グルーガンおすすめ10選!DIYや手芸で活躍の便利アイテムの選び方

moovoo編集部
公開: 2019-08-07
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人気のグルーガン選びのポイントとおすすめ商品は?

秋のデザインのリース

グルーガンとは銃の形をした工具です。グルースティックという固形の接着剤をグルーガン内部の高温で溶かして使用します。トリガーを握ると先端のノズルから溶けた接着剤を吐出し、さまざまなパーツの接着を数秒で行います。幅広い材料に使え、接着剤の量が調節しやすい、便利な工具です。そんなグルーガンの選び方とおすすめ10選を紹介しましょう。

グルーガンの選び方3つのポイント

人気の製品だけあって、ホームセンターやECサイトなどでは多くのグルーガンが販売されています。デザインや価格もグルーガン選びの大切なポイントですが、初めてのグルーガン選びでおさえておきたい3つのポイントを紹介します。

接着する材質に合わせて低温タイプ、高温タイプを選ぶ

グルーガンに使用するグルースティックには低温用と高温用があり、低温は120〜130℃、高温は170〜210℃で溶解し、十分な接着力が発揮できるようになります。低温、高温どちらのグルースティックを使用するかは接着するものによって決めます。プラスチックやフィルムなど熱に弱いものは低温がよいでしょう。

そして使用するグルースティックに合ったグルーガンを選ぶことも大切です。グルーガンの温度とグルースティックの適温が合っていないと十分な接着力が出ません。グルーガンの使用用途に合わせて、低温タイプ、高温タイプを適切に選ぶようにしましょう。

手元スイッチやスタンド付きが使いやすくておすすめ

高温でグルースティックを溶かすグルーガンの本体は、当然のことですが熱を持ちます。特に先端は高温になっており、大変危険です。うっかり触れてやけどしたり、燃えやすい材料を焦がしたりしないように細心の注意を払わねばなりません。

グルーガンの中には、いちいちプラグをコンセントから抜かなくてもよいスイッチ付きのものや、うっかり何かに触れるリスクを減らすことができるスタンド付きの製品もあります。ちょっとした工夫ですが、継続して使用しているとその便利さが作業効率を左右することもあります。特別な理由がないのなら、スイッチ付き、スタンド付きの製品を選ぶのがおすすめです。

付属するセット品にも注目!

軽作業や趣味で使用するグルーガンは、リーズナブルな価格のものが多く、大きな機能の差はほとんどありません。またECサイト等で「グルーガン」で検索したときの商品画像を見ていると、メーカー名が異なっているのにデザインが似ているものが多いことにも気がつかれるでしょう。グルーガンそのものはOEM製品で、販売元だけ異なっているからです。

そのため、他社との差別化をセット内容で行うことが多くなっています。ほぼ同機能のグルーガンでも販売元が異なると付属品にたくさんのグルースティックが付属したり、収納ケースがついていたりすることがあります。グルーガンを購入する際には、どのようなセットになっているかでお得度がかなり変わることもあります。

おすすめのグルーガン10選

選び方で紹介したように、グルーガンはメーカーが異なっても製品自体はOEMでほぼ同じというケースがあります。その中でも特徴的な商品をピックアップし紹介していきます。

小型なので子どもの工作にも使いやすい「Longtop グルーガン 小型 20W」

小型で扱いやすいグルーガンが、「Longtop グルーガン 小型 20W」です。高温タイプで250℃まで温度があがりますが、ノズル保護カバーがついているのでうっかり触れてしまうリスクをおさえることができます。手元スイッチとスタンドが付いているのも扱いやすいポイントのひとつです。

付属品としてグルースティックが50本もついているので、当分追加スティックの購入が不要なのもうれしいポイントです。

安定感の高いスタンド搭載で使いやすい「elesories 中小型 グルーガン 35W」

面積の広い握りの底部分と幅広のスタンドの安定感が頼もしいグルーガンが、「elesories 中小型 グルーガン 35W」です。グルーガンを置いて材料などを取りに行く時に、スタンドが安定しにくいタイプだとわずかですが作業効率が落ちてしまいます。

その点、本製品は安定感もあり、しかもノズルからのグルー滴下防止機能もついているので、より安心です。

高温タイプですが、165℃とやや低めなのでグルースティックによっては適温が合わない可能性があります。グルースティックは10本付属していますが、追加購入の際はグルースティックの適温をよく確認するようにしましょう。

セット内容が充実「OCOOPA 小型グルーガン」

大人の手のひらサイズほどの小型軽量のグルーガンが、「OCOOPA 小型グルーガン」です。小型ですが、パワフルな高温タイプで180〜300℃まで温度があがることがあります。本体スリットが放熱口になっているので、うっかり触るとかなりの熱が排出されていることもあるので扱いには注意が必要です。使用可能な温度になるまでの時間が1~3分程度とかなり速いので、こまめにスイッチを切るようにした方がよいでしょう。

本製品の特徴は、豊富なセット内容にもあります。グルースティックはクリア40本とカラー10本の50本入り。本体とグルースティックをまとめて収納できるケースも付属しています。

予熱時間を短縮する60Wのパワー「VOLADOR 中小型 グルーガン 60W」

グルーガンのワット数はヒーターが同性能の場合、予熱時間の長短に関わります。小型のグルーガンは20Wや35Wのものが多いのですが、「VOLADOR 中小型 グルーガン 60W」は60Wのパワーを持っているので、3分の予熱時間で作業を開始できます。

予熱待ちや作業途中にグルーガンを置いて置く場合も、安定感のあるスタンドとノズルのグルー滴下防止機能があるので安心できます。しばらく使わないときは、手元スイッチをオフにしておきましょう。

付属品として12本のグルースティックがついています。

大きなスタンドが特徴的「藤原産業 SK11 ピタガン EX GM-130」

握りの底が大きなスタンドを兼ねるデザインが印象的なグルーガンが、藤原産業 SK11 ピタガン EX GM-130」です。スタンド付きのグルーガンの中には、立てた状態のときにノズルが斜め下を向くものがあります。このタイプの場合、ノズルにグルー滴下防止機能がないと、熱い接着剤が垂れてくる危険があります。本商品はノズルが水平なので液だれしにくくなっており、さらにグルー滴下防止機能も備わっているのでかなりの安全設計といえるでしょう。

温度は160℃で高温のスティックだと接着力が十分発揮できない可能性があるので、低温用のグルースティックの使用がおすすめです。

充電池内蔵で使い方も自由自在「BOSCH(ボッシュ)GLUEPEN(グルーペン)」

リチウムイオン電池内蔵でコードレスでの使用が可能なグルーガンが、「BOSCH(ボッシュ)GLUEPEN(グルーペン)」です。microUSB端子から充電でき、満充電状態で連続30分ほどの使用が可能です。大きなサイズのグルーガンが使えないような狭い場所での修理に活躍します。ノズルは液だれ防止機能もついており、安全性にも配慮。ペンタイプの細いノズルは細かな作業にも最適です。

連続稼働は30分ですが、こまめに電源を切ることで使用時間を伸ばすことができます。予熱時間がわずか15秒と短いので、都度スイッチをオフにしてもストレスなく使用できます。

グルーガン専門メーカーの小型グルーガン「テクノス G4HS型小型 高温タイプ(スイッチ付き)」

グルーガンとグルースティック各種を専門に開発、販売しているテクノスの小型グルーガンのひとつが、「テクノス G4HS型小型 高温タイプ(スイッチ付き)」です。スタンド付きのコンパクトなグルーガンです。高温タイプでヒーターの温度は180℃以上になるので、接着する素材の耐熱性には注意が必要です。通電ランプとスイッチが付いています。通電ランプは電源の切り忘れ防止の役に立ちます。

グルースティック2本付きで、他のグルーガンに比べるとおまけは少なく、グルーガンを初めて使う方よりも2台目、3台目の買い替えでシンプルな機種を選びたいという方におすすめです。

グルーガン専門メーカーテクノスの小型低温タイプ「テクノス G3LT型小型 低温タイプ」

グルーガンのOEM生産を行っているテクノスの小型低温グルーガンが「テクノス G3LT型小型 低温タイプ」です。テクノスからはホビーニーズの小型グルーガンが3種類発売されていますが、スイッチ付きは高温モデルの「G4HS型 」だけで、他の2種類にはスイッチがついていません。本商品もスイッチなしなので、注意が必要です。

一般的な高温タイプの商品だと170℃以上になるため、高温に弱いものの接着をすることは難しいですが、本商品は135℃の低温タイプなので170℃以上の高温には耐えられないものの接着にも使用できます。

溶解温度190〜230℃の高温タイプグルーガン「RAGNAROS グルーガン プロ中大型 60W」

60Wのパワーに190〜230℃の高温タイプのグルーガンが、「RAGNAROS グルーガン プロ中大型 60W」です。大きめの電力と熱を扱う分、本体やノズルの強度にさまざまな配慮がされており、グルーの漏れや熱による本体の歪みが起きにくい設計になっています。また、高温タイプは予熱時間も長くなりがちですが、60Wのパワーのおかげで3〜5分で使用可能になり、その後の温度も安定しています。

グルースティックが30本付属しています。1本ずつが個包装になっているので、埃などの付着がなく安心して使うことができます。

2000mAhの内蔵バッテリー搭載「OTraki グルーガン コードレス」

一見すると普通のコンパクトグルーガンのようですが、この「OTraki グルーガン コードレス」はバッテリーを内蔵したコードレスタイプの商品です。microUSBとUSBのコードが付属しており、USBアダプターなどを経由して充電します。アダプターは付属していないので、別途購入する必要があります。3時間の充電で100分の使用が可能です。

バッテリーを長持ちさせるために、こまめにスイッチを切りたいところですが予熱時間が5〜7分とやや長めなので、作業手順を整理してグルーガンを使用する箇所を一気にやってしまう方がよいでしょう。

付属品の中には50本のグルースティックも含まれています。

温度が上がらなくなったグルーガンは買い替え時

工作に熱心な子ども

DIYやホビー用のグルーガンはかなりリーズナブルな価格で販売されています。ホームセンターなどではさらに低価格で販売されていることもあります。工具の中にはメンテナンスや故障時にメーカー修理を行うことで長く使えるものもありますが、低価格なグルーガンは修理ができないものも少なくありません。特に温度が上がらなくなるという症状はヒーターの寿命か使用されているセラミックの破損によるもので修理できません。長く使用するにはセラミックが割れないように丁寧に扱うこと、じゅうぶんに熱くなってから使用することの2点が大切です。


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