アイスクリームメーカー選びのポイント3つとおすすめの商品10機種

moovoo編集部
公開: 2019-05-27
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アイスクリームメーカーは目的と条件で選ぶ

ソフトクリームを持つ人

アイスクリームメーカー選びは、作る量と完成までの時間、作る手間や段取りなど総合的に判断する必要があります。アイスクリームが完成すればよいのであれば、自動化された商品がよいでしょうし、作る手順を楽しむなら手間がかかる商品が合っています。アイスクリームメーカー選びの3つのポイントを確認しておきましょう。

アイスクリームメーカー選びのポイント3つ

アイスクリームメーカーを選ぶにあたり、重視する点は人それぞれあるでしょう。しかし、買って後悔しないために、ここだけは押さえておきたいポイントがあります。アイスクリームメーカー選びでチェックしておきたいポイントを3つ紹介します。

家庭での使用に適したサイズで選ぶ

家庭で使うアイスクリームメーカーは、あちこち持ち運ぶ前提ではなく、携帯性を考慮する必要は少ないでしょう。とはいえ、キッチンで使ったりリビングで使ったり、そのときどきで使用する部屋を移動する前提であれば小型で軽量の商品が適しています。ただし、本体が小さくなれば一度に作ることのできるアイスクリームの量も減るため、自分用なのか、大勢で食べるのか、作るアイスクリームの量も考えないといけません。

さらに、冷蔵庫で冷やすタイプのアイスクリームメーカーは、自宅の冷蔵庫に入りきるかも考える必要があります。無理をすれば納まるというケースでは、他の食材などを入れる場所がなくなる可能性もあるため、アイスクリームメーカー選びにおける大きさの比重は大です。とくに、長時間の冷却を必要とするタイプでは注意したい点といえます。

出来上がるまでの時間を考えた選び方

アイスクリームが出来上がるまでの時間は、アイスクリームメーカーによって大きく異なります。10時間以上の予備冷却を必要とするタイプもあれば、すぐにアイスクリーム作りに取りかかれるタイプのものもあるためです。この差を理解していないと、せっかくアイスクリームメーカーを買ったのに、アイスクリームの完成まで待てないという事態も起こり得ます。

出来上がりまでの時間を左右する大きなポイントが、アイスクリームメーカー自体に冷却機能があるかないかです。冷却機能を備えた予備冷却が不要の機種なら、その分だけ早くアイスクリームを完成させられます。ただし、重要な機能を装備していることから、冷却機能のない商品よりも高価といえます。

アイス作りの過程を楽しむ選び方

アイスクリームメーカーを使う目的によって選ぶべきアイスクリームメーカーが変わります。ここで考えたいのは、結果としてのアイスクリームが欲しいのか、アイスクリームを作る過程を楽しみたいのか、どちらを重視するかです。もちろん、その両方を満たすのがアイスクリームメーカーですが、どちらかに重きを置くのであれば、選択肢も変わります。

たとえば、アイスクリームそのものが目的であれば、より高品質な出来上がりを期待できるアイスクリームメーカーが適しています。しかし、小さい子どもと一緒に手作りアイスを楽しむのであれば、玩具的要素の入った簡素で手動式の商品や、キャラクターがデザインされた商品がよいでしょう。

おすすめのアイスクリームメーカー10機種

選び方のポイント3つを踏まえたうえで、おすすめのアイスクリームメーカーを10機種ピックアップして紹介します。

手軽にソフトクリームが作れるドウシシャの「DSC-18BL」

家庭で手軽にソフトクリームを作りたいというニーズに応えるのが、ドウシシャから発売されている電動ソフトクリームメーカー「DSC-18BL」です。この商品は、冷凍庫に蓄冷容器を12時間以上入れて凍らせておきます。また、ソフトクリームミックスも冷蔵庫で1~2時間程度冷やしておく必要があるため、思い立ってすぐにソフトクリームを食べられるわけではありません。

しかし、事前準備さえ終れば、あとは簡単な手順でソフトクリームを手作りできます。所要時間は15~20分程度です。家族や仲間4~5人で、手作りソフトクリームを楽しむならピッタリの商品といえるでしょう。

少人数のアイスクリームパーティに最適な貝印「DL-5929」

貝印のアイスクリームメーカー「DL-5929」は、従来型の機種よりも小型化された使い勝手のよい商品です。保冷ポットを冷凍庫で12時間以上かけて冷やすタイプのため、コンパクトさがメリットになるでしょう。調理時間は20分程度となっており、家庭用のアイスクリームメーカーとしては標準的です。

電動式であり、保冷ポットの事前冷却と材料の投入という簡単な手順で使え、ちょっとしたパーティーにも活用できます。また、いろいろなアレンジを楽しめるレシピが付属しており、誰にでも失敗しないアイスクリーム作りが可能です。

シンプルな使い方がおすすめのサーモス真空断熱アイスクリームメーカー「KDA-200 RN」

サーモスの真空断熱アイスクリームメーカー「KDA-200 RN」は、本体に保冷容器をセットして材料を入れるだけのシンプルな手順がおすすめの商品です。電動式ではないため、ヘラを使って混ぜる必要がありますが、手作り感をタップリと味わえるのがメリットといえます。

ただし、事前冷却タイプの商品の中でも、内容器を冷凍庫で24時間以上凍らせないといけません。そのため、アイスクリーム作りを思い立ってから完成するまでの時間が長くなるのが難点です。とはいえ、リーズナブルな価格で入手できることを考えればコストパフォーマンスに優れた商品といえます。ラムネカラーのRNのほか、クッキーカラーのCKも選べます。

ガッツリ作りたい人におすすめのクイジナート「ICE-60W」Cool Creations

クイジナートの「ICE-60W」は、1.9リットルという大容量がポイントの電動アイスクリームメーカーです。ジェラートやソルベ用のボタンも用意されており、ちょっと多目の人数でもアイスクリームパーティを楽しめるでしょう。材料の投入口は、分量を間違いにくい軽量カップになっています。また、海外製でもシンプルなボタン表示で扱いやすいです。

ボウルの事前冷却時間は12時間以上必要となっており、他のコンパクトサイズの容器と比べて場所をとるため、購入前に入念な検討が必要かもしれません。調理を開始してから完成までの時間は20分程度と標準的です。

2種類の味を同時に作れるブルーノのデュアルアイスクリームメーカー アイボリー「BOE032-IV」

BRUNOのデュアルアイスクリームメーカー アイボリー「BOE032-IV」は、2つのカップを同時にセットして調理ができるタイプの電動アイスクリームメーカーです。一般的なアイスクリームメーカーは容器がひとつであり、作れるフレーバーは1種類のみとなっていますが、「BOE032-IV」なら右と左で別のフレーバーを作れます。

カップの冷凍時間は8~12時間となっており、調理時間は約20分です。つまり、他の機種と比べて概ね半分程度の時間で2種類の味を楽しめるのが大きな特徴といえます。

パナソニックの「BH-941P」は材料も本体もまるごと冷凍庫に入れるから早く作れる

パナソニックの「BH-941P」は、コードレスアイスクリーマーの名のとおり、電動式なのに電源コードがありません。電池で動くアイスクリームメーカーです。本体まるごと冷凍庫に入れるタイプで、冷やしながらまぜるため、予備冷凍の必要がなく、トータルではかなり短い時間でアイスクリームを作れます。

調理時間そのものはおよそ3時間と長いものの、冷凍庫の場所をとる時間としては他の機種の1/4程度です。電池の消耗が早いとコスト的に選択しにくいかもしれませんが、メーカー発表の条件では25回程度使えます。リチウム電池CR123Aを2個使用しますので、1回あたり数十円程度の電池代です。

おもちゃ感覚で子どもと一緒に楽しむセガトイズの「くるりんアイスクリン」

セガトイズの「くるりんアイスクリン」は、小さな子どもが遊び感覚で本格的なアイスクリーム作りを体験できる商品といえます。また、10年以上売られているロングセラー商品です。ポットを冷凍庫で凍らせる時間は7時間と家庭用のアイスクリームメーカーの中では短めになっています。また、調理時間は15分程度で標準的です。

朝、アイスクリーム作りを思い立てば、昼下がりには楽しく作っておいしく食べることができます。電動式にはないハンドルを回して完成させる作業が、子どもにはうれしいイベントになるでしょう。

ハイアールの「アイスデリ プラスJL-ICM720A」は本格的な多機能高級モデル

ハイアールのアイスクリームメーカーの中でも、「アイスデリ プラスJL-ICM720A」は、フローズンドリンクや冷製スープを作ることもできる多機能版の高級モデルです。凍らせる度合いを6段階に分けることで、さまざまな調理に対応しています。

「アイスデリ プラスJL-ICM720A」の冷却装置はベルチェ式で、コンプレッサー式よりも音が静かな特徴があります。冷却装置を内蔵していながら、それほど大型でもなく使いやすいでしょう。事前冷凍が不要なため、思い立ったら40~120分でおいしいスイーツを楽しめるのが大きなメリットです。容量も約700mlあり、家族みんなのアイスクリームを作れるでしょう。

デロンギグループのAriete「ディズニー/レッドシリーズ アイスクリームメーカー 645J」

Arieteの「ディズニー/レッドシリーズ アイスクリームメーカー 645J」は、その名のとおりディズニーのキャラクターを思わせる外観・形状を持つアイスクリームメーカーです。デロンギグループのメーカー製で信頼できます。

この商品は手動式ではないため、調理中は見ているだけしかできません。しかし、調理中には保冷ポットに描かれたディズニーのキャラクターが回転するという、子どもを飽きさせない仕組みを持っています。遊びの時間を減らすことなくアイスクリーム作りができるでしょう。保冷ポットを冷凍する時間は8~10時間で、調理時間は20分程度です。

大人気「ハローキティ くるくるアイスクリームメーカー ICM1」で小さな子どもも大喜び

「ハローキティ くるくるアイスクリームメーカー ICM1」は、見た目から受けるイメージは「おもちゃ」といえるアイスクリームメーカーです。しかし、子ども用で少量とはいえしっかりとアイスクリームを作れます。難しい操作は一切なく、材料を入れればハンドルをくるくる回すだけです。

世界中で人気を得ているハローキティが描かれた商品であり、小さな子どもから大人まで、一緒にアイスクリーム作りを楽しむことができるでしょう。

アイスクリームメーカーで自分の味を探そう

アイスクリームとフルーツのパフェ

アイスクリームメーカー選びの3つのポイントの中で、どれを重視するかはそれぞれの事情によります。冷蔵庫の大きさや家族の人数、その他の諸条件をつき合わせて選ぶことになるでしょう。自分が欲しい商品を選べないかもしれません。しかし、出来上がったアイスクリームの味はある程度自由に変えられます。自分好みの味を探して、いろいろ試してみるのも楽しいものです。


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