【最新版】ランタンスタンド、おすすめ12選!使うシーンや素材で選ぼう
アウトドア全般で、何かと便利なランタンスタンド。今回は選び方を紹介するとともに、代用できるものや現地でのDIYについて解説します。
厳選したおすすめのランタンスタンドも紹介するので、キャンプ初心者の方はもちろん、今まで使ってこなかった中上級者の方もぜひ参考にしてください。
目次
ランタンスタンドでキャンプやテント泊を快適に!
キャンプやテント泊といった夜間に明かりを使用する状況で、何かと役立つランタンスタンド。夜間のアウトドアでは、現地に照明がなくランタンに頼る状況が多くなります。
ランタンを地面やテーブルへ直置きすると、限られた部分にしか光が行き届きません。ランタンを高い位置に吊るすことで、広範囲を明るく照らせます。キャンプやテント泊で心地よくすごすために、ランタンスタンドは必要不可欠なアイテムと言えます。
手元や足元、周囲を広範囲に照らすだけでなく、テントの入口から遠ざけて置くことで虫よけ対策にもなります。また、設営したテントやテーブル周りをおしゃれに演出することもできる優れものです。
ランタンスタンドの選び方
ランタンスタンドは、種類・自重・高さの調節幅で選ぶと、より自分にあったものが見つかります。基本の選び方を知っておけば、あとは自分の好きなデザインやメーカーで選ぶことが可能です。
ランタンスタンドの種類は?
ランタンは、地面に差す一本脚タイプと三脚タイプの2種類が主流です。
一本脚タイプは、地面に差すので場所を取らずに設置ができます。ハンマーを使って打ち込んだペグにポールを付けるタイプや、ハンマーがなくてもランタンスタンド自体を打ち込めるタイプといった、さまざまな商品があります。
ただし1本のスタンドで支えるため、地中が柔らかいと倒れる恐れも。設置したら、伸ばしたりランタンを掛けたりして倒れないか、よく確認してください。
地中に打ち込まなくても自立する三脚タイプは、スタンドを固定しなくても安定感があります。さらにペグを打ち込めば、風が吹いている状況でも倒れにくくて安心です。
脚がカメラ三脚のような作りのため、テーブルやタープに連結して取り付けるといったスマートな使い方には向いていません。注意しないと足を引っ掛けて怪我をしてしまう可能性もあります。
そのほか物干し台のようなランタンスタンドや、ソロキャンプにおすすめなテーブルに固定できるタイプなど、豊富な種類があります。キャンプスタイルにあわせて、最適なランタンスタンドを選んでください。
ランタンスタンドの自重は素材で決まる
ランタンスタンドは素材によって特徴があり、軽量なものはアルミやアルミ合金が使われています。2m以上高さのあるランタンスタンドでも、アルミ製なら1kg前後と軽量です。バックパック一つでコンパクトに持ち運びたい場合は、アルミ製のものをおすすめします。
丈夫で安定性を求めるなら、重量感のあるステンレス・スチール製が最適です。特に一本脚タイプは、自重のあるほうが安定し、耐久性も上がります。基本的にあまり重いものは掛けませんが、耐荷重もチェックしておきましょう。重いものを掛けたい方は、約10kgまで対応するものを選ぶのがおすすめです。
使う状況を考えて高さの調節幅から選ぶ
スタンドの高さは、座ったときに手元を照らすなら約1m。立ち作業で使うことを考えるなら、目線より少し高い約2mがおすすめです。もう少し高いものもありますが、長くても2.3~2.5m程のものが多いです。使用する状況にあわせて、スタンドの高さを選んでください。
収納サイズは、一般的なランタンスタンドで1m前後。もっとコンパクトに持ち運びたいなら、組み立て式のもので約40cm前後です。ただし、コンパクトなものはアルミ製が多いので、耐久性を求めている方には向きません。
【一本脚タイプ】ランタンスタンドのおすすめ6選
ランタンスタンドのおすすめ製品を、一本脚タイプと三脚・複数脚タイプに分けてご紹介します。それぞれの特徴を参考に、予算や設置場所にあうモデルを選んでください。
はじめは初心者でも設営しやすく、持ち運び簡単な一本脚タイプのランタンスタンドからです。
3本つなぎの構造になっているランタンポール。最上部のスチール棒を上下にスライドさせ、外側のスチールパイプの内底を叩くことで、ハンマーなしでも地面に打ち込める仕組みです。脚が一本なので、小さな子供がいてもつまずく心配はありません。
打ち込みが終わったら高さを調節して、フックにランタンをセットします。ポールはメタリックなスチール製で、収納サイズは110cm。使用時は地中部分の長さをあわせて240cmまで伸びます。先端は危険防止の保護キャップ付きです。
ポールは高強度のアルミ製で軽く、折りたたんでコンパクトに収納できます。付属パーツは、最大厚さ2.5cmのテーブルに挟んで取り付けられるクランプと、地面に垂直に打ち込んで設置できるペグ。場所の状況にあわせて、2つの使い方ができるランタンポールです。
地面とテーブル両方に使えるほか、高さを自由に調節でき、アウトドアのあらゆるシーンに対応します。深いグリーンのカラーと、つなぎ目にゴールドを配色した渋い色味も、おすすめのポイントです。
複数のアルミ製ポールは、伸縮自在なショックコードで結ばれているため、ワンセットにまとまります。付属の収納ケースに入れれば紛失の心配もなく、気軽に持ち運びできて便利です。ソロキャンプやバイク移動で、荷物を少なくしたい方におすすめします。
ペグは地面に打ち込む長さが25cmと、安定感があります。特別加工されているため、使用後はハンマーで抜きやすいのも特徴です。2つあるハンガーフックは細身ですが、LEDランタン・投光器は問題なく吊るせます。
収納時の長さ33cmから、使用時は96.5cmまで伸縮自在です。軽いアルミ製のポールは、折りたたみ式で組み立ても簡単。キャンプザックや旅行バッグに無理なく入れられます。最小限の荷物で移動したい方にぴったりの商品です。
取り付けはテーブルや作業台に挟むクランプ式を採用。細身のポールですが固定すれば、LEDランタンなら楽に吊るせます。本格的なキャンプより、アウトドアレジャー向きです。リーズナブルな価格なので、値段を気にせず購入できます。
- FOCUSMART(フォーカスマート)
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ランタンポールセット FMTSDKL09
- 税込み3,460円
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ペグ式一脚!カメラ・スマホも取り付け可能
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設置場所を選ばない打ち込み式の一本脚タイプ。カメラ用ボールヘッド雲台とスマホ用ホルダーが付属。ランタンポールとしてのみならず、アウトドアでの撮影に役立ちます。
収納や持ち運びに便利な軽量アルミ製ポール。付属ケースに入れたら30cm、使用時は最大165cmまで高さを調節できます。設置方法は地面へ垂直に打ち込むペグ式です。硬すぎない地面なら、わずかな場所でも簡単にささります。
撮影用の器具にもなり、ランタンスタンド一つでアウトドアの楽しみが広がる優れもの。家族で写真やビデオを撮って、思い出を残したい方に最適です。4本のポールを調節すれば、座った状態から立ち姿勢での使用まで好みの高さにあわせられます。
素材はアルミニウム合金のなかでも最高の強度を誇る、超々ジュラルミンを採用。軽量かつシンプルなデザインで、高級感のあるランタンスタンドです。クランプを固定するネジの先端は板状のため、テーブルに跡がつきません。傷が付きにくく、木板以外に布製テーブルでも使えます。
ポールの連結部分はショックコードでつながっているので、バラバラにならず組み立ても簡単です。収納時は35cmに折りたたみでき、組み立てれば91.5cmの長さに。登山やバイクツーリングで荷物をコンパクトにまとめたい方へおすすめします。
【三脚・複数脚タイプ】ランタンスタンドのおすすめ6選
続いて重いランタンも吊り下げられ、安定性抜群な三脚・複数脚タイプのランタンスタンドをご紹介します。
最小96cmから最大250cmまで、スクリュー式でスタンドの高さを調節。ロックねじでポールを固定し、三脚とペグで支えます。ランタンや調理器具を左右に吊るせるT字ハンガーの耐荷重は片側2.5kg、計5kgとかなりタフで安定感抜群です。
付属の収納バッグは肩にかけられて持ち運びに便利。アウトドアシーンでの設置や片付けも簡単です。シルバーを基調としたシャープなデザインのスタンドは、テント周辺をおしゃれに演出してくれます。
地面と水平にアームが開くため、夜でも暗い足元を気にせず使えます。スタンドの安定性は十分ですが、傾斜のあるキャンプ場や風が強いときは、付属のペグを地面に打った方が安心です。フラットな三脚なので、バーベキューコンロや椅子の近くへコンパクトに収まります。料理中の手元を明るく照らしたいときに便利です。
細身のポールは収納時90cmから、最大226cmに。コールマンカラーの赤をアクセントに入れたシンプルな仕上がりです。ロゴを大きくあしらった収納ケースに入れて、おしゃれに持ち運べます。
使用時は、123~190cmまでポールの高さを調節可能な、軽くて扱いやすい三脚式です。3本アームの中心に先のとがった差し込みパーツがあり、設置時の安定性を一段と高めます。耐荷重は約2kgで、ランタンを吊るすハンガーは1つです。収納サイズが約85cmあるため、車移動に向いています。
新潟県三条市の金属会社から生まれた、国産のアウトドアブランドならではの丁寧な仕上がり。使い勝手のよさは場所を選ばず、手元やテーブルを照らし、さまざまなシーンで役立ちます。
4本のポールを軸にハンガーバーを通したラック式。伸縮性のあるショックコードを使い、組み立ても簡単です。ハンガーバーは5つのフックがあり、ランタン以外に鍋やお玉といった調理器具を吊るせます。耐荷重は約10Kgのため、重たいものをかけても安心です。
サイドはメッシュポケットが付いた布製の整理用ラックを装着できます。テント内で服をかけるハンガーラックにも丁度よい大きさです。
影を作らない繊細な3本のフレームをスタンディングテープで固定。テントの骨組みのような三角錐の中心にランタンを吊るします。野外の風景とマッチするオブジェのような形状が魅力です。フック式のため、吊り下げて揺れても心配ありません。
全長195cmのスタンドが、収納時はわずか55cmとコンパクトに。簡単に組み立てられ、付属の転倒防止用のペグを打ち込めば、安定性も抜群です。
カラーやデザインは、カメラの三脚を連想させるオーソドックスなタイプ。アルミ製のポールが伸縮して、3本のアームが開き、ペグで固定します。ランタンを吊るすフックは1つで、コンパクトにしまえる収納ケース付きです。
重量約1.8Kgと軽く、アウトドアでの持ち運びに便利です。シンプルで使いやすいので、ソロキャンプや夜のBBQでスムーズに設置したい方へおすすめします。リーズナブルな価格なのでコスパ重視の方にもぴったりです。
安全に使うために固定はしっかりと!
自然を相手にするキャンプは、現地についてみないと天候や風の状況が読めません。強風や悪天候のときは危険なので、現地の状況によって使用しない判断も必要です。
加えてランタンスタンドを安全に設置するために、説明書を確認しましょう。庭など試せる環境があれば、使い方を把握しておくことも大切です。
荷物を少なくしたいなら現地で自作するという手段も!
荷物を少なくしたい、自然にあるものを利用したい場合は、現地にあるものを使って自作することもできます。DIYで余った木材や現地で拾った枝でも自作できるため、人と違ったものを使いたい方は、ぜひチャレンジしてください。
また、アルミの室内物干し台・突っ張り棒・カメラの三脚といった身近なアイテムを使うなど、アイデア次第で代用できるものはいくつもあります。工作が得意な方や溶接機を使える方は、鉄筋棒を加工する手段もあります。
まとめ
ランタンスタンドは、ただランタンを掛けるだけでなく、自分で作り出した秘密基地をおしゃれに演出してくれます。今までランタンをテーブルや地面に直置きしていた方が使うと、驚くほど便利なものだと気づかされるでしょう。
週末はお気に入りのランタンスタンドを持って、キャンプを思いっきり楽しんでください。
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