JBLのBluetoothスピーカー「Charge3」レビュー。使い方や性能まで
音楽好きには欠かせない、オーディオ用スピーカー。中でも小型・軽量ながら、パワフルなサウンドとスタイリッシュなデザインで人気のJBLのChargeシリーズは、長年愛され続けています。
この記事では、そんなJBL Charge3を実際に使ってみた使用感や性能、他モデルとの違いなどについて、レビューしていきたいと思います。
世界中で愛されているJBL
JBL(ジェイビーエル) by HARMANは、1946年に設立され、米国カリフォルニア州に本拠地を置く、大手オーディオ機器メーカー。主にスピーカー関連機器を取り扱っており、プロアマ問わず世界中で愛されています。
また、JBLはスタジオや劇場用などで使われるプロ仕様のモデルから、自宅やアウトドア、車載用のモデルまで、非常に様々な製品を手がけており、小型のモデルでも迫力あるサウンドを楽しめることで人気です。
JBL Charge3の使い方
ここからは、旧型モデルのJBL Charge3のレビューをお届けします。
※このレビューは2020年に行いました。
ここでは、JBL Charge3の使い方を分かりやすく説明していきます。
本体各部をチェック・上部の操作ボタンなど
本体各部をチェック・下部の端子など
⑦、⑧、⑨はJBL Charge3本体の防水カバー内にあるため、使用する際は、防水カバー(シリコンカバー)を開ける必要があります。また、これらの機能を使わない時は、必ずカバーを閉じておきましょう。
また、JBL Charge3では、USB端子からiPhoneやiPod、iPad、スマートフォンやタブレットなどを充電できます。
これらのポータブルデバイスを充電したい場合は、充電したいポータブルデバイスに付属しいるケーブルを、JBL Charge3本体のUSB端子に接続してください。
充電方法をチェック
充電する時は、付属のMICRO USBケーブルを、「JBL」と書かれた付属のACアダプタと、本体背面にあるPOWER端子に接続します。
次に、アダプタをコンセントに接続すると充電することができます。
充電中は、本体のバッテリーインジケーター(JBLのロゴの下にあります)が1つずつ点滅するのが見えます。充電時間は約4.5時間で、全てのインジケーターが点灯したら、充電完了のサインです。
JBL Charge3は海外でも使用することができますが、海外で使用する場合は、使用する国のコンセントに合った変換プラグを用意してください。
JBL Charge3本体は防水機能が搭載されていますが、付属のUSBケーブルは防水ではないため、水に濡らさないようにしましょう。
また、充電できないなどの不具合が頻繁に起こる場合は、JBL Charge3のバッテリーが劣化しているケースが考えられます。その場合は、バッテリー交換をしてください。
電源を入れる
JBL Charge3の上部にある 電源ボタンを押します。電源のON/OFFをすると、起動音が鳴ります。
Bluetoothを以前に接続したことがあり、以前接続したデバイスがJBL Charge3の近くでBluetoothがONになっている場合、起動音の次にBluetoothが接続された音が鳴ります(電源ボタンの色も青になります)。
また、JBL Charge3には、オートパワーオフ機能が搭載されているため、無音や操作がない状態が30分以上続くと、自動的に電源が切れます。使用したい場合は、もう一度JBL Charge3の電源を入れてください。
Bluetoothを接続(ペアリング)する
JBL Charge3をパソコンやスマートフォンなどのBluetooth対応デバイスにBluetooth接続したい時は、事前にペアリングをする必要があります。
JBL Charge3の電源を入れたら、Bluetoothボタンを押します。すると、電源ボタンが点滅し、ペアリング設定モードになります。
接続したいデバイスのBluetoothをONにし、Bluetooth設定画面から「JBL Charge3」を選択してください。パスキーが必要な場合は、初期設定の「0000」と入力しましょう。こちらのパスキーは後から変更することも可能です。
JBL Charge3上部の電源ボタンが青く点灯したら、ペアリングは完了です。
デバイスによって、Bluetoothの接続方法が異なるため、ペアリングが上手くいかない場合は、接続したいデバイスの取扱説明書も読むことを推奨します。
また、AUX IN(外部入力)のオーディオジャックを利用し、有線接続することも可能です。あくまでも音楽を聴くことをメインに作られているため、テレビなどの音声を流すことはあまりおすすめしません。
本体で音量を調節する
音量を変えたい時は、本体上部にある「−」と「+」のボタンで調整します。音量を上げたい時は「+」ボタン、音量を下げたい時は「−」ボタンを押してください。
本体で再生・一時停止をする
音楽を一時的に止めたい時や、再び再生したい時は、本体上部にある再生・一時停止ボタンを押してください。
デバイスの充電をする
JBL Charge3では、USB-Aのコネクタに対応しているため、スマートフォンやタブレットなどを充電することができます。
JBL Charge3の本体がONになっているのを確認し、接続したいデバイスに付属しているケーブルを、本体のUSB端子に接続してください。すると、自動的に充電が始まります。
Bluetooth接続をしていない場合は、デバイスの充電が満タンになると、Charge3本体の電源が自動的にOFFになります。
また、JBL Charge3の電池残量がわずかの時は、デバイスを充電することができないため、事前に本体を充電してください。
複数デバイスを接続する(ソーシャルモード)
JBL Charge3は最大3台のデバイスを接続することができます。複数のデバイスを接続したい場合は、まず、1台目のデバイスを上記の方法でBluetooth接続してください。
1台目のデバイスをBluetooth接続したら、ソーシャルボタンを押します。すると、2台目のデバイスの接続待機状態になるので、同じように2台目のデバイスをBluetooth接続してください。
3台目のデバイスも同様のやり方になります。
なお、複数のデバイス接続時は、再生ボタンを押したデバイスの曲が優先されます。これは曲の再生中でも同じで、他のデバイスの再生ボタンを押すと、今まで再生されていたデバイスの曲は一時停止となり、再生ボタンを押したデバイスの曲に切り替わります。
ハンズフリー通話を行う
JBL Charge3では、お持ちの携帯電話やスマートフォンなどをハンズフリー(HFP)接続することで、ハンズフリー通話をすることが可能です。
以下の図の通り、ハンズフリーボタン(再生・一時停止ボタンと同じボタン)を押して操作をしてください。
状態 | ボタンを1回押す | ボタンを押し続ける |
---|---|---|
着信した時 | 電話を受けることができます | 着信拒否をします |
通話中 | 電話を切ります | 本体からお持ちのデバイスに通話を切り替えます |
通話中に別の着信が入った時 | 現在通話中の電話を保留にし、別の通話に切り替えます | 着信中の電話を着信拒否します |
複数のスピーカーを接続する(JBLコネクト)
JBL Charge3では、別のJBLコネクト対応スピーカーを接続して、2台のスピーカーで同じ曲を再生したり、ステレオ再生することができます。
まず、前述した通りの方法で、1台目のスピーカーとデバイスをBluetooth接続します。接続が完了したら、接続したスピーカーのJBLコネクトボタンを押してください。すると、JBLコネクトボタンが点滅します。
1台目の接続が完了したら、2台目のスピーカーのJBLコネクトボタンを押してください。正常に接続された場合、JBLコネクトボタンが点滅から点灯に変わります。
起動音を消す(アップデートをする)
JBL Charge3の起動音を消したい場合は、お持ちのスマートフォンなどで専用アプリ「JBL Connect」をダウンロードしてください。
アプリをダウンロードしたデバイスとJBL Charge3をBluetooth接続することで、アップデートできます。
アップデートにかかる時間は約15分から30分ほどです。アップデートが完了すると、起動音を消すことができるようになります。
JBL Charge3の評価・口コミ
では、実際にJBL Charge3を使っているユーザーたちの評価を見ていきたいと思います。ここではネットに寄せられた声をまとめてみました。
JBL CHARGE3買いました。
— カフカフ (@4325abc) June 19, 2019
スマホのスピーカーは少し寂しいからね。FLIPシリーズに比べて低温重視からバランス的な音色になりました。中々良きよ pic.twitter.com/Bel9YQbtx6
JBL CHARGE3
— N SEITA (@N_UVERworld922) April 28, 2017
すばらしい✌💮
あえての色はティール!
Bluetoothで接続!通話もできる🙆
防水、大容量バッテリーでスマホも充電できる😳
音もいいし最高✨ pic.twitter.com/aazzRzUIIf
やはりオーディオスピーカーを購入するにあたって、一番気になるのが音質ではないでしょうか。JBL Charge3の音質に関しては、賞賛の声が多く寄せられていました。
しかし、一方ではこんな意見も。
防水性能のせいで中高音でこもった感があるけど音量を上げちょっと離れたところで聞くと部屋全体から音が鳴ってるような不思議な広がり感のあるスピーカー。風呂で聴ける。どこでも聴けるってメリットは大きい。#JBL #charge3 #bluetooth #speaker pic.twitter.com/UBEnQ8KKqi
— POIPOI (@totty43436930) March 4, 2017
防水搭載のオーディオスピーカーで時折見られる音のこもり具合について、多少気になっている方も多いようです。
しかし、全体的には良い印象を抱いているユーザーが多く見られました。
〈編集部PICK UP!〉JBLの人気モデルを紹介
ここからは、JBLの人気おすすめモデルを紹介します。
最大2台のスマートフォン(タブレット)に同時にワイヤレス接続をすることができ、より迫力のあるサウンドを体験することが可能です。
4800mAhの大容量バッテリーが内蔵されているため、最大約12時間の連続再生が可能です。充電時間は2.5時間で、素早く充電をすることができます点もポイントです。
また、サイズが小さく、重さ約550gなので、いつでも持ち運びたいという人におすすめです。
Charge 5
Charge 4
JBL Charge 4は、JBL Charge 3の後継モデルで、JBLより1,500mAh多い7,500mAhの大容量バッテリーが内蔵されています。そのため、外出先で充電切れの心配をすることなく使用することができ、スマホやタブレットを複数回充電することも可能です。
さらに、JBL Charge4から、充電コネクタがUSB Type-Cにななったため、最大5V/3Aでの高速充電や、端子の向きを気にせずに、充電することができるようになりました。出力もCharge3の20Wから30Wに増えたため、ますます迫力のあるJBLサウンドを体感することが可能です。
Anker Soundcore Motion+
モバイル充電機器大手のAnkerのサウンドスピーカーで、ブラック、ブルー、レッドの3色が展開されています。IPX7の防水設計で屋外や水回りでも使用可能。
バッテリー容量は6,700mAh搭載されており、最大12時間の連続再生が可能です(音量と再生内容によって異なります)。
最大30Wの出力 ができるので、よりパワフルなサウンドを聞きたい方におすすめです。専用アプリで本体のイコライザーをカスタマイズすることで、お気に入りの音楽ジャンルに最適なイコライザーカーブを作成するなどの機能が搭載されています。音質にこだわりたい方は要チェックです。
まとめ
JBL Chargeシリーズは、音質、サイズ感、スペックなど、どれをとっても素晴らしいです。また、充実した機能性やスペックの高さもさることながら、その使いやすさも文句なし。
とてもコンパクトなのにハイクオリティーのJBL Chargeは、どこに持ち歩くにもかさばることなく、どんなシーンでも活躍しそうです。
ポータブルBluetoothスピーカーの購入を考えている方は、ぜひJBL Chargeも検討リストの中に入れてみてはいかがでしょうか。
関連記事はこちら
オーディオの記事はこちら
-
LINEの友達登録をお願いします!
LINE限定で、毎週の人気記事を配信します!
XでMoovooをフォロー!
Follow @moovoo_