タブレットのWi-Fiモデル選び方や接続トラブルの解決法まで

Tanaka
公開: 2019-07-17

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タブレットの選択で迷うのがWi-FiモデルとSIMフリーモデルでしょう。人によって選択すべきモデルが変わってくるため、比較の仕方について考えてみます。


タブレット Wi-FiモデルかSIMフリーモデルか

タブレットは単品で購入することができますが、インターネットに接続できなければその価値を十分生かすことができません。このインターネット接続の方法は、Wi-Fi接続かLTE接続(SIMを使ったデータ通信)かという選択になります。

LTEで接続するデータ通信の中でも、キャリアと契約するタイプとそれ以外のどの通信会社も使用できるSIMフリータイプがあります。キャリアと契約するタイプの場合、端末も一緒に購入しなければならないケースがほとんどですから、Wi-Fiモデルと比較する場合の対象はSIMフリータイプとなるでしょう。

SIMフリーのタブレットは、SIMカードを購入する必要があります。このSIMカードを使ってLTE回線に接続するため、月額いくらといった価格設定で使用することになります。格安SIMを使用すればそれほど費用はかさみませんが、外出先で使用する機会が少ないという方は、月額費用を払ってまでSIMカードを使う理由は無いかもしれません。

その点Wi-Fiモデルは、スマホで利用できるようなデータ通信は利用できませんが、「Wi-Fiあります」といった場所では無料でインターネットを使用することができます。また、自宅にWi-Fiがあり、タブレットを外では使わないという人は、Wi-Fiモデルがおすすめです。何しろタブレットさえ購入してしまえば、インターネットの代金がかからないのですから。

タブレット Wi-Fiモデルの選び方

Wi-Fiモデルに限ったことではありませんが、タブレットを選ぶ際に押さえたいポイントをまとめました。

タブレット Wi-Fiモデルの選び方「OS」

まず考えたいのがOSの種類です。パソコンでもWindowsかMacかというのはまず考えなければならないポイントですが、タブレットの場合は、WindowsかiOSかAndroidということになります。

Windowsは言わずと知れたOSですが、タブレットへの参入は比較的遅く、アプリの種類も限定されるため、ビジネスで使用する人が多いようです。

iOSはApple社が発売するiPadがあり、アプリの種類も豊富です。パソコンがMacの人はこちらがおすすめです。

AndroidはGoogleが開発しているため、アプリの自由度が高く、様々な用途に利用できます。仕事で使用したい場合でも、WindowsでおなじみのMicrosoftのOfficeアプリが利用できますし、Googleドキュメントも使うことができます。

すでにスマホを利用している人であれば、スマホと同じOSの方が使い勝手が良いかもしれません。

タブレット Wi-Fiモデルの選び方「サイズ」

タブレットのサイズは、6インチから10インチが主流です。最近はスマホも大型のものが増えているため、6インチだと大きめのスマホと言っていいでしょう。タブレットを通話にも使用したいという人は6インチがおすすめですが、今回はWi-Fiモデルの選び方なので、7インチから考えていきます。

7インチから10インチということになりますが、用途によって選ぶのがおすすめです。
ただ、筆者の経験から言うと、ネットサーフィンやゲームなどほとんどの用途は十分7インチでこなすことができます。仕事にも使えます。

ただ、タブレットでイラストを描きたい人や、小さい字は読みにくいといった人には10インチをおすすめします。

タブレットのWi-Fiへのつなぎ方・設定

機種により、接続方法は多少異なりますが、ほぼルーターのSSIDとパスワードを入力することで接続可能です。また、ルーターにWPSボタンがついていれば、ボタンを押すだけで簡単に接続できます。

自宅の場合、ルーターの側面や底面に書かれている情報を入力することになりますし、外出先でも「Wi-Fiあります」となっている場所であればパスワードを掲示していることが多いです。掲示していない場合は、スタッフに聞けば教えてくれます。

設定にあるWi-Fi機能をONにすると自動で使用可能な電波が表示されるので、そこから今自分が使おうとしているWi-Fi名を選択し、SSIDとパスワードを入力するだけです。

一度接続してしまえば、次回も同じ場所で自動的に接続できることが多いですが、コンビニなどのフリーWi-Fiは、接続する前に一度ブラウザーでログインしなければならない仕様になっているため、最初はとまどうかもしれません。

ソフトバンクのサポートサイトにWi-Fi設定について詳しく書かれたページがあったので、ご紹介しておきます。このページはソフトバンクの光回線を使用している方に向けて書かれていますが、どの会社でも設定方法はほぼ同様です。

タブレット Wi-Fiモデルのトラブル解決

タブレットのWi-Fiモデルを購入したものの、接続トラブルで上手く使えないという声もあがっているようなので、主なトラブルの解決法をご紹介します。

よくあるトラブルは、以下になります。
●タブレットがWi-Fiに繋がらない・接続できない
●タブレットでWi-Fiにつなぎたいが、認証に問題ありと表示される
●タブレットがWi-Fiにつながってもすぐ切れる・途切れる

認証以外の問題の場合に試していただきたいのは、まず一度タブレットを再起動するということです。それでもダメなときは、ルーターを再起動させてみてください。

また、一度設定したはずのWi-Fi設定が消えてしまった可能性もあるため、タブレットの設定からWi-FiをONにし、パスワードなどを入れ直してください。

タブレットもルーターも問題無いような時は、ルーターの台数制限を超えていることも考えられます。一度にWi-Fiに接続できる台数を確認しましょう。パソコン、スマホ、タブレットなどWi-Fiに接続できる端末が一斉に接続された場合、はじかれてしまうことがあります。

タブレット Wi-Fiモデルのおすすめ機種

2019年6月末時点で筆者がおすすめするタブレットWi-Fiモデルは以下になります。

iPad mini 7.9インチ 第5世代 Wi-Fi 64GB 2019年春モデル

iPhoneを使っているが、タブレットも欲しいという人におすすめの機種です。
価格も5万を切っているので、今までiPadに手を出せなかったけれど買ってみようという気になる品です。
Apple Pencilが使えるため、イラスト作成等に利用する人にはかなりの高評価です。

OS種類 iOS 12
ネットワーク接続タイプ Wi-Fiモデル
記憶容量 64GB メモリ  
CPU*1 A12 Bionic
コア数 ヘキサコア
Wi-Fi 通信:10時間
画面サイズ 7.9 インチ
画面解像度 2048x1536
Wi-Fi(無線LAN) IEEE802.11a/b/g/n/ac
背面カメラ画素数 800 万画素
前面カメラ画像数 700 万画素
重量 300.5 g
幅x高さx奥行 134.8x6.1x203.2 mm

MediaPad M5 lite 8 Wi-Fiモデル

コンパクトで持ちやすいという点でおすすめな最新モデルです。
価格も2万円台でコスパが高いという声が多いです。
Androidの機種となると、やはり圧倒的にHuawaiが強いですね。iPadは選択肢に入らないという方なら、Huawaiになるのではないでしょうか。

OS種類 Android 9.0
ネットワーク接続タイプ Wi-Fiモデル
記憶容量 32GB
メモリ 3GB
CPU*1 HUAWEI Kirin 710 2.2GHz+1.7GHz
コア数 オクタコア
本体カードスロット microSDカード、microSDHCカード、microSDXCカード
本体インターフェイス microUSB
加速度センサー バッテリー性能 5100mAh
ビデオ再生:10.6時間
画面サイズ 8 インチ
画面解像度 1920x1200
Wi-Fi(無線LAN) IEEE802.11a/b/g/n/ac
背面カメラ画素数 1300 万画素
前面カメラ画像数 800 万画素
重量 310 g
幅x高さx奥行 122.2x8.2x204.2 mm

*2019年7月現在の価格です。

まとめ

パソコンとスマホの間に位置するタブレットですが、実はWi-Fiが使えればタブレットだけでいいのではというくらい重宝してしまう優れものです。そんないいとこどりのタブレットを使いこなし、ぜひあなたの快適生活に役立ててください。

パソコン教室講師/WEBライター
Tanaka
小学校教員、オンラインショップ経営を経て現在はWEBライターをしながらパソコン教室の講師もしています。パソコン教室ではワード、エクセルなどはもちろんのこと、ホームページやネットショップ構築について等からスマホ、タブレットの困りごとまで幅広く教えています。趣味は子供やペットの写真・動画撮影です。

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