お菓子づくりやいつもの家庭料理がランクアップ!おすすめの生クリーム10選
「生クリーム」と「乳又は乳製品を主要原料とする食品」は同じ?
一般的に生クリームと呼ばれるものには多くの種類があり、厳密に言うと生クリームではないものも含まれています。本来の生クリームは乳脂肪のみが原材料となっているもので、生クリームの他には純生と表記されるのが一般的です。
「乳又は乳製品を主要原料とする食品」は乳脂肪に添加物や、ココナッツオイルなどの植物性油脂を混ぜて作られた商品で植物性生クリームと呼ばれることもあります。
この記事では生クリームの代替製品である植物性の商品も含めて、生クリームの選び方やおすすめの商品を紹介していきます。
生クリームの選び方
スーパーの乳製品売り場へ行くと、種類豊富な生クリームが並んでいます。どの商品を選んだらよいのか、これから生クリームを選ぶときのポイントを紹介します。好みや用途に合った商品選びの参考にしてくださいね。
動物性生クリーム?植物性生クリーム?
生クリームは、大きく分けると動物性と植物性の2つに分けられます。
動物性の生クリームは、生乳や牛乳などの動物性脂肪のみを原料とし、濃厚な味わいで添加物が入っていないのが特徴です。熱にも強いので、煮込み料理やオーブンを使った焼き菓子作りに最適。一方で、泡立てすぎると分離して角が立たなくなったり、賞味期限が短かかったりというデメリットがあります。
植物性の商品は大豆油やヤシ油、ココナッツ油などの植物性脂肪に乳化剤や防腐剤などを加えて作られています。あっさりしていて、コレステロールや脂肪分が低いのがメリット。泡立てしやすく、形が崩れにくいのでケーキのデコレーションにおすすめです。乳脂肪と植物性脂肪を混ぜ合わせたタイプや、乳脂肪が全く入っていないタイプがあります。
乳脂肪分は何%?
乳製品売り場の棚に並んでいる生クリームを見ると、乳脂肪分率の数字が大きく書かれた商品がたくさんあります。
乳脂肪分の割合が高いほどコクのある濃厚な味わいになり、割合が低いほどあっさりした軽い口あたりになるのが特徴です。また、カロリーやコレステロールも乳脂肪分が多いほど高くなります。
濃厚さや風味は好みにもよりますが、乳脂肪分率別におすすめの使い方を紹介します。
【30%以下】
コーヒーや紅茶のような飲み物には、20%前後の口当たりが軽いものがおすすめ。牛乳の代わりに料理に入れることもあります。ホイップクリームを作るには、泡立てに時間がかかるので要注意です。
【30~40%以上】
プリンやムースなどのお菓子作りにおすすめ。軽めのチーズケーキ作りにもちょうどいいですよ。
液体タイプ?冷凍タイプ?
スーパーで販売されている生クリームは液体のものが多いですが、他にもホイップした状態で冷凍されているタイプもあります。
液体のタイプはそのまま料理や飲み物に入れられますが、ホイップして使う場合は手間がかかります。冷凍タイプは解凍するだけでそのままデコレーション用として使え、子どもでも扱いやすいのがメリット。長期保存可能なので、常備しておくのもいいですね。
他にもホイップ済みの冷蔵タイプや、スプレータイプも販売されています。チョコレートやストロベリーといった味のバリエーションも豊富なので、お菓子を持ち寄ったホームパーティーにぴったりです。
予算で選ぶ
生クリームを買うときに、商品ごとの販売価格の違いに驚いたことはないですか?一般的には、動物性の方が植物性よりも価格が高く、乳脂肪分が低いものほど価格が安くなります。
使用する生クリームが少量であったり、濃厚さを重視しない場合には予算にあわせて選ぶことをおすすめします。
乳製品アレルギーがある場合
液体のまま使う料理には、アーモンドミルクやココナッツミルク、ライスミルクで代用することが可能です。ホイップする場合は、ココナッツミルクや豆乳を使った商品で代用できますよ。
注意点は、市販の生クリームは植物性でも、乳脂肪入りのものがほとんどだということです。購入の際には、成分表を十分にチェックしてくださいね。
動物性生クリームのおすすめ5選!
濃厚でコクのある動物性の生クリームのおすすめ商品を紹介します。
- タカナシ
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特選北海道純正クリーム35 200ml
- 税込401円
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乳脂肪分35%の北海道クリーム
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軽い口当たりで、ふんわりとしたホイップクリームができる!乳脂肪分率が3段階から選べて嬉しい、北海道産の純生クリームです。
クリームは少し黄色みがあり真っ白ではないのが特徴。ポタージュスープや、チーズケーキやパンナコッタ作りにもおすすめです。なめらかでふんわりとしたホイップクリームができるので、ガトーショコラのような焼き菓子に添えるのもいいですね。
汎用性が高い乳脂肪分35%の商品です。しっかりとコクがありながら重すぎないので、クリームパスタのソースやムース、ホイップクリームなどいろいろな料理に使えますよ。
- よつ葉
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よつ葉純生クリーム 200ml
- 税込343円
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十勝産の生乳だけで作られた風味豊かな生クリーム!
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安定剤や保存料は一切使われていません!十勝産の生乳だけにこだわって作られた、無添加の純生クリームです。
原材料は十勝産の生乳が100%。乳脂肪分47%と濃厚で、ミルク本来の風味を楽しめます。濃厚なカルボナーラや、パンケーキ作りにおすすめです。
中沢乳業が企画、製造し販売する中沢フレッシュクリームには、乳脂肪分36%と45%の2つの商品があります。1リットルの生クリームを作るには、13リットルの牛乳が必要なほど凝縮されているため、濃厚なミルクの風味を味わえます。シチューやクリームソースのような煮込み料理や、ベイクドチーズケーキなど、火やオーブンを使った料理にもおすすめです。
ミルキーで濃厚な味わいなのに、後味はスッキリしているのが特徴です。豊かな風味はオーブンで熱を加えた後も残るので、ガトーショコラやグラタン作りにおすすめ。ホイップクリームにする場合は、冷しながら泡立てて少し早めに終えるのがポイントです。ホイップクリームが主役のクレープや、ロールケーキにもぜひ挑戦してみてください。
植物性生クリームのおすすめ5選!
あっさりと軽めの植物性生クリームのおすすめ商品を紹介します。
さっぱりとしたミルクの味わいが特徴の植物性生クリームです。短時間でもホイップクリームが作れるので、はじめての人や子どもでも扱いやすいと人気があります。賞味期限は3~10℃の冷蔵保存で、100日間と長持ちなので冷蔵庫に常備しておくのもよいですね。原材料は植物油脂や乳製品、安定剤などです。
きめ細かく、なめらかな口当たりの植物性ホイップクリーム。乳成分が一切入っていないので、乳製品が苦手な人やアレルギーがある人おすすめの商品です。料理やお菓子作りにはそのまま使用できますが、コーヒーに入れる場合は酸や熱で凝縮したり脂肪分が分離したりするので、ホイップして泡立てたものを使うようにしましょう。
口金つきの絞り袋に入っていて、解凍後すぐに絞り出せて便利です。乳脂肪分10%で、たっぷり使えてうれしい700ml入り。大人数のホームパーティーでも重宝します。
ホイップ済みで、簡単に使える商品です。自宅で簡単にデコレーションケーキやフルーツサンドが作れます。甘さ控えめでフルーツとも相性抜群。原材料は植物性油脂や還元水あめ、乳製品、安定剤などです。
開封前は常温で90日間保存でき、開封後でも冷蔵で30日間使えます。植物性油脂は使われていませんが、乳脂肪分26%であっさりテイストです。チョコレート味の他に、プレーンのタイプもありますよ。
あまった生クリームで作ってみよう!
生クリームの選び方や、おすすめの商品を紹介しました。お気に入りの商品が見つかったら常備して、スクランブルエッグやカレーなど、いろいろな料理に加えてみてください。レシピの脱マンネリにもいいですね。
生クリームがあまったら、ぜひ挑戦してもらいたいのがバター作りです。清潔な瓶に生クリームを入れて振り続けるだけ!自家製のフレッシュなバターを味わえます。家族と一緒に作るのも楽しいですよ。
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