USBメモリーにパスワードってかけられる?解除方法、おすすめ製品も

Tanaka
公開: 2021-05-06

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大切なデータを保存することも多いUSBメモリー。大事な仕事のデータが入っているのに紛失してしまった……そんなときもパスワードをかけてセキュリティ対策をすれば情報漏洩を防ぐことができます。今回はUSBメモリーにパスワードをかける方法や解除方法はもちろん、おすすめのパスワード機能つきUSBメモリーも紹介します。


USBメモリーにパスワードをかける方法

USBメモリーに保存したデータが見られないよう、パスワードをかけるには大きく二つの方法があります。

1)パスワード機能付きのUSBメモリーを使う
2)パスワード機能を設定するソフトを使う

この記事ではそれぞれの方法について、解説していきます。

パスワード機能付きのUSBメモリーを使う

パスワード機能付きのUSBメモリーを購入すれば、ガイドに従って簡単に自分用のパスワードが設定できます。
パスワードのかけ方は機種によって多少の違いがあります。

USBメモリーそのものにパスワード機能がついているモデルなら、ほかに特別なソフトを使わずにロックをかけることが可能。ただ、パスワードを忘れてしまうと、データを取り出す方法はありません。再びそのUSBメモリーを使うには、中のデータはあきらめて初期化する必要があります。パスワードは忘れないよう万全の管理をしてください。

ほかには、付属する暗号化ソフトでファイルにパスワードをかけるモデルもあります。こちらの場合、ソフトにファイルをドラッグ&ドロップする一手間が要る場合も。USBメモリそのものにパスワードがかけられるモデルよりも、比較的安価な傾向があります。

パスワード機能付きのUSBメモリーには以下のような商品があります。

おすすめ①
  • バッファロー
  • RUF3-HSL32G

  • 税込み11,891円
  • 強力な暗号化方式でデータを保護

  • 強力な暗号化方式「AES(Advanced Encryption Standard)256bit」による強制暗号化とアクセス時のパスワード認証によって、大切なデータを保護します。

保存したデータは全て強制的に暗号化されるため、設定をし忘れる心配がありません。アクセスにはパスワード認証が必要になり、盗難や紛失などのトラブルに遭っても安心です。パスワードは初めから登録されているのですぐに使い始められます。Windowsであればよく使うパソコンに自動パスワード認証機能を登録して、毎回の入力の手間を省くことも可能です。

端子はスライド方式で収納されるのでキャップをなくす心配がなく、持ち運びに便利。容量は4GB・8GB・16GB・32GBの4種類です。

おすすめ②
  • バッファロー
  • RUF3-KV32G-DS

  • 税込み3,875円
  • 2つのセキュリティ機能を搭載

  • Windowsに対応。ウィルスチェックとパスワードロックの機能を搭載し、安全にデータの管理ができます。

ソフトのインストールなしで、USBメモリーそのものにパスワードの設定が可能です。さらにウイルスチェック機能を搭載し、USB内のファイルがウイルス感染していないかリアルタイムで監視します。USB3.0に対応し、最大約400MB/sの高速転送を実現しています。容量は16GBと32GBの2種類です。

おすすめ③
  • ソニー(SONY)
  • USM16GT

  • 税込み3,030円(楽天市場)
  • 専用ソフトで簡単に暗号化

  • 暗号化ソフト「LBファイルロック2」を内蔵。ソフトにドラッグ&ドロップするだけで暗号化して、閲覧できないようパスワードをかけることができます。

ボールペンのようにワンクリックするだけでUSB端子が出てくるノックスライド機構を採用し、キャップを扱うわずらわしさがありません。容量は16GB・32GB・64GB・128GB、カラーは4色のバリエーションがあります。

おすすめ④
  • エレコム
  • MF-CCU3116GBK

  • 税込み2,210円
  • 暗号化しても楽に使える

  • セキュリティソフトの「PASS」と「PASS×AES」を無料で利用可能。中身を保護しながら、便利に使える機能がついています。

「PASS」を使えばデータを保護しながら、登録した自分のパソコンならパスワード不要で中身を閲覧可能。セキュリティーと利便性を両立させています。さらに強力な「PASS×AES」を使うと、最高レベルの暗号化方式AESで中身を保護することも。

USB Type-CとType-Aコネクタの両方がついているのも特徴で、スイッチで切り替え可能。容量は16GB・32GB・128GBの3種類があります。

Windowsでパスワード機能を設定するソフトを使う

一般的なUSBメモリーでも、優れた無料暗号化ソフトを使うことで、パスワードをかけることができます。

フリーソフト「USBメモリのセキュリティ」をインストールすると、データが暗号化でき、さらに閲覧にはパスワードが必要になります。いま持っているUSBメモリーを生かすことができ、手軽にセキュリティが確保できます。

MacでUSBメモリーにパスワードを設定する

Macの場合は、標準搭載されているFinderでUSBメモリーにパスワードの設定を行うことができます。

ただ、あらかじめUSBメモリーをフォーマットする必要があるため、中身のデータをバックアップしてからフォーマットするようにしてください。

フォーマットの手順はディスクユーティリティーを開き、該当するUSBメモリーを選択します。
上部の「消去」を選択し、フォーマットのプルダウンで「Mac OS拡張」を選択した上で右下の「消去」ボタンをクリックします。

次に、パスワードの作成です。
Finderからパスワード作成を行いたい項目をコントロールキーと共にクリックします。
表示されるメニューから〇〇を暗号化を選択し、「ディスクを暗号化」をクリックします。
パスワード作成にはかなり時間を要する場合がありますので、完了まではUSBメモリーを抜いたり電源を切るなどしないようにしてください。

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USBメモリーパスワードの解除方法

パスワードを使って開く必要が無くなった場合や、パスワードを入れずにUSBメモリーを使用したい場合などに、現状のパスワード機能を無効にすることができます。ただし、その場合も現在使用中のパスワードは必要なので、パスワードを知らない第三者が解除できるわけではありません。

パスワード機能付きのUSBメモリーであれば、解除もガイドに従って簡単にできるようになっていますが、製品により方法が若干異なるため、メーカーのサポート情報を参考にしてください。

先にご紹介したソフト「USBメモリのセキュリティ」の場合、一度パスワードを設定したUSBメモリーをPCから取り外し、挿入し直します。
その際、実行する操作を選択する画面が表示されるので、解除ツールを選択します。
パスワードを入力し、OKをクリックするとパスワード機能の解除が始まります。

Macの場合は、USBメモリーのアイコンを右クリックすると出てくるメニューの中から「暗号化解除」を選択するとパスワード機能が解除されます。

まとめ

USBメモリーに大切なデータを保存している場合、パスワードをかけることができればより安心です。
パスワード機能付きUSBメモリーがあれば良いですが、無い場合でもご紹介したフリーソフトなどでパスワードの設定は簡単にできるので、いざというときのためにもぜひ設定をおすすめします。

パソコン教室講師/WEBライター
Tanaka
小学校教員、オンラインショップ経営を経て現在はWEBライターをしながらパソコン教室の講師もしています。パソコン教室ではワード、エクセルなどはもちろんのこと、ホームページやネットショップ構築について等からスマホ、タブレットの困りごとまで幅広く教えています。趣味は子供やペットの写真・動画撮影です。

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