iPhoneカメラアプリの9つの機能と撮影方法を徹底解説!機種スペックも比較
iPhoneカメラアプリがどんどん進化していることを知っていますか?新しいiPhoneが発売される度に様々な機能が追加され、iPhoneカメラの性能は「デジカメ以上」と言われているくらい高くなっています。
でも、実際にiPhoneカメラアプリを使いこなせている人はほとんどいません。iPhoneカメラアプリの便利な機能を活用して、iPhoneでの写真撮影をもっと楽しんでみませんか?きっと、「こんな機能知らなかった!」という発見があると思います。
iPhoneカメラアプリで抑えておきたいのは下記の9つの機能です。
・フラッシュ
・HDR
・フォーカス&露出調整
・バーストモード
・Live Photo
・スクエア
・パノラマ
・スロー
・タイムラプス
今回は、この9つの機能と、現行機種のスペックの比較についてお伝えします。
目次
これをまずは抑えよう!iPhoneカメラ基本編
iPhoneカメラアプリには様々な機能がありますが、まずは基本的なものを抑えておきましょう。
フラッシュ
iPhoneカメラアプリにはデジカメと同じようにフラッシュ機能が付いています。
iPhoneカメラアプリを立ち上げた時に左上に出てくる稲妻のようなマークがフラッシュの設定ボタンです。マークをクリックすると、「自動」「オン」「オフ」の3つのモードが切り替えられるようになっています。
「自動」に設定しておくと、iPhoneがフラッシュのオン・オフを自動で判断します。フラッシュ撮影が禁止されている場所など、フラッシュが自動でオンになってしまうと困る場合もありますよね。そんな時は設定をオフにしておいて、必要な時だけオンにして使うのがおすすめです。
フラッシュをオンにしているにも関わらずフラッシュが光らない場合は、本体が故障しているかもしれません。本体の故障かどうか確認するには、「フラッシュライト(懐中電灯機能)」という機能を試してみてください。
iPhoneがホーム画面になっている状態で下から上にスワイプするといくつかアイコンが出てきます。その中の懐中電灯のようなマークがフラッシュライトのアイコンです。アイコンをタップするとiPhone背面のLEDフラッシュが点灯します。
LEDフラッシュが点灯しない場合は本体の故障が考えられますので、Appleのサポートセンターに問い合わせてみましょう。
HDR
HDRは「ハイダイナミックレンジ」という英語の頭文字を取ったもので、明るさの異なる3枚の写真を瞬時に撮影して、それぞれの写真の中で最も適切な明るさになっている部分を選んで自動的に合成してくれる機能です。
例えば、家の中から窓の外を撮影した場合や、逆光で人物を撮影する場合など、明るさが極端に異なる場所が含まれている写真を撮影すると、風景が白飛びしたり、人物が暗く映ってしまうことがあります。
HDRをオンにすると、露出度の異なる写真から最適な明るさの部分を自動的に選んでくれるので、光の加減が美しく、細部も忠実に再現された写真を撮ることができます。
iPhoneカメラアプリの左上の「HDR」というマークをタップすると、「自動」「オン」「オフ」の3つのモードから選択できます。
「自動」に設定しておけば、HDRの機能が必要だとiPhoneが判断した場合のみ、HDRが自動的にオンになります。撮影状況や被写体によってはHDRをオフにしておいた方がきれいに撮影できる場合もありますので、初心者の方は「自動」にしておくことをおすすめします。
フォーカス&露出調整
iPhoneカメラアプリは、誰でも簡単に撮影できるようにフォーカスと露出が自動で調節されるように作られています。
そのため、基本的にはフォーカスと露出を手動で調整する必要はありませんが、「iPhoneがピント調整した部分が自分がピントを合わせたいところと違う!」という場合があります。そんな時は、手動でピントと露出を固定できる「AE/AF ロック」という機能を使ってみましょう。
iPhoneカメラアプリを立ち上げて、「AE/AF ロック」という表示が出るまでピントと合わせたい部分を指で押し続けます。とても簡単なのでぜひ試してみてくださいね。
見た人をうならせる機能を使いこなす!iPhoneカメラ応用編
ここからは、知っているとちょっと人に自慢できるiPhoneカメラアプリの機能の応用編に進みます。「iPhoneカメラアプリってこんなこともできるの?」と驚く機能があるかもしれませんよ。
バーストモード
バーストモードとは、いわゆる「連写機能」です。シャッターを一度押すだけで自動的に複数の写真を瞬時に撮影してくれるので、あとからお気に入りの一枚を選ぶことができます。ペットや子供など、動きの激しい被写体を撮影する場合に便利です。
Live Photos
Live PhotosはiPhone 6s から搭載された新しい機能で、写真を撮った前後1.5秒ほどの動画と音声を記録できます。写真と一緒に動きや音も一緒に残るので、写真を見返した時にその一瞬が鮮やかによみがえります。
Live Photosは自動的にオンになるように設定されていますので、オフにしたい場合はiPhoneカメラアプリを立ち上げた時に、画面上部の三重丸のボタンをタップしてください。もう一度タップすると再びオンになります。
スクエア
「スクエア」は日本語で「正方形」という意味で、その名の通り正方形の写真が撮れる機能です。インスタグラムなどのSNSプラットフォームの写真の多くは正方形なので、スクエアモードで撮影した写真をそのままアップすることができます。
iPhoneカメラアプリを立ち上げると自動的に通常の写真のモードになりますので、画面をスワイプしてスクエアモードに切り替えて撮影してください。
パノラマ
「素晴らしい景色が目の前に広がっているのにカメラに収まりきらない!」という時に活躍するのが、広範囲を撮影できるパノラマモードです。少しコツがいりますが、慣れてしまえばiPhoneのカメラでパノラマ写真がきれいに撮影できます。
iPhoneカメラアプリを立ち上げ、画面をスワイプしてパノラマモードに切り替えてください。「パノラマ撮影のときはiPhoneを連続的に動かしてください」という表示が出たらパノラマモードになっています。シャッターボタンを押して、iPhoneを矢印の方向に動かします。この時、矢印が黄色いガイドラインに沿うように動かしましょう。
初めて撮影する時は写真の一部が欠けてしまうこともありますが、何度も練習するとうまく撮影できるようになります。旅行に行った時にはぜひ使ってみてください。
写真だけじゃない!動画撮影でも抑えておきたい便利機能
ここからは、iPhoneカメラアプリの動画撮影時に使える「スロー」と「タイムプラス」という機能を紹介していきます。iPhoneを長く使っているユーザーでも意外と知らないこの2つの機能を使いこなして、動画撮影をもっと楽しみましょう。
スロー
iPhoneカメラアプリで「スロー」を選択すると、スローモーションの動画を撮影することができます。通常の動画と同じように撮影して再生すると自動的にスローモーションになるのでとても便利です。お子さんの笑顔やペットのかわいい仕草などをスローモーションモードで撮影すると、より楽しい動画になりますよ。
スローモードに切り替えるには、iPhoneカメラアプリを立ち上げて画面をスワイプし、「スロー」を選択してください。
タイムラプス
タイムラプスはとても面白い機能なのですが、「タイムラプスって何だろう?」と思いながら、実際には使ったことがない人も多いと思います。
テレビの天気予報などで、定点カメラで朝から夜まで同じ場所を撮影した映像を早送りしたものを見たことがありませんか?タイムラプスの機能を使うと、それと同じような動画を撮影することができます。
iPhoneカメラアプリの画面をスワイプして「タイムラプス」を選択すると、シャッター部分にキッチンタイマーのようなメモリが入った状態になります。撮影を開始するとメモリの部分が時計のように進んでいき、その間に間隔を置いて写真が何枚か撮影されます。
もう一度シャッターボタンを押すと撮影が終了し、細切れで撮影した写真をつなぎ合わせて早送りのような映像が出来上がります。
5分間、10分間などの長い時間をかけて風景などを撮影すると、流れていく雲や車の列が進んでいく様子が早送りのように再生されるので、とても面白い動画が撮影できます。ぜひ試してみてください
iPhoneカメラを使った上手な撮影方法
iPhoneカメラを使って上手に写真を撮影する方法がAppleの公式ページに紹介されていましたので、その中からすぐに使えるテクニックを2つ紹介します。
1つ目は、「ユニークなアングルから撮影する方法」です。しゃがむ、iPhoneを傾ける、上を見上げるなど、角度を変えて写真を撮影することによって、思いがけず素敵な構図に出会えることもありますよ。真正面からの撮影だけではなく、様々な角度を試してみましょう。
2つ目は、「力強くシンプルな写真を撮影する方法」です。Apple の公式ホームページによると、力強くシンプルな写真を撮影するためには、赤などコントラストの強い色を見つけて、シンプルな背景を選ぶことが大切だということです。そうすることで被写体がより引き立ち、力強い写真になります。
また、インパクトのある写真を撮影するためには露出の調整も重要です。iPhoneのカメラは画面をタップして指を上下に動かすだけで露出が簡単に調整できるので、写真が一番映える露出を探してみましょう。
iPhoneX・XS・XRのカメラの性能比較表
機種 | iPhoneX | XS | XR |
---|---|---|---|
チップ | A11Bionic | A12Bionic | A12Bionic |
解像度 | 2,436 x 1,125ピクセル解像度 | 2,436 x 1,125ピクセル解像度 | 1,792 x 828ピクセル解像度 |
コントラスト比 | 1,000,000:1 | 1,000,000:1 | 1,400:1 |
最大輝度 | 625cd/m2 | 625cd/m2 | 625cd/m2 |
2019年6月現在、iPhoneの最新・準最新機種はX・XS・XRの三種です。
こちらの表から見てわかることとしては
最新のXRは準最新のXより、最新のA12Bionicチップを搭載していますが、解像度・コントラスト比はXの方が高いです。
Apple社が独自開発したチップは、iPhoneの動作を司るCPUと画像処理に特化したGPUを搭載しています。
A12Bionicチップは、ポートレートのボケ具合を調整出来たり、夜景・暗い場所でも写真を鮮明に映すことができます。
解像度は、画像の精緻さを表す単位のようなもので、数字が大きいほどなめらかな画像が表示されます。
コントラスト比は、画像の明暗の差を数値化させたもので、数字が高いほどメリハリのある画像になり、文字や色がはっきりと見えます。
XとXRを比較すると、Xの方が解像度が高くカメラの性能が良いようにも見えますが、XRはスマホの処理能力が高く、写真撮影のシチュエーションも増えるでしょう。
XR・Xには、それぞれチップと解像度・コントラスト比で優劣がありますが、XSは表から見てもわかる通り、全ての項目において優れています。
現時点で、最もカメラのスペックが優れている機種はXSであると言えます。
買い替えを検討される方は、これらの特性も踏まえてご検討いただければと思います。
まとめ
今回は、iPhoneカメラアプリで抑えておきたい9つの機能と、現行機種のスペックの比較についてお伝えしました。
iPhoneカメラアプリには、誰でも簡単に写真撮影を楽しむための機能がたくさんあります。今回の記事で紹介した機能で試したことがないものがあれば、ぜひチャレンジしてみてください。iPhoneカメラアプリを使いこなして、思い出が詰まった素敵な写真や動画をたくさん撮影してくださいね!
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