
一人暮らしドラム式洗濯機の選び方 時短&節約を叶える人気モデル
ドラム式洗濯機は、ボタン一つで洗濯から乾燥までこなしてくれる便利なアイテムです。さらに、節水効果が高く、一人暮らしにとっても強い味方です。
ただ、「部屋のスペースが狭いから設置できるか不安」「電気代がかさみそう」「本体価格が高いのでは?」など、不安な方も多いのではないでしょうか。
高性能の商品が多く、人気がある洗濯機です。一人暮らしの場合、どのようなドラム式洗濯機を選ぶとよいでしょうか。
この記事では一人暮らしのためのドラム式洗濯機の選び方を、機種ごとの特長や便利機能など購入前に知っておきたい情報を交えて解説します。あわせて一人暮らしにおすすめのモデルも紹介するので、ぜひ参考にしてください。
▼以下の記事では、一人暮らし向けを含むドラム式洗濯機について紹介しています。
一人暮らしでもドラム式洗濯機は必要?
一人暮らしの洗濯機選びでは、自分の状況に応じて選ぶことが大切です。ドラム式洗濯機は、縦型洗濯機に比べて価格が高く、サイズも大きい傾向にあります。学生や単身赴任など一定の期間しか一人暮らしをしない方であれば、比較的価格が高価なドラム式洗濯機より縦型洗濯機の方が適している場合もあります。
しかし、以下にあてはまる方はドラム式洗濯機をぜひ検討してみてください。ドラム式洗濯機はボタンひとつで洗濯から乾燥まででき、忙しい毎日をサポートしてくれる心強い味方になるでしょう。
- 多忙で洗濯物を干す時間がない方
- 部屋干しのニオイやスペースに悩んでいる方
- 水道代や洗剤代を節約したい方
- 一人暮らしが長く続く予定の方
近年は、一人暮らしに合わせたコンパクトモデルや、集合住宅の防水パンにも設置しやすいスリムな機種も多数登場しています。自分のライフスタイルに合ったモデルを選ぶと良いでしょう。
ドラム式洗濯機の特徴

Photo by AC写真
ドラム式洗濯機にはどのようなメリットとデメリットがあるのか見ていきましょう。
節水性が高く、水道代を節約できる
ドラム式洗濯機は、従来の洗濯機と異なり洗濯槽が横になっています。そのため、洗濯するときに洗濯物を上下に動かすことができます。
つまり、洗濯槽を回転させて洗濯物を上から下に叩きつけます。この「たたき洗い」によって縦型式洗濯機よりも少ない水量で高い洗浄力を得られます。
これにより、水や洗剤の使用量を大幅に節約することが可能です。
【水道使用量の目安(12kgの場合)】
・縦型洗濯機:約139 L/回
・ドラム式洗濯機(8kg):約83 L/回
衣類が傷みにくい
ドラム式洗濯機はドラム式洗濯機はたたき洗いであり、縦型洗濯機よりも衣類の摩擦が少ないのが特徴です。
そのため、衣類同士が擦り合わせられることが少なくなり、衣類の繊維が傷みにくいため服を長持ちさせたい方にも適しています。
乾燥機能で大幅な負担減も
ドラム式洗濯機はの魅力の一つが、洗濯から乾燥までボタン一つで完了できることです。特に忙しい一人暮らしの方や、部屋干しのスペースがない方には魅力的でしょう。
縦型式の乾燥機能つき洗濯機と比較すると、たたき洗いと同様に乾燥効率が良く、短時間で乾燥できるため電気代の節約になります。
乾燥方式には主に「ヒートポンプ式」と「ヒーター式」の2種類があり、それぞれ電気代や乾燥効率が異なります。
- ヒートポンプ式
除湿しながら低い温度で乾燥するため、衣類へのダメージが少なく、電気代が比較的安いのが特徴。乾燥時間も比較的短いです。主流の方式で、初期費用は高めですがランニングコストを抑えたい方におすすめ。
- ヒーター式
高温の温風で乾燥させるため、電気代がヒートポンプ式より高くなる傾向があります。また、ヒートポンプ式に比べると衣類の傷み・縮みが起きやすいデメリットがあります。ただし、本体価格は比較的安価なモデルが多い傾向です。
▼衣類乾燥機を検討したい方は、以下の記事を参考にしてください
大きくて重い
ドラム式洗濯機のデメリットは、大きくて重いモデルが多いことです。実際に一人暮らしの狭い間取りではドラム式洗濯機を置けないことも少なくありません。
一般的に、マンションやアパートには洗濯機を置くスペースが設けられていますが、ドラム式洗濯機のモデルによっては、このスペースをはみ出てしまうものもあります。
また、スペースに収まるサイズでも通路を通れない場合もあるため、サイズには十分注意してください。マンションであればマンションサイズの洗濯機かどうかの確認をしっかり行いましょう。
一人暮らしに最適なサイズ

Photo by AC写真
一人暮らしによっても人によって洗濯物の量は変わります。一般的な一人暮らしであれば、ファミリー用よりも小さいサイズのモデルがおすすめです。
目安としては5kg前後の容量であれば、2~3日分の洗濯物をお一度に洗濯しやすいでしょう。
しかし、毛布・布団などを洗濯する予定がある人は7kg以上の大型サイズが必要です。つまり、7kg前後のサイズが一人暮らしには合っているでしょう。
一人暮らし用ドラム式洗濯機の選び方
一人暮らし向けのドラム式洗濯機を選ぶ際は、以下のポイントを意識すると、後悔のない一台を見つけることができるでしょう。
ドアの開閉方向(右開き・左開き)
ドラム式洗濯機を選ぶときに重要なポイントのひとつが、蓋がどのように開くかです。蓋は右開きと左開きがあり、開き方によって使い勝手が大きく変わります。
例えば、右側に壁がある場合は左開きを選ぶと、スムーズに洗濯物の出し入れができます。
また、障害物があると開けることができなかったり、開けにくかったりする場合もあります。洗濯機を購入する前に洗濯機を置くスペースの周辺の状態や動線をしっかりと確認しましょう。
乾燥方式
乾燥機能はドラム式洗濯機では重要なポイントになるため、性能を確認しておきましょう。例えば乾燥するときにかかる時間などもモデルによって大きく変わります。
乾燥機能は大きく分けて、「ヒートポンプ式」と「ヒーター式」の2種類があります。それぞれ以下の特徴があります。
・ヒートポンプ式:衣類へのダメージが少なく、一般的に電気代が安い。本体価格が比較的高価なモデルが多い。乾燥頻度が高い方やランニングコストを抑えたい方におすすめ
・ヒーター式:本体価格が比較的安価。ヒートポンプ式に比べると衣類の傷み・縮みが起きやすい。乾燥頻度がそれほど高くない方や初期費用を抑えたい方におすすめ
洗濯容量
一人暮らしの方は一般に、家族住まいの方よりも洗濯物の量が少ない傾向です。一人暮らしの方がドラム式洗濯機を選ぶ場合、5kg〜7kg程度の容量が目安です。ただし、まとめ洗いをしたい方や、自宅の洗濯機で布団や毛布などを洗いたい方は7kg〜8kg以上のモデルを選びましょう。
静音性
忙しい学生や会社員であれば、早朝や夜間に洗濯することもあるでしょう。そのため、洗濯機が静かに動くのかどうか確認してください。運転音はdB(デシベル)表示で確認できます。DDインバーター搭載モデルなどは、静音性に優れています。
もし、夜間に洗濯する予定があれば、静音機能があるドラム式洗濯機を選びましょう。駆動音がうるさいモデルは、近隣への迷惑やトラブルになる可能性もあります。
おすすめの一人暮らし用ドラム式洗濯機
では、一人暮らしにはどのようなドラム式洗濯機がおすすめなのか見ていきましょう。
高速回転時でも、運転音を抑えるための機器であるDDインバーターを搭載しているため、夜や早朝でも周囲を気にせずに洗濯ができます。
汚れた衣類も水温を高めることで、おしゃれ着などのダメージを抑えながら優しく洗うことが可能です。衣類の黄ばみやニオイのもとをしっかり落とせます。
泥がついた汚れであったとしても、自動で予洗いをすることでしっかりと衣類を綺麗にすることができます。
まとめ
一人暮らしでドラム型洗濯機を購入する場合は、ドラム型洗濯機の特徴をしっかりと押さえてください。設置スペース(特に防水パンのサイズと搬入経路)、乾燥方式の違い、温水洗浄などの欲しい機能、そしてご自身の生活スタイルに合う容量と予算を考慮して選ぶことが大切です。
ドラム式洗濯機は、安い買い物ではありませんが、忙しいあなたの家事の時間を大幅に節約し、生活の質を向上させてくれるでしょう。
この記事を参考に、自分に合うドラム型洗濯機を選んでください。
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