
【2021春】マッサージシート、人気おすすめ17選!多彩な「ほぐし」で選ぶ
凝り固まった体をほぐしてくれるマッサージシートは、日常のさまざまな場面で活躍するアイテムです。たとえば椅子に座ってテレビを見るときや、就寝前のリラックスタイムに最適。マッサージチェアより小型なため、気軽に購入しやすい点も魅力のひとつです。
しかし近年は、フジ医療器やドクターエアといった有名ブランドから多数商品が発売されているため、「どれを購入すればいいのかわからない」という方も多いのではないでしょうか。価格も安くコンパクトなものから高級なタイプまであり、何が違うのか一目見ただけは分かりません。そこで今回は、マッサージシートの選び方や人気ブランドをわかりやすく解説します。
マッサージシートのメリット

マッサージシートは、持ち運びに便利なコンパクトさが特長です。大型のマッサージチェアと比べて場所を取らず、収納性が高いこともおすすめポイント。リーズナブルな商品も幅広くそろっています。もちろん、マッサージチェアよりも安く本体が小さいからといって、揉み玉の威力が弱いことはありません。
肩や首回り、タイプによっては太ももまでほぐします。自分へのご褒美だけでなく、両親や友達へ気軽に贈れる健康グッズとしてもよろこばれるアイテムです。
マッサージシートの選び方

マッサージシート購入時は、各商品の特徴をチェックしましょう。注目すべきポイントをご紹介します。
マッサージのバリエーションで選ぶ
マッサージシートのメイン機能である、ほぐしにはいくつか種類があります。体のどの部分に効かせたいかによって、バリエーションを選ぶのがポイントです。
肩凝りには、掴み揉み
肩や首回りをほぐしたいなら掴み揉みモードを搭載しているタイプがおすすめです。揉み玉のほかアームが肩を挟むように作動するため、ただ筋肉をほぐすだけではなく人の手に近い肩揉みマッサージが可能です。簡易的な肩用マッサージ器の場合、たたき・揉みだけの商品も多いですが、掴み揉み対応のマッサージシートなら本格的な揉み心地を存分に味わえます。
腰や背中には、叩き揉み
腰や背中は叩き揉みモードでほぐすマッサージシートがおすすめです。揉み技搭載のタイプなら叩くようにトントンと刺激するだけでなく、より手ごわいコリへアプローチします。長時間のPCやスマホ利用で筋肉が固まっている人や、座りっぱなしの体勢がつらい方にぴったりのモードです。
指圧やバイブレーション機能も!
定番の揉み・叩き以外に指圧やバイブレーション機能を搭載している商品も多数発売されています。指圧は人の指でツボをぐっと押されているような感覚を得られ、バイブレーションは座面から体へ心地よい振動が伝わり血行を促します。どちらも身体の疲れを癒す注目の機能です。
コースの豊富さにも注目
マッサージシートによって、搭載しているコースの数もさまざまです。たとえば、揉み+たたき+バイブレーションが同時に作動するタイプや、すべての機能を自動で組み合わせて動くといったコースもあります。
基本的には、付属のリモコンを使って操作できます。部位別に強さを変えられる機能が付いていれば、「強すぎて痛い」と感じる心配も無用です。どのようなコースが選べるのかネットで購入する際は必ず商品詳細ページを確認しましょう。
マッサージ可能な部位をチェック
マッサージシートは商品によってほぐせる部位が異なります。首から肩・背中や腰〜太ももといった幅広い部位をほぐせるタイプもありますが、価格の高いケースがほとんどです。
予算が限られている場合は、マッサージしたい箇所を明確にしたうえで選びましょう。肩に効くタイプでも、身長によっては揉み玉が届かないケースがあるので注意してください。
機能性が高いタイプもおすすめ!
マッサージ機能だけでなくオプションが優れたタイプもおすすめです。自分にとって魅力的な機能はどれかチェックしてください。
ヒーター機能は冷え対策にも使える

底面にヒーターがついているタイプなら、温かい座椅子としても活用可能です。体が冷えやすい冬場の利用におすすめします。揉み玉が温かくなるマッサージシートは、筋肉を緩めてコリをほぐせます。注意点は、ヒーター機能搭載と紹介されていても、どの箇所が温かくなるのか商品によって異なる点です。購入する前は説明書目を通すことをおすすめします。
タイマー機能搭載なら眠っても安心
寝転んだ体勢で使えるマッサージシートは、寝る前に体をほぐしたい方に最適です。仰向けなら座った姿勢より体の力が抜けやすく、深いリラックス気分に浸れます。体の重みが加わり、マッサージシートとの密着度が上がる点にも注目です。凝り固まった筋肉を揉み玉でほぐしましょう。
収納性やサイズ感も確認しよう
マッサージシートの魅力のひとつは、チェア型に比べて小さめのサイズ感です。よりコンパクトな収納性を求めるなら、商品ごとに異なる折り畳みが可能か・持ち運びがしやすいかに注目して選びましょう。
収納場所に悩まないためにも、あらかじめサイズ表記と重さの確認を行います。椅子の上に置くタイプや車でも使えるマッサージシートを購入する場合は、予め設置したいもののサイズもチェックしてください。
人気ブランドで選ぶ
どのマッサージシートが良いか迷った場合は、人気ブランドやメーカーが発売しているアイテムを選ぶとよいでしょう。高品質で保証制度も整っているため、安心して購入できます。
主な3つのメーカーを紹介します。
フジ医療器
フジ医療器は、1954年からマッサージ機の開発を続けている歴史ある会社です。フィットネス機器や治療機器など、健康分野に特化した商品も数多く発売しています。近年は大型のマッサージチェアだけでなく、マイリラシートマッサージャーといったコンパクトなシート型も開発。寝転びながら使えるタイプや、本格的な揉み技が味わえる商品がそろっています。
ドクターエア(DOCTORAIR)
ドクターエアは2013年の誕生以来、フィットネス系アイテムやマッサージ機を発売しているブランドです。機能面に優れているだけでなくデザインがとってもおしゃれ。インテリアの一部としてもなじむカラーのバリエーションや形が特徴的です。2万円台から購入できるマッサージシートや、10万円台のコンパクトなチェア型など、価格帯のラインナップが充実。予算と機能のバランスを見て商品を選べます。
スライヴ(THRIVE)
スライヴは大東電気工業が発売しているヘルスケアブランドです。マッサージシートのほか、肩・脚などを部分的にほぐせるアイテムやエクササイズグッズをそろえています。背もたれが七段階に調整可能な商品や、背筋を重点的にほぐせるモードが搭載されているタイプなど、利便性に優れたマッサージシートが手に入ります。
ご紹介したほかに、ドウシシャ・アテックス・アルインコのアイテムも人気です。それぞれのブランドに特徴があるので、デザイン性・価格・機能面といった重視ポイントを明確にしたうえで選ぶことをおすすめします。
【2万円未満】マッサージシートのおすすめ6選
マッサージシートのおすすめ製品を、2万円未満・2万円以上に分けてご紹介します。それぞれの特徴を参考に、活用したいほぐし機能や部位にあうモデルを選んでください。
はじめは手軽に持ち運びでき、折りたたんで収納したり車の座席に置いたりできる、2万円未満で購入できるマッサージシートからです。
なお、効果・効能については、各商品ページを参考にしてください。
背もたれにもみ玉を6個搭載。座れば腰とお尻部分、背中に当てれば起立筋に、寝た状態なら肩甲骨から首にかけてをほぐします。材質は変性PVCを採用し、プラスチックの強度とシリコンの柔軟性を兼ね備えた、力強くやさしいもみ心地が特徴です。
お尻の左右と腰にエアバッグがあり、適度な加圧マッサージを行います。付属のリモコンでエアーの強さやコース設定はもちろん、もみの速度調節が可能です。軽くて持ち運びやすいので、椅子に置いたり寝そべって使ったり、柔軟にマッサージしたい方へおすすめします。
自立しないため椅子にセッティングするか上に寝転んで使います。3.3kgと軽く、持ち運びも便利です。リビングのソファはもちろんオフィスや旅行先へ、どこにでも持っていけます。
特徴的な3つ構造のもみ玉は、緩急のついた刺激で緊張を和らげる仕様です。本体と繋がった座面を自重で固定することで、背部のもみ玉が心地よく身体にフィット。背中・腰・全体の3種類のモードと、ヒーターのON/OFFはリモコンで操作できます。リラックスしながら、疲れた筋肉をもみほぐしましょう。
左右のもみ玉にヒーターを内蔵し、適度に温めつつ腰から肩甲骨の上部まで48cm可動します。上部や下部といった好みの部位にあわせて、集中的にもみほぐす機能も。座面のバイブレーション強度は3段階に調節でき、足の血行を促進します。座りっぱなしの腰と足をやさしく癒してくれるのが魅力です。
3.5kgと軽量で持ち運びやすく、どこでも設置できます。車に置く場合は、座面が幅40cm×高さ5cmとやや厚みがあるため、シート形状とあわせて検討しましょう。
主に寝て使うことを想定した製品で、首周りへのアプローチが考えられています。座り姿勢だと首をマッサージしづらく、筋肉で頭を支えているため負担がかかりがち。寝た姿勢になり頭を支える部分をラチェット機構で3段階に調節することで、こり固まった筋肉をリラックスさせ、もみほぐしの効果が最大になるよう計算されています。
腰を重点的にもむコースもあり、広範囲で使用できるのがうれしいポイントです。15分で自動的に切れるタイマー付きなので、切り忘れや使いすぎにおけるもみ返しを防げます。肩・腰、特に首が辛い方におすすめです。
肩・腰・全身と3種類の自動コースで、首も含めた広範囲をカバー。左右の幅と上下の位置を微調整すれば、疲れた箇所をピンポイントでほぐせます。違う刺激が楽しめるたたき機能を搭載し、つかみもみとの併用が可能です。そのまま上下に移動できるため、好みのもみ方を見つけられます。
注意点として、寝た姿勢では使用できません。適度な力強さがあるため、椅子や壁にもたれさせて安全に使いましょう。リモコン付きなので、気分にあわせてコースを変更できます。

レッドとブラウンの2色展開で、かわいくコンパクトなデザイン。部屋をおしゃれに彩ります。左右のもみ玉は回転しながら上下に移動し、ヒーター機能でじんわり温めてくれる優れものです。疲れが気になる部分は位置固定ボタンで集中的にマッサージできます。
肩の高さが足りないときは、軽さを活かして壁と体で挟んで使えばOK。バッテリーは満タンまで約3時間で、15分のマッサージなら5~6回可能です。充電しながら使用はできないため注意してください。
【2万円以上】マッサージシートのおすすめ11選
続いて豊富なもみ玉やエアバッグ搭載で、本格的なマッサージが楽しめる2万円以上のマッサージシートをご紹介します。
最大の特徴はボディスキャン機能。自動的に肩の位置をスキャンするので、家族の誰が座っても最適なマッサージを行います。自分で場所を調整する必要がなく快適です。子供から大人まで、家族みんなで共有して使いたい方におすすめします。
こだわりのもみ玉はシリコンで覆われ、ヒーターの温かさとあわさり絶妙なもみ心地が魅力。いつでも誰でも癒しの時間を楽しめます。表面のおしゃれなシートカバーは、本体の汚れ防止と強さ調節の役割があり、取り外して洗濯可能です。好みにあわせて使用しましょう。
マッサージシートのなかでもハイエンドの性能です。ヒーター内蔵のもみ玉が首・肩と背中・腰で別々に可動し、各部位を同時にほぐしてくれます。首のストレッチ、腰はたたき動作と欲しい機能が満載です。
しまわず出しっぱなしにしておいても、上質なデザインで違和感を感じません。腰とふともものエアバッグは、それぞれが2層構造で強力。左右から圧迫と開放を行い血行を促進します。場所をとるマッサージチェアは置けないけど本格的な機能が欲しい方や、一日の疲れをとりたい方におすすめです。
コロンとした丸い形は、座るだけで自然にユラユラ揺れて、スイングマッサージ効果を生み出します。腰部分には指圧カプセル付きエアバックを搭載し、コリを強い力で刺激。仕事や勉強中に鈍い痛みや座り疲れを感じたら、すぐにマッサージができます。
マッサージは2種類のモードを選べます。バランスケアモードでは筋肉全体の疲れをほぐし、しっかりケアモードではコリを強くマッサージ。ヒーター付きなのでお尻も暖かく、冷えからくる痛みも和らげます。事務作業や在宅ワークなど、長時間の座り姿勢からくる足腰ケアに最適です。
もみ機構は本格的で、毎分1100回のたたきとあわせてマッサージ効果を高めます。腰の下から肩まで広い範囲をカバーし、今まで届かなかった場所にも当たりやすいのが魅力です。
強い刺激が苦手な方は、付属の緩衝シートで当たりを優しくできます。リモコンで調整できるため、小柄な女性も安心です。ON/OFF可能なヒーターはもみ玉だけでなく座面にも搭載し、身体全体のリラックスに役立ちます。男女どちらにもおすすめです。
指圧機能はシンプルに押す動作のため、ひと味違った刺激が魅力です。筋肉を横断する動きが多い製品だと、痛いと感じる方におすすめ。たたき機能もあるので、家族で好みが違ってもお気に入りのコースが見つかります。
操作するリモコンは液晶表示付き。選んだコースや状況が一目でわかり便利です。マッサージの可動範囲はとても広く、身長175cmで腰の下から首まで届くほど。座面のバイブレーション機能もあわせて全身をほぐします。
長時間のデスクワークの中で眼精疲労や頭痛といった症状に悩まされている方におすすめのシートマッサージャー。チェアスタイルにもフラットスタイルにも対応し、リラックスできる体勢で疲れた体の部位を効果的に休ませることができます。短時間の施療でも疲労回復が促進することでしょう。
こちらのシートマッサージャーは腰から背中も専用のもみ玉を搭載しています。もみやたたき、背筋を伸ばす機能もあり本格的です。体重もかかっているので力強くもんでくれます。緩衝シートを脱着することで強さの調節も可能です。
派手さはありませんが、マッサージシートに求められる機能を完備しています。もみ・たたきは力強く本格的で、2つ同時に行うさざなみコースや背筋をのばすストレッチは気持ちよさ抜群です。もみ玉の位置やもみ・たたきの速さ、上下移動の微調整まで細かく設定でき広い範囲をカバーします。
ほかにもみ玉ヒーター、座面のバイブレーション機能も。痒い所に手が届く性能ですが、細かな設定が苦手な方は全身・肩・腰の3種類の自動コースを選ぶだけで大丈夫です。ボタンひとつで動くので高齢の方も安心して使えます。
ヒーター内蔵のもみ玉を8個搭載。肩からお尻までの66cmをカバーします。全体・肩~腰・腰~お尻の3種類のコースと、指定したポイントの上下10cmに集中する部位ボタンが選択可能です。もみ玉に体重のかかる寝姿勢でも、搭載されたサスペンションが適度な圧に調整。体型を選ばずちょうどいい強さでマッサージを行います。
比較的大きな製品ですが厚みは18cmなので、ベッドの下やちょっとした家具のすきまに収納できます。サッと出してすぐに使えるため、寝る前のリラックス時間にぴったりです。
普段使いの座椅子として申し分ない心地よさです。ヘッドレスト付きで緩衝シートはファスナーで脱着可能。取り付ければもみ玉を意識せずゆったり座れ、外せばダイレクトな感触に変化します。リクライニングとヘッドレストの角度はサイドレバーで調節でき、いつでも楽な姿勢を保てるのがうれしいポイントです。
肝心のもみ機能も充実。首・肩と背中・腰の2箇所を同時に施療し、もみと指圧を使い分けます。グッドデザイン賞を受賞した製品ならではの魅力が満載です。一度試してはいかがでしょうか。
ひねりを加えた4つのもみ玉が、人の手のようなマッサージを可能にしました。リズミカルなタタキとひねりもみは、手強い肩や腰のコリをほぐします。もみ玉にはヒーターを内蔵し、手の暖かさまで再現。ほぐされた筋肉にほどよく熱が浸透し、身も心もリラックスできます。
座面44cm×50cm、背面の高さ75cm、厚み16cmとコンパクトなため、家にあるソファや椅子にぴったり。使用しないときは折りたたんで収納できます。簡易的なマッサージグッズでは解消しない頑固なコリに悩む人や、省スペースで本格マッサージをしたい人へおすすめです。
もみ機能に重点を置いたマッサージシートです。首・肩と背中・腰の2か所がそれぞれ独立した構造で、同時に心地よくもんでくれます。指圧を意識した突起とは別に回転するもみ玉が、人の手で挟むようなもみ方を再現するのが特徴です。
上下のもみ玉に加え座面もヒーター機能を搭載し、首からお尻まで全身リラックスできます。温めながら手もみに近いマッサージを受けるのは至福の時間です。有名メーカーが投入する製品を、一度試してはいかがでしょうか。
まとめ

マッサージシートは手ごろな価格でマッサージチェアに匹敵するほどの機能性を備えているお得な商品です。椅子に設置したり寝ながら使えたりと、場所を選ばずに使用できる点も人気に繋がっています。
商品を選ぶ際は、マッサージのバリエーションや持ち運びや収納のしやすさなどを確認してください。
あわせて、おすすめの人気商品をチェックすることで、理想に近いマッサージシートに出会えるでしょう。