iPadの写真機能の使い方!おすすめの整理方法を紹介
iPadやiPhoneユーザーにはなじみの深い写真アプリ。初期状態からインストールされていることもあり、感覚的に使っている人も多いのではないでしょうか?
本稿では写真アプリの機能について改めて解説します。
▲ライター兼YouTuber。SurfaceとiPadで何処でもお仕事。総生産4000記事以上。漫画&ガジェットレビューライティング歴6年。Apple好きでガジェットの使用感など実体験に基づくコンテンツを作成します。マーケティング・人事・転職・営業・副業・漫画・映画・小説・アニメ・ゲーム・宗教・スピリチュアル・サウナ関係が得意!日々のつぶやきとお仕事の依頼はこちら→https://twitter.com/retrospec10
iPadの写真アプリの機能について
写真アプリの機能は大きく分けて下記の通りになります。
●画像や動画の閲覧(スライドショー)
●画像や動画の削除
●画像や動画の並び変え
●画像のプリント
●画像のアップロード
●写真の編集と加工
単に撮影した写真が格納されているだけでなく、簡単な編集や加工まで可能なので使いこなしてから他の画像加工アプリを導入しましょう。
写真機能
最初に写真アプリの写真機能から紹介します。
写真機能は撮影した写真や動画の種類に限らず、全てを並び替える事が出来ます。
そして表示画面もスクエアとアスペクトを選ぶ事が出来ます。スクエアの方が画像間の隙間があるので見やすいという人もいるでしょう。
さらに写真を拡大して閲覧することも可能です。
For Youのタブ
次にfor Youのタブです。このタブは保存している写真や動画から自動的にコンテンツを選んで表示してくれます。
大量に画像をストックしていると昔の写真が埋もれてしまうものですが、この機能があると忘れたころに旅行先の写真が表示されるのでたまに使う分にはおすすめです。
アルバム
3つ目がアルバムです。
マイアルバムには複数のフォルダを増やす事が出来るので、気に入った写真を分類するのに役立ちます。
初期状態だと「最近の項目」に全ての画像や動画が収納されているので、必要に応じて整理しましょう。
そしてアルバムから下にスクロールすると、ピープルと撮影地という機能があります。
ピープルと撮影地
ピープルとは、写真に写っている人物の顔で分類してくれる機能で、撮影地とは位置情報付きの写真や動画を撮影した場合に分類してくれます。
下記は筆者のiPadのものですが、人を写した写真がないのでピープルはゼロですね。
また撮影地に関してはWi‐FiのiPadで撮影した画像には位置情報がついていないので分類されません。iPhoneと同期している場合にiPhoneで撮影した画像が収納される事になります。
撮影地を選択すると地図とグリッドが選べます。
地図を選ぶと下記のように撮影場所が地図上に表示されるので旅行に言った場合は、この画面の表示がにぎやかになります。
グリッドを選ぶと、写真が撮影日時順に並びます。もちろん撮影地情報もついています。
最後がメディアタイプです。
メディアタイプ
メディアタイプとは、その名前と表示項目の通り、写真以外のコンテンツをその形態(メディア)で分類しています。
動画はビデオ、自撮りはセルフィー、写真撮影と同時に収納されるライブフォト、被写体以外をぼかすポートポートレートなど、iOSのアップデートや機能の追加と合わせてメディアタイプも増えていきます。
あの時撮影したスクショどこだっけ?等といった場合には便利です。
以上が写真アプリの基本となる整理機能となります。
パソコンに転送して写真を整理する方法
次に、iPadの保存アプリにストックされている写真や動画をパソコンに転送して整理する方法を紹介します。
やり方は非常に簡単で、パソコンとiPadをUSBライトニングケーブルで接続します。これはiPad付属の充電ケーブルでOKです。
差し込むとパソコン側のエクスプローラーにApple iPadの表示が出ます。これは通常のUSBメモリを差し込んだ場合と同じです。
次にApple iPadをダブルクリックして開いていきます。するとストレージが表示されます。この容量は接続したiPadの設定欄で確認できるものと同じです。
次はInternal Storageをクリックして内部のフォルダを更に開いていきます。DCIM(Digital Camera Images)というフォルダが見つかるので更に開きます。
すると、iPadの写真フォルダに反映されている画像・動画データが全て表示されるので、ドラッグ&ドロップでパソコンに移動させる事が出来ます。
以上が、iPadの写真や動画をパソコンに移して整理する方法です。
基本的にはパソコンにUSBメモリを差し込むのと同じ方法で処理できるので、MacでもWindowsでもやり方は一緒になります。不要なファイルを一括削除する場合も下記のようにまとめて選択して全削除すればよいので簡単です。
ただしUSBケーブルを使わない方法もあります。
iCloudを使う方法
ケーブルを使わらずにデータを移動させるにはクラウドを使います。クラウドはGoogleクラウドやiCloudなどがありますが、手っ取り早いのがiCloudです。
パソコンにiCloudアプリをインストールしたらAppleIDでログインして、iCloud Driveと写真にチェックを入れましょう。
これで自動的にパソコンのiCloudに画像が同期されるようになりました。
同期とは同じファイルを違うデバイス(iPadとパソコン)で共有するというより、コピーして別々に保存・管理するといった方が適切です。
これで手動でいちいち移動させなくてもWi-Fiさえ繋がっていれば自動的に写真アプリの中身をパソコンでも閲覧できます。
なおチェックを外せば同期しないでいる事も可能なので簡単に変更可能です。
保存先はパソコンのクイックアクセスに追加されるので直ぐに見つかるでしょう。ダウンロードをクリックすれば、下記のようにiPadの写真アプリと同じものが表示されます。
以上が簡単にiPadとパソコンをつなぐ方法です。
iPadで簡単な画像編集をする方法
最後に写真アプリで個別の写真を編集する方法を紹介します。写真アプリから編集したい画像を選んだら右上の編集を選択します。
編集を選択すると下記の画面が表示されます。
中央の画像の外側にあるのが画像全体のイメージを調整する機能です。
調整機能には下記のアイコンがあるので、画像の表示を確かめながら気に入った質感になるまで微調整が出来ます。
●自動
●露出
●ブリリアンス
●ハイライト
●シャドウ
●コントラスト
●明るさ
●ブラックポイント
●彩度
●自然な彩度
●温かみ
●色合い
●シャープネス
●精細度
●ノイズ除去
●ビネット
またマークアップを選択すると、下記のように画像に手書きが出来ます。上記のように指でもちょっとしたマークを付けるくらいのことは出来ますが、ApplePencilがあれば詳細な書き込みメモや文字入れが可能となります。
写真アプリの編集にはフィルタ機能もついています。
下記はモノクロ表示にしたものですが、フィルタは無数にあるので写真全体のイメージを調整できます。
最後の機能が傾き調整です。
傾き調整アイコンをタップすると枠が表示されるので、水平をチェックしながら画像全体を動かせます。
また、傾き調整と合わせて反転や写真のトリミング(切り抜き)や枠の90度回転なども可能なので、下記のように全く違う写真を作成することも可能です。
このように写真自体に書き込んだり、フィルタや傾き調整などもできるのが写真アプリです。
まとめ
書き込みが簡単に出来るとか、フィルタが沢山ある、といった具合に「売り」になる機能が明確な写真編集アプリは沢山ありますし、その中のいくつかは有料アプリだったりします。
しかしここまで紹介してきたように写真アプリは単体で超多機能なアプリです。
若返りやシミ消しに代表される特定のエフェクトが欲しいといった理由がない限りは、写真アプリだけでも画像の整理や編集は十分だと言えます。
まずは、基本アプリを使いこなしてみてはいかがでしょうか?思った以上に奥深い機能を持っているので、きっと驚かれるでしょう。
関連記事はこちら
タブレットの記事はこちら
-
LINEの友達登録をお願いします!
LINE限定で、毎週の人気記事を配信します!
XでMoovooをフォロー!
Follow @moovoo_