イヤホンを修理する!自分で行う方法や修理業者を紹介

大石佑樹
公開: 2019-02-06
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イヤホンはデリケートな機器のため、扱いが悪いとすぐに故障をしてしまいます。
ここで気になるのは、果たしてイヤホンは修理をすることができるのかという点です。
ここからは、自分で行うことができるイヤホンの修理方法や、プロの修理業者を紹介していきます。


イヤホンの最も多い故障原因とは?

イヤホンは使う頻度も多いことから、故障をする確率も自然と高くなります。
故障原因の中でも、最も多いのはコードの断線です。
コードの内部にある線が切れてしまったり傷がつくことで、音が聞こえなくなってしまったりノイズが入ったりする場合が多いです。
また、最も切れやすい部分がスマホや音楽プレーヤーと接続する部分であるプラグ付近です。
プラグの形によって故障する確率は変わってきますが、変に圧力がかかり線が切れてしまう故障が多発しています。
では、どのようにしてイヤホンの故障は修理を行うのでしょうか。
ここからは、自分で行うイヤホンの修理方法を紹介していきます。

イヤホンが断線した場合の修理方法

最も多いイヤホンの故障原因である断線を取り上げて説明していきます。
まず、イヤホンを自分で修理するためには道具を揃える必要があります。
必要なものは、プラグ・ニッパー・はんだごてです。
まずは、ニッパーで断線をしているイヤホンを切断します。
ニッパーがない場合は、切れ味のあるハサミでも代用することができます。
この時のポイントとして、思い切ってコードを切らなければ、中途半端に内部の導線が残ってしまうため後で修理がしにくくなります。
しっかりとイヤホンコードを切断できれば、内部の導線が見えるのでむき出しにします。
導線は緑と赤・線・銅色の線のことで、コードから引き抜くのは簡単にできます。
できるだけ多く導線を出しておく方が修理がしやすくなるため、目安として3センチくらいはコードから出して見えるようにしておきます。
そして、あらかじめ用意をしておいたプラグ部分を新たに付け替えます。
プラグにはプラグカバーというものが付属されているため、まずは切ったイヤホンコードの先からプラグカバーを通します。

そして、それに続いてチューブカバーを通していきます。
それぞれをイヤホンコードに通し終えたら、続いてはんだごてを使います。
はんだごてとは、熱を加えて金属を溶かす道具のことで、工場で使われている機械のことです。
ホームセンターで簡単に購入することができるため、事前に準備をしておく必要があります。
そのはんだごてを使い、むき出しにしておいた導線を焼いて溶かします。
すると銀色の線が中から出てくるため、現れた線と新たに購入しておいたプラグを取り付けます。

そして、最後にメタルカバーと呼ばれる銀色の部品をくるくると回転させながら装着すると修理は終了です。
自分でイヤホンの修理を行う場合は、およそ4,000円ほど部品や工具を揃えるために必要となります。
自分での修理に慣れてくると、いつイヤホンが断線してもすぐに修理ができるため良いですが、やはり不安は残ります。
しっかりと、修理方法を調べて事前に確認をしておくことが大切です。
YouTubeに修理方法の動画も公開されているため、実際の工程を見ておくことで雰囲気を掴むことができます。

イヤホンを修理する前に確認しておくこととは?

自分でイヤホンの修理を行うことは可能ですが、まずは確認するべき大事なことがあります。
それが、購入したイヤホンのメーカー保証です。
メーカーによって取り扱いは変わってきますが、大抵の場合1年の保証期間が設けられている場合があります。
故障箇所によって扱いが変わる場合もありますが、保証書があればイヤホンの断線であれば無償で修理をしてくれる可能性があり、または、新品のイヤホンと交換をしてくれるメーカーもあります。
必ずイヤホンを購入した時の保証書は保管をしておくことが大切です。

また、メーカーによっては事前に手続きを行なっておくことで、2年ほどの保証期間を設けていることもあります。
自分でイヤホンの修理を行う場合でも、ある程度の費用は必要になるため、必ずメーカー保証をまずは確認することを心がけましょう。
そして、保証期間がすぎている場合でも、購入したメーカーに問い合わせることで修理の手配を行なってくれる場合もあります。
もちろん、修理については有料になってしまいますが、プロが行なってくれるため安心です。

おすすめのイヤホン修理業者を紹介

自分でイヤホンの修理を行うこともできますが、やはり不安に感じてしまう人は少なくありません。
そういった場合は、イヤホンの修理業者に依頼をすることが一番です。
では、どういった業者に修理依頼をすれば良いのでしょうか。
ここからは、多くの人に選ばれている人気のイヤホン修理業者を紹介していきます。

eイヤホンクリニック

断線修理のスペシャリストが集まるイヤホン修理業者で、東京と大阪に店舗があります。
もちろん店舗だけでなく配送での修理依頼をすることも可能なため、気軽に利用することができます。
イヤホンの修理に関しては、3,000円から受けており、そこにプラスしてパーツ費用と送料が必要となります。
修理方法は、イヤホンコードの断線した部分を綺麗に切り取ってしまい、新品のプラグに付け替えて修復をします。
店舗に持ち込みの場合は、最短30分で修理をすることが可能です。
支払い方法については現金もしくはクレジットカード、デビットカードから選択することができます。
宅配修理については、事前に見積もりや代金振り込みを行い、大阪店・東京店それぞれの店舗住所に送付するだけです。
公式ホームページもあるため、一度詳細を確認しておくことも大切です。

最安修理ドットコム

郵送にてイヤホン修理の対応をしてくれる専門業者で、見積もりが事前に必要です。
ホームページには自分で修理をする方法も記載されていたりと、お客様目線の丁寧な業者として人気があります。
修理を受けるには事前に予約をすることも必要になるため一度問い合わせは確実に必要となります。
全国から修理依頼を受け付けているため、混み合っている可能性はありますが、質の高い修理を行なってくれます。

スマートファボ

全国の多くの店舗を構える有名なイヤホン修理業者です。
イヤホンの故障をした箇所によって修理金額は変わってきますが、プラグ付近の断線であれば3,900円で行なってくれます。
また、イヤホンケーブルの途中断線の場合は5,900円で、イヤホン本体の内部故障であれば7,900円から12,900円となっています。
早ければ1時間ほどでイヤホンの修理が完了することから、スピード対応に定評があります。
場合によっては2日ほど時間を要する場合もありますが、多くの人から高い評価を受けている業者のため安心して任せることができます。
一度電話で問い合わせて、どれくらいの費用が必要となるか確認をしておくことも大切となります。

まとめ

イヤホンは故障をしても自分で修理をすることはできます。
しかし、慣れていない方にとっては不安な作業であり、修理ができないことも考えられます。
その場合は、無理に自分で修理を行わずに専門の業者に依頼をすることが大切です。
また、修理依頼をする前に必ずメーカーの保証について確認をするようにしましょう。


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