
【最新版】おすすめハンドミキサー10選!失敗しない選び方のポイントとは?
目次
お菓子作りにあると便利なハンドミキサー。生クリームやメレンゲが短時間で楽に作れ、材料を混ぜるのもお手のもの。しかしパナソニックや貝印といった国内メーカーはもとより、キッチンエイド・クレイジナートなど海外メーカーからもたくさんのハンドミキサーが発売されていて、いざ選ぼうとすると迷いますよね。
今回はハンドミキサーの選び方のポイントをご紹介します。おすすめの商品もぜひ参考にしてください。
ハンドミキサーとブレンダーの違い

Amazonや楽天などECサイトで「ハンドミキサー」と検索すると、ハンドミキサーとブレンダーの両方が出てきて迷ったことはありませんか?ハンドミキサーとブレンダーはそれぞれ得意分野があります。
ハンドミキサーは泡立てる・混ぜることが得意です。生クリームやメレンゲ、オランデーズソースなど基本的に硬い固形物がないものを混ぜたり、空気を含ませながら泡立てることができます。
潰して混ぜたいときはブレンダーの出番です。ポタージュのようなスープやスムージー、離乳食・介護食作りで肉や野菜を潰しながらなめらかに混ぜられます。パワーの強い機種では、硬いアボカドの種を潰せるものもあります。材料を鍋に入れたまま使えるので便利ですが、泡立てには向きません。
連続使用時間は、ハンドミキサーの方が優れています。ハンドブレンダーはパワフルな分、ハンドミキサーより連続使用時間が短い傾向です。
何の料理に使うのかを考えて、ハンドミキサーかハンドブレンダーを選びましょう。両方欲しい方は、アタッチメントを付け替えてハンドミキサーとハンドブレンダーの機能が使えるものがおすすめです。
性能でハンドミキサーを選ぶ
速度調節や連続使用可能時間など、機能・性能で注目したいポイントをご紹介します。
お菓子作りの速度調節は3段階以上がおすすめ

スポンジケーキを作るとき、卵の泡立ては低速から徐々に速度を上げて最後に低速で仕上げるときめの整ったスポンジになります。お菓子作りのためなら、最低でも3段階の速度調節ができるタイプがおすすめです。5段階以上あればさらにきめ細かく速度調節ができ、仕上がりに差が出ます。
ケーキを作るなら連続使用時間は15分以上のものを選ぶ

連続使用時間は、続けて作動可能な最大時間のことです。連続使用時間を超えて使用すると、モーターに負担がかかり故障の原因になります。スポンジ作りでは10分以上泡立てることが多いので、連続使用時間が15分以上あるものを選ぶと安心です。一度使ったら、使用した時間以上ハンドミキサーを休ませましょう。
ビーターの素材は主に2種類

ビーターとは泡だて器のような形をした材料を混ぜる部分の名前で、金属製・プラスチック製の2種類があります。金属製は耐久性が高く硬めの材料も混ぜられますが、ボウルにあたると音が大きくボウルを傷つける恐れもあります。プラスチック製は軽くてボウルにあたったときの音は小さいですが、バターのような重い材料を混ぜるには不向きです。耐久性も金属製に比べて劣ります。
ビーターは手入れのしやすさも重要です。ボタン一つで取り外しできるものは、時間がかからず手をすべらせて落とすこともありません。ビーターに汚れが残っていると仕上がりが悪くなるので、内側も洗いやすい形状や食洗機に対応している手入れしやすいビーターがおすすめです。
使いやすさで選ぶ
各社とも工夫を凝らした使いやすいハンドミキサーを販売しています。
片手で持つため重さとサイズは大切

ハンドミキサーは片手で持って使うため、重すぎると疲れます。片手で楽に持てる重さを考えると、1kg前後のものがおすすめです。しかし軽いものはパワーが弱い場合もあるので、泡立てに時間がかかります。
サイズは全長20cm以下のコンパクトなものや、途中でちょっと立てて置けるデザインなら取り回しが楽です。
コードの長さは作業場所とコンセントの距離を考えて

コードの長さは、作業のしやすさにつながります。コードが短すぎると、コンセントのある場所の近くでしか作業ができません。作業する場所とコンセントの位置を考えて選びましょう。コードレスタイプは連続使用時間が短いので、ちょっとした作業におすすめです。
一つにまとめて収納できるものが便利

ものが多くなりがちなキッチン周りでは、収納のしやすさもポイントです。ビーターやコードを本体といっしょにまとめて収納できるタイプなら、コンパクトになり場所をとらずに収納可能。ハンドミキサーを使おうとしてビーターが見つからないといったこともなくなります。底に収納ボックスがついたタイプと本体のサイドに収納できるタイプがあるので、キッチンスペースにあわせて選びましょう。
価格の違いはパワーと機能の違い

ECサイトで販売されているハンドミキサーの値段は、1,600円~20,000円程度です。ニトリや無印でも2,000円前後で販売されています。値段は、パワー・速度調節・アタッチメントの数と種類などにより異なります。ダイソーのような100均でも販売されていますが、ハンドルを手で回す手動タイプや生クリーム不可といった機能に制限がないか確認が必要です。
消費電力はパワーとのバランスを考えて
消費電力は電気代につながるので気になるところです。ハンドミキサーの消費電力は100W以下から200W以上のハイパワータイプまで幅広くあります。パワーが強ければその分モーターが大きいので重量は増しますが、作業時間は短くなります。
アタッチメントが多いと使い道がたくさん
ハンドミキサーを様々な料理やお菓子作りに使いたい方におすすめなのが、アタッチメントを付け替えられる商品です。泡立て機能だけでなく、ブレンダーやフードプロセッサーとして使えたり、パン生地をこることもできます。大根おろしが作れるものも販売されています。ただし多機能になるほど価格も高くなるので、使いこなせるか検討してから購入しましょう。
ハンドミキサーの有名メーカー
KitchenAid(キッチンエイド)
1919年創業のアメリカに本社を置くキッチン用品・調理器具のメーカーです。パティシエをはじめ、プロの愛用者が多いことで知られています。
Cuisinart(クイジナート)
フードプロセッサーで有名なアメリカのトータルキッチン家電ブランドです。シンプルで飽きのこないデザインと機能が人気を呼んでいます。
TESCOM(テスコム)
内外からキレイをつくる、美容・調理家電で有名な会社です。ミキサーの販売数量は、2019年時点で15年連続No.1を誇ります。
T-fal(ティファール)
暮らしに役立つトータルなサービスの提供を目指す、フッ素樹脂加工のフライパンを開発したメーカーです。ハンドミキサーを含むおしゃれで使いやすいキッチン家電を多数販売しています。
BRAUN(ブラウン)
デザインのよさだけでなく、人間工学に基づいた最高の使い心地を追求しているドイツのメーカーです。髭剃りや電動歯ブラシなど、取り扱い品目は多岐にわたります。
【シンプルモデル】おすすめのハンドミキサー8選!
おすすめのハンドミキサーを、シンプルモデル・多機能モデルに分けてご紹介します。用途にあわせて最適な1台を選んでください。価格と連続可能時間にも注目です。
はじめにホイップやメレンゲといったお菓子作りにぴったりな、シンプルモデルのハンドミキサーからです。
定格時間も30分と申し分なく、ホイップもきめ細かく泡立てることができます。5段階のスピード調整が可能なため、お菓子作りをメインにスープやソースも自家製で作れる点が魅力です。
重量は1.1kgとなっており、女性が使っても重さが気にならない程度の人気モデルとなっています。
貝印はカミソリなどの刃物を扱っている日本の老舗メーカーですが、調理家電も幅広く取り扱っていることから根強いファンが多いメーカーです。こちらのハンドミキサーは安価でありながら、5段階切替の本格的な仕様であることが魅力のモデルです。
また、ボタン1つでビーター(ミキサーの刃の部分)を取り外すことができ、簡単に洗うことができます。本体を縦置きすることも可能なため、泡だてた直後でもキッチンを汚すことなくハンドミキサーを置くことができます。
値段もお手頃なのでお家で気軽にお菓子作りを楽しみたい!という方におすすめのハンドミキサーです。
アマゾンでも人気の商品で、お値段は控えめでも、泡立てる力はパワフルなところが評価されているようです!
収納ケースがついているため、コードもビーターもコンパクトに収納できますよ。コードは1.9mと長めであるためキッチンで使いやすいのもポイントです。
低速・中速・高速の3段階で速度調整ができます。お子さんとのクッキングの際に、速度を調整して使うことができて便利です。
短時間でふわっとした仕上がりを実現できるそうです。
ビーターを本体にはめて収納することができるので、片付けも便利で簡単です。テレビでも紹介されたことのある人気商品です。
クイジナート社の調理器具はパワフルなモータに定評がありますが、このハンドミキサーも同様です。クッキーやお菓子作りには欠かせないバターと砂糖のミキシングなど、重量感のある生地を混ぜるときに特にパワーを発揮してくれる1台です。
スピードは5段階調節可能であり、レベル5に設定すればメレンゲも生クリームも数分で泡立てることが可能です。特にお菓子作りにメインで仕様したい人におすすめのハンドミキサーです。
- TokyoDECO
-
ハンドミキサー
- 税込み1,880円
-
お手頃価格で使い勝手が良い
-
Roommateのハンドミキサーです。こちらの製品のポイントはお値段の手ごろさ!パワーは5段階調整ができるので、泡立てる力にも期待できそうです。
ボタンワンプッシュで、ビーターの取り外しが出来るので使い終わった後も簡単に片づけることが出来ますよ。
お求めやすい価格なので、初心者の方にもおすすめです!
250Wの力強さで、なめらかなクリームやメレンゲに仕上げます。ターボボタンを搭載し、押している間だけモーターがスピードアップ。使用中に細かな調節をする必要はありません。調理中に手を放したい時は、ビーターをつけたまま本体を立てて置けるため便利です。
使用後は本体・ビーター・コードをまとめてケースに納め、コンパクトに収納できるのもうれしいメリット。3,000円以下とお手頃価格なので、一度ハンドミキサーを使ってみたいという人におすすめです。
【多機能モデル】おすすめのハンドミキサー2選!
続いてアタッチメントの付け替えで、異なるホイップの種類やほかの機能が使えるおすすめのハンドミキサーをご紹介します。
5段階のスピード調節が可能で、卵をほぐす時はレベル1、生クリームを泡立てるときはレベル4、と料理に合わせて細やかに設定できます。ターボボタンを押すと、一気にトップスピードに。全卵を使った重めの生地もしっかりと泡立ちます。
1kg以下という軽量サイズが手になじみ、片手操作も苦になりません。付属のフックは混ぜ合わせたりほぐしたりするのが得意で、離乳食や手作りのつみれ、ハンバーグがなめらかに仕上がります。普段の食事から特別なディナーまで幅広く活躍するハイパワーのハンドミキサー、キッチンの新しい仲間におすすめです。
- Toogel
-
ハンドミキサー
- 税込み3,599円
-
一台で三役!角度の調節もできて幅広いシーンで活躍
-
1台で「泡たて」「混ぜ」「攪拌」の3つの役割を持つ多機能ハンドミキサーです。
なんと本体の角度調整も可能で90°・135°・180°の角度から用途に合わせてボタンで切り替えることが出来ます。
スピードは低速・高速の2段階調整で、材料や仕上げ方によって調節できます。1台ご家庭にあれば、便利な製品です。
飛び散りを防ぐポイント

ハンドミキサーで生クリームを泡立てるとき、気になるのが飛び散り。美味しいお菓子ができても、掃除のことを考えるとうれしさも半減してしまいますよね。少しでも飛び散りを防ぐにはポイントがあります。ぜひ参考にして、快適にハンドミキサーを使ってください。
まず最初のポイントはボウルを傾けず水平にもち、ハンドミキサーを真ん中に直角に入れること。そしてある程度とろみがつくまでは低速でハンドミキサーを動かさないように泡立てます。そしてとろみがついてきたら、角度は直角のままゆっくり円を描くように混ぜてください。ボウルの大きさにも注意してくださいね。深くて大きめのボウルのほうが飛び散りが少なくなります。
国内メーカーの製品をお探しなら、パール金属やKAI(貝印)がおすすめです。Panasonic(パナソニック)からもシンプルなハンドミキサーが発売されています。
用途に併せて自分に合ったハンドミキサーを見つけよう

ハンドミキサーは1台あればとても便利な調理家電です。様々なモデルが発売されているので、お菓子作りや離乳食作りなど利用シーンに合った1台を選んでみましょう。また、重さやコードの長さも使い勝手を左右する重要なポイントです。色々なハンドミキサーを比較して、自分に合った1台をみつけてみてください。
※価格はすべて2020年4月時点のAmazonのものです。