歴代iPadを徹底比較! 失敗しない選び方を紹介

おーこ
公開: 2021-01-15

※記事で紹介した商品を購入すると、売上の一部がMoovooに還元されることがあります。

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iPadといえばタブレットの代表であり種類も豊富で、多くの人から支持されています。ただ、どのiPadを選んだらいいのか悩んでしまう人も多いです。

今回は歴代のiPadを徹底比較して、それぞれの違いが分かるようにしていきます。この記事を読めばあなたに合ったiPad見つけることができるはずです。


iPadのシリーズ4種類を比較して違いを知ろう

比較をしている画像

比較と言ってもつらつらと文章で書かれても分かりにくいです。

そこで早速ですがiPadシリーズのそれぞれの最新世代でスペックや基本的な情報を比較してみました。購入するかどうかを考える際に決め手となる部分で比較したので参考にしてください。

シリーズ iPad Pro(第5世代)「発売 2021年5月」 iPad Air(第4世代)「発売 2020年10月」 iPad mini(第5世代)「発売 2019年」 iPad(第8世代)「発売 2020年」
参考価格(Appleストア) 94,800円(税込)〜 69,080円(税込)〜 50,380円(税込)~ 38,280円(税込)~
ディスプレイ(インチ) 12.9 11 10.9 7.9 10.2
プロセッサ Apple M1 A14 Bionic A12 Bionic A12 Bionic
解像度 2,732 x 2,048 2,388 x 1,668 2,360 x 1,640 2,048 x 1,536 2,160 x 1,620
本体サイズ(mm) 280.6 x 214.9x 6.4 247.6 x 178.5 x 5.9 247.6 x 178.5 x 6.1 203.2 x 134.8 x 6.1 250.6 x 174.1 x 7.5
重さ(g) 682 466 458 299 490
ストレージ ・128GB ・256GB ・512GB ・1TB・2TB ・64GB ・256GB ・32GB ・128GB

表にまとめることでどこがどう違うのか、どの部分が一緒なのかを知ることができます。気になる点を中心に見ていくと比較しやすいです。ざっと比較できたらそれぞれの特徴を見ていきましょう。

iPad:スペックよりも安さを求めている

iPadを使っている画像

比較表からも分かるようにiPadシリーズで最も安く手に入れることができるのがiPadです。iPadはシリーズの中で1番人気で多くの人に愛用されています。それだけ出回っている理由は、価格の安さというのも大きな要因です。

ディスプレイの大きさと重さを比較していくと、iPadよりも大きいiPad AirやProよりも若干重くはなっていますが、気にするほどの違いでもありません。

ストレージはシリーズ最小である32GBから用意してあり、そこまで必要のないという人でも手を出しやすくなっています。サラリーマンのPCのサブ機として活躍してくれること間違いなしです。

iPad mini:とにかくコンパクトさを重視

iPadを持ち運んでいる画像

iPad miniは数字を見比べると一目瞭然ですが、とにかく軽いです。どのシリーズも重量は450gちょっとあるのに対してiPad miniは300gを切っています。他のシリーズの1/3も軽くなっていると考えると、相当持ち運びが楽になることは分かりますね。

軽い分ディスプレイは小さくなりますが、プロセッサはiPad Airと同じものを使用しているので性能は高いです。ストレージもiPad Airと同じラインナップとなっており、ほとんどiPad Airと同じようなスペックとなっています。

解像度も数値的には違いますが、肉眼でそこまでの違いを感じることはできないので気にするほどではないでしょう。

iPad Airと中身は同じなので、小さいからスペックが悪いということはありません。荷物の多い大学生でも簡単に持ち運べて便利です。

iPad Air:タブレットとしてもPCとしても使いたい

iPadを使っている画像

iPad Airは画面が大きい分、iPad miniよりも細かい作業をすることに向いています。イラストを描く時には大きい画面の方が便利なので、スラスラと描くことが可能。

キーボードを使うこともできるので、タイプも簡単にでき効率は上がります。スペック的にも画像処理程度であればストレスなく行えて、十分に力を発揮してくれるでしょう。

PCのサブ機としてはもちろん、単体でも使うことができて使い勝手は非常に良いです。価格的にも高すぎず、イラストレーターには最適のiPadになります。

iPad Pro:PC並みに使えるスペックが欲しい

iPadと備品の画像

iPadシリーズで最高のスペックを誇るのがiPad Proです。プロセッサは他のシリーズとは異なり「A12X Bionic」が使われています。日常で使う分には違いを感じることはありませんが、動画の編集であったり、他の重い処理をする場合には強力なプロセッサでしょう。

カクカク止まってしまうこともなく、スムーズに処理ができるのはiPadシリーズでもiPad Proのみです。ストレージも最大1TBとPC並みで重いデータも保存しておくことができますね。

スペックが高い分、価格もそれなりにしますが満足度は総じて高いです。PCとして据え置きにすることもできますし、持ち運びもできます。その場ですぐに編集することができるので、動画編集者なんかにも使いやすいiPadです。

iPadをシリーズ別に歴代のスペックを比較!

データを見比べている画像

iPadのシリーズは大きく分けると4つに分けられますが、世代別に見るとさらに細かく分けることができます。同じシリーズでも世代が違うだけでスペックもできることも変わってくるので、購入する際には違いを知っておくことは大切です。

それぞれのシリーズの世代がどのように変わってきたのか比較表で見ていきましょう。

スタンダードなiPadシリーズ

世代 第1世代 第2世代 第3世代 第4世代 第5世代 第6世代 第7世代 第8世代
ディスプレイ(インチ) 9.7 9.7 9.7 9.7 9.7 9.7 10.2 10.2
プロセッサ A4 A5 A5X A6X A9 A10 A10 Fusion A12 Bionic
解像度 1074×768 1074×768 2224×1668 2048×1536 2048×1536 2048×1536 2160×1620 2160×1620
本体サイズ(mm) 242.8×189.7×13.4 241.2×185.7×8.8 241.2×185.7×9.4 241.2×185.7×9.4 240.0×169.5×7.5 240.0×169.5×7.5 250.6×174.1×7.5 250.6×174.1×7.5
重さ(g) 680 601 652 652 469 469 483 490
ストレージ 16GB・32GB・64GB 16GB・32GB・64GB 16GB・32GB・64GB 16GB・32GB・64GB・128GB 32GB・128GB 32GB・128GB 32GB・128GB 32GB・128GB

スタンダードなiPadは世代数も多く、どんどん進化し続けています。価格も安く、スペックも普通に使う分には問題ないので、iPadシリーズの中で一番の人気があるのも納得ですね。

ディスプレイは初代から変わらずの大きさですが、プロセッサは毎回上がっています。2020年9月に発売された新型の第8世代モデルは、A12 Bionic チップが搭載されたことで、パフォーマンスが40%向上しています。ストレージは第8世代でも2種類しかないですが、選択しやすい大きさなので不満はないですね。

時期によってはさらに安くなっているようなので、買い時は逃さないようにしたいですね。

どこにでも持ち運べるiPad miniシリーズ

世代 第1世代 第2世代 第3世代 第4世代 第5世代
ディスプレイ(インチ) 7.9 7.9 7.9 7.9 7.9
プロセッサ A5 A7 A7 A8 A12Bionic
解像度 1074×768 2,048 x 1,536 2,048 x 1,536 2,048 x 1,536 2,048 x 1,536
本体サイズ(mm) 200× 134.7×7.2 200× 134.7×7.5 200× 134.7×7.5 203.2 x 134.8 x 6.1 203.2 x 134.8 x 6.1
重さ(g) 308 331 331 299 300
ストレージ ・16GB ・32GB ・64GB ・16GB ・32GB ・64GB ・128GB ・16GB ・32GB ・64GB ・16GB ・64GB ・128GB ・64GB ・256GB

iPad miniは全部で第5世代まであります。第4世代から第5世代にかけてプロセッサは大幅にパワーアップ。ストレージは256GBまで上がりました。プロセッサが大幅にパワーアップしたことから、処理能力に不満もなくなりさらに使いやすくなっています。

小さいながらも高性能で、より多くの場面で活躍ができるようになったのはありがたいですね。

重いゲーム等をすると若干動作が追いつかないこともあるようですが、持ち運びやすさを考えると他のシリーズとは比べものにならない使い心地です。

PCとタブの良いとこを取ったiPad Airシリーズ

世代 第1世代 第2世代 第3世代 第4世代
ディスプレイ(インチ) 9.7 9.7 10.5 10.9
プロセッサ A7 A8X A12Bionic A14Bionic
解像度 2,048 x 1,536 2,048 x 1,536 2,224×1,668 2,360×1,640
本体サイズ(mm) 240× 169.5×7.5 240× 169.5×6.1 250.6× 174.1×6.1 247.6× 178.5×6.1
重さ(g) 469 437 456 458
ストレージ ・16GB ・32GB ・64GB ・128GB ・16GB ・64GB ・128GB ・64GB ・256GB ・64GB ・256GB

PCとしてもタブレットとしても使えるのがiPad Airで、使い勝手も抜群です。プロセッサも上がり、解像度も少しではありますが、上がりました。

大きな画面で様々なことができる快適さは、iPad Airならではです。重さも重くはなく、iPadと比べるとディスプレイが大きいことから軽く感じます。

できることがiPadよりも多い分、使いこなすまでに時間はかかりますが使いこなせてしまえば手放せなくなりますね。

主婦の方でも手が伸ばせるのは魅力的です。スペックも高く使い心地も良く、ストレスなく使うことができるでしょう。

最強のスペックを持つiPad Pro

世代 第1世代 第2世代 第3世代 第4世代 第5世代
ディスプレイ(インチ) 12.9 12.9 12.9 12.9 12.9
プロセッサ A9X A10X Fusion A10X Bionic A10Z Bionic Apple M1
解像度 2732×2048 2732×2048 2732×2048 2732×2048 2732×2048
本体サイズ(mm) 305×220.6×6.9 305×220.6×6.9 280.6×214.9×5.9 280.6×214.9×5.9 280.6×214.9×6.4
重さ(g) 713 677 631 641 682
ストレージ 32GB・256GB 64GB・256GB・512GB 64GB・256GB・512GB・1TB 128GB・256GB・512GB・1TB 128GB・256GB・512GB・1TB・2TB

iPad Proのスペックにはどのシリーズも敵いません。解像度も高く、高度な編集等もできるようになっています。第3世代のストレージはPC並みでどんどんPCに近づいていっていて、既にPCいらずです。

できることがどんどん増えていくので、どんどん作業は楽になっていきます。特に第3世代は軽く、高性能なので持ち運びのストレスもありません。

価格は跳ねますが、やはりiPad Proの方がiPad Airよりも使えるという声が多いです。余裕があればiPad Proの方が満足度は高いですね。

結局どれを選べばいいの?あなたが選ぶべきiPad

それぞれの世代の比較もしてどう違っているのか分かって頂けたと思います。中古市場ではどの世代も未だに見ることができるので実際に手に入れることはできますね。

ただ、アップデートの問題や劣化のことを考えると、収集マニアでもない限り最新のものを購入することをおすすめします。遡っても1世代前くらいまででしょう。

新品中古の話は後程書くので、先にあなたが本当に選ぶべきiPadがどれなのかを解説していきます。

価格重視で安いiPadが欲しい方

おすすめ➀
  • Apple
  • iPad (最新第8世代,10.2インチ, Wi-Fi, 32GB)

  • 税込み38,280円
  • iPadのスタンダード

  • 価格とスペックのバランスが取れているiPadのスタンダード。Apple Pencil(第一世代)にも対応。Neural Engine を搭載したA12 Bionicチップを採用しています。

価格重視でとにかく安くiPadを手に入れたい方は多いです。比較表からも分かるように最も安価なのがiPadです。

2020年9月に発売された最新の第8世代は、Neural Engine を搭載したA12 Bionicチップを採用し、前世代よりもパフォーマンスが大幅に向上しています。

一般的な使い方で動画の視聴や読書をするくらいであればストレスに感じることはなく、誰でも使いこなすことができます。PCのサブ機としても活躍してくれるでしょう。

第6世代以降はApple Pencil(第一世代)に対応しています。

携帯性重視で軽いiPadが欲しい方

おすすめ②
  • Apple
  • iPad mini Wi-Fi 64GB - スペースグレイ (第5世代)

  • 税込み50,380円
  • 持ち運びやすさを重視するならコレ

  • iPadシリーズで1番コンパクトで持ち運びには困りません。スペックはiPadよりも上で、Apple Pencilにも対応しているので使い勝手も良好。いつでもどこでも使うことができ、十分に楽しめます。

iPadを持ち運びたいけど、荷物になるのが嫌だという方はiPad miniを選びましょう。サイズはもちろん、重量もシリーズの中で最軽量となっています。

大きなiPadだと邪魔になりますが、iPad miniの小ささであれば邪魔に感じることも少ないです。iPad miniで邪魔になるようであれば、そもそもiPadは向いていないということになります。どうしても気になるようなら実際に手にしてみて、どう感じるかを試してみましょう。

スペック的には問題ないので、触り心地や画面の大きさを考えて決めていくと納得の選択をすることができます。

価格とスペックのバランス重視のiPadが欲しい方

おすすめ③
  • Apple
  • iPad Air (10.9インチ, Wi-Fi, 64GB) 第4世代

  • 税込み69,080円(Apple)
  • PCとしてもタブレットとしても使える

  • PCとしてもタブレットとしても使えて、スペックも十分。電子書籍を読むことから画像の編集まで1台で済ませることができます。両方の良さを取り入れることが可能です。

高いのには手が出せないけど、スペックは妥協したくないという方はiPad Airが向いています。価格も跳ね上がるわけではなく、現実的に手は伸ばしやすいです。画面も大きく、細かい作業もしっかりとこなすことができます。

価格とスペックのバランスを取るのであれば、満足度は高いでしょう。スマートキーボードも使うことができるので、PCとしての役割も果たしてくれます。

イラストも大きな画面で描くことができ、思いのままに作業をすることが可能です。

性能重視でハイスペックなiPadが欲しい方

おすすめ➃
  • Apple
  • iPad Pro (11インチ, Wi-Fi, 256GB)

  • 税込み94,800円(Apple)
  • PCに負けず劣らずの高性能

  • 2021年5月27日発売のPC以上のスペックを誇るiPadです。据え置きのPCとしても使えて、持ち運びも楽にできるのはiPad Proだからこそ。スペックを重視の方にお勧めです。

ハイスペックなiPadが欲しいのであれば選択肢はiPad Pro一択です。プロセッサが違い、重い動画の処理も簡単にできてしまいます。

他のシリーズのiPadにできてiPad Proにできないことはなく、高性能・省電力で知られるApple M1チップを搭載されており、やれることは非常に多いです。イラストを描くこと、PCとして使うこと、動画を視聴すること、どれでも好きな時に好きなことをできます。

PCのサブ機として使うこともできますが、1台あればメインとしても使うことができるので文句なしのiPadです。価格は張りますが、その価値は十分にあるでしょう。

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見やすさ重視で画質が良いiPadが欲しい方

見やすさで画質を重視するのであれば、iPad AirかiPad Proのどちらかです。どちらのディスプレイも大きく見やすさは抜群で、見にくいということはありません。

解像度も高いので、イラストの細かいタッチもしやすいです。どちらを選択するかは価格と、どこまで重い処理をするかで決めると違いが分かりやすく選択しやすくなります。

ゲームをするという方は重視する部分なので頭に入れておきましょう。

Wi-FiモデルとWi-Fi+Cellularモデルはどっちを選ぶべき?

iPadをサブ機として使っている画像

iPadの通信手段はどのように考えているでしょうか。購入する際に必ず選ばなければならない部分なので先に考えておく方がスムーズです。

通信手段は2つでWi-FiモデルとWi-Fi+Cellularモデルに分けられます。Wi-FiモデルはWi-Fiでしか通信をすることはできません。Wi-Fi+Cellularモデルは自立して回線を繋げることができるので、キャリアと契約さえすればスマホと同様に外でも使うことができます。

どのような場面で使うのかを考えてどちらのモデルを選択するか決めましょう。

新品と中古はどっちを選ぶべき?

iPadの画像

iPadは高性能ではありますが、その分値段も張ります。そこで多くの人は「中古でもいいかも」と1回は考えることでしょう。中古品でも新品同様のものもありますし、気にしないという人も多いです。もちろん新品のものよりも安くできるのはメリットなわけですが、よくよく考えることをおすすめします。

新品と中古品の値段の差は約5,000~10,000円程度です。そこまで開きはないと言ってもいいでしょう。とはいえ、10,000円あればApple Pencilも購入することができるので一式揃えるとなるとお得感はあります。

ただ、中古品には思わぬリスクも存在することは忘れないようにしましょう。大きく考えられることは以下の3つです。

➀バッテリーの持ちが悪い
②キズや不具合がある
③cellularの場合、通信制限がかかる可能性がある

しっかりとしたiPadを選べれば問題ないですが上記のようなことが起こった場合、修理や手間を考えるとコスパが悪いです。まず修理費で購入時に浮いた分の金額は飛んでいきます。さらに時間もかかり、他の人が使ったものだということを考えると明らかに損をしていることが分かりますね。

もちろん全部が全部トラブルがあるわけではないですが、多く聞くことなので最新の注意が必要です。相当安くなっていないのであればリスク回避として新品を購入した方が良いでしょう。

まとめ

iPadは実際に比較してみないと違いが分からない部分が多いです。店員さんにおすすめされるがまま購入してしまうと本当に欲しかったものではなかったり、必要以上のスペックを持ってしまったりします。

せっかく購入するのであれば、本当に自分に合っているものが欲しいと思うもの。比較表で比較しながらどのシリーズがいいのかを考えましょう。

それぞれの特徴を簡単にまとめたので最後に参考にしてもらえればと思います。

・iPad→スペックは低いが価格も安い
・iPad mini→小さく軽く持ち運びに便利
・iPad Air→価格とスペックのバランスが取れている
・iPad Pro→スペックがシリーズで一番高い

どのシリーズも用途に合わせて使い方を変えられえるので、どの使い方がメインかを考えて選ぶようにしましょう。素敵なiPadを選んで、より日常を快適にしてくださいね。

※価格はいずれも2021年5月時点のものです。


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