細かい作業にも適しています。ハンドルにかたどられたアーガイルのひし形がおしゃれで、毎日の料理が楽しくなること請け合いです。
使いやすい165mmの刃渡りと、重さ135gのステンレス包丁です。燕三条の職人によって、水研ぎ本刃付けされた抜群の切れ味を誇ります。サビづらいモリブデンバナジウム鋼のステンレスを使い、完成した刃部分を型にはめ込み樹脂を流してハンドル部分を作成。一体成型のため長く使ってもぐらつかないほか、樹脂製のハンドルは手にしっくりなじみます。何事も基本が大切と言われますが、まさに手本のような一丁です。
切れ味が落ちてきたら、簡易シャープナーで研げば元どおりになります。食洗器も使えるため毎日の手入れも簡単です。ECサイトの口コミでは「価格も手頃で買ってよかった」との声が見受けられました。
つなぎ目のない流線型デザインは見た目のうつしさだけでなく、モナカハンドルの膨らみが手にフィットする扱いやすいデザインです。料理好きな人を対象に行ったアンケート調査よると、ヘンケルスは愛用している包丁ブランドのTOP3に入っているとのこと。おしゃれな包丁として人気を集めています。
刃とハンドルは一体型のオールステンレス製です。本社はドイツですが、岐阜県関市にある自社工場で多くの包丁を製造しています。関市の職人が刃付けしたとあって、切れ味は文句のつけようがない仕上がりです。刃先に特殊冷硬焼き入れを施すことで、耐久性を高くしています。
関市の職人が刃付けした鋭い切れ味の刀身は、反りが少ないデザインです。オーソドックスなストレートハンドルで、使うほど手になじみます。標準的な三徳包丁より少し長い180mmの刃渡りは、大きな食材でも無理なく切れるサイズです。やや重い200gという重量を活かし、押し切りや引き切りもスムーズに行えます。
ECサイトの口コミでは「1万円の高級包丁も持っているが、普段使いはロストフライばかり使っている」との声が見受けられました。本当にいいものは時代を経ても変わらないことを、改めて実感できる逸品です。
燕三条を代表する包丁メーカーの藤次郎は、一貫して包丁の基本となる切れ味を追及しています。ステンレス包丁に使用されている材質は、芯材にV金10号というコバルト合金鋼を割り込んだ複合素材。鋼のような切れ味とサビに強いステンレスの耐久性を兼ね備えています。
170mmの刃渡りと130gの軽さは、家庭でも使いやすい形状です。刃先が食材へくい込みやすい板厚なので、無駄な力を入れなくてもサクサク切れます。切れ味をこだわる人におすすめの一丁です。
高硬度のハイカーボンステンレス刃物鋼を、両側からステンレスで挟み込んだステン3層鋼です。独自の3段階研磨とスキ加工により、切れ味のよさを追及しています。刃先のあわせ目に、独特な波紋が浮き出ている点が外見上の特徴です。162gの重量はやや重く感じますが、包丁の重さだけで食材に刃先が入るので少ない力で切れます。
高級感のある積層強化木製ハンドルは、背通し構造のため内部に水が入ることがあります。食洗器は使わず手洗いで水気を残さず拭き取るのが、より長く使うコツです。
切れ味に定評のある鋼材をステンレスで挟み込んでいます。三層にすることで鋼のサビに弱い欠点をカバーした本割込み包丁です。鋼に含まれる炭素がステンレスに移動することを防ぐDP処理もしているので、耐食・耐久性について問題はありません。
165mmの刃渡りと115gという軽さは、家庭でも使いやすく実用的なサイズです。鋼の鋭い切れ味とシンプルなデザインは、使い込むほど手放せない一丁になります。新潟県燕市のナガオが企画し、岐阜県関市の北正が製造している包丁です。
桜のモチーフが入った淡い桜色の刀身と、ピンク色をした丸みのあるラメ入りハンドルがかわいいセラミック包丁です。セラミックは刃先が欠けたり折れたりする場合がありますが、サビにくく金属特有の臭い移りがありません。切れ味の持続性・食器洗い乾燥機対応・漂白除菌可能と、ほかの素材にはないメリットがあります。
刃渡りが140mmの小三徳タイプで、重さも90gと軽量です。かわいいピンクカラーは、料理に興味のある子供にも向いています。刃先が丸いので、うっかり床に落としてしまったときも安全です。
- 佐竹産業
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リブ付三徳包丁 805-904
- 税込み2,470円
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食材の切り離れがいいオールステンレス包丁
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刀身のリブ加工によって食材の切り離れがいい、一体型オールステンレス包丁。切った食材がくっつきにくいため、作業をスムーズに行えます。
凸型のリブ加工が施されていてるため、切った食材が刃にくっつきにくいのが特長です。170mmの刃渡りと135gの適度な重量も、毎日の調理を快適にします。一体型のデザインは衛生面だけでなく、防水性・耐食性・耐久性にも優れています。
昭和22年創業の歴史ある包丁メーカー、佐竹工業は世界三大刃物の産地として知られる岐阜県関市に本社があります。職人たちの高い技術によって4段階研削刃付加工された包丁は、食材に刃を入れるときの抵抗が少なく、軽い力でも驚きの切れ味を実感できます。
【高級品】評判の三徳包丁おすすめ5選!
続いて上質な高級品の三徳包丁をご紹介します。プレゼントや、1本を長く愛用したい方におすすめです。
伝統的な刀匠の兼元家27代孫六から関孫六の銘を冠した、ダマスカス鋼の三徳包丁です。波紋のようなうつくしい見た目だけでなく、鋭い切れ味と持続性に加え、研ぎやすさにも優れています。鋲を使用しないハンドル部は、積層強化木を使ったストレートタイプの逆三角形です。手のひらに収まりやすい形と強靭な構造が人気を集めています。
刃渡りは165mmと家庭での使用に最適なサイズ。やや重く感じる重量158gは、少ない力でも食材を切り分けやすい特長があります。切れ味・使いやすさ・価格のバランスよいプレミアムな一丁です。
芸術品のような積層模様がくっきりと現れ、これぞダマスカスといった印象の三徳包丁です。芯材に鋼とステンレスの長所を兼ね備えた高級刃物鋼のV金10号を使用し、切れ味は抜群。鋼のようによく切れ、ステンレスのようにサビに強い特徴もあります。
170mmの長い刃渡りは大きな食材でも楽に切れ、包丁全体の重心バランスにも長けています。包丁の重さが食材に乗りやすく無駄な力がいらないため、かぼちゃも片手で楽に切れます。ハンドル部はぬくもりのある木目調デザイン。丈夫な積層強化木を使用し、フィット感も抜群です。
グランドシェフシリーズに使用されているスウェーデンウッデホルム特殊鋼製です。耐食性・摩耗性に優れたトップレベルのステンレス鋼材を、堺市伝統の打刃技術によって切れ味のよい包丁に仕上げています。ハンドル部はPOM樹脂を使い、食器洗い乾燥機にも対応可能です。
堺市で生みだされる最高級鋼材のプロ料理人用包丁は、国内シェア98%を誇ります。熟練した職人の手によって鍛え磨き上げられた包丁は、いまや世界中のシェフから注目される存在です。
キャンプ料理ではアウトドアナイフを使っている人も、本格的な料理を作るには包丁があったほうが断然便利。アウトドア専門メーカーの包丁はサビに強いステンレス製で、ハンドルは濡れた手でもすべりにくいラバー素材です。刃渡りは165mmと一般的な三徳包丁と変わりないので、食材を選ばず使えます。
家庭用包丁と一番違う点は、ミリタリーナイフのホルスターのような収納ケースがついていること。安全に収納できるだけでなく、ベルトへ通して腰に付けて持ち運び可能です。かっこよさと使いやすさ、アウトドア好きな人へのプレゼントにするとよろこばれます。
67層にも重ねた、日本製ダマスカス鋼の芯材にを採用しています。さらに最高クラスの切れ味と強度をもつV金10号を用い、大阪府堺市の職人によって刃付けしています。ハンドルには耐久性・耐水性に優れたホワイトオークを使い、手にしっくりなじむようにミリ単位で調整。同クラスのダマスカス包丁と比べると、コスパの高い一丁です。
包丁の柄尻には、梅結びの刻印入り。梅には大切な人との絆や魔除けの意味もある、作り手の願いが込められた一丁です。パッケージも高級感ただようデザインなので、大切な人やお祝いごとの贈り物におすすめします。
三徳包丁の使い方・便利な裏技
包丁の正しい使い方は意外とよく知らないもの。この機会に、便利な裏技と一緒に覚えておきましょう。
三徳包丁の使い方は?
三徳包丁は刃先がゆるやかにカーブしているものが多いため、切っ先をまな板に付け、刃先に沿って動かすとうまく切れます。真上から下ろすと、刃の中央しか使うことができません。三徳包丁を前後に動かし、ストロークさせるように切ってください。
三徳包丁の便利な裏技

切りにくい素材といえばまず思い浮かぶのがトマトですが、トマトは「部屋ごと」に切り分けるとつぶれません。まずヘタを切り落とし、種と種のあいだの壁に沿って切りましょう。
バターは、三徳包丁をキッチンペーパーにくるんでから切ってみてください。刃にくっつくこともなく断面もきれいです。
太巻きやゆで卵はラップを活用。太巻きの場合は素材に、ゆで卵の場合は三徳包丁にラップを巻いてから切ります。食パンは、包丁をお湯で温めてから切ると断面がボロボロしません。
三徳包丁はプレゼントとしてもおすすめ

三徳包丁は自分用としてはもちろんですが、プレゼントとしてもおすすめです!
今回の記事を参考に、切れ味がよく扱いやすい三徳包丁を手に入れてくださいね♪三徳包丁で快適な調理環境を整えましょう。