〈2024年〉ウルトラワイドモニター、おすすめ4選 使いやすい大画面の選び方
横長の大型ディスプレイを搭載し、映画やゲームを大迫力で楽しみたい人にぴったりなウルトラワイドモニター。広い画面は左右に分けて使うこともできるため、デスクワークなどにも適しています。
ただ、性能や形状がさまざまあり、どれを選ぶべきか迷うことも。
そこでこの記事では、ウルトラワイドモニターの選び方や人気紹介を紹介します。ぜひ参考にしてください。
目次
おすすめ・人気商品をまずは一覧で
外観 |
商品名 |
特長 |
パネルサイズ / アスペクト比 |
パネル種別 |
解像度 |
リフレッシュレート / 応答速度 |
接続規格 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
JAPANNEXT JN-i2975WFHD |
フルHDより横に1.3倍広い解像度でオフィスアプリも快適 |
29インチ / 21:9 |
IPS湾曲型 |
2560×1080px |
最大75Hz / 5ms(オーバードライブ時) |
HDMI 1.4 ×2、DisplayPort 1.2 ×1 |
|
LGエレクトロニクス 40WP95C-W |
動画編集に適した5Kウルトラワイド |
39.7インチ / 21:9 |
IPS湾曲型 |
5120×2160px |
最大72Hz / 5ms(GTG) |
HDMI ×2、DisplayPort 1.4 ×1、USB Type-C(Thunderbolt 4)×1 |
|
LGエレクトロニクス UltraGear 45GR95QE-B |
240Hz駆動、高コントラストなOLEDパネル採用 |
44.5インチ / 21:9 |
OLED曲面型 |
3440×1440px |
最大240Hz / 0.03ms(GTG) |
HDMI ×2、DisplayPort 1.4 ×1 |
|
DELL Alienware AW3423DWF |
QD-OLEDパネルでひと味違う高画質を楽しめる |
34.18インチ / 21:9 |
QD-OLED曲面型 |
3440×1440px |
最大165Hz / 0.1ms(GTG) |
HDMI ×1、DisplayPort 1.4 ×2 |
ウルトラワイドモニターとは、メリット&デメリット
ウルトラワイドモニターとは通常より横幅が広いモニターを指し、一般的に画面の縦横の比率が21:9です。
横幅のあるワイドモニターでも、多くは16:10なので、さらに横広です。
ウルトラワイドモニターの横幅は70センチ以上のものが多く、広い設置場所が必要になります。
〈メリット〉横長の画面で仕事効率アップ
横幅の広さを活かして、アプリやブラウザを同時に複数起動できます。デスクワークなら、資料を見ながらExcelやWordの入力作業もできます。
ゲームでは、視界いっぱいにフィールドが表示されることで没入感を高めます。
〈デメリット〉高い解像度、PCへの負荷が上がる
一般的なフルHD対応のモニターよりも解像度が高く、そのためパソコンへの負荷が大きくなります。高精細な映像やゲーミングでは、パソコンの性能によってはカクつきが起きたり、グラフィックボードが高温になりやすくなるので注意が必要です。
30インチ以上なら、デスクの奥行きに注意
ウルトラワイドモニターのサイズで主流なものは、横幅が約70センチの29インチと、横幅が約80センチの34インチの2つ。設置する場所に合ったものを選びましょう。
サイズで選ぶ際は、設置するデスクの横幅だけでなく奥行きも重要です。画面が横長なため、画面すべてを視界に入れるにはモニターから一定の距離をとる必要があるからです。
29インチは60センチ以上、34インチは70センチ以上の距離が理想的です。
モニターの足を置くスペースが限られている場合は、モニターアームを使うのも手です。デスクの上をスッキリとできて、しかも配置や向きを変えられるため、見やすい位置でウルトラワイドモニターを使用できます。
平面タイプだけでなく、曲面タイプも注目
ウルトラワイドモニターの形状は、普通のモニターのようにまっすぐな「平面」と、画面が曲がった「曲面(湾曲)」があります。
画像・動画の編集に使いたい人は「平面」
平面タイプは、ウルトラワイドモニターをデザイン系の作業に使いたい人におすすめ。画面が曲がった曲面タイプだと、直線や曲線がわかりにくくなりるからです。人と一緒に映像を見たり作業したりする人も、平面タイプを選びましょう。画面がまっすぐなので、他の角度からも画面を見ることができます。
デメリットは、画面が大きすぎて左右の端が見えづらくなることと、曲面タイプより画面に迫力が少なくなることです。端の見やすさや臨場感を求めるなら、曲面タイプをチェックしてみましょう。
映画やゲーム、長時間使うなら「曲面」
曲面タイプは、画面が曲がっていることで映像を見ると包まれる感覚になります。ゲームや映画を見たい人は、より臨場感のある映像を楽しめるので曲面タイプがおすすめです。
画面が手前に曲がることで、ウルトラワイドモニターの欠点である「大きすぎて端が見えない」点を補っているのもポイント。端が見えやすいので、目が疲れにくくなります。長時間の作業に使いたい人にもおすすめですよ。
曲面タイプのデメリットは、複数の人で画面を見るには適さないことと、姿勢を崩すと両端の下の部分が見えづらくなることです。
曲面タイプは一人で使うための構造なので、正面に座って使用する分には画面の端まで見えて便利ですが、左右からのぞきこむと画面が曲がって見えてしまいます。一人で使う際も、座る位置や姿勢に気を使う必要があるので注意。
長時間同じ姿勢が苦痛な人は、姿勢が楽になるゲーミングチェアを検討してみましょう。
解像度の高さにこだわるなら、5,120×2,160ピクセルが基準
解像度とは、画像を作る点(画素)の細かさを表す数値のこと。数が大きいほど映像が細かくキレイになります。
ウルトラワイドモニターの解像度で一般的なものは、「2,560×1,080」「3,840×1,600」「5,120×2,160」の三種類。
「5,120×2,160」がもっとも解像度が高く、細かいところまで映せるため、動画や画像を鮮明に楽しめます。
解像度が高いと、たくさんのウェブサイトや文章がデザインの崩れなく表示できるメリットも。モニターの作業スペースも広がるので、ビジネスや趣味の作業の効率アップにも有効です。
しかし解像度が高いのにモニターが小さいと、画像を作る点がたくさん密になりすぎるせいで、文字が小さくなりすぎることも。気になる場合は、パソコンの解像度を変更し、表示する点の数を少なく調整すれば問題ありません。
Windowsとマックの解像度の変更方法は、こちら。
光沢(グレア)と非光沢(ノングレア)から選ぶ
ウルトラワイドモニターの画面には、光沢(グレア)と非光沢(ノングレア)があります。光沢の画面の方が色の発色がよく、黒色もハッキリするので、映画やゲームなど映像を見るのにおすすめ。
ただし、部屋の照明や太陽光によってパソコン周りの物が画面に映りこみやすいため、長く使うと目が疲れやすいです。
非光沢のほうが全体的にくもったような色合いになり、目に優しく使えます。ます。長時間の使用をする人や、画面への映り込みを防止したい人は、非光沢の画面を選びましょう。
ゲームなら、応答速度とリフレッシュレートに注目
ウルトラワイドモニターでゲームをしたいと考えるなら、「応答速度」と「リフレッシュレート」が重要です。
ゲームの説明書などに最適な応答速度やリフレッシュレートが書かれているので、チェックしましょう。
映像のブレを減らす「応答速度」は、1msが理想
応答速度とは、画面の色が「黒→白→黒」と変化するときに要する時間で、「ms(ミリ秒)」であらわされます。1msは1秒の1,000分の1秒。
応答速度は数字が少ないほど画面の切り替え時間が短くなり、動きの速いゲームでより美しい動きを表示が可能に。
ゲームに使う際は、応答速度は1msのものが理想的です。ただしコンマ1秒を争うゲーム以外の用途なら、5msでも問題ありません。
映像のなめらかさを決める「リフレッシュレート」は144Hz以上が人気
リフレッシュレートとは、1秒間に画面が何回書きかえがあったかを計る値で、単位はHz(ヘルツ)。100Hzは、1秒間に100回画面の書きかえがあったこと表します。仕事や調べ物などで使う場合は、60Hzで十分です。
ゲームをするなら、144Hz以上のものが人気です。Hzの小さいものでもプレイは可能。アイ・オー・データ機器から販売している「FF14推奨モニター」は75Hzですし、120Hzでも十分なめらかです。
しかしプロゲーマーがさらに動きがなめらかになる144Hz以上を愛用をしているため、一般の方でも144Hzが主流となっています。
プロゲーマーと同じ目線でプレイを楽しみたい方は、144Hz以上のウルトラワイドモニターに注目してください。
目に優しいブルーライトカット・フリッカーフリー付きを選ぶ
長時間パソコンで作業を行う人は、「ブルーライトカット」「フリッカーフリー」付きを選びましょう。
ブルーライトとは、目の奥まで行き届く強い光のこと。目の疲れや痛みの他、睡眠にも影響すると研究されています。
フリッカーとは画面のちらつきのことで、ブルーライトと同じく目疲れの原因です。最近ではブルーライトとフリッカーをともに抑える機能が付いたウルトラワイドモニターが販売されていますので、長時間使う予定の人は注目してみてください。
ウルトラワイドモニター、人気メーカーの売れ筋商品
Moovoo編集部
数あるウルトラワイドモニターの中でもECサイトなどで売れ行き好調な、人気メーカーの製品を紹介します。
外観 |
商品名 |
特長 |
パネルサイズ / アスペクト比 |
パネル種別 |
解像度 |
リフレッシュレート / 応答速度 |
接続規格 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
JAPANNEXT JN-i2975WFHD |
フルHDより横に1.3倍広い解像度でオフィスアプリも快適 |
29インチ / 21:9 |
IPS湾曲型 |
2560×1080px |
最大75Hz / 5ms(オーバードライブ時) |
HDMI 1.4 ×2、DisplayPort 1.2 ×1 |
|
LGエレクトロニクス 40WP95C-W |
動画編集に適した5Kウルトラワイド |
39.7インチ / 21:9 |
IPS湾曲型 |
5120×2160px |
最大72Hz / 5ms(GTG) |
HDMI ×2、DisplayPort 1.4 ×1、USB Type-C(Thunderbolt 4)×1 |
|
LGエレクトロニクス UltraGear 45GR95QE-B |
240Hz駆動、高コントラストなOLEDパネル採用 |
44.5インチ / 21:9 |
OLED曲面型 |
3440×1440px |
最大240Hz / 0.03ms(GTG) |
HDMI ×2、DisplayPort 1.4 ×1 |
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DELL Alienware AW3423DWF |
QD-OLEDパネルでひと味違う高画質を楽しめる |
34.18インチ / 21:9 |
QD-OLED曲面型 |
3440×1440px |
最大165Hz / 0.1ms(GTG) |
HDMI ×1、DisplayPort 1.4 ×2 |
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