ウイスキーのおいしい飲み方9選 おすすめウイスキーも紹介

最終更新日: 2024-04-17

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世界中で愛されているウイスキーには、ハイボールや水割りだけでなく、ミストやホットウイスキー、ウイスキーフロートといったさまざまな飲み方があります。

そこでこの記事では、ウイスキーの飲み方9選とおすすめ銘柄について紹介します。ぜひ参考にしてください。


ウイスキーの飲み方、9選

ウイスキーは飲み方によって味わいが大きく変わります。まずは飲み方と味わいについて一覧で紹介します。

ウイスキーの飲み方

飲み方

作り方のポイント

味わい

ハイボール

氷の上から注いで、ソーダで割る

炭酸のシャープな感触とウイスキーの風味が融合し、さっぱりとした口当たり

ストレート

常温のまま

ウイスキーの風味や香りをダイレクトに楽しめる

水割り

冷水または常温の水で割る

ウイスキーの風味がやや薄まり、よりまろやかで飲みやすい口当たり

トワイスアップ

ウイスキーと同量の水を氷のないグラスに注ぐ

ウイスキーの香りが立ち、滑らかな口当たりで風味が広がる

オン・ザ・ロックス

大きな丸氷と一緒に

氷が溶けるにつれて風味の変化を楽しめる

ハーフロック

氷を入れたグラスに、ウイスキーと同量の水と注ぐ

ウイスキーとミネラルウォーターをなじませることで楽しめる

ミスト

クラッシュドアイスを敷き詰めたグラスに注ぐ

シャープで引き締まった風味と香りを楽しむことができる

ホットウイスキー

熱湯とあわせる。レモンやクローブを加えるのもアリ

ウイスキーの深い甘さや風味を感じ、心も体も温まる

ウイスキーフロート

ウイスキーと水をあわせ、かき混ぜない

グラスを傾けるたびに風味が変化する

ハイボール

ハイボールのイメージ

Photo by iStock

ハイボールは、ウイスキーと炭酸水の絶妙なバランスを楽しめる飲み方。日本では、その爽快な味わいから、とくに人気の飲み方です。

まず、タンブラーグラスを用意し、グラスいっぱいに氷を入れます。次にウイスキー30mlを注ぎ、炭酸水を約120ml注ぎます。比率は、「ウイスキー:ソーダ=1:3」が目安です。

炭酸水がウイスキーの風味を引き立て、全体として爽やかでありながらもウイスキーの芳醇さをしっかりと感じることができるでしょう。

ストレート

ウイスキーのストレート

Photo by iStock

ウイスキーの純粋な味わいを楽しむのにぴったりなのが、ストレートです。

飲み方は、グラスにウイスキーを30〜45ml注ぐだけです。ウイスキーは比較的アルコール度数が高いため、お酒に弱い方は酔いが回りやすいので注意しましょう。

舌で舐めるように少しずつ飲むのがポイントで、チェイサー(氷水)を用意して、交互に飲むと長く楽しみやすいです。ウイスキーの個性や熟成の具合を感じやすい飲み方として、愛好家の間では好まれています。

水割り

ウイスキーの風味をやわらかくして楽しみたいときに選ぶのが水割りです。具体的な飲み方としては、ウイスキー30mlに対して、冷水や常温の水を60ml注ぎます(ウイスキー:水=1:2が目安)。

アルコールの強さを少し控えめにしたいときや、長い時間をかけてウイスキーを楽しみたいときなどにも選ばれています。

トワイスアップ

トワイスアップは、ウイスキーと水を1:1の割合で楽しむ飲み方です。ウイスキー30mlをグラスに注ぐ場合、同量の30mlの水を加えます。

1:1の比率で混ぜることにより、ウイスキーの強い風味やアルコール感をやわらげつつ、本来の味わいをしっかりとキープできます。

お酒に強くない方や、ウイスキー初心者、または長い時間をかけてじっくりとウイスキーを楽しみたい人にも向いています。

オン・ザ・ロックス

ロックで飲むイメージ

Photo by iStock

オン・ザ・ロックスは、グラスに入れた氷にウイスキーを適量注ぐだけのシンプルな飲み方です。

ストレートとの違いは、グラスをしっかりと冷やすこと。事前にグラスを冷蔵庫に入れるなどして、準備しておきましょう。

冷えたグラスに大きな丸氷1個(角状の氷3〜4個でも可)を入れ、ウイスキーを注ぎます。初めはウイスキーの濃厚な風味を堪能し、次第に氷が溶けることで、マイルドな味わいへと変化していきます。

ハーフロック

ウイスキーの写真

オン・ザ・ロックスのスタイルの一つです。大きな氷を1個、または小さめの氷を数個グラスに入れ、適量のウイスキーとミネラルウォーターを1:1で注ぎます。

ハーフロックは、ウイスキーと水をよくなじませることで、香りや味わいを楽しめます。

ミスト

ミストは、暑い夏の日や特別なシーンでの1杯としておすすめです。その名のとおり、ミスト(霧)がロックグラスの外面につくのが見えるので、清涼感が高まります。

ロックグラスにクラッシュドアイス(砕いた氷)を敷き詰めましょう。その後、ウイスキー30〜45mlをグラスに注ぎ、マドラーでかき混ぜ、レモンの皮を絞ってグラスの中に入れます。

レモンを添えたウイスキーはシャープな味わいとなり、香りもより引き締まった印象になります。

ホットウイスキー

ホットウイスキーは、秋冬の寒い日にぴったりの飲み方です。

まず、耐熱グラスを用意し、お湯を注いでグラスを温めます。お湯を一度捨て、グラスの1/3〜1/4までウイスキーを注ぎます。ウイスキー:お湯=1:2〜3くらいの割合で注ぎ、マドラーなどで軽く混ぜます。お湯は80度くらいがおすすめです。

その後、スライスしたレモンやクローブ、ドライアップルなどを加えるとさらに風味が増します。この飲み方は、ウイスキーの甘さや風味を感じさせつつ、心と体を温めてくれます。

ウイスキーフロート

ウイスキーフロートは、ウイスキーと水をあえてかき混ぜず、自然に変化する味わいを楽しめる飲み方です。

グラスに氷を入れ、7分目まで水を注ぎます。マドラーをグラスに斜め45度にさし込み、ウイスキーをマドラーにそわせながら注ぎます。

ウイスキーフロートは、見た目の美しさもポイントです。グラスを傾けるごとにウイスキーと水の混ざり具合が変化します。

代表的なウイスキーの種類

ウイスキーを楽しむイメージ

Photo by iStock

ここでは、代表的なウイスキーの種類を3つ紹介します。

モルト

モルトウイスキーは、一般的に100%大麦芽麦から作られたウイスキーを指します。

モルトウイスキーを作るには、大麦を発芽させて麦芽を作り、これを乾燥させた後で粉砕し、水を加えてでんぷんを糖分に変えます。この液を発酵させてアルコールを生成し、それを蒸留して完成です。

モルトウイスキーの中でも、一つの蒸留所で製造されるものを「シングルモルトウイスキー」と呼んでいます。スコットランドのシングルモルトが有名で、地域ごとに異なる風味や特色があります。

例えば、アイラ島のウイスキーは、潮風の香りやピート(泥炭)の香りが特徴的です。

グレーン

グレーンウイスキーは、大麦以外の穀物(トウモロコシ、ライ麦、小麦など)を主原料とするウイスキーです。

連続式蒸留機を使用して製造され、糖化や発酵、蒸留といった工程はモルトウイスキーと同様です。モルトウイスキーに比べると、より軽やかな味わいが特徴とされます。

ブレンデッド

ブレンデッドウイスキーは、複数のモルトウイスキーとグレーンウイスキーを組み合わせて製造されるウイスキーです。

異なる特色を持つウイスキーをバランス良く組み合わせることで、独自の味わいや香りを生み出すことができます。

実は、世界的にウイスキーが広まったのはブレンデッドウイスキーの登場によることが多いといわれています。

シングルモルトは樽ごとに品質や風味にバラつきがあり、味が安定した商品を届けることができませんでした。しかし、ブレンデッドウイスキーはモルトとグレーンを混ぜ合わせることで、一定の品質を保ちやすく、多くの人にウイスキーを安定供給できるようになったのです。

おすすめウイスキー銘柄

最後に、おすすめウイスキー銘柄をご紹介します。

シーバスリーガル(CHIVAS REGAL)

PICK UP①
  • シーバスリーガル
  • 12年 ブレンデッドスコッチウイスキー(700ml)

  • 税込み3,115円(Amazon)
  • スコットランド生まれのブレンデッドウイスキー

シーバスリーガルは、スコットランド生まれのブレンデッドウイスキーです。その歴史は古く、シーバス・ブラザーズ社が19世紀に作りはじめ、現代では世界中で愛されています。

シーバスリーガルは、ストラスアイラ蒸留所のモルト原酒をメインに、グレンリベットやロングモーン、ベンリアックなどの原酒をブレンド。ハニーやフルーツの香り、そして複雑な味わいの中にもバランスの取れた甘みやスパイシーさを感じることができます。

おすすめのポイントは、そのエレガントな味わいと、高級感あるデザインのボトル。ストレートで楽しむのはもちろん、カクテルのベースとしても選ばれています。

サントリーウイスキー角瓶

PICK UP②
サントリーウイスキー 角瓶
  • サントリー
  • サントリーウイスキー 角瓶(700ml)

  • 税込み1,705円(楽天市場)
  • ウイスキー愛好家に長年愛される味わいと香り

サントリーウイスキーの角瓶は、日本のウイスキーの代表格ともいえる存在です。明治時代から続くサントリーの長い歴史と技術が詰まったこのウイスキーは、日本国内外で人気があります。

角瓶は、コクとドライな後口が特徴で、深みのある味わいと繊細な香りがバランスよく調和しています。

おすすめのポイントは、その手頃な価格と高いクオリティ。食事との相性も良く、ハイボールやカクテルベースとしても使える銘柄です。

ジャックダニエル

PICK UP③
  • ジャックダニエル
  • バーボンウイスキー ブラック(700ml)

  • 税込み2,502円(Amazon)
  • 100年以上続くテネシー製法による、まろやかな味わい

ジャックダニエルは、アメリカ・テネシー州を代表するウイスキーです。原料の8割はトウモロコシで、焦したホワイトオークの樽で原酒を熟成させます。

また、サトウカエデの木炭でろ過する「チャコールメローイング」という製法によって雑味がなくなり、カラメルのほろ苦さと滑らかな味わいに仕上がります。

ジャックダニエルシリーズの中で、最も有名なのは「ジャックダニエル ブラック」。黒いラベルが目印で、まろやかな口当たりとメイプルの甘い香りを楽しめます。

まとめ

ウイスキーの主な飲み方には、ハイボール、ストレート、水割り、トワイスアップ、オン・ザ・ロックス、ハーフロック、ミスト、ホットウイスキー、ウイスキーフロートという9つの方法があります。好みや季節に応じて、その日の飲み方を選ぶと楽しめるでしょう。

また、シーバスリーガルや角瓶などのおすすめ銘柄を、イベントごとに楽しんでみてはいかがでしょうか。

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