【専門家監修】ジムに通う頻度とは?継続するためのモチベーション維持方法も紹介!
自分の肉体を変えるには、筋トレをする必要があり、結果を出すためには適切な量のトレーニングが求められます。つまり、ジムに通っている場合は1週間にどれくらい通い、どのようなトレーニングをしたかで効果が出るかが変わってきます。
また、トレーニングの結果が出るまでにはしばらく時間がかかるため、モチベーションを保ち継続することが大切です。
ここからは専門家監修のもと、ジムに通う頻度や、継続するためのモチベーションを維持する方法を紹介していきます。
プロのパーソナルトレーナーが監修
今回、記事を監修していただいたのはこちらのかた。
- fis大阪・専属パーソナルトレーナー
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藤本将史(ふじもと・まさし)
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国際的資格を複数保有
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NESTA-PFT(全米エクササイズ&スポーツトレーナー協会・パーソナルフィットネストレーナー)、NESTA Senior Fitness Trainer Specialist、IBMA認定パーソナルストレッチベーシックトレーナー。自身の祖母の体調管理ができなかったことに後悔しており、多くの人々に健康の大切さを知ってもらいたくパーソナルトレーナーとして活動している。
fis大阪は、大阪府で6店舗を展開するパーソナルトレーニングジムです。カウンセリングやパーソナルトレーニングを行う専任トレーナーはみなトレーナー資格の保持者。今回はそのなかから、藤本将史さんに記事を監修していただきました。
ジムで効果的にトレーニングしよう!
筋トレをしてカッコ良い肉体を作ったり、ダイエットして綺麗なスタイルにしたりするためには適切な運動を行う必要があります。
自宅(自宅周辺)で運動しても十分効果は得られますが、トレーニングジムに通った方が設備が充実しているため、効率よく結果を出すことができるでしょう。
今からジムでトレーニングをして、自分の肉体を変えたいと考えているのであれば、どのようにすれば良いか事前に下調べしておくのがおすすめです。
結果を出すためにはトレーニングを始めたときのモチベーションを保つことが大切です。モチベーションが高いときに、ジムに入会するのではなく、結果を出すための方法を知るようにすると良いでしょう。
特にトレーニングする方法よりも、ジムに通う回数・頻度は重要です。頻度によって結果が現れるかどうかが変わるだけでなく、ジムに通うために必要な費用も変わってきます。
ジムに通う頻度とは?
ジムに通う頻度は特に決まりはありません。それは人の体には個人差があり、トレーニング後に回復する時間が異なるからです。
早く結果を出したい場合は、鍛えた筋肉に休息を入れながら、できるだけ多くすることが好ましいです。実際に、日ごとに鍛える部位を変えていけば、毎日筋トレしても問題ありません。
しかし、筋トレの内容にもよりますが、効果を出すためには少なくとも週に2回ほどの運動が必要といわれています。これは筋トレによって筋肉が回復するサイクルに基づいています。そのため、ジムに通うときは週に2回ほどトレーニングができるかどうかを目安にしてください。
是非、効果にご期待ください! 筋肉が作られるメカニズムは「超回復」の原理で説明する事ができます。 ウエイトトレーニングを行うと筋肉はダメージを受け、一時的に筋力は低下します。そこで適切な休息と栄養を取ると、トレーニング前より強いところまで回復します。 トレーニングにより筋肉が破壊されることによって、身体は「筋肉が破壊されてしまってはまずい!今度は破壊されないように、もっと強くしておこう」と考え、以前よりも強い状態まで、筋肉を補強・修復します。これを「超回復」と呼び、トレーニングをしてから回復まで48~72時間と言われています。 トレーニングと休息(超回復)を1セットで考え、週2回のトレーニングに集中して取り組む事が重要です。
モチベーションを高めて、継続しよう
モチベーションを高めるためのポイントは「具体的な目標を持つ」「分からないことは聞く」「楽しくなるように工夫する」です。
具体的な目標がなければ、なんとなく筋トレをするだけになるため、自分の体の変化を意識できるように、目標にどれだけ近づいたか観測することが大切です。
筋トレ初心者ですぐにジム通いをやめてしまう人の特徴は、どのようにトレーニングをすれば良いか分からないことです。そのため、ジムに来ても効果的なトレーニング方法が分からないため、自分にあったトレーニングをするためにも、ジムのスタッフに相談しましょう。
ジムで筋トレをするときは、周囲の迷惑にならない程度に音楽を聴きながらトレーニングすることも可能です。自分の好きな曲などを聴き、気分を高めながらトレーニングするなど、モチベーションが継続できるように工夫すると良いでしょう。
筋トレをするポイント
筋トレを効率良く行うために意識しておくポイントを押さえておくことが大切です。どのようなポイントがあるのか見ていきましょう。
正しいフォームで行う
筋トレの効果を最大限発揮するためには、正しいフォームで筋トレすることが基本です。誤ったフォームでトレーニングすると、筋肉に負荷がかからないばかりか、怪我する可能性があります。
筋トレの種目やトレーニングマシンによって正しいフォームが変わるため、分からない点はその都度スタッフに聞くようにしましょう。
休息・睡眠を適切にとる
筋肉は休息・睡眠を取っている間に回復し、成長します。そのため、筋トレをした日や筋肉痛が続いているときは、睡眠を多く取る必要があります。
全身が筋肉痛の場合は、ジムでのトレーニングを控えて、軽く運動をする程度にとどめたり、運動をしないようにしたりして回復に努めてください。
fis大阪のトレーナー・藤本さんによると、「出来るだけ決まった時間に3時間以上眠るのがおすすめ(成長ホルモンは寝てから3時間以内に分泌が増加する)」とのことです。
栄養を摂る
特に栄養に関しては、筋肉の材料であるたんぱく質を積極的に摂取する必要があります。普段の食事から意識することも大切ですが、プロテインを使って効率良くたんぱく質を摂るようにしましょう。
fis大阪のトレーナー・藤本さんは「たんぱく質と一緒にビタミンB6を意識して摂るようにするのもおすすめです。ビタミンB6は筋肉を作る手助けをしてくれます」とコメントしています。
たんぱく質の必要量について、厚生労働省の「国民健康・栄養調査」によると、成人だと体重1kgあたり1gが、健康的な生活を送る上で最低限必要な量とされる。つまり、特に運動をしていない一般人であれば、体重1㎏あたり1gでこと足りる。しかしながら、これはあくまでも特に運動していない一般人の話。筋肉をつけたい、カッコいいカラダになりたい、競技パフォーマンスを上げたいという人間特有の欲求を達成したい場合は、1gだと少し物足りない。日ごろから運動し、競技パフォーマンスを向上させたいアスリートや、アスリートでなくとも、筋肉をつけたい、カッコいいカラダを作りたいという人は、たんぱく質を多めに摂るコトをオススメする。目安として、男女とも、体重1㎏あたり2g程度摂取すると良いだろう。
1食あたりのたんぱく質は15.0gであるため、体重が50kg前後の人は1日に3回ほど摂取するのがおすすめです。
1食あたりのたんぱく質は15.0gであるため、体重が50kg前後の人は1日に3回ほど摂取するのがおすすめです。
1食あたりのたんぱく質は24.2gであるため、体重が50kg前後の人は1日に2回ほど摂取し、普段の食事からたんぱく質を摂取するように意識することがおすすめです。
まとめ
ジムに通う頻度は目標や回復のスパンによって変わるため、週2回を目安にして自分で調整してみましょう。
鍛える部位を変えれば毎日でもトレーニングできますが、ジム初心者の場合だと1つの種目だけで全身が筋肉痛になるケースがあります。このような場合は、栄養と睡眠を取り、徐々に体を強くしていくことがおすすめです。
筋肉痛がない部位を上手く鍛えることができれば、ジムに通う頻度も多くなり時間をかけずに結果を出せるようになるでしょう。
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