【作ってみた】素材を生かしたアヒージョおすすめレシピ
ホームパーティなどで登場する人気メニュー「アヒージョ」。この記事では、編集部がおすすめする具材を使った簡単なレシピを紹介します。また、スキレットやタコ焼き機を使った調理方法や、残ったオリーブオイルを有効活用する絶品レシピもありますよ。
アヒージョとは？
アヒージョは、スペイン料理の「タパス」という料理の一種で、具材をニンニクと一緒にオリーブオイルで煮込んだものです。具材は、魚介類から肉類、きのこなどの野菜類までさまざま。お好みの具材を選んで作れます。余ったオリーブオイルは、パスタに使うこともできるので、具材のうまみを最後まで残すことなく楽しめますよ。
ちなみに、スペインでアヒージョ（ajillo）という言葉自体は、「ニンニク風味のソース（オイル）」という意味を持っているため、料理名とは異なります。エビのアヒージョなら、素材名が加わった「gambas ajillo」です。
素材を生かしたアヒージョおすすめのレシピ
アヒージョのレシピをおすすめの素材と一緒に紹介します。
材料（2～3人分）
オリーブオイル 適量
塩こしょう 少々
ニンニク 2～3かけ
海老 6～8尾
アスパラガス 2本
マッシュルーム 2個
パプリカ 1/2個（赤と黄を1個ずつ）
じゃがいも 2個
プチトマト 5～6個
バゲット 1本
レシピ
１．海老は、皮をむいて、背ワタを取り除きます。
２．じゃがいもは洗って皮をむきます。
３．アスパラガス、じゃがいも、パプリカ、海老、じゃがいも、マッシュルームは一口サイズに切り分け、ニンニクはみじん切りにします。
４．バゲットをカットします。
５．フライパンにオリーブオイルを入れ、塩こしょう、ニンニクと一緒に熱します。
６．火の通りにくい具材から入れ、弱火で加熱します。
７．トースターで、バゲットに軽く焼き目ができるまで焼きます。
８．具材に火が通り、バゲットを焼き上げたら完成です。
９．具材をそのまま、お好みでバゲットに乗せて食べましょう。
具材については、自由にアレンジを効かせて、自分の好みのメニューを楽しんでください。今回は使用していませんが、市販の「アヒージョの素」を使い、より簡単に調理することもできます。油で熱した具材はかなり熱くなっているため、火傷に注意して調理するようにしましょう。
【作ってみた】アヒージョをおしゃれに楽しむ作り方
スキレットで作るアヒージョの作り方
バーベキューの調理でもよく使用されるスキレット。スキレットを使って、おしゃれなアヒージョを作ることができます。
レシピは、シンプル。具材の下処理をしてから、スキレットにオリーブオイルとにんにくを加えて、中火にかけます。オリーブオイルは、食材の半分の高さが浸るくらいまで入れておきましょう。火の通りにくい具材から先に入れていきます。具材に十分火が通ったら完成です。
基本的な流れは、フライパンで作る手順と変わりません。スキレットはそのままテーブルに出せるので、食卓が華やかになりますね。また、キャンプ場であっても、ガスコンロ、炭や薪で熱した網などを使えば、簡単にスキレットでアヒージョを作ることができます。レシピも簡単で、ビールにも合う料理なので、キャンプやバーベキューなどのアウトドアにもおすすめです。
タコ焼き機で作るアヒージョの作り方
今回は、タコ焼き機で作るアヒージョにも挑戦してみました。タコ焼き機のくぼみにオリーブオイルを注ぎ、そこに具材を入れて熱します。実際に使用したタコ焼き機では火力が足りず、先にフライパンなどでオリーブオイルを必要な量を熱しておいてから、くぼみに注いでいくようにすると、時間短縮につながりました。
海老やマッシュルーム、じゃがいも、パプリカなど、どれを取ってもオリーブオイルとの相性抜群！箸も進みやすかったです。
一つ一つ好きな具材を入れて食べられるので、普段と違う感覚でアヒージョを楽しむことができます。出番の少ないタコ焼き機をこの機会に有効活用してみてはいかがでしょうか。4～5人で行うパーティーにぴったりです。
注意点は、油の飛び散りやすさ。具材から出る水分に反応して油がはねやすく、周りに油が飛び散ってしまいます。特にプチトマトは水分が多く危険だったので、途中で投入をやめました。具材に火が通った後は、火力を弱めた方が良いでしょう。
熱した状態で油が肌に当たると、火傷をしてしまうことも。油が当たらない距離を確保できる位置にタコ焼き機を置いておくと良いでしょう。また、テーブルの上に新聞紙やクロスを引いておけば、油が飛び散ってもカバーできるので後片付けが楽になります。
超簡単！残ったオリーブオイルのアレンジレシピ
アヒージョを作った後の油をそのまま捨てるのは、もったいない！残ったオリーブオイルを使ったアレンジレシピに挑戦してみましょう。おすすめメニューのペペロンチーノパスタを紹介します。
材料（2～3人分）
パスタ 240g
余ったオリーブオイル 適量
塩こしょう 少々
ニンニク 1/2個
唐辛子 少々
醤油 小さじ3
海老 3～4尾
アスパラガス 1本
パプリカ 1/2個
じゃがいも 1個
レシピ
１．海老、アスパラガス、パプリカ、じゃがいもを一口サイズにカットします。
２．パスタは通常通り、お湯に塩を加えて茹でます。
３．フライパンにオリーブオイル、ニンニクを入れて弱火で熱します。
４．ニンニクに火が通ったら、唐辛子を入れます。
５．さらに醤油を加えて、熱し続けます。
６．湯切りしたパスタを加えて、炒めます。
７．ある程度、水分の飛んだ状態で火を止めて、完成です。
今回は、麺状ではないタイプのパスタを使用しました。パスタの種類を変えるといつもとは違う食感を楽しめるため、おすすめです。
アヒージョで余った具材があれば、パスタに加えても良いでしょう。
前半にバゲットを多く食べすぎると、パスタまで食べられる余裕がなくなるかもしれません。お腹の空き具合を考慮してパスタの量は調整してください。
まとめ
スキレットはバーベキューや野外のアウトドアで、タコ焼き機はホームパーティにおすすめ。アヒージョのレシピはとてもシンプルです。調理自体も簡単で手間がかかりません。家族や友達と一緒にアヒージョを囲んで、楽しい時間を過ごしてみてはいかがですか。
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