ワットチェッカー、おすすめ8選 エアコンの消費電力チェックにも
電化製品の消費電力を測定する機器がワットチェッカー。一般的な製品は、ワットチェッカーをコンセントに差し、電化製品のプラグをワットチェッカーに差して使用します。
電化製品が消費している電力量を確認することで、電気代の節約に向けた意識を高めることにもつながります。リモートワーク(在宅ワーク)などで、業務に使用した電気の消費量を知りたい場合にも重宝します。
この記事では、ワットチェッカーを選ぶポイントと人気商品を紹介します。ぜひ参考にしてください。
ワットチェッカーの選び方
ワットチェッカーにもさまざまな製品があります。単に消費電力がわかればよい、というだけでなく、節電に活用するならその用途に適した製品を選ぶことが大切です。
ワットチェッカーで測定できる項目をチェック
ワットチェッカーは消費電力(W)を計測するための装置です。ですが、節電目的の場合、金額表示が可能なモデルの方が具体的な感覚としてわかりやすいはずです。また、CO2排出量がわかるエコロジー仕様の製品もあります。ほかにも、電圧、電流などさまざまな数値測定、表示が可能なものもあります。複数のデータを測定可能なものもあるので、自分が必要な数値項目が表示できる製品を選びましょう。
ワットチェッカーには、測定できる範囲に限界があります。対応するワット数が5W以上のもの、0.3W以上のものがあります。広くデータを集めるなら0.3W以上の機種がおすすめです。
スマホでデータが確認できるものも
ワットチェッカーは電化製品の電源コードとコンセントの間にはさんで使用します。従ってコンセントの場所や電化製品の配置によっては、液晶モニターの表示が見えにくいこともありえます。
このようなときに便利なのが、BluetoothやUSB経由でスマホ、パソコンにデータを送ることができる機種です。外部連携が可能な機種は、データの蓄積も外部で可能なものがあり、長期的な変化の計測にも便利です。もちろん、外部連携ができない機種でも定期的に視認と記録を繰り返せば同じことはできますが、手間が大きく変わります。
節電計画がうまくすすんでいるかどうかを確認する意味でも、外部連携可能な機種は便利です。
使い勝手の良さをチェック
ワットチェッカーは本体のボタンを押して、機能や表示の切り替え、操作を行います。ボタンは押しやすいか、液晶表示はよく見えるかなども長く測定を続けるなら重要なポイントになります。ワットチェッカーの使用がストレスになるようでは、節電どころではありません。
また、ワットチェッカーの大きさとコンセントの位置によっては、本体が壁などにひっかかりうまく接続ができない、2つあるコンセントの端子をワットチェッカーがふさいでしまう、などのトラブルを招くケースもあります。コンパクトな製品を探す、電源タップの役割を兼ねたワットチェッカーを使うなどして問題を解決しましょう。
ワットチェッカーが使えない電化製品も
大きな電力を必要とする暖房器具などの中には、壁のコンセントに直接接続することを推奨する製品があります。そのような製品では、電源タッブはもちろん、ワットチェッカーのように接続の間に他の器具を利用することは危険です。
また、ワットチェッカーの先に複数の電化製品をつなぐ場合、電源タップ一体型のワットチェッカーを使う場合など、ワットチェッカーの先に接続できるW数に限界があります。合計が限界値を越えないように気をつけて接続するものを検討しましょう。
ワットチェッカー、人気メーカーの売れ筋商品
Moovoo編集部
数あるワットチェッカーの中でもECサイトなどで売れ行き好調な、人気メーカーの製品を紹介します。ぜひ参考にしてください。
積算数値は、それぞれ上限が決まっており(料金なら0〜9,999円)、その範囲内でしか測定できません。定期的に数値をチェックしてリセットするなど、継続して数値変化を調査するには一工夫必要です。
ecoボタンを押すごとに表示が切り替わります。電気料金の計算は1Wあたり22円で設定されており、価格が異なる場合は再設定も可能です。各測定値とも累積上限が決まっています。継続して測定する場合は上限に達する前に数値を記録し、リセットします。5W未満の製品の測定ができないので、その点に気をつけて使用しましょう。
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Bluetooth対応!簡単に数値チェックができる
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Bluetoothでの通信が可能なので、対応したスマホやパソコンでデータの確認ができます。スマホ用には専用のアプリが配信されているので、一層わかりやすくデータのチェックが行えます。
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測定する電化製品によっては、接続したワットチェッカーの確認が困難なこともあります。そのようなケースで活躍するのが「ラトックシステム Bluetoothワットチェッカー RS-BTWATTCH2A」です。
測定項目は、測定経過時間(日/時/分)、電圧(V)、電気料金(銭/円)、電流(mA/A)、CO2排出量(mg/g/kg)、消費電力(W)、消費電力量(Wh/kWh)の7項目。スマホアプリでは特定の日時の測定値をチェックしたり、累積値をグラフ表示したりすることもできます。
また本体に約50カ月分の消費電力量を1日単位で保存できるので、長期の使用実績の分析にも役立ちます。
液晶モニターには4項目の数字が3秒ごとにローテーション表示されます。電気料金は22円として固定されているので、実際の金額に変動があったら間違った数字のまま、ということになります。CO2排出量も計算で求めているものなので、シンプルに累積の使用電力がわかるモニターと割り切った方が使いやすいかもしれません。
ワットチェッカーはコンセントと電化製品の間に接続しますが、電化製品によってはコンセント直結を推奨しているものがあります。エアコンもそのひとつです。
測定および表示できる数値は、瞬時電力量、積算電力量、1時間あたりの電気料金、積算電気料金、 CO2排出量の5つです。これらのうち、電力量のペア、電気料金のペア、そしてCO2排出量の3つをローテーションで表示します。
同時にWiFi経由でスマホから電力の使用状況をチェックすることもできます。生活パターンから推測して明らかなつけっぱなしである場合など、自動的に給電をオフにするなどの節電にも貢献します。省エネタイマーを設定して、1日のオンオフのスケジュールを管理することもできます。
ワットチェッカーとして捉えるとちょっと変化球なセレクトですが、節電目的であればこのような製品も候補にしてよいのではないでしょうか。
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実は2個口のワットチェッカー
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コンパクト設計ながらコンセントを2個口装備しているので、端子が足りなくなるという不満も解消してくれます。
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ワットチェッカーの欠点であるコンセント端子を2口ともふさいでしまう点を解消できるので便利です。ワットチェッカーとしては、シンプルな機能。測定値は時間あたり電気料金、時間あたり使用電力量とその累計の4種です。この4つを3秒間隔で表示します。
コンセント直結ようの分岐プラグのように差し込み角度を変えることもできるので、じゃまにならず測定できる、ちょっと便利なワットチェッカーです。
ワットチェッカーはコンセントと電化製品の間につなぐことで、その電化製品の消費電力などがわかる製品ですが、このアイテムは電源タップ自体に消費電力を表示できる機能が搭載されています。テレワーク(在宅勤務)で業務に使用する電力を測定して会社などに申請する場合にとても便利です。
個別スイッチ搭載で、コンセントを抜き差しせずに使用しない製品の電源をOFFにできます。LEDランプで通電状況がわかるのもポイントです。
節電のコツはまず知ることから
節電しよう、と思い立つきっかけは電気料金が高いと感じたことがスタートではないでしょうか。このように知ることがスタート地点になることはたくさんあります。節電もむやみやたらにスイッチを切っていくよりも、消費の大きなものを知り、その対策を考える方が効率的。ワットチェッカーはその役に立ってくれる機器です。それぞれ特徴があるので、節電プランに合ったものを見つけてください。
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