iPadはWi-Fiモデル?セルラーモデル?2つの違いを徹底解説

Moovoo編集部, Taka
2021-06-30

Apple製デバイスと言えば、iPhoneやMacBookのほかiPadが人気です。最もハイスペックなiPad Proを始め、スタイリッシュで5色から選べるiPad Air、スタンダードタイプのiPad、コンパクトさが魅力のiPad miniなど多様なモデル展開を行っています。

しかし、そんなiPadの購入を考えている方を悩ませているのが「Wi-Fiモデル」「Wi-Fi+Cellularモデル(以下セルラーモデル)」のどちらを選ぶべきかという問題です。

この記事では、人気YouTubeチャンネル「ためになるAppleの話」を運営しているTakaさんに監修いただき、2つの違いを徹底解説します。


Apple認定資格も持つYouTuber
Taka
登録者数9万7千人を超えるYouTubeチャンネル「ためになるAppleの話 by Taka」を2019年から運営。アップル認定のサポートプロフェッショナル資格(ACSP)取得。Apple新製品のレビュー動画などを精力的に発信している。

Wi-Fiモデルとセルラーモデル、ネットの接続方法に違い

iPadがある風景

iPadなどタブレット型デバイスは、スマホと同じくインターネットに接続して利用するための機能やアプリなどを備えています。そのため、使いたい時にインターネットに接続できるかどうかが使い勝手のうえでとても重要です。

Wi-Fiモデルとセルラーモデルの最大の違いはインターネットへの接続方法の違いです。

Wi-Fiモデル:Wi-Fiに接続してインターネットが利用できる
セルラーモデル:Wi-Fi接続に加え、モバイルデータ通信を利用してインターネットが利用できる

セルラーモデルは通信キャリアと契約することで、スマホと同じようにWi-Fi環境のない場所でも4G LTEなどのモバイルデータ通信を利用してインターネットに接続することが可能です。

例えばドコモと契約した場合、人口カバー率99.9%を達成しているLTE回線が利用可能になります。人が暮らしている場所であればほとんど全域をカバーしているので、ネットへの接続に困ることは少ないでしょう。

一方、Wi-Fiモデルは自宅やオフィスなどに引き込んだ固定回線につなげたWi-Fiルーターの電波を利用してインターネットへの接続が可能です。

他にも店舗や駅、大型施設など多くの場所には無料で使えるフリーWi-Fiが整備されてきているので、そういったサービスを利用することもできます。モバイルルーターやiPhoneなどスマホのテザリング機能を使ってネット回線に接続する方法もあります。

<ポイント!>
フリーWi-Fiはセキュリティの弱さを指摘する声もあり、安全性を考えるならモバイルルーターの利用や、スマホのテザリング機能でネット通信に接続する方法がベターです。

セルラーモデルなら、スマホなどと同じ安全性の高いモバイルデータ通信が利用できます。

セルラーモデルのメリット|GPSやテザリング機能が使える

セルラーモデルのメリットは単体でネット通信が利用できるだけでなく、他にもWi-Fiモデルと比べて重要な違いがあるのでチェックしましょう。

GPS機能で正確な道案内

iPadセルラーモデルのGPS機能

iPadを車のカーナビ代わりに使いたい方や、ポケモンGOなどの位置情報を利用したゲームをプレイしたい方はWi-Fiモデルでは使い勝手が悪くなります。なぜならWi-FiモデルにはGPS機能がないため、正確な現在位置を特定することができないのです。

iPadは画面が大きいので、見づらい地図が見やすく大きく表示できるのはメリットですが、カーナビとして利用したい方は注意しましょう。

テザリング機能の親機として、パソコンやゲーム機をネット接続

テザリング機能でパソコンを利用するイメージ

テザリング機能とは、インターネットに接続している端末の電波を他の端末にも共有できる機能です。

例えばWi-Fi環境のない場所でパソコンやゲーム機をネットに接続して利用したい場合に、テザリング機能を備えたデバイスが親機となって、子機であるパソコンやゲーム機をネットに接続することができます。

ただし、多くのスマホでテザリング機能を備えているため、必要な方は一度手持ちのスマホの機能を確認してみるのが良いでしょう。テザリング機能を備えていても通信キャリアとの契約内容によってはテザリング機能が使えない場合もあるので注意しましょう。

Taka

Taka さんのアドバイス

実はスマホよりもiPadからPCやゲーム機にテザリングをした方が良い場合があります。

テザリング機能はバッテリーの消耗が早くなるため、バッテリー容量の小さいスマホでは使用できる時間が限られてしまうのです。大容量バッテリーを備えているiPadは、テザリングの親機として最適なのです。

モバイルルーターを契約して使用している方は、セルラーモデルのiPadに置き換えると利便性が高まる可能性が大きいですね。

Wi-Fiモデルのメリット|本体の購入価格を抑えられる

iPadを比べている様子

セルラーモデルの方がどこでもインターネット接続ができるので、使い勝手はWi-Fiモデルよりも優れています。

ただ、便利な分Wi-Fiモデルよりも購入コストがかかります。どれほど差があるのか見てみましょう。

Apple販売価格の比較(2021年6月時点)

iPad Pro 12.9インチ
(第5世代)
容量:128GB

iPad Pro 11インチ
(第3世代)
容量:128GB

iPad Air
(第4世代)
容量:64GB

iPad
(第8世代)
容量:32GB

iPad mini
(第5世代)

セルラーモデル

税込み147,800円

税込み112,800円

税込み87,780円

税込み54,780円

税込み66,880円

Wi-Fiモデル

税込み129,800円

税込み94,800円

税込み69,080円

税込み38,280円

税込み50,380円

Amazon(Wi-Fiモデル)

Amazon価格を見る

Amazon価格を見る

Amazon価格を見る

楽天(Wi-Fiモデル)

楽天価格を見る

楽天価格を見る

楽天価格を見る

表では各iPadシリーズの中で最もストレージ容量の少ないモデルを並べています。つまり、価格が最も安いモデルですが、それでもセルラーモデルはWi-Fiモデルに比べて1万5,000円以上高い料金が設定されています。

購入価格を抑えたい方は、セルラーモデルでなければ利用目的に対して不十分なのか検討した方が良いでしょう。

セルラーモデルのデメリット|毎月の通信費用

SIMカード

セルラーモデルはスマホと同じように通信会社から提供されるSIMカードやeSIMを利用することで、通信キャリアが提供している回線を利用してモバイルデータ通信ができます。

ただ、SIMカードを契約しなくてもWi-Fi環境があればネット通信は可能です。ただ、その場合は本体代が高いだけのWi-Fiモデルと同じなので、せっかくのセルラーモデルのメリットが活かせません。

そこで、モバイルデータ通信を利用する場合がほとんどですが、その場合はスマホと同じく毎月の通信料が発生するので、そのコストを考えておく必要があります。

Taka

Taka さんのアドバイス

SIMカードを契約した場合の月額料金はキャリアによって異なり、一見複雑です。

ただ、大手キャリアでスマホを契約している方は、データシェアができる料金プランがおすすめ。毎月利用できるデータ通信量をスマホとiPadでシェアすることで、iPadの通信コストを抑えてモバイルデータ通信を利用できます。

また、格安SIMを契約するという手もあります。こちらは大手キャリアに比べて利用できる通信量は少ないものの、月額料金が2,000円前後で安価に契約できるのがメリットです。
<ポイント!>
「SIM」とは、利用者を特定できるID番号が登録されたデータで、電話機能やインターネット通信を利用するのに必要です。物理的なカード型のSIMカードの他に、デジタルデータの「eSIM」の2種類があります。

eSIMもSIMカードと同じ役割ですが、データなので受け取るまでに時間や手間がかからないのが特徴です。契約したらすぐにネット回線を通して届くので、すぐに利用できます。近年発売されたiPadシリーズではすでにeSIMに対応した機種が主流になっています。

【eSIM対応モデル】
iPad Pro 11インチ(第1世代/第2世代/第3世代)
iPad Pro 12.9インチ(第3世代/第4世代/第5世代)
iPad Air(第3世代/第4世代)
iPad(第7世代/第8世代)
iPad mini(第5世代)

Wi-Fiモデル・セルラーモデルの選び方

iPadのある風景

ここまで両モデルの特徴をご紹介してきました。それぞれどんな人におすすめなのか、まとめます。

Wi-Fiモデルがおすすめ①|自宅やオフィスでの使用がメイン

Wi-Fi環境が整っている自宅やオフィスなどでの使用がメインの方は、価格を抑えて手に入れられるWi-Fiモデルがおすすめです。

Wi-Fiモデルがおすすめ②|スマホやモバイルルーターでネット接続

屋外などWi-Fi接続ができない場所でもネットに接続してiPadを使いたい方は、テザリング機能を備えたスマホを持っているか、普段使用しているモバイルルーターがあるかを確認しましょう。

もしスマホやモバイルルーターで使えるデータ容量をiPad用に使用してしまうと容量が足りなくなる方は、契約内容を見直してみましょう。

多くの場合、すでに使用しているスマホやモバイルルーターの毎月使えるデータ容量を増やした方が、セルラーモデルを購入してSIMカードを契約し、毎月の利用料を払い続けるよりもコストを抑えられるはずです。

Wi-Fiモデルがおすすめ③|コストを抑えてiPadを手に入れたい

コストを抑えたい方は迷わずWi-Fiモデルを選びましょう。本体代もセルラーモデルよりも1万円以上安く、しかも通信料が別途かかりません。

iPadとは別にモバイルルーターの契約も考えている方は、セルラーモデルにしてキャリアに毎月通信料を払う場合とWi-Fiモデルとモバイルルーターの組み合わせで使い続ける場合とを比較するようにしましょう。

条件によっては、キャリアの通信料が大幅に割引されて逆にセルラーモデルの方がお得な場合があります。また、価格がわずかに違うだけであれば、モバイルルーターを持ち歩く手間や、その都度起動させる手間を考えるとセルラーモデルを選んだ方が良い場合もあります。

セルラーモデルがおすすめ①|ビジネスシーンでメインに使いたい

ビジネスシーンでiPadの利用を考えている方は、手間なくスマートに運用できるセルラーモデルの方が使い勝手が良いでしょう。慌ただしい状況でもサッとカバンから取り出して起動すれば、インターネットに接続された状態でiPadを利用できます。

Taka

Taka さんのアドバイス

テザリングやモバイルルーターは便利ですが、取り出して即座にネットにつながるのに比べれば使用感は大きく下がります。

一方で、もしも外でネットにつなぎたい端末がPCやゲーム機などほかにも複数台あるのであれば、回線が一つで済むテザリングやモバイルルーターが合理的です。

セルラーモデルがおすすめ②|カーナビ・ポケモンGOなど

すでに紹介していますが、GPS機能を備えているのはセルラーモデルのみです。位置情報を利用したアプリを使いたい方はセルラーモデルを選びましょう。

【Wi-Fiモデル】ハイスペックを求めるならiPad Pro

ハイスペックなWi-Fiモデル
  • Apple
  • 最新モデル Apple iPad Pro (11インチ, Wi-Fi, 128GB)

  • 税込み94,800円
  • 全てが詰まったiPadの最上位モデル

  • 2021年5月27日発売、ついにApple M1チップを搭載した最上級モデルです。最先端の技術が詰め込まれ、値段は張りますが、価格以上の働きを見せてくれます。

従来のものより使い勝手が進化した第二世代のApple Pencilに対応。カメラも高機能なものを搭載しているので、クリエイティブな仕事にも対応できるiPadになっています。

容量も128GBから2TBまで幅広く用意されているため、仕事や趣味など使い方にあった選択が可能です。映画鑑賞やゲームも臨場感たっぷりで楽しめます。

価格の高いiPad Proですが、11インチ128GBモデルだと税込み9万円台になるので少しでも価格を抑えたい方におすすめです。

【Wi-Fiモデル】スタイリッシュで高機能iPad Air

スタイリッシュなWi-Fiモデル
  • Apple
  • iPad Air (10.9インチ, Wi-Fi, 64GB)

  • 税込み69,080円(Apple)
  • 大きな画面も持ち運びやすさもどっちも手に入れたい方に

  • 最新型・第4世代のiPad Airは10.9インチのディスプレイながら500グラムを切る軽量ボディのバランスの良いモデルとなっています。

最新型の第4世代iPad airはNeural Engineを搭載したA14 Bionicチップを搭載しており、複数のアプリケーションを同時にサクサク使えるハイパワーモデルです。高性能なiPad Airでも64GBWi-Fiモデルなら税込み6万円台の手の届きやすい価格です。

また、iPadやiPad miniに比べて画面が大きいのでイラスト作成や映画鑑賞にも適しています。64GBモデルと256GBモデルが用意されています。

仕事と趣味どちらにも積極的に使用したい場合には256GBモデルを選ぶと安心です。カラーも5色から選べるので、デザインにもこだわりたい方におすすめです。

【Wi-Fiモデル】スタンダードなコスパモデルiPad

PICK UP
  • Apple
  • iPad (最新第8世代,10.2インチ, Wi-Fi, 128GB)

  • 税込み49,280円
  • 初めてのiPadにもおすすめ

  • iPadの中で最も手に届きやすい価格で、気軽に使えるのがこちらの商品です。特定の用途がない方や初めての1台にもおすすめです。

2020年9月に発売された新型の第8世代モデルでも価格は据え置きながら、A12 Bionic チップが搭載されたことで以前のモデルよりもパフォーマンスが40%向上しています。

Lightning端子を備え、第一世代のApple Pencilも引き続き使えます。

【Wi-Fiモデル】軽くてコンパクトiPad mini

PICK UP
  • Apple
  • iPad mini Wi-Fi 64GB

  • 税込み50,370円
  • 片手で持てるコンパクトサイズで持ち運びに最適!

  • 軽量・スリム・コンパクトなiPad miniは持ち運びに適しているので外出先で使用する方にもおすすめです。

iPad miniはiPadシリーズの中で最も軽量でコンパクト。通勤・通学時の動画視聴や読書にも最適です。

64GBと256GBモデルが用意されています。外出時に映画や本をダウンロードして楽しみたいという人には256GBモデルがおすすめです。

まとめ

iPadの購入を考えている方が迷いがちなWi-Fiモデルとセルラーモデルについて詳しく解説をしてきました。どちらにもメリット・デメリットがありましたが、用途に合わせて選ぶことが大切です。

iPadは高額な買い物なので、後悔しない選び方をしましょう。ぜひ今回ご紹介した内容を参考にしてみてください。

Taka

Taka さんのアドバイス

もし、貴方が本当にどちらにしようか迷ってしまった場合のために、もう1つ別のアプローチをご紹介します。それは”セルラーモデルは費用こそ高くなるがすべてを兼ねている”ということです。

通信に関しては解約の条件さえ確認できていれば不要だと感じた時に止めることもできます。そうなると本体代金の差分しか費用の差はなくなります。

どうしても迷ってしまい決断できず、このコメントを見て心がスッキリしたという方は、答えが出たかもしれないですね。

HOME

>

PC・スマホ

>

iPadはWi-Fiモデル?セルラーモデル?2つの違いを徹底解説


  • LINEの友達登録をお願いします!

    LINE限定で、毎週の人気記事を配信します!

    友だち追加

    twitterでMoovooをフォロー!