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現役カメラマン直伝!料理写真を綺麗に撮るコツ 意外なノウハウや裏技も伝授!

現役カメラマン直伝!料理写真を綺麗に撮るコツ 意外なノウハウや裏技も伝授!

南谷 有美
2020-02-26
2020-05-19

美味しそうな料理を目の前にすると、つい写真を撮ってしまうという方も多いのではないでしょうか。せっかく写真を撮るのであれば、綺麗なものが撮れたら嬉しいですよね。今回は現役カメラマンの筆者が、料理写真を綺麗に撮るコツをご紹介します。

料理写真を撮る上で、失敗しがちなこと

料理写真を撮る上で、初心者の方が陥りがちなことについてご紹介します。

広角での撮影

広角画像

焦点距離には広角・標準・望遠とあります。人が普段見ている世界が約50mmと言われており、それより小さい数値を広角、大きい数値を望遠と呼びます。スマホなどで陥りやすいミスが、この広角。広角で撮影すると画角に歪みが生じてしまい、本来の料理と異なってみえてしまうことがあります。

ピントがあっていない(ブレている)

ブレ画像

焦点が被写体にあっていないという状態です。主役がどれなのかはっきりしない写真は、料理のおいしさも伝わりません。まずは主役を決め、それにしっかりピントを合わせることが大切です。

光の調節

光の調節画像

光の調整はとても難しいですが、料理写真の出来を左右する大切なものです。光の調節で大切なことは、光量の向きとその量です。光量は多すぎると料理本来の色や繊細さを失い、少なすぎると立体感がなくのっぺりした写真となってしまいます。料理写真は、足し算ではなく引き算足りない光を補うようにライティングをすることが大切です。

色温度の変化

色温度画像

店内の照明によって、料理の色も変化してしまいます。仕事で撮影する場合は、店内の照明を全てオフにし自分でストロボ等で光を作り出して撮るということをしますが、このようなことをするは一般的には難しいことかと思います。カメラ内で色温度を調整して撮影するか、後の画像加工の際に適正な色温度に修正する必要があります。画像修正というと難しそうなイメージですが、今はパソコンを使わなくてもスマホのアプリで簡単に修正することが可能です。おすすめのアプリも下でご紹介していますので、是非お試しください。

ベストのタイミングを逃してしまう

シャッターチャンス画像

料理写真で一番逃してはいけないのは、シャッターチャンス。ラーメンなど湯気が出るものは熱いうちに、パフェなど崩れやすいものは綺麗な状態のうちに撮影することが鉄則です。料理がくる前に、「この場所でこの向きでこのライティングで撮る」というイメージをして待つことが大切です。

料理写真を綺麗に撮るコツ

前項では、失敗しやすいことをお伝えしました。それを踏まえた上で、料理写真を綺麗に撮る際に心掛けたいことをご紹介します。

望遠で撮影する

望遠画像

料理写真は、広角で撮影すると歪みが気になるため、望遠で撮影することをおすすめします。筆者が料理写真を撮影するときは、100mm以上のレンズを使用しています。
スマホしか持っていないという方には、一つ裏技を。画角いっぱいに料理を写すのではなく、広い画角で撮影するようにしましょう。写真は、四隅から歪みが生じます。広い画角で撮影し、後で四隅をトリミングするという方法を使えば、見たままに近い料理写真に仕上げることができます。広く撮って後でトリミング、是非お試しください。

三脚などでしっかり固定をして撮影する

料理写真で考えられるのは、手ブレ。それを防ぐために、三脚などで固定をして撮ることが大切です。同じ画角で何枚も同じ写真が撮れるという点も、三脚の利点です。ライティングや角度など、こだわりながら撮影してみましょう。

構図に注意する

こちらの二つの写真を見て、どちらの写真が「いいな」と感じますか?

構図画像1
構図写真2

「下の写真」と答える人が多いのではないでしょうか。上の左肩上がりの写真は不安定、下の右肩上がりの写真は安定を意味する構図になります。料理写真を撮影するときは、右肩上がりになるように食器を配置すると画のおさまりがよくなります。

逆光を基本とする

逆光画像

意外かもしれませんが、料理写真では逆光がよく使われます。後ろからライトをあて、レフ板などで正面の光も補うという撮り方です。店内で場所を決められる場合は、自然光が差し込む窓際を選択すると、自然に逆光で撮影することができます。逆光で撮影することで料理に立体感が生まれます。湯気を撮影する場合、正面から光をあてる順光だと見えなくなってしまいがちですが、逆光だとそれを上手に表現することができます。
ライティングって難しそうと思う方もいると思いますが、ここで一つ裏技をご紹介します。スマホライトの活用です。スマホのライトをオンにして、料理の後ろから光をあてます。このとき、斜め上の位置からあてることがポイントです。そうすることで、逆光という状況を簡単に作り出すことができます。実は筆者も、ストロボの光量だと強すぎるというときに、このスマホライトを使用して撮影しています。是非お試しください。

実践!料理別、おすすめの撮影の仕方

テクニック的なことをご紹介してきましたが、実際に撮影する際にはどうすればいいのかと思われる方も多いのではと思います。料理別に、撮影の際に意識した方が良いことについてご紹介します。

スイーツ

スイーツ画像1

スイーツの撮影のときに大切なのは、正面の確認撮影の速さです。どの料理もそうなのですが、特にスイーツは見た目にこだわって作られていることが多いものです。自分の判断が難しい時は、店員さんに「こちらが正面ですか?」と確認してから撮るようにしましょう。そして、スイーツは崩れやすいものが多いことも特徴です。ベストなタイミングで撮影ができるように心掛けると良いと思います。

スイーツ画像2

もし余力があったら、全体だけではなく「作り手のこだわり」にクローズアップして撮影することもおすすめです。こちらのパフェの場合はトップの画に作り手のこだわりがあると感じたので、トップをクローズアップして撮影してみました。料理は、作り手の想いの結晶です。「ここ素敵だな」というところを見つけて、撮影するようにしましょう。

定食

定食画像

定食やコース料理などを撮影するときに大切なのは、食器の配置です。複数の食器を並べて撮るときは、隙間を埋めるように置くことをおすすめします。画の中に空間があると、そこに視線がいってしまいがちです。隙間なく食器を配置することで、目線が料理に集中するようになります。

ラーメン

ラーメン画像

ラーメンを撮影するときに大切なのは、撮影の速さ構図です。料理写真の構図は斜め上の位置にカメラを配置して撮影するということが鉄板ですが、ラーメンの場合は真上から撮影する「真俯瞰」もおすすめです。具の配置などが分かりやすく、おしゃれに撮れることが特徴です。是非お試しください。

スマホでも大丈夫!おすすめのアプリ

近年では、一眼レフで撮った写真に引けを取らない写真が撮れるスマホのアプリが続々と出ています。

Foodie - 生活のためのカメラ画像

料理写真を撮影するときに特におすすめなのは、「Foodie - 生活のためのカメラ」です。20種類以上ものフィルター機能があり、その中から撮りたいイメージを選んでシャッターを押すだけでおしゃれな写真を撮ることができます。以下の記事に詳しい使い方が記載されています。

他のアプリと合わせて、ご覧ください。

料理写真を撮ろう

料理写真の撮り方についてご紹介しましたが、いかがでしたか。少し工夫するだけで、いつもと一味違った写真に仕上がります。大切なのは、光のあたり方を意識することです。光と影を味方につけて、料理のおいしさが伝わる写真を撮りましょう。

南谷 有美
フリーランスのカメラマン。物撮りやブライダル、学校写真などその内容は多岐に渡るが、現在は広告系がメイン。カメラマンの前は保育士を5年、その他にはファスティングコンサルタント、カラーセラピストの資格を所有し、トレーナー育成経験も有り。

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