GoProを使って、タイムラプスを撮影してみよう

南谷 有美
公開: 2019-11-26

※記事で紹介した商品を購入すると、売上の一部がMoovooに還元されることがあります。

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GoProの機能の一つである、タイムラプス。使ってみたいけど、難しそうというイメージを持っている方も多いかと思います。今回は、初心者の方でもおすすめなタイムラプスの使い方についてご紹介します。


GoProとは

GoProは、アクティブスポーツを撮影する目的で作られたアクションカメラです。写真と動画を撮影することが可能で、近年はその独自性と持ち運びやすさで、様々なシーンで活用されています。

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  • GoPro
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  • 動画も夜景もアウトドアも!日常を彩るアクションカメラ

  • 様々なシーンで活躍するアクティブなカメラ。防水機能搭載なので、水中でも撮影できます。4K動画やタイムラプスの機能も充実。旅のお供にしたい、カメラです。

※ 商品価格は2019年11月時点のものです。

今回はこちらのGoPro HERO7を使ったタイムラプスの撮り方についてご紹介します。

タイムラプスとは

タイムラプスとは、時間の経過を早回しにした映像のことです。現在はほとんどのスマホでタイムラプスの機能が導入されており、動画撮影を仕事にしていない人達にとっても身近なものとなりました。操作方法は簡単で、ボタンを一度押すだけでカメラが動画を仕上げてくれます。印象的な動画となるので、様々なシーンで利用されています。バッテリーの消耗が激しいため、予備のものを持参して撮影するようにしましょう。
また、撮影時間は通常より長くなるため、三脚などでカメラを固定して撮影することをおすすめします。こちらの記事では、おすすめの三脚についてご紹介しています。是非参考にしてください。

タイムラプスに適した被写体

タイムラプスの一番の特徴は、長時間撮影したものを短時間にまとめてくれることです。タイムラプスで撮影をする際に、そのことを考慮して「動きのあるもの」「変化があるもの」を意識して撮影すると、面白い動画に仕上がります。タイムラプスに適した被写体をご紹介します。

被写体1:街並み

行き交う人々が時の流れを演出しています。タイムラプスは、何気ない日常をかっこよく切り取ってくれます。

被写体2:星空

撮影が難しい星空も、タイムラプスを使えば撮影することができます。空が移り変わる様子も撮影できるので、肉眼でもなかなか見られないシーンをカメラにおさめることができます。

被写体3:月の動き

夕方から夜にかけて、月の動きをとらえた動画です。このように変化が分かりやすいものは、印象的な動画に仕上がります。

被写体4:車

規則的な車の流れも、タイムラプスで撮影すると素敵に映ります。この動画のように少し俯瞰して、高いところから撮ることがおすすめです。

タイムラプスの使い方

タイムラプスの使い方についてご紹介します。GoPro HERO7では、4つの機能にわけられます。それぞれ紹介していきます。

Time warp(タイムワープ) ビデオ

GoPro HERO7で登場した新たな機能です。HyperSmoothという揺れ防止機能を活用して、移動しながらでも簡単にタイムラプスを撮影することができます。まるでジンバルを使用したような仕上がりの動画になります。

タイムワープ写真1  撮影:ライター南谷有美

Time warp ビデオでは、3つの設定をすることができます。

解像度

タイムワープ写真2  撮影:ライター南谷有美

画面左側の「解像度」という機能です。ここでは、解像度・比率について選ぶことができます。

比率16:9では
解像度 4K、1080

比率4:3では
解像度 2.7K、1440

が選べます。

やはり4Kが魅力的です。大きなビデオカメラではなくても、4Kが撮影できるということが嬉しいですね。

FOV

タイムワープ写真3  撮影:ライター南谷有美

画面真ん中の「FOV」という機能です。FOVとは、視野角を意味しています。ここでは、画角について選ぶことができます。
魚眼無効:広角やSuperViewの魚眼効果を取り除いだ画角
広角:フレームいっぱいに撮影する大きな画角
写真などタイムラプス以外のものでは魚眼無効なども選択可能ですが、タイムワープは広角のみの扱いとなり、「広角」のみ選択できる形となっています。

速度

タイムワープ写真4  撮影:ライター南谷有美

画面右側の「速度」という機能です。2x〜30xの間で選択することができます。

 1分間撮影で約30秒の動画
 1分間撮影で約10秒の動画
10×  5分間撮影で約30秒の動画
15×  5分間撮影で約20秒の動画
30×  5分間撮影で約10秒の動画

この速度によって撮影時間とタイムワープビデオの長さが決まります。被写体の動きや撮影時間によって選択しましょう。

タイムラプス ビデオ

ボタンを押すだけでタイムラプスを撮ることができる機能です。iPhoneなどの携帯に搭載されているものと同じような機能になります。基本的にカメラ任せで自分で設定できる部分が少ないですが、初心者の方でも簡単にタイムラプスを楽しむことができます。

「解像度」、「FOV」

タイムラプスビデオ写真1  撮影:ライター南谷有美

タイムラプス ビデオでは、3つの設定をすることができます。
画面左側の「解像度」と画面真ん中の「FOV」は、Time warp ビデオと同じになりますのでそちらをご覧ください。

間隔

タイムラプスビデオ写真2  撮影:ライター南谷有美

画面右側の「間隔」という機能です。撮影時の間隔を選択することができます。

間隔 0.5秒、1秒、2秒、5秒、10秒、30秒、60秒

こちらの機能は、次にご紹介する「タイムラプス フォト」で重要になってきます。タイムラプス ビデオでは、あまり気負わずカメラに任せてタイムラプスを楽しみましょう。

タイムラプス フォト

設定した撮影間隔でシャッターを切り、写真を撮影してくれる機能です。撮影した画像をもとにして自分で動画を仕上げる必要がありますが、より自分のイメージに沿った動画を作ることができます。

タイムラプスフォト写真1  撮影:ライター南谷有美

この中で一番大切になってくる設定は、「間隔」です。

間隔

タイムラプスフォト写真2  撮影:ライター南谷有美

この機能では、写真撮影の頻度を設定します。

撮影間隔 0.5秒、1秒、2秒、5秒、10秒、30秒、1分

一般的に、短時間の撮影のときは短い間隔を、長時間の撮影のときは長い間隔を選択します。被写体に応じて設定を考え、選択していくことが大切です。
例えば、街で車や人が行き交う様子を撮影する場合は、撮影間隔の短い1,2秒くらいで設定します。日の出や日の入りなど空が移り変わる様子を撮影する場合は、撮影間隔の長い30秒以降で設定をします。
このように変化が速い被写体の場合は間隔は短く、変化が緩やかな被写体の場合は間隔は長く設定するようにしましょう。

ナイトラプス フォト

その名の通り、夜間のタイムラプス撮影に使われる機能です。

ナイトラプスフォト写真1   撮影:ライター南谷有美

カメラ任せでも撮影できるという点ではタイムラプス ビデオと同じですが、大きく違う点はISO感度と撮影間隔です。夜間の撮影ということで、ISO感度を高く、シャッターを一定時間開く必要があります。

シャッター速度

ナイトラプスフォト写真1   撮影:ライター南谷有美

こちらが、「シャッター速度」の機能です。シャッター速度を開く時間を設定することができます。シャッターを長時間開放すればするほど、より多くの光を取り込めるため、夜間でも明るい写真に仕上げることができます。
ナイトラプスフォトでは、このような設定ができるので、夜間でも綺麗な画を撮ることが可能です。

タイムラプスで動画を撮ってみた

実際に撮ってみたタイムラプスをご紹介します。

「タイムラプス ビデオ」で撮影してみた動画

こちらは、「タイムラプス ビデオ」で撮影しました。広角なので、迫力と臨場感が漂う映像となりました。

「Time warp ビデオ」で撮影してみた動画

こちらは、「Time warp ビデオ」で撮影しました。階段を下ったり、でこぼこの道を歩いていますが、映像にあまりブレがありませんでした。HyperSmoothという揺れ防止機能の素晴らしさを体感しました。

動画の編集について

動画を編集するということは、難しいというイメージを持っている方も多いと思います。高いソフトを買ったり、動画編集を習いに行ったりする必要はなく、こちらのアプリを使うと簡単に編集をすることができます。

「Quik」というアプリです。無料でダウンロードすることができます。GoPro から読み込んだものやIPhoneフォルダにあるものを選択しテーマを選ぶだけで、自動で動画を作ってくれるというものです。instagramなどでも見られる色味を調整するフィルターも充実しており、自分好みの発色の映像を作ることができます。動画編集の際には、是非お試しください。

タイムラプスを使ってみよう

GoPro HERO7のタイムラプスについてご紹介してきましたが、いかがでしたか。自分で設定するものからカメラ任せのものまで様々なものがありました。タイムラプスは難しいものだと考えず、まずはカメラに任せて、タイムラプスの撮影を楽しんでみましょう。

フリーランスカメラマン
南谷 有美
フリーランスのカメラマン。物撮りやブライダル、学校写真などその内容は多岐に渡るが、現在は広告系がメイン。カメラマンの前は保育士を5年、その他にはファスティングコンサルタント、カラーセラピストの資格を所有し、トレーナー育成経験も有り。

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