ハンモックを室内に設置する方法。自宅用のおすすめハンモックもご紹介!

みのうかなこ
公開: 2020-09-25

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忙しい日々のなか、自宅でくつろぐ時間は大切にしたいもの。自宅をリラックス空間にしてくれるアイテムはたくさんありますが、一度は使ってみたいのが「ハンモック」です。

ハンモックといえば、キャンプなどの屋外で使用するイメージがありますが、室内に設置できるタイプも多くあり、意外と手軽に取り入れられます。今回は、室内用のハンモックの設置方法や、おすすめのタイプをご紹介しましょう。


室内用のハンモックで、自宅をリゾートに

ハンモックでリゾート気分

ハンモックといえば、リゾート地でのリラックスアイテムとしてイメージされる方も多いかもしれません。
ハンモックは南米をルーツとする寝具の一種。メキシコをはじめとする地域で使用されており、熱帯の暑い夜も涼しく過ごすためのアイテムでした。ハンモックの語源は、中南米の先住民の言葉「アマカ(hamaca)」。日本語に直訳すると「釣り床」なのだとか。

ゆらゆらと揺られるゆりかごのような心地よさとともに、宙に浮いていることで、背中側まで自然の風が通り、暑さを感じにくい仕組みになっています。熱帯地域のリゾート感をそのままに、自宅でのリラックスアイテムとして室内ハンモックを活用してみましょう。

ハンモックで癒される理由

ハンモックで寝る女性

ハンモックでリラックスできる一番の理由は、「揺らぎ」にあります。

電車のなかで、ついウトウトしてしまうように、ハンモックの軽い揺れは体の緊張をほぐし、心地よい脱力感を与えてくれます。体のラインにそって密着するため、体重を分散し、腰への負担が少なくなるのもうれしいところ。ハンモックは通気性が良いという特徴があり、風通しがよく、熱がこもりにくいのも眠りにつきやすいポイントといえます。

ぐっすりと眠ることができたら、体の疲れも楽になり、ストレスも軽減されるはず。夜の寝具としてだけでなく、自宅でのちょっとしたリラックスタイムにもぴったりです。

ハンモックのタイプ

ハンモックって、不思議な魅力がありますよね。ハンモックを見つけると、寝転んでみたくなるという方も多いのでは? ハンモックはキャンプ場や庭先などの屋外で使用するケースが一般的ですが、近年では室内で気軽に利用できる商品も増えており、取り入れやすくなっています。

室内でのハンモック生活を楽しむためには、まず、どんなタイプがあるのかを知っておくことが大切。自宅の環境はもちろん、求める利便性や快適さを考えながら、より良いハンモックのタイプを選んでみましょう。

自立式

自立式ハンモック

ハンモックを室内で使用したいと考える時、気になるのがその支えです。自宅の柱と柱を結ぶとしても、なかなか難しい状況の家庭も多いことでしょう。そうした場合におすすめなのが、ハンモックを独立させて使用できる「自立式」のタイプです。

自立式のハンモックは、両端につりさげられるスタンドがついており、商品の多くが組み立て式となっています。不要なときは、スタンドごと折りたたんで片づけられるタイプが多いため、携帯性を求める方に最適です。

つりさげ式

つりさげ式のハンモック

自宅の梁や柱を使って、ハンモックを常設しておきたい方にぴったりなのがつりさげ式のタイプです。自宅の一部として、インテリアの要素も持ち合わせるのがつりさげ式の特徴といえます。スタンドを使用する自立式とは異なり、床のスペースを取らないのもいいところ。

ただし、条件によっては、取り外しがしづらくなるケースも。必要に応じて、金具などを使うことになるため、賃貸では使用しづらいタイプです。
室内用につりさげ式のハンモックを購入する場合は、まず設置できる環境かどうか、ハンモックがつけられるほどの十分なスペースがあるかどうかを確認しておきましょう。

チェアタイプ

チェアタイプのハンモック

できるだけ省スペースでハンモックの揺らぎを楽しみたい方には、チェアタイプがおすすめ! イスがおけるだけの空間があれば設置できるので、より気軽に取り入れやすいタイプです。

通常、2か所に結び付けて使用するハンモックとは異なり、チェアタイプの取り付けポイントは基本的に1点のみ。チェアタイプにも自立式とつりさげ式の2タイプがあり、いずれにしても取り外しやすく、すぐに収納できるのが魅力です。

室内用ハンモックを選ぶ際の5つのポイント

ハンモックでくつろぐ写真

では、具体的に室内用のハンモックの選び方をチェックしてみましょう。ポイントは5つ。「耐荷重」「設置に必要なスペース」「使用時のサイズ」「収納時のサイズ」「素材」から、条件に合うものを選んでみましょう。

耐荷重

ハンモックを快適に使用するためには、どれくらいの重さに耐えられるかをチェックしておく必要があります。使われている素材をはじめ、自立式であればスタンドの強度、つりさげ式であれば金具の強度などを確認しておきましょう。

また、ひとりで使用するのか、数人同時に使いたいのかでも耐荷重の条件が異なります。子供たちと一緒にハンモックでお昼寝をしたい、といったイメージがある場合には、子供が成長した時のことを考えて、使用できる重さを確認しておくと安心です。

設置に必要なスペース

ハンモックは、人が寝転べるスペースだけでなく、ハンモックを両端からつりさげておくスペースまで考える必要があります。自立式なら、スタンドのサイズによって必要なスペースが異なり、つりさげ式なら、つりさげる2点の距離を考えたサイズを購入する必要があるでしょう。

使用時のサイズ

ハンモックと一口にいっても、商品によってサイズはさまざまです。自身の身長に合わせたサイズ選びを考えましょう。ある程度、余裕がある方がゆったり感を感じられます。

縦の長さだけでなく、幅についても要チェック。ハンモックに包まれて、寝返りを打ちたいと思うなら、できるだけ幅広タイプを選ぶこと。また、家族やパートナーと、複数人で使用したい場合も、縦横に余裕があるものがよいでしょう。ただし、サイズが大きくなればなるほど、設置に必要なスペースも広くなります。

室内のどこに設置するのか、使用する人数と必要な幅などを考えて選ぶことが大切です。ちなみに、ハンモックを使用する際の理想的なポジションは、ハンモックに対して斜めに寝ること。できるだけ幅広のものの方が、寝心地は良さそうです。

収納時のサイズ

室内用のハンモックは、収納時のサイズ感も要チェック。インテリアとして常設している場合を除き、季節によっては不要だと感じることもあるでしょう。片づける際に、できるだけ場所を選ばないものが便利です。特に、自立式の場合、スタンドがどれだけコンパクトにたためるかで、収納サイズが変わります。

素材

ハンモックの素材

ハンモックには、綿や麻といった自然素材やナイロンなどの化学繊維を使用したものがあります。自然素材は、肌に敏感な方でも使いやすく、温かみのある肌触りが特徴的です。一方で、化学繊維のものは軽量で、耐水性に優れています。

また、同じ素材でも、ネットタイプ(編み上げ)とクロスタイプ(布)があり、それぞれ通気性や寝心地が変わります。小さい子供と一緒に使用したい場合、目の粗いネットタイプは避けた方がよいでしょう。

室内用ハンモックの設置方法

自宅で使用するハンモックのタイプが決まったら、設置準備をはじめましょう。タイプによって異なる設置法は以下のとおりです。

自立式の場合

自立式のハンモックは、基本的にスタンドを使用することになります。スタンドのタイプによって設置方法が変わるため、購入前からチェックしておくと安心です。

スタンドのタイプには、組み立て式と折りたたみ式があります。

組み立て式なら、決められた手順と組み合わせで、パイプをつなぎ合わせて設置します。折りたたみ式なら、順番を間違わないようにして、ていねいに広げていきましょう。

いずれにしても、直感に頼って設置するのではなく、きちんと説明書を確認したうえで、正しい手順で行うことが大切です。設置時には、ゆれ幅を考慮して、左右のスペースにもゆとりを持たせましょう。

つりさげ式

つりさげ式ハンモックのフック

室内でつりさげ式のハンモックを取り付ける場合、まず、取り付け先の壁の状態を確認します。コンクリートや石膏のようにしっかりした素材の場所に金具を取り付けるようにしましょう。

ハンモック専用のフック(金具)は、ねじ式となっており、電動ドライバーで取り付けるのが一般的です。通常のドライバーでは、壁の素材が固く、取り付けづらいため、前もって工具を用意しておきましょう。

フックを取り付けるねじ穴の位置を鉛筆などでマークし、フックをテープで仮止めしておくと、ずれることがありません。ハンモックに人が乗ったときに、ねじが抜けにくい方向に取り付けるのも大切なポイント。下向きにねじを打ち込んでしまうと、過重によって落ちてしまうことがあります。

加えてもう一点、できるだけ手の届く範囲でフックを取りつけることも意識しておくこと。普段、手の届きにくい場所にフックを設置してしまうと、ハンモックを片付ける時に手間がかかります。片づける時のことも考えた取り付け位置を決めましょう。

天井に取り付ける場合

天井からハンモックをつりさげる場合にも、フックを取り付ける場所の素材をしっかり確認しておく必要があります。梁の部分を探し、フックを止めるねじが深く刺さる場所を見つけましょう。

賃貸物件でつりさげ式のハンモックを使用する場合

賃貸物件でハンモックを使う場合、できるだけ自立式のものがおすすめです。

どうしてもつりさげ式を使いたいのであれば、フックなどの備品を購入する前に、管理会社や大家さんに許可を求めておいた方がよいでしょう。

許可が得られたら、つりさげ位置を決定します。退去時に修理費用がかかってもよいのであれば、壁や天井に穴をあけてフックを取り付けるのが簡単です。できるだけ修理費用を抑えたいのであれば、柱にくくりつけて使用した方が無難でしょう。

それでも、柱を傷つけてしまう可能性があります。賃貸でつりさげ式のハンモックを使用する場合は、将来的に修理費用がかかることを前提に考えておきましょう。

自宅に置きたい室内用の小さめハンモック3選

室内用として使うなら、よりコンパクトなサイズで使い勝手の良いハンモックがいいですよね。せっかく買ったのに、気が付いたら邪魔になっていた……なんてことがないように、インテリアとしてもかわいい室内用ハンモック選んでみましょう。おすすめのハンモックを3つご紹介します。

おすすめ①
  • ゆらふわモック
  • ゆらふわモックマルチ

  • 税込み12,800円
  • 気分に合わせて楽しめる小さめハンモック3Wayタイプ

  • 寝そべるだけでなく、チェアタイプとしても使える自立式ハンモック。さらに、ハンモック部分をはずせば、ハンガーラックとしても活用できます。

耐久重量330kgなので、家族で乗っても大丈夫(チェア使用時300kg、ハンガーラック使用時25kg)。

さらに、ハンモックをつけても総重量約8.4㎏という軽量設計も魅力です。折りたたみ式のスダンドなので持ち運びしやすいのもうれしいところ。クロスタイプ、ネットタイプの両方があり、カラーバリエーションも豊富です。室内用として手軽に使えるコンパクトなハンモックとしておすすめです。

おすすめ②
  • Vivere
  • ハンモック レギュラーサイズ

  • 税込み18,800円
  • 快適さを重視する方にお勧め

  • 全米Amazonでハンモックランキング第一位を獲得したという人気の高い、カナダ発のハンモックブランド「Vivere」。ダブルサイズなどの大きめタイプが人気ですが、よりコンパクトな「レギュラータイプ」なら、室内でも設置しやすいでしょう。

耐荷重は200㎏で、スタンドは組み立てタイプ。工具不要で組み立てられ、移動をする際には分解して持ち運べます。カラフルな生地素材が多く、大人2人がすっぽり包まれるゆとり設計が一番の魅力。

さらに、12段階の高さ調節機能があるため、一番快適な傾きを選べます。高級イタリア生地素材というおしゃれ具合も要チェック。ある程度のスペースが必要ですが、約2.5m×約1.5m程度の場所があれば設置できます。

気軽に試せる価格重視のハンモックチェア

おすすめ③
  • Yinxi
  • カンバス ハンモックチェア

  • 税込み1,991円
  • 気軽に試せる価格帯!

  • つりさげ式のため、別途フックを購入して取り付ける必要がありますが、チェアタイプなら取り付けるフックも1つで済み、取り外しも簡単です。

質が良いハンモックが一番なのはわかるけど、まずはお手頃価格のハンモックで試したいという方もいるはず! そこでおすすめしたいのが、チェアタイプのハンモック。一般的な寝そべるタイプよりも価格が安い傾向にあり、5,000円以下で購入できる商品がたくさんあります。

ハンモックの揺らぎを感じたいけど、できるだけ費用をおさえて、コンパクトなものが良いという方に最適です。

まとめ

ハンモックがあれば、自宅で南国リゾート気分を味わえます。寝苦しさを感じる暑い夜でも、ハンモックで揺られているうちにリラックスできるかも。

ハンモックにはさまざまなタイプがあり、それぞれに特徴があります。自立式はフックの取り付けが不要で、すぐに使える一方で、スタンドで場所をとってしまうのが難点。一方で、つりさげ式はフックを取り付ける必要がありますが、インテリアとしての見た目は抜群です。生地部分をクロスにするかネットにするかでも、見た目の雰囲気は変わるもの。自宅の環境と使い勝手を考えながら、「自宅のリゾート化」を進めちゃいましょう!

※価格はいずれも2019年7月時点のものです。


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