Photo by iStock

〈プロ監修〉iPadはどこで買うとお得? 専門家の注目ポイントとは

Moovoo編集部,Taka
最終更新日: 2024-09-14

※記事で紹介した商品を購入すると、売上の一部がMoovooに還元されることがあります。

facebook xPost lineLINE copyCopy

新型モデルがリリースされるたびに大きな話題を呼ぶiPad。Appleストア以外にも家電量販店や携帯電話ショップ、ECサイトなどでも購入できます。

ただ、どこで買うとお得なのか知りたいところ。

そこで今回はApple製品に詳しいTakaさん監修のもと、購入場所選びのポイントをご紹介します。是非参考にしてみてください。

Apple認定資格を持つYouTuber
Taka
登録者数13万3千人を超えるYouTubeチャンネル「ためになるAppleの話 by Taka」を2019年から運営。アップル認定のサポートプロフェッショナル資格(ACSP)取得。Apple新製品のレビュー動画などを精力的に発信しています。
※Takaさんには2021年10月に監修していただきました。記事後半で最新iPadの情報を紹介しています。

▼ iPadの役立つ情報を紹介

iPadをどこで買うか、お得な購入方法を紹介

お得に買い物するイメージ

Photo by iStock

Apple製品は、機種や容量ごとの価格帯がどこで購入してもほとんど変わらないのが特徴です。ではどうしたらよりメリットを大きく、お得に手に入れられるのか、購入場所による違いを見ていきましょう。

携帯キャリアショップ|スマホと支払いをまとめるなら

携帯電話ショップのイメージ

Photo by iStock

【携帯キャリアのメリット】
① セルラーモデルが購入できる
② データ通信量をスマホとまとめられる
③ 店舗があるため、店員に設定方法や使い方の相談ができる
④キャリアごとのポイントを貯められる

① セルラーモデルが購入できる

auやdocomo、ソフトバンクといった携帯キャリアショップでは、4Gや5Gといった通信回線が利用できるWi-Fi+Cellularモデル(以下セルラーモデル)を購入することができます。Wi-Fiモデルに比べて本体価格は高くなりますが、Wi-Fiが利用できない環境でも通信できるのがメリットです。

② データ通信量をスマホとまとめられる

携帯キャリアによってはスマホとiPadのデータ通信量をシェアできるプランがあり、上手に使い分ければ通信費が抑えられます。

③ 店舗があるため、店員に設定方法や使い方の相談ができる

携帯キャリアショップでは直接使い方の説明を受けられる点も大きなメリットです。初期設定や使い方に不安のある方は相談してみましょう。

④キャリアごとのポイントを貯められる

auやdocomo、ソフトバンクといった携帯キャリアショップでは、携帯の月額の利用料金等に応じてポイントを貯めることができます。現在はauは「au WALLET」、ドコモは「dポイント」、ソフトバンクは「Tポイント」となります。貯めたポイントは、コンビニやスーパーなどの買い物に利用できたり、商品と交換できたりキャリアごとに優待を受けられます。

Taka

Takaさんのアドバイス

携帯キャリアショップは全国各地に点在していて仕事帰りや休日などに気軽に行ける点はメリットですが、必要なストレージ容量を備えた欲しいモデルが在庫としてあるとは限りません。携帯キャリアショップを利用して、すぐに手に入れたい方は事前に確認しましょう。

家電量販店|ポイント利用、アクセサリの豊富さ

家電量販店で買い物するイメージ

Photo by iStock

【家電量販店のメリット】
① ポイントを使う、貯めることができる
② ケースなどアクセサリの豊富さ
③ 店員にアクセサリ含めて相談ができる
④ 一部の店舗ではセルラーモデルのSIMフリー機が購入できる

① ポイントを使う、貯めることができる

家電量販店で貯まったポイントを使えば、割引価格で購入することができます。また、iPadの購入でポイントを貯めて、次回の買い物の購入代金にそのポイントを充てることができるため、お得に買い物ができます。

② ケースなどアクセサリの豊富さ

Appleストアや携帯キャリアショップでもアクセサリを取り扱っていますが、圧倒的に幅広い商品の中から選べるのはECサイトか家電量販店です。

中でも家電量販店は実際に目で見て商品を選べるのがポイント。「ネット画像の印象と実物は違っていた」といったネットショッピングでありがちな失敗を防ぐことができます。

③ 店員にアクセサリ含めて相談ができる

iPadの実機に触れながらモデルや容量の選び方に関する相談はもちろん、数ある取扱い商品の中からアクセサリやモバイルバッテリーなどの関連アイテムも含めてアドバイスをもらえるのは大きなメリットです。

また、家電量販店は全国各地にあるため足を運びやすい点もメリット。iPad本体だけでなくアクセサリも実際に見て購入したい方にぴったりな場所です。

④ 一部の店舗ではセルラーモデルのSIMフリー機が購入できる

家電量販店の一部の店舗では、SIMフリーのセルラーモデルも購入できます。ただ店舗は限られているため、SIMフリーを購入したい場合はAppleストアの方が便利です。

Taka

Takaさんのアドバイス

Apple直営店は全国にわずかですが、家電量販店の中にはApple商品専用ブースを設けている店舗があります。もし近くの店舗で専用ブースを見つけたら、ぜひそちらで実機を確認してみてください。

盗難防止用のタグに独自設計のコンパクトなものが使われているため、携帯キャリアショップや一般的な家電量販店の実機コーナーよりも実際に手に持った感覚に近い体験ができ、使い心地やサイズ感を確認できます。

Appleストア・公式サイト|割安な認定整備済製品が買える

Appleストアのイメージ

Photo by iStock

【Appleストアのメリット】
① 展示機・在庫の豊富さ(直営店/公式サイト)
② 専門知識を持った店員からアドバイスを聞ける(直営店)
③ Apple認定整備済製品が買える(公式サイト)
④ セルラーモデルのSIMフリー機が購入できる(直営店/公式サイト)

直接Appleから購入する場合、直営店と公式サイトの2つの選択肢があります。

① 展示機・在庫の豊富さ(直営店/公式サイト)

実店舗で最新のApple製品を販売しているAppleストアは、東京を中心に日本全国で10店舗(2023年2月時点)しかありません。ただ、展示機や在庫を豊富に取りそろえているため、実際に手に取ってサイズ感を確かめたうえでその日に手に入れたい方におすすめです。

② 専門知識を持った店員からアドバイスを聞ける(直営店)

Apple製品に特化して詳しい店員からアドバイスを聞くことができるため、細かい質問までできるのは大きなメリットです。一度足を運んでみるのも良いでしょう。

③ Apple認定整備済製品が買える(公式サイト)

Apple認定整備済製品とは、新品ではないApple製品です。ただし、一般的な中古商品とは違い、Appleで徹底したクリーニングと不具合箇所の交換、点検を受けています。また、新品と同様の保証が受けられる点も大きなメリットです。

Apple認定整備済製品のメリット

  • Appleの厳しい品質基準をクリア
  • 1年間の保証
  • AppleCare+に加入できる(1年延長保証)
  • 返品ポリシーが適用(14日以内の返品対応)

価格は最大で定価の15%引きで購入できますが、在庫が常にあるわけではありません。

④ セルラーモデルのSIMフリー機が購入できる(直営店/公式サイト)

Wi-FiモデルだけでなくSIMフリーのセルラーモデルも購入できます。どの通信キャリアの回線を使用するか決めていない方や、格安SIMの利用を検討しているならSIMフリー機を選びましょう。

携帯キャリアショップでセルラーモデルを購入した場合、SIMロックがかかっているため、別のキャリアへ乗り換えるには解除する必要があります。SIMフリーであれば、SIMカードを入れ替えて設定するだけで使い始められます。

Appleストアの他に、iPadのSIMフリー機が購入できる場所は以下のとおりです。

  • Apple商品専用ブースのある家電量販店
  • iPadを取り扱う中古ショップ(ネットショッピングサイト含む)
Taka

Takaさんのアドバイス

最新機種をできるだけ早く手に入れたい場合は、Appleストアがおすすめです。注文が集中する発売時期でも家電量販店や携帯キャリアショップに比べて在庫が豊富にあることが多いです。それ以外の時期であれば、Appleストア以外でもすぐに手に入ることがあるので、店舗に確認してみましょう。

また、Appleストアで購入する場合、ペイディやオリコなどの分割払いが利用できます。分割払いは直営店・オンラインストアのどちらでも申し込みが可能です。

ネットショッピングサイト|高還元率のビッグセールが狙い目

ECサイトで買い物するイメージ

Photo by iStock

【ネットショッピングサイトのメリット】
① ポイントが使える・貯まる
② 自宅にいながら購入・受け取りができる
③ ポイント還元セールでお得に購入

① ポイントが使える・貯まる

ネットショッピングサイトは日用品なども取り扱っているため、普段の買い物でポイントを貯めやすいというメリットがあります。また、各サイトの運営会社が発行しているクレジットカードを使用することで、還元率がアップする点にも注目です。

② 自宅にいながら購入・受け取りができる

忙しくて店舗に足を運べない方や、購入したいモデルが決まっている方であれば、スマホやパソコンからいつでも購入できるネットショッピングは便利です。アクセサリが豊富にラインナップされ、購入者のレビューを確認しながら選べるのも魅力です。

また、Amazonではサイト内にApple直販用のページがあるため、Apple製品を安心して購入できます。

③ ポイント還元セールでお得に購入

ネットショッピングサイトを利用するメリットのひとつに「ポイント還元セール」があります。セール期間中はポイントアップが期待できるので、よりお得にiPadを手に入れるチャンスです。セール時期やポイントアップの適用条件などを、普段からチェックして備えておくとよいでしょう。

中古ショップ・フリマサイト|安く買うなら、一方でリスクに注意

iPadユーザーのイメージ

Photo by iStock

より安くiPadを手に入れたいなら、中古ショップ・フリマサイト・オークションサイトなどで中古品を選ぶのも一つの手です。ただ、精密機器であるiPadは外観だけでは実際の状態を確認することが難しく、安心して使えるものを手に入れたい方にはやや高いハードルだといえます。

もし購入後に故障が見つかった場合、中古ショップでは期限内の返品に応じるケースがある一方で、フリマサイトやオークションサイトなどの個人間取引ではトラブルになるケースもあります。値段だけで選ぶと大きなリスクを負う場合があるので注意しましょう。

Taka

Takaさんのアドバイス

僕自身が経験したのが、中古ショップで購入した製品のバッテリーが劣化していたことです。

使い始めはバッテリーの最大量がまだ許容範囲だったものの、しばらく使った後に使用感が悪いことに気づきました。しかし、返品期限が非常に短かく、気づいた頃には返品できなくなっていました。

通常の状態での使用感を知っていたため、使い始めてから不具合に気が付きましたが、店頭で外観を見ただけでは問題があることに気付くことはできません。使い慣れていない方であれば、そういうものだと思い違いをしたまま使い続けてしまうこともあるので、中古ショップでの購入はあまりおすすめできません。

最新iPadシリーズをチェック

女性顔イラスト(検証コメント用)

Moovoo編集部

iPadシリーズの最新5機種について紹介します。

① iPad Pro 13インチモデル Apple M4チップ搭載(第7世代 2024年モデル)

iPad Pro 13インチモデル

M4チップを搭載し、従来モデルからCPU性能が大幅アップ、軽量化も実現

2022年に登場した第6世代のiPad Pro(12.9インチ)から、性能を大幅に向上させつつ、薄さと軽量化を実現。

M4チップを搭載し、AppleによるとCPU性能はM2チップに比べて1.5倍高速化し、レンダリング性能は4倍高速化しているとのこと。これまでよりもパワフルにクリエイティブシーンで活躍することでしょう。

また、ディスプレイは従来の液晶から有機ELへと進化し、本体の厚さが6.4mmあった第6世代から5.1mmへと薄くなっています。同時に、Wi-Fiモデル・セルラーモデルそれぞれ100g以上軽量化し、使い勝手の良さもアップしています。

② iPad Pro 11インチモデル Apple M4チップ搭載(第5世代 2024年モデル)

iPad Pro 11インチモデル

パワフルなM4チップと高精細な有機ELディスプレイをコンパクトに持ち歩く

より扱いやすいサイズ感でiPad Proの最高レベルの性能を求めるなら、11インチがおすすめです。コスパの面でも20万円を超える13インチに比べ、16万円台から手に入ります。

第4世代のiPad Pro 11インチに比べ、本体が0.6mm薄くなり、さらにわずかですが軽量化しています。M2チップからM4チップへと内蔵チップが進化し、処理速度が大幅にアップしながら、使い勝手の良さは損なっていません。

また、ディスプレイが有機ELに進化したことで、ピーク輝度が1,600ニトに向上(HDRコンテンツのみ)。高精細な映像をより明るく楽しむことができます。

③ Apple iPad Air Apple M2チップ搭載(第6世代 2024年モデル)

Apple iPad Air

M2チップ搭載でパフォーマンスアップ
2024年5月に発売された新型iPad Airは、11インチと13インチの2つのサイズがあり、どちらも高解像度ディスプレイを搭載しています。

M2チップを搭載し、パフォーマンスが向上し、ストレージ容量も最大1TBまで選べるようになりました。Apple Pencil Proに対応し、クリエイティブな作業や高性能なアプリケーションの利用に最適。

また、電源ボタンにTouch IDを内蔵し、スムーズな指紋認証も可能です。

④ Apple iPad(第10世代 2022年モデル)

Apple iPad

ポップな4つのカラー、1,200万画素カメラによる4Kビデオ撮影に対応
ホームボタンのないオールスクリーンタイプへと進化し、画面サイズが第9世代から0.7インチ拡大。チップはA14 Bionicを搭載しています。

本体カラーはポップな4色展開で使うのが楽しくなるデザインです。

専用のMagic Keyboard Folioが新たに登場。キーボードとトラックパッドを使えば、クリエイティブな作業がよりしやすくなります。

⑤ Apple iPad mini(第6世代 2021年モデル)

Apple iPad mini

コンパクトながら、高いパフォーマンス
片手で持てるコンパクトサイズの本体に、最大輝度500ニト、8.3インチのLiquid Retinaディスプレイを搭載。重さは約300g、厚さは6.3mmと薄く、小さめのバッグや上着のポケットなどに入れて持ち歩ける携帯性の高さが魅力です。

Apple Pencil(第2世代)に対応し、本体側面にマグネットでくっつけて充電できます。素早く取り出してメモやイラストを書き留めるのに適しています。

人気サイトの売れ筋ランキングはこちら


  • LINEの友達登録をお願いします!

    LINE限定で、毎週の人気記事を配信します!

    友だち追加

    XでMoovooをフォロー!