街中で綺麗な星空を撮るスゴ技を紹介!【達人と撮影に行こう!#1】

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街中で綺麗な星空を撮るスゴ技を紹介!【達人と撮影に行こう!#1】

街中で綺麗な星空を撮るスゴ技を紹介!【達人と撮影に行こう!#1】

Tomiyama Maika / 富山 舞香
2019-08-26
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星空って、地方や山奥に行かないとなかなか撮影できないと思っていませんか?
実は、都会や街中でも、綺麗で美しい星空を撮影することができちゃうんですよ。
そこで今回は、星空写真家の東山正宜さんをお迎えして、Moovoo編集部員の青山あやか東京港区の芝公園で撮影してきました。
その結果はいかに……!?

Moovooはこのたび、様々なプロの撮影術を伝える連載【達人と撮影に行こう!】を始めました。達人と一緒に撮影に行き、そのワザや機材を教えてもらったりします! 連載の一覧ページはこちら↓↓↓
Moovoo モノ・サービスを通して知的好奇心を満たす、新しい価値観を提供するコンテンツ作りを心がけています。

星空って山奥に行かないと撮れないの?

上の写真左が東山さん。素粒子宇宙物理学を専攻し、現在は朝日新聞東京本社科学医療部のデスクをしています。小惑星探査機「はやぶさ」帰還の写真で東京写真記者協会賞特別賞を受賞するなど、達人中の達人。

写真右が青山ですが、まだミラーレス一眼を手にしたばかりです。

「星空を撮ってみたいんですが、山奥に行かないと撮れないのかな?」と青山。それに対し、「実は、東京のど真ん中でもきれいな星が撮れるんです」と東山さん。……頼もしい!

ということで、撮影は達人のおすすめスポットだという、東京都港区の芝公園で行いました。「めっちゃ東京タワーきれいじゃないですか」と青山。テンション上がってます。

撮影の前に...スマホアプリで星空チェック!

まずは、スマホアプリで狙いの星を確認します。今回は、『iステラ』で星空をチェック。
スマホを向けている方向にどんな星があるのかがわかるようになっています。

上の写真はiステラで調べているところです。ちょっと解像度が粗いかもしれませんが……見えるでしょうか。うしかい座のアークトゥルスという一等星を発見しました。

星空撮影のコツは『4・4・4の法則』

星空はオートで撮影するのが難しいとのこと。ではどうすればいいのか。
「『4・4・4の法則』というのがあるんです!(ドヤァ」と達人。
ただし、達人独自の法則だそうなのであしからず。

『4・4・4の法則』とは、星空を撮影する際の、カメラの基本的な設定のこと。
・シャッタースピード:4秒
・絞り:F4.0
・ISO感度:ISO400


この設定で、早速撮影をしてみます。

しかし、上の写真のように、画面が明るくなりすぎてしまいました。

「都会のど真ん中でこれくらい街灯があると、『4・4・4の法則』だとちょっと明るすぎたようです」(東山さん)
ISO感度を下げて再挑戦です。

すると……

おぉぉ!! とても綺麗に星空が撮影できていますね。こちらは電子ビューファインダー上の写真。先ほどの明るくなりすぎたものと比べると違いがわかるかと思います。

実際の写真はこうなっています。暗い星空も明るい東京タワーもきれいに写っています。

拡大してみると、東京タワーの上、赤い円で囲った部分に星が写っていることが確認できました。

連続撮影にも挑戦!

星を撮影することができたところで、今度は連続でたくさんの星空を撮影することに挑戦していきます。

短時間のシャッターを100〜1,000枚ほど連続して撮影し、その後パソコンで圧縮することで、星の動きを画面に写し出していきます。

ということで、上の写真のようにインターバルタイマー撮影を設定し、30分放置します。
果たして結果はいかに……?

30分後、早速カメラを確認していきます。
たくさん撮影できていました! 静止画をつなげて一つの静止画にしたのが上の写真です。

さらにタイムラプス動画にすると……

星の動きが鮮明にわかります。
「星ってこんなに動いてたのね...」。青山からも思わず感動の声が。
確かに、神秘的な気持ちになってしまいます……。

都会での星空撮影、大成功ですっ!!

達人の使用機材

達人が普段使っている機材についても教えてもらいました。

▲①使用カメラ「Nikon D850」
「オーソドックスな一眼レフカメラになっています」

▲②使用レンズ「Nikon AF-S NIKKOR 18-35mm F3.5-4.5」
「収差とゴーストが少ないです」

▲③使用レンズその2。「フォクトレンダー スーパーワイドヘリアー 10mm F5.6」

「超超広角レンズ。このへんからこのへん(上の動画の手の動きくらい)まで全部入っちゃう感じです」(コメントはいずれも東山さん)

皆さんも、達人オススメの機材を使用して、星空マスターになってみませんか?

今回のまとめ...星空撮影では、広角レンズと『4・4・4の法則』を活用すべし

レンズはなるべく広角レンズが使いやすいです。広ければ広いほど星空を大きくとらえることができて星座が入れやすいです。
撮影の基本は『4・4・4の法則』です。

(東山さん)

まとめると、このようになります。

繰り返しになりますが、『4・4・4の法則』は、以下のようなもの。
・シャッタースピード:4秒
・絞り:F4.0
・ISO感度:ISO400


さぁ、これであなたも星空撮影の達人になれますね!
素敵な星空を撮影して、ロマンチックでミステリアスな世界へと誘われましょう!!

東山達人の作品はこちら

最後に、東山さんの作品の一部をご紹介します。設定も載せているので、撮影の参考にしてみてくださいね。

【六本木ヒルズ】撮影地▶︎東京都港区 

▲六本木ヒルズ(東京都港区)
カメラ:キヤノン 5D
焦点距離:24mm
絞り:F4
ISO感度:ISO100
露出時間:9秒×1,410コマ、計3時間22分露出

【興福寺・五重塔】撮影地▶︎奈良市 

▲興福寺・五重塔(奈良市)
カメラ:ニコンD800
焦点距離:14mm(14-24mm)
絞り:F4
ISO感度:ISO400
露出時間:15秒×201コマ、計55分露出

【明石海峡大橋】撮影地▶︎兵庫県明石市 

▲明石海峡大橋(兵庫県明石市)
カメラ:ニコンD800
焦点距離:22mm(14-24mm)
絞り:F4
ISO感度:ISO100
露出時間:30秒×104コマ、計58分露出

【太陽を横切る国際宇宙ステーション】撮影地▶︎埼玉県本庄市 

▲太陽を横切る国際宇宙ステーション(撮影地:埼玉県本庄市) 
カメラ:キヤノン5D2
焦点距離:900mm(ビクセンFL102S望遠鏡、2倍テレコン)
絞り:F9
ISO感度:ISO500
露出時間:1/1,000秒

【道頓堀・戎橋】撮影地▶︎大阪市中央区 

▲道頓堀・戎橋(大阪市中央区)
カメラ:ニコンD800
焦点距離:14mm(14-24mm)
絞り:F6.3
ISO感度:ISO200
露出時間:8秒×371コマ 計51分露出(前景はF5.6、1秒露出)

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