iPadに動画を保存したり自由に移動させる方法
どこにでも持ち歩けるiPadにはお気に入りの動画や音楽をいっぱいにしておきたいですよね
。ウェブサイト上の動画はインターネット接続の下でなければ閲覧できませんが、いくつか手順を踏むことで動画データとして保存出来ます。
そのやり方は正攻法からやや裏技的な手段まで色々ありますが、具体的な注意点やリスクを含めて紹介します。
▲ライター兼YouTuber。SurfaceとiPadで何処でもお仕事。総生産4000記事以上。漫画&ガジェットレビューライティング歴6年。Apple好きでガジェットの使用感など実体験に基づくコンテンツを作成します。マーケティング・人事・転職・営業・副業・漫画・映画・小説・アニメ・ゲーム・宗教・スピリチュアル・サウナ関係が得意!日々のつぶやきとお仕事の依頼はこちら→https://twitter.com/retrospec10
YouTubeの動画を保存する方法
YouTubeのヘビーユーザーや動画コレクターが最も望んでいる機能の一つに、動画の保存があります。
YouTubeから手持ちのiPad ProやiPad miniにAVIやMP4などのファイル形式でダウンロードできれば、いつでも好きな時に再生できます。
しかし、あまり知られていない事ですが、YouTube動画のダウンロードは規約で禁止されています。
本サービスまたはコンテンツのいずれかの部分に対しても、アクセス、複製、ダウンロード、配信、送信、放送、展示、販売、ライセンス供与、改変、修正、またはその他の方法での使用を行うこと。ただし、(a)本サービスによって明示的に承認されている場合、または(b)YouTube および(適用される場合)各権利所持者が事前に書面で許可している場合を除きます。
以上の点から、オフライン状態でお気に入りの動画を閲覧するには、YouTube Premiumに加入する必要があります。
月額1,550円のYouTubePremiumに加入すれば、オフラインボタンをクリックして動画を一次保存できます。
動画ファイル自体が入手できるわけではないので、USBメモリに保存したり他のデバイスに移動させたりできませんが、オフラインでも気に入った動画を見る事が可能となります。
しかし、実際のところはYouTube動画を動画ファイルとしてダウンロードする方法がないわけではありません。
今は機能していませんが、かつてはYouTubeのダウンロードサイトやダウンロードアプリが存在しました。
動画ダウンロードサイトについて
動画ダウンロードサイトとは、動画のURLをコピペすると自動的に動画をダウンロードしてくれるウェブサイトです。
代表的なものは
・YouTube瞬速ダウンロード
・ClipConverter.cc
・Dirpy
等が紹介されるケースがありますが、現在はどれもダウンロードできないので注意してください。
実際にURLをコピペしてもエラー表示になったり、ブラウザの標示が読み込み中のまま進まなかったり、よくわからない警告表示が出たり、変なアプリをインストールさせようとしてきたりと、セキュリティ面でもリスクがあります。
動画ダウンロードアプリについて
ダウンロードアプリとは動画サイトから動画をダウンロードできる(とされている)アプリやソフトウェアの事です。
ダウンロードアプリに関してはほぼ全て使えません。
何よりも問題なのはマルウェアや不正広告などのリスクです。
動画ダウンロードサイトと違って、iPadやPCにインストールして使うので悪意を持った制作者が何らかのトラップを仕掛けている危険は十分にありえます。
アンチウイルスソフトが反応したり、画面いっぱいにアダルト広告が表示されたりと、明らかにおかしな挙動をするケースが多いです。
本来、YouTubeの規約違反にあたる機能を提供するアプリやソフトウェアが存在する事自体がおかしなことです。
ツールの提供者は無償でこのような活動を行っているわけではありません。主に広告収入や利用者の情報を抜き取って販売するといった目的があって運営しているのです。
そして動画ダウンロードサイト、ダウンロードアプリは大量に存在します。
もしかしたら本当に「ダウンロード出来てしまう」サービスがあるかもしれませんが、
規約順守とリスクの高さから、使うべきではありません。
「YouTube 動画 ダウンロード」で見つかる情報は全て疑ってかかったほうが良いでしょう。
動画配信サービスダウンロード機能を使いこなす
近年、急速に動画配信サービスが成長しています。
これまでは通信速度や通信機器のスペックの問題で、長時間に及ぶ動画コンテンツを十分に楽しめませんでしたが、今は違います。
下記のサービスは雑誌や駅の広告でも目にするようになりました。
中でもNetflixやAmazonプライムに至ってはNTTドコモなど携帯電話キャリアの無料サービスキャンペーンに使われるほど馴染んでいます。
・Netflix
・Amazonプライム・ビデオ
・Gyao
・ニコニコ動画
・AppleTV
ニコニコ動画を除く上記の有料動画サイトにはYouTube Premium同様に、標準で動画ダウンロード機能がついています。
下記はAmazonプライム・ビデオの動画ダウンロードボタンの例です。
どの動画サイトのダウンロードサービスも、動画ファイルとしてコレクションすることは出来ませんが、いつでも好きな時にオフラインでも気に入った動画を閲覧できます。
これは映画を動画ファイルとしてダウンロード出来てしまうと無限にコピーが増える危険があるからです。著作権の問題から当然の処置だと言えるでしょう。
なお、どのサービスも一つのアカウントでスマートフォン、パソコン、タブレットの複数デバイスからアクセスできます。IDとパスワードさえ控えておけば好きな端末からいつでも動画を閲覧できるのです。
サービスを継続している限り、好きな動画をダウンロードしてオフラインで見放題です。iPadに動画を保存するのなら動画配信サービスを活用しましょう。
iPadに保存した動画を移動させる方法
iPadで撮影した写真やビデオ動画だけでなく、画面キャプチャした動画は全て写真アプリに保存されており、自由に保存場所を移動させる事が出来ます。
移動方法としては下記の2種類があります。
クラウドを使う
もっとも簡単なのはクラウドを経由する方法です。写真アプリから動画を選択してGoogle ドライブやiCloud、Dropboxにアップロードする事でPCなどでも閲覧可能となります。
クラウドにアップロードすれば、MacだけでなくWindowsマシンからでもアクセスできますし、PCにダウンロードした後でDVDやSDカードに移動させる事も出来ます。
iPadから直接DVDなどに移す事はできませんが、クラウドからPCを経由すればあらゆるメディアに移動できるのです。
USBメモリを使う
また、iPadに外付けUEBメモリを差し込んで、直接動画を移し替える事も出来ます。
大容量の動画は無料Wi-Fiなどに接続していない状態でクラウドにアップロードすると通信量がかさみますが、USBメモリを使えば通信料はかかりません。
USBメモリについてはPC用のものは使えないので、Lightning USBメモリを選んでください。下記のロジテック製のものなど、おすすめです。
既存のLightning USBメモリの中では珍しく、コネクタ部分が半回転するのでiPadに差し込んでも場所を取りません。
また差し込み口に余裕があるので大抵の保護ケースをつけたままでも差し込めます。一つくらい持っておくとオフライン状態でのデータのやり取りが出来るので便利です。
詳細は操作方法については下記の記事をご覧ください。
直接接続する
2つ目のやり方は、USBケーブルでiPadをPCと直接接続します。動画や画像、音楽などiPadに保存されているデータを一気に移動させる事が出来るのが特徴です。
やり方は非常に単純でWindowsマシンやMacとiPadを接続して同期するだけです。元データが消えないので正確には「移す」というよりも接続したデバイスに同じファイルをコピーするといった方が適切かもしれません。
また、iTunesストアで購入した動画や音楽はiTunesを開いてライブラリから同期を選択すればiPadからPC、またはその逆も同期可能です。
まとめ
以上がiPadに動画を保存したり、自由に移動させる方法です。
iPadは高機能なガジェットなので高速インターネット回線さえあれば、クラウド経由で動画をやり取りするのは簡単です。
また最小容量の32Gモデルであっても、クラウドを使えば一定の保存領域を確保できます。課金次第で保存容量は増やせるので、必要に応じて使いましょう。
また全てをAppleのサービスに統一しないのなら、Googleフォトという手もあります。
無料かつ容量無制限に保存できるのでおすすめのサービスです。
ただし多くの動画をオフラインで使いたいのなら、下記の比較表を参考にしてください。容量とスペックの一覧表があるので機種選びに役立つでしょう。
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