詰め替え用シャンプーをそのまま利用する方法 メリット・デメリットとは?

moovoo編集部
公開: 2019-10-17

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詰め替え用シャンプーをそのまま使う方法は工夫次第でメリット豊富

日頃、シャンプーやリンスの買い替えはどのようにしていますか?ファミリーなど大勢で同じシャンプーを利用しているなら、詰め替え用を利用する人も多いかと思います。その理由として「ゴミが少なくリーズナブル」なことが挙げられるでしょう。

詰め替え用シャンプーを利用する時には多くの人が、もともと使っていたボトルに詰め替え用の中身をあけて入れているかと思います。しかし、最近では詰め替え用シャンプーをより簡単に、より便利に使えて且つ衛生的にもなる利用方法が注目を集めています。ここでは、詰め替え用シャンプーの中身を移さずにそのまま利用する方法や、そのメリット・デメリットをご紹介していきます。どの方法を利用するか迷っている人は、ぜひ参考にしてください。

詰め替え用シャンプーの中身だけをボトルへ移す方法はおすすめできない!

詰め替え用シャンプーは、ボトルシャンプーを取り扱っているドラッグストアやスーパー、通信販売などさまざまな場所で販売されています。詰め替え用シャンプーはボトルシャンプーに比べると容器代がないため、よりお得でごみも少なくなることから、多くの人に選ばれています。皆さんは、ボトルの中身がなくなったらどのような方法で「詰め替え用シャンプー」を使用していますか?

・シャンプーがなくなった状態のボトルに、特になにもせず詰め替え用シャンプーを注ぐ
・シャンプーボトルをさっと洗って、濡れたまま詰め替え用シャンプーを注ぐ
・別の種類のシャンプーへ切り替えるときなどに、シャンプーボトルに残っているシャンプーを、水で薄めて使いきってから詰め替え用シャンプーを注ぐ

上記に心あたりがある人はいませんか?実はこれらの方法はすべて、衛生的にはおすすめできない使い方なのです。

浴室は温度や湿気も高く、洗い残しなどにより雑菌が増えやすい環境と言えます。そんな場所に常時置いてあるシャンプーボトルには自分からあえて水を入れるのはもちろん、空いたボトルを水洗いしてしっかり乾燥させずに、新しい詰め替え用シャンプーの中身を注ぐのも雑菌が入り込む要因となってしまいます。水分は菌にとっては増殖に最適な環境を作りだしてしまうのです。

ボトル内に菌が存在している状態で新たに詰め替え用シャンプーの中身を注いでしまうと、そこからまた菌が増えてしまい、ブドウ球菌や緑膿菌の増殖したシャンプーで頭を洗っていることになります。健康な人に大きな害を及ぼす菌ではないものの、免疫力が低下している場合には皮膚・目や耳などに感染症を引き起こす可能性もあります。菌がシャンプーに繁殖すると変質の原因ともなるので、詰め替えシャンプーの中身をボトルに入れ替える際は、環境に十分注意しておこなう必要があるのです。

何気なく使っていた普段の方法で、もしかしたらシャンプーボトルが菌の温床になっているかもしれません。

新しい詰め替え用シャンプーの使い方

最近は、詰め替え用シャンプーを詰め替え用ボトルに中身だけ注ぎ入れる方法だけでなく、詰め替え用シャンプーを「そのまま」利用する便利な方法が人気を集めています。その方法は2種類。

詰め替え用シャンプーを、パッケージのままボトルに入れて利用する方法と、詰め替え用シャンプーを直接ポンプに付けて吊るして使用する方法です。ここからは、詰め替えシャンプーをそのまま使うこの2種類の方法を詳しくご紹介します。シャンプーを衛生的に使いたい人は必見です!

【使い方1】詰め替え用シャンプーをボトルにそのまま入れる

ひとつめの利用方法は、シャンプーボトルに詰め替え用シャンプーをそのまま(パッケージのまま)入れて使う方法です。

適したボトル容器はホームセンターや100均、通信販売などでも売っているので個々で購入しやすい方法を選べます。

通常のポンプ式のシャンプーボトルの口は、ご存知のようにキャップ部分がすぼまっていて直径2㎝前後しかありませんので、詰め替え用シャンプーのパッケージをそのままボトルに入れることはできません。

一方、詰め替え用シャンプーをそのまま入れられるボトルは、上部全体がふたのように大きく開閉できるため、詰め替え用シャンプーのパッケージを、難なくボトルにそのまま入れられるようになっています。使用方法は、詰め替え用シャンプーの開け口を開封し、ボトルに詰め替え用シャンプーをパッケージごとそのまま入れ、ポンプを挿して使います。ボトル本体にはシャンプー液が直接触れないため、衛生的です。とはいえポンプはシャンプーのパッケージを使い終わるごとに、お手入れしておいたほうがより万全でしょう。

半透明で中身が見える「アイメディアスリムna詰め替え用お手軽ポンプ」

  • アイメディア
  • スリムna詰替用お手軽ポンプ

  • 税込み 506円
  • 詰替用の袋ごと収まる

  • ポリプロピレン製の半透明なボトルは、軽量で中身が見えすぎず、でも確認ができるスケルトンカラーです。

    視認しやすく、間違えにくくて便利です。使う時には詰め替え用シャンプーの開け口を開け、ボトル本体にすっぽりと入れた後、ポンプノズルに差し込み、ふたをしめればOK。両サイドにあるロックがあるので、持ち上げても外れません。

ボトルは三日月形なのでスペースを取らないのもメリット。同じ種類のボトルを並べて使用すると隙間なく並べられるので、すっきりとまとめられます。500mlまでの詰め替え用シャンプーが使用可能。詰め替え用シャンプーの形状は、角を切り取るタイプとキャップ式のタイプどちらも使えるので形状を気にせずにお気に入りのシャンプーが使えます。

【使い方2】詰め替え用シャンプーに直接ポンプを付けて吊るして使う

ふたつめの利用方法は、ボトルを使わずに詰め替え用シャンプーのパッケージをぶら下げて使う方法。専用の商品が通信販売やホームセンターなどで売っているのでそれを利用しましょう。逆さにした詰め替え用シャンプーの角にポンプを取り付けて、ポンプ取り付け箇所の対角位置にホルダーを装着することで、タオルハンガーなどに掛けてポンプを下向きにして使うことができます。

ボトルを浴室内に置くと、底がヌルヌルし、カビが発生しやすいという衛生的な問題も出てきますが、タオルハンガーなどに掛けることで不快なヌルヌルやカビの発生を抑えることができます。

シャワーフックに取り付けられる「三輝詰め替えそのままMINIフルセット」

  • 株式会社 三輝
  • 詰め替えそのまま MINI 7点セット MS-7

  • 税込み 3,780円
  • 詰め替えパックをセットするだけ

  • 詰め替え用シャンプーに取り付けるパーツと、シャワーフックに取り付けるパーツがセットになっています。

    シャワーフック側のパーツはそれ自体が詰め替え用シャンプーを掛けられるアームとなるため、バスルームのタオルハンガーなどにシャンプーを掛けるスペースがない場合でも、場所を確保できるので安心です。

1商品のセットで詰め替え用パッケージ3個を使用できるため、シャンプー、コンディショナー、トリートメントを一緒に使えます。注意点としては、使用できる詰め替え用パッケージの種類が決まっており、注ぎ口に凹凸があるものは使えません。尚、キャップ式やパイプが搭載されているものなどは、本来の注ぎ口からは使用できませんが、反対側をカットすることで使用できます。

ポンプ部には、ぷにゅぷにゅとした柔らかい素材が使われており、押すことで適量が出てきます。詰め替え用シャンプーを使い終わるごとに、ポンプ部分のお掃除をしておきましょう。

ボトルにそのまま入れる方法のメリット・デメリット

詰め替え用シャンプーをボトルにそのまま入れる方法は、容器内部はほぼ汚れないので、使い切るごとのお手入れは不要です。ただ、床などに直接置くと外側はヌメヌメして、カビが生えることも。ボトルの外側はこまめなお手入れが必要です。

種類が多く、中身が見えないもの、スケルトンで中身を確認できるもの、シンプルなモノトーンなどさまざまなデザインから好みのものを選んで利用できますよ。形状も四角や円柱、スリムタイプなどがあるので、置くスペースに合わせて選ぶと使いやすいでしょう。

ボトル底のヌメヌメやカビ予防には、下記にご紹介する商品のような、ボトルを斜めにおける網型のラックを使用すると水切れ抜群でおすすめです。

ステンレス製で清潔感のある便利なラック「伸晃Belcaステンレスシャンプーラック」

  • 株式会社伸晃
  • ベルカ(Belca) ステンレス シャンプーラック

  • 税込み 8,498円
  • 清潔なバス空間を演出

  • 下段と中段の底が斜面になっている3段のシャンプーラック。幅が約26.8㎝あり、ボトルの形状によりますが、複数のボトルを並べて収納できます。

    上段は斜面ではなく平らなため、固形石鹸やチューブタイプの洗顔料などを置くことができます。横にはフックも搭載。持ち手付きのたわしやスポンジなどを掛けておくのに適しています。

素材は錆にくいステンレス製を使用。湿気の多い浴室には最適な素材ですね。足先には滑り止めキャップが付いているので安定感もあります。ものが多くなりがちな浴室でもまとめて収納できるためごちゃごちゃしにくく、水分をしっかり切れるので衛生的です。

直接ポンプを付けて吊るす方法のメリット・デメリット

直接ポンプを付けて吊るす方法は、吊るすことで浴室と接地しないためヌメリやカビが発生しにくく、日頃のお手入れが非常に楽。容器に入れないため、使い切った時にはポンプ部だけのお手入れで済みます。忙しい人も衛生的に使えるでしょう。

デメリットとしては、詰め替え用シャンプーの形状によっては使えない場合があるということです。お気に入りの詰め替え用シャンプーパッケージの注ぎ口に凹凸加工がされていたり、キャップ式であったりパイプが注ぎ口に搭載されていたりする際には、注意が必要です。愛用中のシャンプーの、詰め替えパッケージを確認しておきましょう。

ボトルやポンプを衛生的に使うお手入れ方法

詰め替え用シャンプーをボトルやポンプにそのまま使用する方法は、従来の詰め替え用シャンプーの中身を注いで使う方法に比べればボトル内部が汚れないためお手入れは簡単です。しかし、ボトルの外側や、ポンプ部にはシャンプーや水分などが触れるため、そのままにしているとやはり雑菌が繁殖してしまいます。

ボトルの外側はこまめに水分を拭き取るほか、シャンプーを使いきるごとにポンプはお手入れをしてリフレッシュさせることが大切。

方法としては水洗いをしっかりして、十分に乾かします。ポンプの仕組みによっては乾きにくいものもあるので、洗い替えがあれば乾く時間を待たずに使うことができるので便利ですよ。

詰め替え用シャンプーを上手に利用して健やかな毎日を!

シャンプーは直接体に触れるものだからこそ、衛生面には気を配りたいもの。今ではさまざまなデザインや、使い方の商品が販売されているのでさまざまなニーズにも応えやすくなっています。

詰め替え用シャンプーの利用方法を見直して菌の繁殖を防ぎ、清潔な暮らしを目指しましょう。


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