高反発マットレスおすすめ20選 腰痛や肩こりに悩む方必見!
反発力の高さによって体の沈みこみを防いでくれる高反発マットレス。アスリートやスポーツ選手など、体調管理にこだわっている方に人気が高く、有名オリンピック選手が好んで使用していたことでも話題となりました。
「寝るときに腰が痛くてつらい」「朝起きたときに疲れが残っている」といった悩みがある方は、寝心地に大きく関わるマットレスを見直した方が良いかもしれません。
そこで今回は、種類が豊富な高反発マットレスの中から、自分に合ったマットレスの選び方について紹介します。また、Amazonや価格.comなどで人気の高いおすすめの高反発マットレスを20選紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
目次
高反発と低反発の違いは?メリット・デメリット
高反発マットレスは「硬い」、低反発マットレスは「柔らかい」というイメージを一般的に持たれていますが、「硬さ」よりも重要なポイントは「加えた力を押し戻す力(反発弾性)」です。
JIS規格によれば、反発弾性率が15%未満を低反発マットレス、50%以上を高反発マットレスと定めています。反発弾性率とは、一定の高さから落下した鉄球をどれほど跳ね返したかという数値です。
では、高反発マットレスについて低反発マットレスとの違いや、メリットやデメリットについても詳しく紹介していきます。
高反発マットレス | 低反発マットレス | |
---|---|---|
フィット感 | △ | ◎ |
寝返りのしやすさ | ◎ | △ |
体圧分散 | ◎ | △ |
通気性 | ◎ | △ |
上の表から、就寝時に体を支えてくれるマットレスに何を求めるかで、低反発と高反発で明確に違いがあることが分かります。では、高反発マットレスを選ぶメリットについて紹介していきます。
高反発マットレスのメリット
① 体圧分散により腰や背中、肩などを痛めにくい
高反発マットレスの特徴は、表面を手で押し込むと強く跳ね返ってくる高い反発弾性です。沈み込みやすいお尻や背中、肩などを持ち上げてくれることで、立っている時のように姿勢がまっすぐの状態に維持してくれます。
姿勢がまっすぐであれば負荷(体圧)が分散され、快適な睡眠を得ることができます。
② 高反発な特性が寝返りをサポート
反発弾性の高さは寝返りをする動きをサポートしてくれます。同じ姿勢のまま寝続けると血流が悪くなり、腰痛などを悪化させることが認められていますので、寝返りのしやすさは快適な睡眠にとって重要です。
低反発マットレスは寝返りをしようとする力を吸収してしまうため、余計な力を使ってしまい、起きた時に疲れを感じることがあります。
③ 高い通気性により、夏場にむれにくく暑苦しくない
高反発マットレスの中には低反発マットレスに比べて通気性が高いものがあります。通気性に優れたタイプを選べば夏場でもむれにくく、暑苦しさを抑えられるので、快適な睡眠が期待できます。
高反発マットレスのデメリット
① 包み込まれるようなフィット感はない
低反発マットレスは、体が沈み込むことで包み込まれるようなフィット感を得られます。フィット感を求める方には低反発マットレスがおすすめです。
② 通気性に優れたタイプは冬場に寒く感じる場合も
通気性の良さが冬場は寒く感じる場合があります。ただ、断熱性が高いベッドパットやシーツなどで対策することが可能です。
高反発マットレスの選び方|心地よい睡眠を実現するために
高反発マットレスは種類が豊富です。最も人気モデルが自分に最適のマットレスとは限らないため、性質を見比べてベストなマットレスを選びましょう。
タイプ|腰痛に優しい適度な反発力や水洗いできる衛生面にも注目
高反発マットレスのタイプは主に7種類です。違いについて詳しく紹介していきます。
素材 | 体圧分散 | 通気性 | 水洗い | |
---|---|---|---|---|
高反発ウレタン | ウレタンフォーム | ○ | △ | ◯ |
高反発ファイバー | ポリエチレン樹脂やポリエーテルエステル系など | ◯ | ◎ | ◎ |
高反発ラテックス | 天然ゴム | ◎ | △ | ー |
ポケットコイル | 鋼鉄の線材 | ◯ | ◯ | ー |
ボンネルコイル | 鋼鉄の線材 | △ | ◎ | ー |
ジェルトロン | ミネラルオイルとポリマーを使用した素材 | ◎ | ◎ | ◎ |
エリオセル | 新世代ポリウレタンフォーム | ◎ | ◎ | ◯ |
それぞれのタイプについて詳しく見ていきましょう。
① 高反発ウレタン:通気性は低いものの、しっかりとした寝心地
通気性の高い高反発マットレスが多い中、高反発ウレタンは通気性が低く、夏場はむれやすいのがデメリットです。ただ、水洗いができるので、清潔に保つことができます。
ウレタン製マットレスは重いため、厚い製品だと扱いが難しくなります。10cm前後の厚みであれば寝心地も良く、水洗いをするために一人で持ち上げることもできるでしょう。
② 高反発ファイバー:通気性が良く水洗いができて衛生的
衛生面にこだわりたい方におすすめなのが高反発ファイバーを使用したマットレスです。通気性にも優れ、繊維わたを一切使用していないため、ボンネルコイルよりも高い通気性を実現しています。ダニ・カビの心配がいりません。
③ 高反発ラテックス:「正反発」と呼ばれる適度な反発力
高反発マットレスは反発力が高すぎても快適さは得られません。ラテックスの魅力は低反発と高反発の間「正反発」を実現し、適度に沈み込むことで背骨のラインを一定に保てます。
また、耐久性や抗菌性能に優れているのもラテックスの特徴です。水洗いはできないものの、快適に使い続けることができるでしょう。ただし、ゴムアレルギーの方は避けましょう。
④ ポケットコイル:横揺れしにくく、2人以上で寝るのにおすすめ
ポケットコイルはひとつひとつコイルが円筒形の不織布に入れられているのが特徴で、体を点の集まりが支えてくれる構造です。独立したコイルが体圧を分散し、快適な姿勢で寝ることができます。
また、コイルが分かれていることで横揺れが起きにくく、2人で寝ていても、相手の寝返りによる揺れを感じにくいのがメリットです。
⑤ ボンネルコイル:反発力が高く好みが分かれる、通気性は良い
ポケットコイルとは異なり、コイルひとつひとつが連結されていることで、面で体を支える構造です。反発力は高く、硬い使用感のため、好みが分かれるところでしょう。
横揺れは感じやすいものの、通気性の高さからカビなどの発生を抑えられるのはメリットです。
⑥ ジェルトロン:腰痛に優しく、耐久性に優れ、衛生的
水の浮力をコンセプトに考案されたグミのような素材がジェルトロン(GELTRON)です。マットレスに求められる体圧分散性・通気性・耐久性・衛生特性を全て兼ね備えています。
価格が高いのがデメリットですが、腰痛に悩んでいる方にも最適なマットレスとして注目されています。
⑦ エリオセル:マニフレックス社独自素材、優れた体圧分散と通気性
「エリオセル」とは、イタリアの有名マットレスブランドであるマニフレックス社が独自に開発した素材です。気温10℃〜40℃の激しい気温差でも素材に影響がなく、高い耐久性を備えています。適度な反発力で沈み込む部分を押し上げてくれるため、理想的な睡眠姿勢を維持できます。通気性に優れ、水洗いもできるので衛生的です。
厚さ|直置きで使うなら10cm以上のタイプを
用途に合わせて適した厚さのマットレスを選ぶようにしましょう。
それぞれの厚さについて見ていきましょう。
① 5cm以下:既存のマットレスや敷き布団の上に重ねて使用
「マットレストッパー」「マットレスパッド」と呼ばれ、マットレスや敷布団の上に重ねて使用します。ウレタン製が多く値段が手頃ですが、一般的な製品は3年以内にヘタってきます。
② 10cm:床に直置きでも使えて、収納もしやすい
10cm以上の厚めのタイプであれば、床に直置きしてその上で寝ることが可能です。成人男性が寝ても底付き感がなく、快適に寝られることでしょう。
折りたたみができるタイプであれば一人でも収納できます。また、それほど重くないため、壁に立てかけて湿気を除去することも手軽にできます。
③ 15cm:ベッドフレームの上で使用できる、ウレタン素材なら十分な厚み
15cmはコイルスプリングタイプだと物足りない厚さですが、ウレタン素材なら十分です。ただ、ウレタン素材は通気性が悪く、また、時々裏表をひっくり返さないとヘタってくるため、持ち上げる必要があります。
15cm程度なら直置きで使うのにも十分な厚みがあり、一人でも持ち上げられるため、快適で扱いやすいです。
④ 20cm以上:長く使用できる耐久性の高さ、お手入れは難しい
コイルスプリングタイプの多くは20cm以上の厚さがあります。一人では持ち上げにくい大きさですが、通気性や耐久性に優れたタイプが多いため、直置きではなくベッドフレームの上で使用すればお手入れの手間が少なくても快適に使い続けられます。
収納性能|三つ折りタイプや巻いて収納ができると便利
一人暮らしなどで寝る時だけマットレスを使いたい方であれば、押入れなどに収納できる折りたたみタイプがおすすめです。収納することで部屋を広く使えて便利です。
巻けるタイプであれば、使いたい時だけ布団やマットレスの上に敷いて使えます。持ち運びができるコンパクトサイズであれば、宿泊先でも使えるため、ホテルのベッドが合わない方にもおすすめです。
保証・お試し|初めて高反発マットレスを購入する方でも安心
睡眠環境を改善しようとマットレスを購入したものの、使ってみたら自分に合わなかったということもあります。そこで、お試し期間が設定されている製品であれば安心して使い始められます。
また、マットレスには保証付きの製品もあります。使い始めてすぐにヘタリが起きてしまった場合は返品や交換が可能です。
ただ、保証期間が10年など長期に設定されている場合であっても、保証条件をよく確認しておかなければ、何か問題が起きた時に保証されない場合があるので注意が必要です。
手頃な価格で購入しやすい【高反発ウレタン】おすすめ6選!
それでは高反発マットレスのおすすめを紹介します。まずは高反発ウレタンタイプ6選から見ていきましょう。
- BedStory
-
高密度ウレタンマットレス
- 税込み12,999円
-
通気性の良さと高反発で快適な寝心地をサポート
-
床に直接敷いて寝ても底つき感が出にくい高密度設計。重さが3.4kg(セミダブル)で女性でも扱いやすい高反発マットレス。押入れからの出し入れもそれほど負担がありません。
【高反発ファイバー】おすすめ5選|通気性が高く衛生的で、お手入れも簡単
次に高反発ファイバーを使用した高反発マットレスおすすめ5選を紹介します。
【高反発ラテックス】おすすめ2選|正反発と呼ばれる適度な硬さが魅力
快適な寝心地で、海外で人気が高まっているラテックスの高反発マットレスを2選紹介します。
- XINGYE
-
高反発ラテックスマットレス
- 税込み37,000円
-
100%天然ゴムを使用し、通気性と耐久性に優れる
-
土に埋めれば6〜7年で土に還る天然素材100%。抗菌防ダニ効果もあり、通気性と耐久性にも優れているため、手間が少なく、長く使用し続けられます。
- PanPan Amore
-
100%天然ゴム ラテックスマットレス
- 税込み33,300円
-
体の部位に合わせて7ゾーンに区分け、沈みやすいお尻や肩を押し上げてくれます
-
99.9%の抗菌作用と、ヘタリにくい高い耐久性により、長く使い続けられます。しかも、10年間の品質保証付で安心です。厚さ5cmでも床に直接敷いて快適に寝ることが可能です。
【ポケットコイル 】おすすめ5選|点で体を支えてくれる
次に、横揺れがしにくく、2人以上でも快適に寝られるポケットコイル の高反発マットレスについて、おすすめ5選を紹介します。
【ボンネルコイル 】おすすめ5選|面で体を支える高い反発力が特徴
ボンネルコイルを搭載した高反発マットレスについて、おすすめ5選を紹介します。
【ジェルトロン】おすすめ|マットレスの理想を全て叶える次世代素材
次に、ジェルトロンのマットレスを紹介します。
【エリオセル】おすすめ2選|体圧分散に優れた新素材
最後に、マニフレックス社が開発したエリオセルの高反発マットレスについて、おすすめ2選を紹介します。
エイプマンのマットレスは側地を取り外して洗濯できるため、いつでも清潔な状態を保てます。反発・通気性・収納性のバランスが良い高反発マットレスです。
まとめ
高反発マットレスの魅力や選び方について紹介してきましたが、いかがでしたか。素材や厚さなど注目すべきポイントが様々あり、自分に合ったベストなマットレスを選ぶのは簡単ではありません。ただ、お試しができるマットレスなら自分に合わなければ返品もできるので、一度直感に従って気に入ったものを試してみるのも良いでしょう。
今お使いのマットレスで目覚めた時に、疲れや痛みを感じている方は、ぜひ高反発マットレスを試してみて下さい。
※特に記載がない場合、価格はAmazonの価格です。
関連記事はこちら
睡眠の記事はこちら
-
LINEの友達登録をお願いします!
LINE限定で、毎週の人気記事を配信します!
XでMoovooをフォロー!
Follow @moovoo_