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MacBook Pro2019年版選び徹底解説

MacBook Pro2019年版選び徹底解説

拝島祐子
2020-03-06
2021-02-04

16インチMacBook Proの登場で注目されるMacBook Proシリーズ

バックライト付キーボード

おすすめのMacBook Pro(2019年末調べ)と購入にあたってのtipsを紹介します。新モデル3点と旧モデル1点を紹介していますが、PC関連の市場はかなり早く動きます。価格動向など最新の情報をチェックするようにしてください。

MacBook Pro選びのポイント

2019年11月現在、ノート型MacはMacBook ProシリーズとMacBook Airシリーズの2ラインとなっています。このなかでMacBook Proシリーズを選ぶ理由、そしてMacBook Proシリーズのなかからどれを選ぶべきかを考えてみましょう。

MacBook Proを選ぶかMacBook Airを選ぶか

MacBookシリーズの中でも最軽量のMacBook Airとパワフルな処理能力が特徴のMacBook Proシリーズ。製品の設計コンセプトにも明確な差が読み取れますし、実際このどちらのシリーズを買うべきか悩むことはあまりないのではないかと思います。

それでもどちらを買うか決めかねているなら、MacBook Proをおすすめします。13インチMacBook Proなら製品重量も120gほど重いだけ。持ち運びの利便性でも13型MacBook Airとじゅうぶん勝負でき、高い処理能力を持っているのなら13インチMacBook Proの優位性は明らかです。Apple Storeで可能なBTOでメモリやストレージを強化できれば言うことなしです。

ただ、ここまでしてしまうと価格にもかなり差が出てしまいます。その価格差で得たマシンパワーが自身の使い方に必要かどうか、そこが最後の決定ポイントになることでしょう。

13インチを選ぶか16インチを選ぶか

基本のマシンパワーの高さとBTOでのカスタマイズの高さ。これがMacBook Proの特徴のひとつでもあります。16インチMacBook Proの場合、最大8コアのIntel Core i9プロセッサ、64GBのメモリ、8TBのストレージという構成も可能です。もちろん、価格もかなりアップしますがノートPCとは思えないほどの処理能力を手に入れることもできます。3Dレンダリング、4Kムービーの編集などマシンパワーの必要な作業にもしっかり対応してくれます。

13インチMacBook Proも高い拡張性を持っていますが、16インチMacBook Proには及びません。それよりも、13インチMacBook Proはその身軽さを活かした活用方法を模索するべきでしょう。最大限のカスタマイズを行うより必要最小限の拡張に留め、書斎やリビング、職場や打ち合わせ先で活躍できるモデルです。

同様の使い方はMacBook Airも得意とするところですが、扱うデータが高画質の写真や3DモデルだとMacBook Airには少々荷が重すぎます。13インチMacBook Proならストレスなくデータを扱うことができます。

どのようにMacBook Proを使っていきたいか、その活用シーンによって最適なMacBook Proは変わってきます。それらを総合的に検討し、自分に合うMacBook Proを選んでください。

前世代のモデルを探すという選択はあり?

新モデルが発表されると、それまで販売されていた前世代モデルが値下げされるのでないかと期待をしてしまいます。Apple公式サイトでは前世代モデルはすぐに姿を消してしまい、バーゲンのようなことは行われません。しかし、量販店やパソコンショップなら値下げ販売が行われる可能性もあります。

ひとつ押さえておきたいのは、新モデルと前世代モデルの性能の差。前世代モデルから新モデルの発売まで数年の間があるようなら、性能も大きく変わっている可能性があります。そのような場合、安く前世代モデルが購入できてもどうしても性能面の差が気になってしまうことでしょう。発売年の差が少ない場合や改良点がピンポイントであるなら、前世代モデルを狙うのも大いにあり、です。

単に価格に注目するのでなく、何が変わったのかをきちんと調査した上で前世代モデルにするか新モデルにするかを選ぶようにしましょう。

おすすめMacBook Pro(2019年版)とtips

おすすめのMacBook Pro(2019年末調べ)と購入にあたってのtipsを紹介します。新モデル3点と旧モデル1点を紹介していますが、PC関連の市場はかなり早く動きます。価格動向など最新の情報をチェックするようにしてください。

おすすめ①
  • Apple
  • 16インチMacBook Pro(16GBRAM、1TB)

  • 税込み317,680円
  • 2019年11月現在でもっともパワフルなMacBook

  • BTOで8TBストレージ、64GBメモリなど強力なカスタマイズも可能なMacBook Pro。4つのUSB-Cポート、Retinaディスプレイ搭載などパワフルさと快適さを兼ね備えた製品です。

CPU、グラフィック、内蔵ストレージなどどの点においても最高水準のMacBookが、「Apple 16インチMacBook Pro(16GBRAM、1TB)」です。

ここで紹介している構成はECサイトや量販店で購入できるオーソドックスな構成のもの。Apple Storeで受け付けているカスタマイズ注文(Build to Order)を利用すれば、CPUは、2.4GHz 8コアIntel Core i9(Turbo Boost使用時最大5.0GHz)に、内蔵ストレージ容量は8TBに、メモリは64GBまで拡張できます。

MacBook Pro RetinaディスプレイにはTrue Toneテクノロジーが採用され、これまで以上に美しく正確な色彩を描き出してくれます。USB-Cポートも4つ備え、外部機器との連携にもしっかり対応。デスクトップ機にも引けを取らないパワフルさで、あなたの作業を快適にサポートしてくれます。

カラーはシルバーとスペースグレイの2色が用意されています。

おすすめ②
  • Apple
  • 13インチMacBook Pro(USB-Cポート×4、8GBRAM、512GB)

  • 税込み230,613円
  • 拡張性を重視した4つのUSB-Cポート

  • 4つのUSB-Cポートを備えた13インチMacBook Pro。USBハブで接続可能な機器数は増やせますが、外部機器の安定動作のためにもポート数の余裕は大きなメリットになります。

MacBook Proシリーズの下位ラインにあたる13インチMacBook Pro。そのなかでも拡張性を重視する方向けの製品が、「Apple 13インチMacBook Pro(USB-Cポート×4、8GBRAM、512GB)」です。

USB-Cポート(Thunderbolt 3)を4つ備えている点が大きな特徴です。このUSB-Cポートは、充電、DisplayPort、Thunderbolt(最大40Gb/s)、USB 3.1 Gen2(最大10Gb/s)に使用されます。後半の2つは外部接続機器の規格なので対応した機器の接続時に使用します。

ポイントは充電で確実に1つふさがってしまうこと。21インチなど大型の外部ディスプレイを使用したり、外付けのバックアップ用HDDを常設したりすると、すぐにポートが足りなくなります。DTM用途だとMIDIキーボードやオーディオインターフェース、USBドングルなどの接続が必要です。イラスト関連でもタブレットなどを接続するので、ポート不足は確実です。

USBハブを使用すればたいてい解決しますが、機器によっては本体直結でないと動作が安定しないケースもあります。その意味でもポートに余裕があるのは大きなメリットになります。

おすすめ③
  • Apple
  • 13インチMacBook Pro(USB-Cポート×2、8GBRAM、256GB)

  • 税込み166,902円
  • もっともリーズナブルな13インチMacBook Pro

  • 価格優先でMacBook Proを選ぶならもっともリーズナブルなモデル。USB-Cポートが2つ、CPU、GPUも4ポートモデルから変更になっているので、選択時にはその点も検討が必要しましょう。

128GBの内蔵ストレージモデルから用意されており、もっともリーズナブルな価格で入手できるのが、「Apple 13インチMacBook Pro(USB-Cポート×2、8GBRAM、256GB)」です。ここで紹介しているのは256GBモデルですが、128GBモデルだとさらに約2万円安く購入できます。

13インチMacBook ProにはUSB-Cポートが4つのモデルと2つのモデルがあります。2ポートのモデルは価格もおさえられていますが、価格差の要因はポート数だけでなく、搭載CPUの違いもあります。4ポートのMacBook Proは2.4GHzクアッドコアIntel Core i5(Turbo Boost使用時最大4.1GHz)を採用していますが、2ポートのMacBook Proは1.4GHzクアッドコアIntel Core i5(Turbo Boost使用時最大3.9GHz)のCPUです。そのほか、グラフィックボードがIntel Iris Plus Graphics 655から645へと変更になっています。

USB-Cポートの数が少ないという点もかなり不便になるケースがありますが、USBハブをうまく活用できれば何とかやりくりも可能です。ただ、CPU、GPUの違いはあとでの対処ができないので、その点をよく考慮して購入を検討しましょう。

おすすめ④
  • Apple
  • 15インチMacBook Pro(16GBRAM、512GB)

  • 税込み293,480円
  • 大型MacBook Proの前世代モデル

  • 新製品の16インチMacBook Proと比べて画面サイズ、グラフィック性能以外では同等に近い性能なので、用途によってはじゅうぶん購入価値のあるモデルです。

16インチMacBook Proの登場で前モデルとなってしまったのが「Apple 15インチMacBook Pro(16GBRAM、512GB)」です。ただ、前モデルといっても性能がそれほど劣っているわけではありません。

CPUは、2.3GHz 8コアか2.6GHz 8コアが採用されており、これは16インチMacBook Proとも同等です。大きな違いはディスプレイサイズとそれにともなって強化された描画能力にあります。カスタマイズ可能なメモリ容量やストレージ容量も強化されていますが、ベーシックな部分ではより大きく美しい画面にこだわらなければ、本製品の選択もあり、です。

2019年11月現在でまだ新品を市場で見つけることができます。また、Appleの「認定整備済製品」でも見かけるので、狙い目のMacBook Proかもしれません。

MacBook Proシリーズのみに搭載されているTouch Barとは?

パソコンのキーボード上部には、ファンクションキーというキーが並んでいます。F1からF12(機種によって数が違う場合もあります)の文字が印字されており、決まった役割はありません。Windowsのかな漢字変換で使用しますが、それは日本語環境だけの話。使用言語が変わればファンクションキーの機能は変わってしまいます。

自由に役割を決められるキー、がファンクションキーの本来の姿ですが、言語やソフトによってはまったく使われないこともあります。そんなキーで場所をとるのはムダではないか、と開発されたのがTouch Barという機能です。

Touch Barは細長い横型のタッチスクリーン。使用ソフトによって異なるボタンやスライドバーが表示され、スマホのように指で操作します。輝度や音量の調整、ビデオの再生やストップ、再生箇所の移動など、使用ソフトにあった機能を表示します。

画面にタッチ機能を備えたノートパソコンもありますが、画面でのタッチ操作は意外に腕に負担がかかります。Touch Barなら楽に操作できます。

このようにユニークな機能を備えたTouch Barですが、コストの問題や使用感についての賛否もあり、今のところはMacBook Proのみの搭載となっています。

Macで先行搭載されたUSB-Cポートと従来のUSBポートの違い

MacBook Proシリーズには外部機器接続のためのポートが1種類、Thunderbolt 3(USB-C)ポート(以下USB-Cと記載)しか搭載されていません。USBはよく知られた規格でUSBメモリーなどを活用している方も多いでしょう。しかし、MacBook Proに搭載されているUSB-Cポートと、広く普及しているUSBが使用するUSB TypeAポートは全く形状が異なり、そのまま接続することはできません。

USB-Cポートには上下の区別がありません。USBメモリを挿そうとしたら上下逆だった、という失敗は多くの方が覚えがあることでしょう。USB-Cではそのような失敗はなくなります。また接続できる機器の種類や供給できる電力も大きく向上しています。

MacBookでは2015年に最初のUSB-Cポート搭載モデルが発売されていますが、パソコン業界全体としてはようやく広がり始めてきたところです。周辺機器選びに困っていたMacBook Proユーザーの方もそろそろ便利になってくることでしょう。

MacBook Proを購入するならBTOもぜひチェックを!

ECサイトや量販店では、MacBook ProやiMacシリーズの基本となるモデルしか販売されていないことがほとんどです。

現在(2019年12月)のMacBook Proは基本モデルが3種類。そのなかから選ぼうとすると、細かなスペックに不満が出ることもあるでしょう。そのようなときに検討したいのが、Apple Storeのカスタマイズ注文(Build to Order)です。

16インチMacBook Proの場合、最大8コアのIntel Core i9プロセッサ、64GBのメモリ、8TBのストレージという構成も可能です。ここまでパワーアップしたMacBook Proなら、3Dレンダリングや4Kムービーの編集も快適にこなすことができるでしょう。もちろん、価格は相当アップします。基本モデルは288,800円(税別)ですが、最大構成だと651,800円(税別)と倍以上の価格に。

この価格差は、それだけBTOの自由度が高いということも表します。MacBook Proに限らずMacを購入するなら、BTOモデルもぜひ検討していただきたいと思います。

デザインと性能の絶妙なバランスもMacBookの魅力

黒背景とMacBook

Macというコンピュータはお洒落なデザインでもよく知られています。ムダを省きシンプルながらも細部にこだわるという相矛盾しそうなコンセプトをうまくまとめているところが、Appleらしさ。

例えば16インチMacBook Proは、ハイパワーのCPUを搭載しながらも1.62cmしか厚みがありません。通常なら放熱のために大きなファンが必要となるので、もっと厚くなっても不思議ではないのです。MacBook Proでは、効率よく熱を逃す仕組みを徹底的に見直すことで、スッキリしたデザインを活かしつつ、さらに省電力化も達成しました。

MacBook Proがそのような工夫の積み重ねで作られたマシンであることを考えると、一層愛着がわいてきますね。



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