【体験レビュー】ヘッドの自由なカスタマイズでオシャレも楽しめる「Wena Wrist Active」

mokada
公開: 2019-04-25

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2018年に発売されたソニーのスマートウォッチ「Wena Wrist Active」。シリーズ「Wena Wrist」「Wena Wrist Pro」との違いを交えながら、編集部での使用体験をまとめました。


Wena Wristシリーズの特徴

組み合わせ自由なスマートウォッチ

wena writstは、バンド部分にスマートウォッチの機能を搭載した世界初の腕時計です。腕時計、スマートウォッチ両方を着けると、使いにくさを感じる場面もあるでしょう。そこで腕時計とスマートウォッチをひとまとめにしたのが、wena wrist。ヘッド部とバンド部を自由に組み合わせ、お気に入りのwena wristを作ることができます。

ヘッド部

「Mechanical」「Solar」「Three hands」「Chonograh」「Three hands Square」の4種類があります。各代表モデルを紹介します。

Mechanical

「WH-TM01/S」は、機械式高性能ムーブメント搭載モデル。サファイアガラス素材で、衝撃や傷に強いです。背面は、機械の動きを見ることのできるシースルーバックを採用。重心を低くすることで、フィット感を高めています。

Solar

「WH-CS01/B」は、人気No.1モデル。満点充電から、約6か月間の連続稼働が可能です。片面無反射機能により、日差しの強い日に屋外でも表面が反射せず、見えるように加工されています。5気圧防水まで兼ね備えたモデルです。

Three hands

「WN-WT02S/H」は、文字板にすり鉢形状を採り入れたThree Handsモデルです。斜めから文字盤を見たときに、数値を認識しやすくなっています。角度によって陰影が変わり、毎回違った表情を出して、見る人を楽しませてくれます。

Chnograh

「WN-WC02-H」は、ベースの文字板、外周リングの2体で作られた文字板です。サブダイヤルは、異なるダイヤルを示して、同時に複数の機能を果たしています。

Three Hands Square

4種で唯一の長方形型ヘッド。「WN-WT11S-H」は、文字盤の中心から光るサンレイ加工を採り入れ、金属の植字で目盛りを描いています。ヘッド部の曲線は、ステンレス製のバンドにうまくつなげ、時計との一体感を演出しています。

バンド部

デザイン性、機能性に富んだヘッド部と組み合わせるバンド部にも、豊富なバリエーションを用意しています。

Wena Wrist

「Wena Wrist」は、スマートウォッチ機能を有すステンレスバンド。モリブデン含有量を高め、錆に強い素材です。2種類の長さのあるピースを使い、手首に合う長さに調整できます。Wena Wristは、ヘッド部と自由な組み合わせが可能です。工具を使わずに、レバーを指でつまむだけで簡単に取り外せます。通常使用で約1週間電池が持ちます。完全に静止した状態になれば、歩数計機能分の消費電力を最小限に抑えてくれます。

Wena Wristは、メール受信やSNS更新、特定の相手からの着信を、バンドの振動とLED両方で伝えてくれます。会議中、公共交通機関などの移動中、周囲に気付かれずに通知を受けられます。

Wena Wrist Pro

Wena Wristに比べ、幅を2mm縮め、体積比約25%の小型化に成功した「Wena Wrist Pro」。Wena Wristに加え新たに導入したのが、有機ELディスプレイです。5気圧まで耐えられる防水機能を実現しています。

Wena Wrist Active

健康やスポーツに関心のあるユーザーに向けて、素材から刷新して開発したのが、「Wena Wrist Active」。新たにGPSと光学式心拍センサー機能を追加しています。素材は、シリコンラバータイプ。Wena Wrist Pro同様、有機ELディスプレイで必要な情報を確認できます。ジョギングなどのスポーツの際には、ヘッド部を外してスマートバンドとして活用できます。毎日のアクティビティデータを専用アプリ「wena」との連携で、計測、活動ログを管理できます。

Wena Wrist Leather

3種類のバンド幅、4色のカラーバリエーションから選べるバンドを用意しています。素材は、しわが少なくきめ細やかなカーフレザー。組立工程では、革を切り抜く「型抜き」、「縫製」、「コバ塗り」といった作業をタンナーと呼ばれる熟練の職人が行っています。wena wristよりもバンド幅を細く仕上げ、幅18mmを実現。女性の腕にもかろやかにフィットします。

Wena Wrist Activeを使ってみた

実際にWena Wrist Activeを編集部で使ってみました。

起動時

バンド側面にあるボタンを数秒間長押しするだけ。ワンタッチで簡単に起動できます。立ち上がりと同時に、専用アプリ『wena』との連携状態、スマートフォンの通知内容、バッテリー残量、日付時刻、歩数、心拍数などの情報を表示できます。文字表示は1列と2列で、設定できます。

Wena Wrist Activeを起動

機能

電子マネー

バンド部には、FeliCaを搭載しているため、読み取り機にかざしてショッピングの決済が可能。FeliCaでは、コンビニ、スーパー、ドラッグストアなど、約45万店舗以上で使えます。そのほか、ANA Skipサービス、ヨドバシカメラゴールドポイントカード、dポイントカードにも対応しています。ちなみに、楽天Edyの利用履歴は、自動収集され、wenaアプリ上でも確認できます。注意点は、基本的にiOS端末にしか電子マネーの支払いに対応していないことです。iOS端末を所有していれば、間接的にAndroid端末への設定が可能となっていますが、Android端末のみを所有している場合には、電子マネーの支払い設定ができないため、注意が必要です。

活動ログ機能

Wena Wristをつけたまま、ウォーキングやジョギングをすることで、移動距離、平均速度、補数、心拍数などを計測できます。活動ログは、専用アプリの「wena」内で確認できます。アプリを更新することで、wena wristから最新のデータをスマートフォンに届けることができます。また、トラッキング機能を搭載しているため、日々どういった道をランニングしているかを記録できます。GPS機能の精度が高く、正確なコースのトラッキングを行ってくれます。

スマホアプリ「Wena」のログ画面

使用感

今回使用してみた感じた「wena writs active」のメリットとデメリットを紹介します。

メリット

まず、装着感ですが、通常の腕時計と何ら変わりはありません。重量面でも、着け心地の違和感はありませんでした。取りつけ、取り外し、ともに簡単です。端から見れば、「ラバータイプの腕時計をつけている」程度にしか思われないでしょう。バンドの長さは、ハサミやカッターでバンドを直接切って、適切な長さに調整します。紐や巻き尺を腕に巻いて、適切な長さを先に測ってから調整するのがおすすめです。

また、電子マネー機能は、今回試すことはできませんでした。しかし、支払い契約手続きを一度やっておけば、手ぶらで気軽にウォーキングやジョギングに出かけられそうです。じゃらじゃらと重い財布と抱えての運動は手間なので、便利に機能しそうです。

最大の特徴は、ヘッド部を好みのデザインに合わせられること。スマートウォッチは、他社でもいくつか種類が出ていますが、組み合わせを自由にできるモデルはほとんどありません。機能は良くても、デザインが好みに合わないスマートウォッチに比べると、自由にカスタマイズできるのは嬉しいですね。ちなみに、ヘッド部の装着補法は、T字型の金具で固定するだけ。押し込まないと金具の回らない設計になっているため、外れる心配はなさそうです。

デメリット

使用中に何度か取りつけ、取り外しをしましたが、その際に左右反対に装着してしまうことがありました。つまり、有機ELディスプレイに表示される文字が逆さまに。特に、トップ部を外した状態で、スマートバンドとしてのみ使用する際には、どちらが上部なのか一瞬分からなくなってしまいました。慣れるまで何度か間違えるかもしれません。ちなみに、専用アプリ「wena」の初期設定時に右利き・左利きを設定できます。

wena wrist自体ではなく、「wena」アプリの通知が思っていたよりも多く感じました。着信やメール受信、SNS更新ではなく、wenaアプリ自体の更新通知、スマートフォンの権限許可依頼通知などで、アプリ使用中に何度か操作を遮られる場面がありました。

アクティブモードの設定時には、GPS機能を使用するためか、バッテリー消費が激しくなっています。そのため9時間程度しか記録を取れなくなっています。ただ、使用方法によっては、もっと短時間でバッテリー切れとなってしまうかもしれません。

一般ユーザーのレビュー

いまいちのレビュー

「心拍数を常時測定にしているとバッテリーが2日持たない。アクティブモードにするとGPSが機能する。スイッチの長押しで使えGPSの精度は割と良い。便利だがバッテリーは6時間ぐらいしか持たないので丸一日は使えない。GPSが途切れるとログも切れる。」

「見た目は想像していたよりゴツい。私の着ているワイシャツの左手首の袖は腕時計が収まるよう少し余裕を持った作りにしてあるのですが、まずもって収まらない。試しにヘッドを取り外した状態で着けてもダメ。スーツに合わせるのは無理だな、と確信しました。」

「ジョギングのGPS計測に時間がかかること。近くにビルがあると特に。探査中かどうかも表示が一定時間で切れるので分からなくなります。ジョギングのアプリとの連携はいいのですが、心拍数があれ?って言うほど上昇していた事がありました。ノイズを拾ったのでしょうか。」

高評価のレビュー

「主人の為に買いました。データ好きなので、歩数だけでなく、睡眠や消費カロリー、心拍数がアプリで直ぐに確認できることが気に入ったようです。一番気に入っていたのは時計上にテキストで電話だけでなく、ラインなどのメッセージが表示されるのはかなり便利だと言ってました。便利なので、プレゼントなどにおすすめです。」

「ソニーストアで購入しました。他の方も書いていたように私もバッテリーの消費が早かったのですが、修理に依頼すると迅速に対応頂けました。それからは不具合なく使えています。今では毎日楽しく使っています。」

「アップデートで通知画面にも時計が表示できるようになってバンド単体でも使いやすさがアップしました。自動表示が地味ですけどすごく便利です。ちらっと腕を傾けるだけで通知が見られるのがいい感じ。」

日常を色鮮やかにするスマートウォッチ「Wena Wrist」シリーズ

Wena Wristシリーズの最大の魅力は、リスト部とバンド部を選べること。自分の好きなデザインに気軽にカスタマイズできれば、ビジネスからアウトドアまでさまざまなシーンで活用できます。デザインもスマートウォッチも楽しみたい方におすすめの商品です。


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