【何本飲んだことある?】北海道〜東北地方のおすすめ地ビール7選
日本各地400箇所以上で生産されている地ビール。今回は、東北地方のおすすめ地ビールをセレクト。お取り寄せできるサイトと共にご紹介します!
目次
まだまだ続く「地ビール」人気。全国400箇所以上にマイクロブルワリーが存在!
ビールファンにとって、国内旅行の醍醐味といえば「地ビール」。現在、日本各地では個性豊かなマイクロブルワリーが次々に誕生しています。その数、なんと417箇所(※2019年7月時点)。
今回は、全国のマイクロブルワリーの中から、北海道〜東北地方のおすすめブルワリーと代表的な地ビールをご紹介したいと思います!
地ビールの定義とは?クラフトビールとの違いはあるの?
そもそも、地ビールとクラフトビールは、明確な違いが定義されていません。しかし、その呼び方の背景には、日本の地ビールの歴史から生まれたニュアンスの違いがあります。
1998年、酒税法の改正によって、ビールの年間最低製造量が2000KLから60KLに引き下げられると、日本全国にマイクロブルワリー(小規模醸造所)が誕生しました。地酒感覚で作られた日本各地のマイクロブルワリーのビールは「地ビール」と呼ばれ、いっときブームを起こすもやがて衰退。
その後、アメリカからやってきたクラフトビールブームに影響を受け、その定義である「小規模」で「他社の傘下に入らず独立している」ブルワリー。またはそれに近いブルワリーのビールを総称してクラフトビールと呼ばれるようになりました。
当初は地酒の延長で作られていた日本各地の地ビールは、このクラフトビールブームの影響を受け、よりビールとしての美味しさを追求したものに進化。
地ビール=各地で丹精込めて作られたクラフトビールとして、今日の第三次クラフトビールブームにつないできたのです。
北海道〜東北のおすすめ地ビールをセレクト!
北海道〜東北の地ビールは、特産物を使用したもの、地元の料理に合わせるものなど、「食」にフューチャーした商品が多くあります。また、ドイツやチェコなど、本場のビール造りを踏襲した本格派のビールが多いのも特徴的です。
今回は、それぞれの地域の特色を出しながら、ビールとしての完成度が高いことで人気の商品を集めてみました。ぜひ、チェックしてみてください!
北海道のおすすめ地ビール
- ノースアイランドビール(北海道江別市)
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ノースアイランドビール
- 税込み 4,224円
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カナダで修行したブルーマスターが送る、大地の深みを感じるビール
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北海道江別産の小麦、「ハルユタカ」を使用した「ヴァイツェン」、ロースト麦芽をふんだんに使用した「スタウト」など、5種6本のレギュラービールの飲み比べセット。
NORTH ISLAND BEER(ノースアイランドビール)は、カナダでビールの修行を積んだ3人のブルーマスター(ブルワリーのトップ)によるブルワリー。
飲むべき一本は、地元江別産の小麦、「ハルユタカ」を使った「ヴァイツェン」。フルーティな香りと小麦の深みが好バランスな、洗練されたビールです。
この他にも、IPAやピルスナーなど、味も見た目も個性豊かなレギュラービール6種と、季節ごとの限定ビールなどが随時楽しめます。
青森県のおすすめ地ビール
- 十和田湖ふるさと活性化公社(青森県十和田市)
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十和田湖ふるさと活性化公社 奥入瀬ビール 8本入
- 税込み 6,160円
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地元の食とのペアリングを楽しみたいビール。
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八甲田の清涼な大気と奥入瀬の清らかな水から生まれる、深みのある味わいと爽快なのどごしのビールです。ピルスナー、アンバーラガー、ダークラガー、ヴァイツェンの4種×2本セット。
奥入瀬ビールを製造する奥入瀬麦酒館(OIRASE Brewery)は、煮沸釜など製造工程の一部を見学できるほか、レストランも併設。地元食材をふんだんに使った料理とのペアリングを楽しめます。
飲むべき一本は「ダークラガー」。一般的に“黒ビール”というと「スタウト」と呼ばれる上面発酵のスタイル。しかし、こちらの「ダークラガー」はローストしたモルトを使い下面発酵することで、香ばしさとのどごしを両立させた他では出会えない味わいを作り出しています。
奥入瀬の大自然を堪能しながら、ゆったり味わいたくなる深みのあるビールです。
秋田県のおすすめ地ビール
酵母をろ過せずに、豊かな香りやコクを引き出した田沢湖ビール。こだわりの原材料と丁寧な製法で作り上げた製品は、国内外のビールコンテストで多くの賞を受賞しています。
飲むべき一本は、「ピルスナー」。世界最高品質のホップ、「ザーツザーツ」を使用し、選りすぐりの麦芽を贅沢に使用。日本人に馴染み深い“キレとのどごし”のラガータイプでありながら、これまでのラガーのイメージを塗り替える贅沢なコクを感じられます。
ワールド・ビア・アワード2014で世界一を獲得したこともある、圧巻のおいしさをぜひ試してみてください!
岩手県のおすすめ地ビール
- ベアレン醸造所(岩手県盛岡市)
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ベアレン醸造所 缶ビール ザ・デイ2種6本 トライアルセット 350ml×6本
- 税込み 2,640円
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ドイツ直輸入”の仕込み室で作ったスタンダードなドイツビール
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ヨーロッパの伝統的な製法で造った、キリリと苦味のきいた味わいの「トラッドゴールドピルスナー」、コクのある味わいの中にホップの風味がきいた「 ザ・デイ イノベーションレッドラガー」の2種×3本セットです。
地ビールは個性が尖りすぎていて苦手、という人にお勧めしたいのが、岩手県のベアレン醸造所のビール。
ドイツから船で輸送してきたという100年前の仕込み室を使い、ヨーロッパの伝統的な製法にこだわって、スタンダードで飲み飽きない美味しさのビールを造っています。
中でも飲むべき一本は、「ザ・デイ / トラッド ゴールド ピルスナー」。麦の複雑なうまみのあとからホップの心地いい苦味が押し寄せて、余韻とともにすっと引いていく王道ピルスナーです。爽やかなキレとのどごしは、どんな食事にも相性が良さそうですよ。
山形県のおすすめ地ビール
山形県の「地ビール 月山」は、ドイツの「ビール純粋令」に則ったシンプルな原材料と、酵母をろ過しない製法で作られている地ビールです。
飲むべき一本は、「ミュンヒナー」。19世紀の終わりごろ、ドイツ、ミュンヘンで発達したと言われている下面発酵の黒ビール。飲んでみると、ホップの苦味は控えめで、ふくよかな麦芽の甘みが広がりさらっと消えていくとても美味しいビールです。
冬の温泉地でまったりしながらちびちびと飲むのにおすすめですよ!
宮城県のおすすめ地ビール
- 阿部善商店(宮城県塩釜市)
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塩竈ビール 330ml×6本
- 税込み 4,700円
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麦芽の力強いうまみを感じられるビール
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ドイツ産の麦芽とホップを使用。麦芽は通常の1.5倍使用し、熟成にも倍の時間をかけて仕上げた濃厚で味わい深い贅沢なビールです。非熱処理で酵母が生きているため、要冷蔵となります。
「塩竈ビール」は、かまぼこなど、水産加工品を製造する、宮城県の阿部善商店が造る地ビール。その名の通り、「塩釜らしさ、塩釜の海の幸に合うビール」をコンセプトに開発されたという珍しい地ビールです。
ドイツ産麦芽を通常の1.5倍使用し、通常の倍の時間をかけて長期熟成しているため、濃厚で力強い麦芽の風味が特長的。
かまぼこやお刺身など、海の幸とともに味わうと、海鮮の旨味を引き立てつつも存在感を残し、スッと引いていく絶妙なペアリングが楽しめますよ!
福島県のおすすめ地ビール
- みちのく福島路ビール(福島県福島市)
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福島路ビール ピーチエール 330ml×6本
- 税込み 4,279円
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福島の果実をビールで味わう新体験!
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本場ヨーロッパの麦、地元吾妻山の水のほか、福島の白桃(あかつき)を使用した、ほのかに桃の香りを感じるフルーツビールです。
みちのく福島路ビールは、本場ヨーロッパから厳選した麦を取り寄せ、地元我妻山の美しい水を使用。余計な手を加えず、ビール本来の味わいを追求している地ビールブルワリーです。
飲むべき一本は、福島県産の白桃(あかつき)を使用した「ピーチエール」。フルーツ系のビールはご当地ビールの飛び道具のように思われがちですが、侮ることなかれ。こちらはただ特産品を加えたジュースのようなフルーツビールとは違います。
桃の控えめで優しい香りが鼻に抜け、麦のうまみがあとから追ってくる絶妙な味設計。後味はちょっと渋みを残し、次の一口を誘います。
ご当地性とビールとしてのうまさを兼ね備えたおトク感のある一本です。
【まとめ】東北を旅して美味しい地ビールに出会おう!
今回は、通販で取り寄せてお家で楽しめる地ビールをセレクトしました。しかし、東北にはまだまだ、深い探究心と地道な努力で美味しいビールを開発している地ビールブルワリーがたくさん存在します。
「東北の地ビールをもっと知りたい!」という方は、実際に東北を旅して、現地の食とともに地ビールを味わってみることをおすすめします!
※価格はいずれもAmazonの2020年1月時点のものです。
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