
おすすめのカーナビ15選!初心者も失敗しないポイント紹介
ドライブをするときにカーナビがあれば、知らない土地へ迷わずに辿り着けます。携帯・スマホのマップ機能が充実した今でも、人気のカーオプションです。
いざ購入しようとしても販売しているメーカーが多く設置方法も異なり、何を重視して選べばいいのか分かりにくいですよね。今回は失敗しないカーナビの選び方と、人気メーカーからおすすめ製品をご紹介します。使う目的にあったカーナビを手に入れて、快適なドライブにしてください。
カーナビの選び方、6つのポイント

自分の車にあった設置タイプやディスプレイのサイズのように、これだけは知っておきたいという情報をおさえ、ベストなカーナビを選びましょう。
車内の形状にあわせて設置タイプを選ぶ

設置タイプは2つあります。1つがカーオーディオのあるところに設置する、インダッシュタイプ。もう1つがダッシュボードの上に設置する、ポータブルのオンダッシュタイプです。
配線を隠したいならインダッシュタイプ
インダッシュタイプのメリットは、配線が隠れて車内がスッキリすること。デメリットは目線が下がる点です。ディスプレイがフロントガラスより下になるので、目線の位置を上げたいならダッシュボードに設置できる、ポータブル・オンダッシュタイプを検討しましょう。
インダッシュタイプは、2DIN・1DINの2種類があり本体サイズが異なります。1DINが幅18cm高さ5cmに対して、2DINは幅18cm高さ10cm。今の車は高さが2倍の2DINにあうものが主流です。もし2DINがカーオーディオのスペースにあわない場合は、1DINを選びましょう。
1DINは高さが2DINより低いため、スペースがあまり、スカスカになってしまうことも。2DIN規格に1DINのカーナビを設置してスペースが空いてしまう場合は、ドリンクホルダーや小物入れを収納すれば活用できます。見た目にこだわりたい方は、ディスプレイサイズにも注目して選んでください。
自由に設置したいならポータブル・オンダッシュタイプ
オンダッシュであるポータブルタイプは、小型のディスプレイをダッシュボードのうえに設置します。取り外しが簡単なうえ持ち運びも便利で、自由に設置場所を選べるのが特徴です。配線が見えるのはデメリットですが、車を買い替える場合も簡単に移せます。初心者でも説明書を見ればすぐに設置できるほか、インダッシュタイプのカーナビより価格が安いため、出費をおさえたい方にもおすすめです。
ディスプレイのサイズは7型が人気

ディスプレイの大きさは、7型が最も多く販売されています。大きいサイズは見やすくなりますが、運転の視界を妨げる可能性があるので注意が必要です。価格も画面が大きくなるほど高くなります。どの大きさがよいのか悩む場合は、人気の7型を目安に選びましょう。
記録するメディアはSDメモリカードタイプがおすすめ

カーナビの記憶メディアはSDメモリカードタイプが主流です。以前はパソコンと同じHDDでしたが、衝撃に弱いため現在はあまり販売されていません。
SDメモリカードタイプの方が一般的で、多くの商品が販売されています。ドライブレコーダーといった追加機能も多彩です。
予算を決めて、価格で選ぶ
カーオーディオのスペースに設置するインダッシュタイプの7型でSDメモリカードなら6~7万円。どこにでも設置できるポータブル・オンダッシュタイプの7型でSDメモリカードなら4~5万円が目安です。画面を大きくしたりドライブレコーダーを付けたり、機能を追加してハイグレードにすると、どの設置タイプでも10万円以上になります。
購入時期は3月・9月がおすすめです。販売店が売上げをアップさせたい時期なので、セールを行う可能性が高くなります。最新機種ではない型落ちのカーナビなら、さらに割引されるため狙い目です。さらに安く手に入れたい方は、中古のカーナビを探してみましょう。最近はメルカリのようなスマホアプリで、1万円~2万円で販売されています。
マップの更新や、保証をチェックする
マップデータが更新できるか、必ずチェックしましょう。長く使っているとマップ内容が古くなり、ナビが正確に機能しません。
マップの更新は、基本有料です。商品によっては3年更新のように保証があるので、別途費用をかけたくない方は、更新保証が付いているかチェックしてください。
便利に活用したいなら、付属の機能をチェックする

カーナビはナビゲーションだけでなく、テレビやドライブレコーダー、Bluetoothでスマホと連携できるといった付属の機能が豊富です。
おすすめはミラーリング機能。HDMIケーブルやBluetoothで接続し、スマホの画面をカーナビのディスプレイに表示できます。スマホを使うようにカーナビで音楽を再生したり、ドライブ先で撮影した動画をみんなで見たりできる優れた機能です。カーナビのマップ更新がされていないとき、スマホの地図を映すこともできます。
カーナビの人気メーカーを紹介

数あるカーナビを販売しているなかでも、信頼性の高い人気メーカーを紹介します。
パイオニア
パイオニアの有名なブランドカロッツェリアは、ハイグレードから業務用・車種専用まで幅広い製品を販売しています。サイバーナビといわれるネットが使えて便利なカーナビは、車自体がWi-Fiスポットになる機能付き。車内でゲームや動画を楽しみたい方におすすめです。
パナソニック
液晶部門に強いパナソニックは、カーナビのディスプレイも大きく薄型です。見やすく、反射を抑えているため、ドライブ中でもディスプレイを正確に確認できます。ブルーレイも再生でき、車内で映画やドラマの視聴が可能です。対応車種は400以上あり、既存の車から新車まで取り付けられます。
ケンウッド
「空間に浮かぶような存在感」をコンセプトに、ハイグレードメインで販売しています。美しいディスプレイと高速なレスポンスが魅力です。大型の9型ディスプレイは運転席はもちろん、助手席からもくっきりと鮮明に映像を確認できます。
ユピテル
ユビテルはハイグレードとスタンダードを販売しているメーカーです。魅力はうっかり違反抑止ナビ機能。逆走を防ぐ一方通行進入禁止案内のように、うっかりして交通ルールを侵さないよう音声で知らせます。運転初心者におすすめの機能です。
イノベイティブ
イノベイティブは、スタンダードなカーナビが豊富です。シンプルな構造でナビ表示や操作性も分かりやすい仕様は、機械操作が苦手な方におすすめです。イノベイティブの商品はオートバックス・イエローハットのみで販売しています。
【インダッシュタイプ】カーナビのおすすめ8選
カーナビのおすすめ製品を、インダッシュタイプとポータブルタイプに分けてご紹介します。それぞれの特徴を参考に、車やサイズにあうモデルを選んでください。
はじめは9インチといった大画面の製品もあり、ドラレコや安全機能の付加価値が詰め込まれたインダッシュタイプのカーナビからです。
交差点や高速道路のジャンクションが実際と同じように表示され、通るべきレーンを明確に示します。運転時に一番困るのはどのレーンを走りどこで曲がればいいのかがわからないことです。慌てて調べたり迷いながら走ることで起きる事故の危険から身を守ります。
右左折は自身の速度にあわせて最適なタイミングで事前に表示されるので、街中や高速道路でスムーズにレーン移動できます。余裕のある運転は疲労を軽減し、同乗者も安心です。道路状況を見るのに慣れていない初心者や高齢の方におすすめします。
3D表示で高架や複雑な交差点が立体的に描かれ、進むべき道をわかりやすく示します。交通量の多い都市部で強い味方になるでしょう。事前のルート探索で細かな条件設定も可能。有料道路の優先度はもちろん道幅や渋滞、信号の有無を考慮し、ドライバーの意図にあう最適なルートへ設定できます。
ドライブレコーダーとも連携でき、運転中のフロントやリアの映像を表示・録画再生を行う優れものです。危険運転や事故の対策に役立ちます。購入から1年間無料の地図更新クーポンが付属するのもうれしいポイントです。
地図は3D交差点・ドットレーン・方面看板が表示され、3年間更新無料です。交差点や高速道路では、リアルな風景と大差がなく頼りになります。制限速度や一時停止、事故多発地点といった道路情報や30キロ制限区域への侵入を、音声とポップアップで知らせるので、初めての道の走行も安心。同シリーズドライブレコーダーとの連携で、撮影場所を特定しやすく有力な証拠が残せます。残したい映像はワンタッチで保存できるため、あおり運転の被害にあってもすばやく対応可能です。
取り付けサイズ18㎝の7インチカーナビ。フラットなフォルムで、車内空間に調和します。ボタンは大きく、両隣との間に段差があり目立つため、押しやすい設計です。
光沢のあるすっきりとしたスタイリッシュなデザイン。高級感があり、車内を上品に引き立てます。最大5台のスマートフォンを登録でき、Bluetoothで接続すれば音楽の再生やハンズフリー通話が楽しめます。
ナビを利用する場合はスマートフォンとUSBを接続し、AppleCarPlayかAndroidAutoのアプリを開きます。普段利用しているアプリがカーナビに最適化表示され、登録した場所もすぐに案内可能です。慣れ親しんだ地図アプリや音楽サイトを利用したい方におすすめします。
本体にパワーのあるCPUを採用し、画面操作がスムーズです。DVDを再生しながらの地図表示も可能。タップの反応が速いためストレスなく利用できます。光沢パネルは見た目もツヤツヤとして、白飛びのないうつくしい映像が魅力です。どんな内装にもあうフラットデザインで、車内の空間を邪魔しません。
スマートフォンのテザリング機能を使い地図を自動更新します。毎月更新される地図で最新の道路情報を把握でき、慣れない施設や観光スポットに向かうのも楽々です。週末のお出かけやリフレッシュにぜひ利用してください。
取り付けは2DINサイズで、400種類以上の車に取り付けられます。前方に浮かせるフロート構造により、設置場所の幅を超える大画面を実現。車種によってはシフトレバーやハザードスイッチと干渉するので、事前に確認しましょう。
BD・DVD・CDに対応し、BD本来の高画質をHDで楽しめます。リアモニターを購入すれば前席でナビ、後席で映画鑑賞も可能。長距離のドライブや子供がいても安心の機能です。地デジとワンセグに対応し、都市部から離れても自動で切り替わります。ナビに加えエンターテイメントも充実した製品です。
直感的に操作できるインターフェースが特徴です。洗練された画面はわかりやすく安心して運転できます。静電タッチ式のため速く思った通りに動き、信号の待ち時間でも落ち着いて操作可能です。Bluetoothのデザリングに対応し、スマートフォンと連携すれば音声検索や、カーナビ以外からも設定を行えます。
KENWOODは音響メーカーとしても有名でカーナビの音にもこだわっています。独自の高音質化技術ですべてのソースをハイレゾ音質に変換。情報量の多いうつくしい音が魅力です。運転中も好きな曲をかけて楽しみたい方におすすめします。
インターネットはBluetoothで接続しテザリングを行うか、Wi-Fiの2種類でつなぎます。ブラウザアプリでYouTubeの視聴やネット検索も可能。長旅や小さな子供と同乗する際に便利です。
GoogleMapのようにオフライン機能のあるアプリを使えば、事前に選択した目的地までの地図をダウンロードできます。通信量を節約したい方におすすめです。スマートフォン版のみのAndroid Autoアプリは対応していないので、注意してください。
【ポータブルタイプ】カーナビのおすすめ7選
続いてナビ機能で役立つことはもちろん、持ち運べる点も便利なポータブル・オンダッシュタイプのカーナビをご紹介します。
表示内容はわかりやすさが重視され、運転初心者や高齢者に親切です。右左折の際も交差点がリアルに表示され、通るべきレーンを示します。道幅優先のルート探索をすれば、少し遠回りでも広い道を選択でき安心です。
搭載される地図は正確さで有名なゼンリン製。市街地の家の形まで表示されるので、目の前の景色と照らしあわせれば迷いません。部分地図は2ヶ月ごとに2023年7月末まで更新され、全地図は2021〜2023年の期間中に1回無料の保証付きです。
一方通行や、交差点通過時に対向車への注意を促す安全運転アシスト機能を搭載。知らない場所でのふらふら運転や、交通標識の見逃しを防ぎます。速度制限されたエリアのほか、駐車禁止部分も色分けして表示するため、うっかり違反することはありません。
画面サイズは一般的なカーナビと同じ7インチです。地図は2020年版マップルナビPro3で、大きくリアルな道案内が魅力。地球150周分にも及ぶ距離を実際に走って調査し、高い精度を誇ります。
フロントガラスに設置した付属のカメラでナビが状況を把握します。画面は常に前方の様子と目的地へのガイドを表示。右左折の際は大きな矢印で示し、柔軟に変化します。車線の逸脱や危険な車間距離を感知すると、警告アナウンスがされるため安心です。
地図は16GBの大容量ゼンリン地図を採用。圧倒的な情報で正確なナビをサポートします。なめらかに動くタッチパネルとあわさり快適な操作性です。2023年7月31日までに無料で一度地図を更新できます。最新の情報で長く使いたい方におすすめです。
るるぶ観光データを約6万件を含み、車に乗りながらお店の営業時間や定休日といった旅先情報にアクセスできます。効率よくドライブが楽しめる博識カーナビです。タッチスクリーン式の7インチサイズで、輝度の高いLEDバックライトにより、快晴のときもはっきりと画面を確認できます。高性能CPU搭載によりなめらかに動くため、iPhoneのような直感的な操作が可能です。
ナビと同時に表示できるフルセグテレビは、受信中の放送局との通信が途切れると、自動で新たな中継局に切り替える仕様。2チューナー・2アンテナで受信が安定し、映像が固まりにくく快適です。
最短距離や推奨ルートを提示するほか、オービス情報や高速道路標識を知らせてくれます。画面に目的地までの距離や時間が映るため、慣れない場所に向かうときも安心です。タッチパネルは指か付属のスタイラスペンで操作でき、誰でも簡単に扱えます。
液晶のバックライトが明るく、日中でも見やすい仕様です。別途microSDカードを用意すれば、TV番組の録画も視聴できます。長旅や子供を乗せた運転時にうれしいポイントです。安くて多機能な製品が欲しい方におすすめします。
地図は2020年度春版のデータを採用。4075万件もの住所データで施設の位置が正確にわかります。新しい観光施設も道中のルートから丁寧に案内されるので安心です。多くの新規開通道路や施設に加え、全国1393都市の建物名や形状・細道まで詳細地図を収録。大都市をはじめ広範囲の市区町村をカバーし、主要な建物は立体表示されます。
シガーソケット電源は12v/24vに対応。家庭用の自動車からトラックのような大型車両にも搭載できます。幅広い車種に対応した、使い勝手のよい製品です。
ダッシュボードに固定してシガーソケットから電源を取ればすぐに使えます。バックカメラやDVDプレーヤーの映像出力も可能。手軽なので複数の車で使い回せる優れものです。
電源なしでも内蔵バッテリーで約1時間は連続駆動するので、外に持ち出してワンセグの視聴できます。ほかには一般・高速道路優先といった複数のルート検索が設定可能。ナビの基本的な機能に加え、速度取り締まりエリアやオービスの位置を教えてくれます。
近距離ではカーナビアプリもおすすめ

最近ではAndroid auto・Yahoo!やLINEカーナビといった、連携できる専用アプリもあるのでぜひチェックしてください。ナビアプリは常に地図情報を更新するため、最新の情報を確認できます。車に乗りながらスマホを見るのは絶対に避け、近距離で場所を探すときに活用しましょう。