首都圏のハンモックカフェ8選!【東京・神奈川・千葉・埼玉】
ゆらりゆらりと揺れるハンモックに身を委ねて、リラックスしたひと時を過ごすことができるハンモックカフェ。全国に広がるその人気の理由を解説するとともに、東京・神奈川・千葉・埼玉の首都圏にあるハンモックカフェ8店舗を厳選して紹介します。
いずれのお店もおしゃれな雰囲気が大きな魅力の1つ。インスタグラムの投稿も交えて、ハンモックがある注目スポットのリアルな様子をチェックします。
話題のハンモックカフェとは?
かわいい動物に触れることができるカフェ、落語が楽しめるカフェ、たくさんの本を読むことができるカフェなどなど、近年は個性的なカフェがたくさん誕生して好評を博しています。そのなかでもリラックスできる空間、居心地のよさに着目して人気を集めているのが「ハンモックカフェ」です。
ハンモックといえば、アウトドアで使うイメージが強いですが、首都圏にあるハンモックカフェは屋内にハンモックを設置しているお店が主流。天候に左右されず、通行人の目や騒音を気にしなくてもいいので、自由なスタイルでハンモックに寝転んで心からリラックスできるのが魅力です。
首都圏をはじめ全国に拡大する人気
ハンモックカフェは首都圏だけでなく、札幌や大阪、沖縄など全国にお店が続々と誕生してます。その人気の理由を考えてみましょう。
まず、お店がおしゃれであること挙げられます。のちほど紹介しますが、流行に敏感な若者たちが来店し、こぞってお店の様子をインスタグラムに投稿しています。提供される料理はパンケーキやスフレ、クレープ、自家製のジュースといった若者に人気のメニューが目立ち、こだわりのフード&ドリンクのも魅力となっているようです。
そして、近年流行しているグランピングの影響もありそうです。グランピングとは、グラマラスとキャンプを組み合わせた造語で、自らテントをはったり野宿をすることなく、ホテルなどに宿泊しながら気軽にアウトドア気分を楽しむこと。
ハンモックを自分で設置するのは難しく面倒ですが、お店に行くだけでハンモックの心地よさを満喫できる、アウトドアやキャンプの雰囲気を味わえるという点では、ハンモックカフェとグランピングは共通するものがあります。
そもそもハンモックとは?
ウィキペディアによると、ハンモックはもともと南米の熱帯地方で先住民が使っていた寝具の1つで、丈夫な網または布の両端をまとめて壁や柱、野外では立木の間などに吊して、その上で寝たりくつろいだりするものとされています。
17世紀に船舶内の寝具として広く普及しました。ハンモックが船の左右の運動と同調して動くので、寝ている間に床に落ちたり、床の上を転がってしまう危険がないため、寝心地がよく便利に使われたとされています。
そのゆりかごに揺られるような癒やしの寝具は、やがてキャンプやリゾート地、あるいは自宅の庭先で昼寝に使うリラクゼーションアイテムとして世界中で広く親しまれるようになりました。
日本では気候や住宅事情の関係もあって、それほど身近ではないかもしれませんが、映画やドラマの登場人物が使っている光景を目にし、一度体験してみたかったという人は少なくないはずです。
ハンモックは意外と手軽に購入できる
Amazonでハンモックをチェックすると、価格は3,000円から20,000円がボリュームゾーン。意外と手頃な価格で入手できるものですね。自宅に設置スペースが確保できそうだという人は、購入して試してみるのもいいかもしれませんよ。
参考までにいくつかピックアップして紹介します。
ハンモック2人用 ブルー系マルチカラーストライプ(tocotabi)
なんと約1,000円と格安で、Amazonでは商品レビューが200近くついている人気商品。長さ200cmx幅160cmの大きめサイズで木などに吊るすスタンダードなタイプですが、別途ハンモックスタンドを購入して取り付けることも可能です。
生地は厚めの綿100%で作られています。収納袋も付いているので、気軽に持ち運びできそうです。
Vivere ハンモック ダブルサイズ
長さ240cm×幅160cmで大人2人がすっぽり包まれるビッグサイズのハンモック。Amazonの商品説明によれば「米国Amazonでもハンモック部門でベストセラーを獲得した人気商品で、素材に高級コットンを採用。絶妙なは肌触りと伸縮性を実現した」とされています。
自立式のスタンド付きで吊るす必要がないため、ハンモックの設置が簡単です。
Wecamture ハンモック 蚊帳付き パラシュート
長さ270cm×幅140cmと2人が寝られる吊るすタイプのハンモック。高耐久、高品質のパラシュート素材(ナイロン)で作られており、Amazonの商品説明によれば「通気性が高く、蒸れにくく快適な寝心地が得られます」とされています。
蚊帳も付いているので、キャンプ、ビーチ、バーベキューなど、アウトドアで活躍してくれそうです。3,000円弱とお手頃価格です。
東京・神奈川・千葉・埼玉のハンモックカフェ
首都圏には個性的かつ魅力的なハンモックカフェが多数存在します。その中から8店舗をピックアップしました。お店のリアルな雰囲気が伝わるように、お店のオフィシャル、またはお店を訪れた人のインスタグラムの写真も交えながら紹介します。
【東京・御徒町】Cafe ASAN(カフェ アサン)
「ギークも、OLも、外国人も、サラリーマンも混じり合うカオスな情報空間」を目指し、2010年に御徒町にオープンしたCafe ASAN。カウンターにハンモック席が設置されています。
無料のWi-FiやiPadの貸し出し、電源もあるので、ハンモックに揺られながら調べものをしたり、動画を見たりと、のんびり過ごすことができるでしょう。名物はスフレホットケーキで、注文後に時間をかけて焼き上げるため、外はカリっと、中はしっとりふわふわな食感で好評(公式サイトより)です。
Cafe ASANのInstagram投稿より。女性も訪れやすい清潔な店内にハンモックが設置されています。名物のホットケーキスフレはビジュアルもインパクトあり。
【東京・吉祥寺】ハンモックカフェ mahika mano(マヒカマノ)
マヒカマノはハンモックのショールームを兼ねたカフェ。 客席全てがハンモックになっています。ハンモックの心地よさを体感した後に、ここで購入することもできます。
豆の焙煎からこだわったオリジナルコーヒーやハーブティ、野菜を中心とした身体に優しいお食事やスイーツが楽しめます。また、ビールやワイン、オリジナルカクテルといったアルコールもあるので、仕事帰りにハンモックに揺られながら気持ちよく一杯というのもいいかもしれません。
ハンモックカフェ mahika manoのInstagramより。ハンモックのショールームも兼ねているということで、多くのハンモックがありますね。スイーツのクリームブリュレが美味しそう。
【東京・吉祥寺】Swing Chair & Hemp Cafe 麻よしやす
ハンモックが7席、ロッキングチェアーも7席と、心地よく揺れてリラックスできるイスをそろえたカフェ。メニューは自家製のカレー、レモネードやジンジャーソーダなど、手作りでなるべく自然の素材を活かしたものを提供するというこだわりようです。
Wi-Fiが無料で使えて、全ての席に電源が完備しているので、ハンモックに揺られつつ、タブレットやスマホを眺めてのんびり過ごせそうです。
来店者のInstagram投稿より。窓際にハンモックが設置されていますね。テーブル席の椅子も座り心地がよさそうです。
【東京・三鷹】Cafe Hammock(カフェ ハンモック)
「好きなことができる場所」をコンセプトに2017年にオープン。天井から吊すタイプや自立タイプ、カラーも豊富なハンモックが数多く設置されています。
三鷹産の野菜を使用したスムージー、ガーナ出身の女性が作るアフリカンスープなど、こだわりのドリンク&フードを提供。通常のカフェ営業のほか、仕事や勉強のためのコワーキングスペースとしても利用可能。映画上映会やアートの展示会など、さまざまなイベントも行われています。
お店の公式Instagramより。ハンモックだけでなくテントもあるんですね。お店でちょっとしたアウトドア気分を味わえそうです。
【神奈川・横浜中華街】幸せのパンケーキ 横浜中華街店
全国展開しているパンケーキ専門店「幸せのパンケーキ」横浜中華街店は、一般席をメインにハンモック席も設置されています。
契約養鶏所から取り寄せる新鮮な卵で焼き上げられるパンケーキは、ベーキングパウダーを使わず自然の力でふわふわに仕上げられます。ホイップバターは北海道産の生乳とニュージーランドから取り寄せた高品質なマヌカハニーをブレンドするなど、素材にこだわったおいしさが魅力です。
来店者のInstagram投稿より。壁際にズラリとハンモックが並んでいます。名物のパンケーキを食べた後に、ハンモックでちょっと休憩という贅沢な時間を過ごしてみたいものです。
【千葉県・千葉市】椿森コムナ
JR千葉駅から徒歩9分。千葉公園の目の前の住宅街に残された小さな森にあるコミュニティスペース。ツリーハウスやタイニーハウス(小屋)、キッチンカーなどが集められ、自然豊かな屋外にハンモックも設置されています。
素材にこだわったオーガニックコーヒーやハーブティなどのドリンク、自家製ソーセージをはじめとするフードを提供するカフェスペースが併設され、心地よい風に吹かれながらのんびりハンモックと食事を楽しむことができます。
来店者のInstagram投稿より。ツリーハウスの横にハンモックが複数設置されていますね。首都圏にありながら、自然に囲まれた屋外でハンモックを利用できるスペースは貴重と言えそうです。
【埼玉・蓮田】nounou cafe(ノウノウ カフェ)
「日々忙しく過ごす人々に、ほんのひとときでもその忙しさから離れ、旅した気分にでもなるような、リフレッシュできる空間としてのカフェでありたい」という店主の思いが込められたカフェ。
ハンモックは店内に加え、天気のよい日は庭にも設置されます。バラエティに富んだクレープのほか、チャイや自家製のジンジャーソーダ、タッパイやフォーなども提供。店主が海外から仕入れたというハンモックや雑貨も販売されています。
nounou cafe(ノウノウ カフェ)のInstagramより。テラス席にあるハンモック。晴れた日は、美しい青空と心地よい風に包まれて心からリラックスできそうです。
【埼玉・さいたま市】おふろcafe utatane(うたたね)
「おふろcafe」という店名を見て「間違い?」と思った人もいると思いますが、大丈夫です。ハンモックが設置されたリラックスコーナーのほか、スイーツやごはんが食べられるカフェ、多くの蔵書が読み放題の本棚、エステや大浴場もある、1日中楽しめるリラグゼーション施設です。
お風呂にゆっくり浸かった後は、ハンモックで読書をしながらリラックス。きっと誰もが眠ってしまいそうですね。ちなみに宿泊も可能です。
cafe utatane(うたたね)のInstagramより。お店によるハンモックの利用イメージ。季節によって装飾を変えるこだわりようで、インスタ映えしそうです。女子会にもおすすめ。
まとめ
こうして見てみると、首都圏にあるハンモックカフェは個性的なお店が多いですね。それぞれのお店を訪れて、ハンモックの心地よさやこわだりのフード&ドリンクを比較して楽しんでみてはいかがでしょうか。
関連記事はこちら
お出かけの記事はこちら
-
LINEの友達登録をお願いします!
LINE限定で、毎週の人気記事を配信します!
XでMoovooをフォロー!
Follow @moovoo_