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〈2024年〉ビール売上ランキング、人気のビールメーカーについても解説

Moovoo編集部
最終更新日: 2024-09-14

※記事で紹介した商品を購入すると、売上の一部がMoovooに還元されることがあります。

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みなさんは、お気に入りのビールの銘柄やメーカーはありますか?

今回の記事では、大手メーカーに絞ってどのメーカーのビールが最も売れているのか最新のビールの市場ランキングを紹介します。

果たしてどのメーカーのビールが何位にランキングしているのでしょうか。各ビール会社の歴史にも触れながら、ビールメーカーについても紹介します。


▼ ビールの役立つ情報を紹介

ビール業界の動向

冷えたビールの写真

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まずは、ビール業界全体の売上からみていきましょう。

国税庁の「酒のしおり(令和4年3月)」によると、2020年度のビール類の課税数量は、179万3千klでした。
数字だけ見るとすごい数字ですが、実は前年度から52万klと大幅に減少しており、ビールの出荷量は近年、減少傾向にあります。

しかし、発泡酒は2020年度は60万1klで、前年度より1.5%微増しています。

年々ビールの売上量が減少傾向な理由は?

ビール類の売上減少の理由は大きく分けて2つあります。

① お酒の嗜好の広がり

近年、ビール以外のお酒の人気が高まっています。とくに、ウイスキーやワイン、缶チューハイなどは多くの人に受け入れられています。

お酒を飲むとなったら「とりあえずビール」という人が減り、様々なお酒を楽しむ人が増えてきました。そのため、ビール類の出荷量や売上が減少しています。

② 節約志向の増加

最近の物価上昇もさることながら、ビール類の売上減少の裏側には、日本全体の「節約志向」があります。

例えば、自宅で飲むお酒代を抑えたいという方の中には、発泡酒や第3のビールだけでなく、低価格の缶チューハイなどに変更したという方もいるなど、安くて美味しいお酒への流出も原因のひとつを言えるでしょう。

ビール会社は各社ニーズと時代にあった商品を開発

ビール会社は、こうした嗜好の多様化に応えて、作り方にこだわったプレミアムビールや糖質オフのビール、ビール初心者や女性ウケする微アルコールやノンアルコールビールなども販売しています。

また、節約志向の消費者を逃さないために、価格が安い発泡酒や「第3のビール」の開発・販売にも今まで以上に力を入れており、その種類は増えています。そのほか、海外事業に力を入れて日本のビールを世界に広めることで活路を得ようという動きもあります。

大手ビールメーカーを紹介

日本国内のビール類は、下記4社が市場シェアのほとんどを握っています。

・アサヒ
・キリン
・サントリー
・サッポロ

そして、その上位4社の次にくるのが沖縄での高い人気を誇るオリオンビールです。ここからは、ビール業界の市場シェアと各社の特徴を解説していきます。

アサヒ

スーパードライ商品画像

ビールといえば、まず思い浮かぶのが「アサヒビール」です。

アサヒグループの歴史は、前身の大阪麦酒会社の設立された1889年からスタートします。そして、1892年には「アサヒビール」の販売を開始しました。今から100年以上も前のことだというのには驚きますね。

また1900年には、日本初のビン入り生ビール「アサヒ生ビール」も発売しました。その後、他社と合併し大日本麦酒㈱が設立されますが、1949年には解体され朝日麦酒㈱となりました。

アサヒビールが販売するビールの中でも特に有名な商品といえば、「アサヒ スーパードライ」。「さらりとした飲み口、キレ味さえる、いわば辛口の生ビール」を謳った商品で、根強い人気を誇っています。

また、アサヒグループは、ビール類以外にも様々なお酒を販売しています。代表的なものには、以下が挙げられます。

ウイスキー:「ブラックニッカ」ブランド、ブラウンフォーマン社の輸入ウイスキー(ジャックダニエル、アーリータイムスなど)
ワイン:輸入ワイン、「酸化防止剤無添加のやさしいワイン」
RTD:「ウィルキンソンRTD」「アサヒもぎたて」「贅沢絞り」

キリン

キリン一番搾り商品画像

キリンもアサヒ同様、100年以上の歴史を持つ古い会社です。1885年に在留外国人が設立したジャパン・ブルワリー・カンパニーを引き継ぎ、1907年に麒麟麦酒株式会社が創立されました。

高度経済成長期に大きく業績を伸ばし、一時は国内のシェア60%にまで達していました。キリンの販売するビールの代表格といえば、「キリン一番搾り生ビール」ですね。

それ以外にも、以下の商品を販売しています。

・キリン一番搾り〈黒生〉
・一番搾りプレミアム
・キリンラガービール

発泡酒の「淡麗極上〈生〉」や「淡麗グリーンラベル」、第3のビールの「キリンのどごし〈生〉」や「本麒麟」なども人気の商品です。

また、ビール類以外にも様々な商品を展開しています。「キリン 氷結」や「キリン・ザ・ストロング」「本搾りチューハイ」などの缶チューハイが特に有名ではないでしょうか。

それ以外にも、ウイスキーやブランデー、ワイン、梅酒、焼酎なども取り扱っています。

サントリー

プレミアムモルツ商品画像

これまでに紹介したアサヒやキリンに比べると、比較的新しいのがサントリービール

1899年に「鳥井商店」として開業したサントリーは、元々は洋酒の販売事業が中心でした。1907年には「赤玉ポートワイン」、1937年には「サントリーウイスキー角瓶」の販売を開始するなど、洋酒事業は大きな成功を収めていました。

しかし、1963年にさらなる成長を目指しビールの販売にも乗り出したのです。

サントリーのビールのなかでも特に人気の商品が「ザ・プレミアム・モルツ」です。

その他にも、「ザ・プレミアム・モルツ〈香る〉エール」や「ザ・プレミアム・モルツ〈黒〉」などの商品を販売しています。

また、発泡酒や第3のビールにも人気商品はたくさんあります。

「金麦」「マグナムドライ〈本辛口〉」「セブンプレミアム・ザ・ブリュー」などは小売店でもよく目にするのではないでしょうか。

サントリーは、元々洋酒の販売が中心の会社なので、ビール以外のお酒でも有名ですね。

「サントリーシングルモルト 山崎」や「サントリー 響」「サントリー 角瓶」などは知名度抜群で多くの方から愛されている国産ウイスキーです。

サッポロ

サッポロ黒ラベル商品画像

サッポロビールは、アサヒと同様に1949年の大日本麦酒の解体により誕生した会社です。

資産額をほぼ均等に分割して生まれたアサヒとサッポロですが、現在のビールの売り上げでは大きく水をあけられてしまっていますね。

サッポロビールの代表的な商品には次のようなものがあります。

・サッポロ生ビール黒ラベル
・サッポロラガービール
・エビスビール
・サッポロ ドラフトワン
・サッポロ 麦とホップ

「☆」のマークや「エビスビール」など、サッポロビールをこよなく愛すビールユーザーは多いものです。また、ビール以外にも缶チューハイやカクテル、ワイン、焼酎などの販売も手掛けています。

オリオンビール

オリオン ザ・ドラフト商品画像

沖縄といえばなビール、オリオンビール。これまで紹介してきた4大ビール会社(アサヒ、キリン、サントリー、サッポロ)から比べると、日本全体でのシェアはイマイチですが沖縄では高いシェアを誇っています。

普段は飲まない方でも、沖縄旅行のときにオリオンビールを飲んでみたという方も多いのではないでしょうか。オリオンビールを代表する銘柄といえば、なんといっても「オリオンドラフト」ですね。

それ以外では、「75ビール」「麦職人」「オリオンザ・プレミアム」などの商品があります。ちなみに、沖縄県内の「アサヒ スーパードライ」はオリオンビールが、沖縄県外の「オリオンドラフト」はアサヒが製造・販売しています。

大手ビールメーカー売上ランキング

最後に、最新のビールの市場ランキングを紹介します。なお、ランキングには第3のビールや発泡酒は含みません。

※「ビール の市場ランキング | ウレコン」(集計期間:2022年12月01日 〜 2023年02月28日)を元にランキングを掲載しています。

1位
  • アサヒビール
  • アサヒスーパードライ 生ジョッキ缶 340ml×24本

  • 税込み4,851円(Amazon)
  • 生ジョッキのようにグビグビ飲める

  • 缶ビールなのに、まるでお店の生ジョッキのようにビールを味わえます。フルオープンする缶のフタを開けると泡があふれてくるので、ゴクゴクときめ細やかな泡を堪能しながら飲んでみてください。

    缶胴はダブルセーフティ構造で、手や口が切れないようになっていて安心。中味は通常のアサヒスーパードライと同じです。

2位
  • アサヒビール
  • [新・辛口]アサヒスーパードライ 缶 350ml×24本

  • 税込み4,535円(Amazon)
  • 発売36年目で初のフルリニューアル

  • スーパードライが誕生したのは1987年。2022年3月、発売36年目にして初のフルリニューアルしたアサヒスーパードライです。辛口のラガーで、洗練されたクリアな味を表現。

    飲んでみるとさらりとした口あたりですが、最後にガツンとくるシャープなのどごしは、アサヒスーパードライならでは。キレのある辛めのビールを飲みたい時に、ぜひ。

3位 アサヒスーパードライ 350ml×6

3位は2位と同じくアサヒスーパードライ 350ml缶の6本入りでした。

4位
  • アサヒビール
  • アサヒスーパードライ 缶 500ml×24本

  • 税込み5,995円(Amazon)
  • 定番シリーズを大容量で

  • 洗練されたクリアな味で、シャープなのどごしが特徴のアサヒスーパードライ。1987年にスーパードライが発売し、2022年3月、発売36年目にして初のフルリニューアルをしました。

    辛口ラガー好きは、大手ビール会社の中でもアサヒビール一択という人も多いのでは。

    飲んでみるとさらりとした口あたりですが、最後にガツンとキレのあるのどごしをぜひ体感ください!

5位
  • キリンビール
  • キリン 一番搾り生ビール 350ml×24本

  • 税込み4,471円(Amazon)
  • さらにバランスのよい味わいに

  • もろみから最初に流れ出る一番搾り麦汁だけを使用した、キリン一番搾り生ビール。これまでよりもさらに「麦のうまみ」と「澄んだ味わい」を引き出し、仕込み条件や発酵条件までも改善し、より調和のとれたビールのおいしさを実現しました。

    歓送迎会や社内イベント、ギフト用にもおすすめです。

6位 アサヒスーパードライ 生ジョッキ缶 大生 485ml

6位は1位のアサヒスーパードライ 生ジョッキ缶の容量が大きいものでした。

7位
  • アサヒビール
  • アサヒ 生ビール(マルエフ) 350ml×24本

  • 税込み4,536円(Amazon)
  • 飲食店で愛された令和“復活の生”

  • 1986年、低迷するアサヒビールを救ったのがアサヒ生ビールです。「ビールの味の違いは分からない」と言われていた時代に、アサヒの王道ビールが誕生した背景があります。

    白い缶のマルエフですが、黒生もあります。どちらも購入して、ぜひハーフ&ハーフを自宅で楽しんでみてください。

8位 キリン一番搾り 350ml×6

8位は5位で紹介したキリン一番搾りの350ml缶6本セットでした。

9位 キリン一番搾り 500ml

9位は5位で紹介したキリン一番搾りの500ml缶でした。

10位
  • サッポロビール
  • サッポロ 黒ラベル 350ml×24本

  • 税込み4,582円(Amazon)
  • 麦のうまみと爽やかな後味

  • 目指したのは、麦のうまみと爽やかな後味のベストバランス、そして白く美しいクリーミーな泡です。サッポロ独自の「旨さ長持ち麦芽」を一部使用し、これらに磨きをかけて製法しています。

    麦芽とホップは、100%協働契約栽培した素材を使用。おいしさと安心も提供する、サッポロビール独自の原料調達システムを実現しています。

10以内にランキングしなかったけど、こちらも人気!

おすすめ①
  • サントリー
  • ザ・プレミアム・モルツ 350ml 24本

  • 税込み4,823円(Amazon)
  • 華やかな香りで飲みやすい

  • 「磨きダイヤモンド麦芽」を一部使用して仕込み、厳選された品質の高い欧州産アロマホップをふんだんに使用。ザ・プレミアム・モルツならではの華やかな香りと、ホップからしか出せないコクを感じられます。

    素材の魅力を引き出しくれるのが天然水。ビールの約9割を占めるため、サントリーでは特に水にこだわって製法されています。

おすすめ②
  • サッポロビール
  • サッポロ ヱビスビール 350ml×24本

  • 税込み4,756円(Amazon)
  • 旨味あふれる、ふくよかなコク

  • 1890年の誕生以来、本場ドイツのビール純粋令に則り、変わらぬおいしさを届けているヱビスビール。

    麦芽100%、ヱビス酵母、バイエルン産アロマホップ、そして長期熟成と、吟味して厳選された原料と製法で、旨味あふれる、ふくよかなコクを実現しています。

    ちょっと贅沢なビールは、ギフト用にもおすすめです。

おすすめ③
  • オリオンビール
  • オリオン ザ・ドラフト 350ml×24本

  • 税込み4,694円(Amazon)
  • 爽やかな飲みやすさ

  • 沖縄へ行くと飲みたくなるのが、オリオンビール。オリオン ザ・ドラフトの最大の特長は爽やかで軽やかな飲み心地。でも、爽快な味わいの中にも、ビール本来の「のみごたえ」を感じられます。

    沖縄県伊江島産大麦を増量し、より澄んだ麦のうまみを楽しめます。


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