プリンターの寿命とは?寿命を伸ばす方法などを紹介!

望月美羽
公開: 2019-02-04

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仕事や家庭でも活躍することが多い「プリンター」。プリンターにも寿命があり、寿命を迎えたプリンターは使うことができなくなるなど不具合が発生します。また、このプリンターの寿命はプリンターを買い替える目安になります。では、プリンターの寿命はどれくらいなのでしょうか。
この記事では、プリンターの寿命について紹介していきます。


一般的なプリンターの寿命

家庭用のプリンターはだいたい3年から5年近くで寿命を迎えることが多いです。しかし、プリンターの使い方によってその寿命は大きく変わります。例えば、普段はプリンターを使うことがなく、年賀状の印刷だけ行う場合は、パソコンもそのまま変えずにいれば10年以上使うことも可能です。逆に仕事などで毎日膨大な量を印刷するような場合であれば、プリンターの寿命は3年持たないかもしれません。
このようにプリンターの使い方によってプリンターの寿命は大きな影響を受けます。
また、当然ですが、使用するプリンターのモデルによっても寿命は変わり、耐久性がある高価なプリンターと安価なプリンターでは寿命は大きく変わります。そのため、一般的な価格の標準的なプリンターの寿命は3年から5年と考えておくと良いでしょう。

寿命を迎えるとどうなるか

先程の説明の通り、使用しているプリンターのモデルや使い方によって寿命は大きく変わります。そのため、寿命を迎えたプリンターがどのような状態になるか知っておくと良いでしょう。
ここからは寿命を迎えたプリンターの状態を説明していきます。

印刷できなくなる

寿命を迎えたプリンターは操作が上手くできず、印刷することができなくなります。例えば、スイッチを押しても電源が入らなくなったり、選択している操作を実行しなくなったりします。プリンターを購入してからしばらく時間が経過している場合は、プリンターが寿命を迎えていると考える方が良いでしょう。

故障しやすくなる

プリンターが寿命を迎えると故障しやすくなります。先程のように電源が入らなくなったり、無線の通信が途切れるなど不具合が多くなります。実際に故障してから修理を行っても、また故障するまでの期間が短くなるとプリンターが寿命を迎えたと判断できます。同じ箇所が何度も故障するような場合もあれば、同時多発的に別々の箇所が故障することもあります。寿命を迎えたプリンターはモデル自体が古くなっていることが多いため、修理にかかる時間や費用が大きくなりやすいです。そのため、修理にかかる時間や費用を考慮して、新しいプリンターの方がコストパフォーマンスが良いと判断したときが、
プリンターの寿命になります。

調子が悪くなる

故障までといかなくてもプリンターの調子が悪くなり、不具合で印刷ができなくなることもあります。印刷の途中で電源が落ちてしまったり、紙詰まりが多くなることがあります。また、プリンター自体は稼働していてもしっかりと印刷できないこともあります。インクは新しいのに印刷された紙の印字が薄かったり、濃すぎたりするときはプリンターが寿命を迎えたと判断すると良いでしょう。

新しいパソコンに対応しなくなる

プリンターはそのままでパソコンを新しくすることも考えられます。このような場合、買い替えたパソコンが最新モデルでOSも新しくなっていると、プリンターが対応できなくなることがあります。新しいモデルのパソコンでもある程度の世代のOSには対応していますが、世代が離れるとOSに対応しなくなることもあります。このように、パソコンのOSにプリンターが対応できなくなったときも、プリンターが寿命を迎えたと判断します。

異音がするようになる

寿命を迎えたプリンターは不具合が多くなりますが、その中でも印刷中のプリンターに異音が発生するケースがあります。プリンターからでる異音は原因不明なものから、紙詰まり・インク詰まりが原因のものまでさまざまあります。しかし、原因はさまざまありますが、寿命を迎えたプリンターの大半は原因不明の異音を出すようになるため、異音がして不具合が多くなるようであれば寿命を迎えたと判断します。

プリンターの寿命を伸ばす方法

ここまでのようにプリンターが寿命を迎えると使えなくなるなど不具合が多くなります。しかし、プリンターの利用頻度が多い場合だと頻繁に買い替える必要があるため、プリンターの寿命を伸ばす方法を知っておいた方が良いです。ここからはプリンターの寿命を伸ばす方法を紹介していきます。

定期的にヘッドクリーニングする

インクを吹き付けるプリンターのヘッド部分はインクが詰まりやすく、プリンターの中で最も負担がかかる部分です。そのため、定期的にプリンターのヘッドをクリーニングすることで長く利用することができます。

廃インク吸収パッドを清掃・交換する

プリンターには余分なインクを吸収する「吸収パッド」があります。この吸収パッドには限界があり、吸収パッドがいっぱいになると印刷が粗くなります。そのため、ヘッドと同様に吸収パッドも清掃・交換することが必要です。

安すぎるインクを使わない

プリンターを使っていると「インク」が高価だと感じることも少なくありません。実際にプリンター自体は安く販売されており、その分インクは高い価格設定になっています。そのため100円ショップで販売されているような激安のインクを使う方もいますが、安いインクは詰まりやすくプリンターの負担も大きいため、長く使いたい場合はメーカー純正のインクを使うことがおすすめです。

まずはヘッドの交換ができるか調べよう

プリンターの中で最も重要なパーツは印刷を直接行う「ヘッド」部分です。そのため、故障や寿命と感じた場合でもヘッドを交換することで、長く使うことができます。しかし、ヘッド交換に対応していないプリンターもあれば、長く使っているとヘッド部分の取り扱いが終了してしまう可能性もあるため要注意です。

プリンターのメンテナンスをしよう

ここまでの説明のように、プリンターをよく使う場合は定期的にメンテナンスを行うことが重要です。プリンターの中は意外にインクで汚れていることが多いため、ヘッドや吸収パッドなどもメンテナンスを日々行うことで状態を把握できます。

プリンターが寿命を迎えたらどうする

基本的にプリンターの寿命を迎えた場合は、修理するか買い替えて処分するしかありません。ここからはそれぞれの注意点を挙げていきます。

修理を依頼する

新しいモデルのプリンターであれば修理して使い続けることがおすすめです。しかし、長年使っているプリンターの場合は、修理に時間や費用がかかるだけでなく、新たな故障などの問題が発生しやすいです。そのため、修理を依頼する前にどれくらい使っているか、どれくらい修理費がかかるかを確認すると良いでしょう。

買い替えて処分する

寿命を迎えたプリンターは買い替えることが基本です。古いプリンターは各自治体の決まりに従って処分します。実際に自治体によって不燃ごみになるケースもあれば、粗大ごみになる場合もあります。

まとめ

いかがでしたでしょうか。今回はプリンターの寿命について紹介してきました。プリンターが寿命を迎えると通常の修理では対応できないことが多くあり、買い替える方がコストパフォーマンスが良いことが大半です。プリンターを頻繁に使うような場合であればしっかりとメンテナンスを行うことが大切です。また、年に数回しか使わないような場合でも、起動させることが少なくても調子が悪くなることもあります。そのため、プリンターを使う機会が少ない場合でも、月に1回は起動させて様子を見た方が良いです。


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