ビールで下痢になる原因とは?体の仕組みを知って対策しよう

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ビールで下痢になる原因とは?体の仕組みを知って対策しよう

中間睦月
2019-02-12
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社会人になれば飲み会が増えてアルコールを摂取する機会が増えます。飲み会の中でも圧倒的に消費量が多いドリンクはなんといっても「ビール」。むしろ、ビールしか飲まない人もいます。
このように飲み会などでビールを大量に飲む方も多くいますが、飲み会後や翌朝に「下痢」を起こしてしまう人も少なくありません。
では、なぜ飲み会でビールを飲むと下痢になってしまうのでしょうか。
この記事では、ビールを飲むと下痢になってしまう原因や対処法・対策を紹介していきます。

そもそも下痢になる原因とは?

ビールを飲んで下痢になる理由を知るためには、まずは人の体・消化器の仕組みを知り、下痢になる理由をしっかりと把握すると良いでしょう。
前提として、下痢は「腸内の水分量が多くなること」で発生します。普段の生活をしていれば腸内の水分量は一定に保たれるため、下痢を起こすことはあまりありません。つまり、何らかの原因で腸内の水分量が多くなり、下痢が起きてしまいます。
そのため、腸内の水分量が多くなる要因を知っておけば下痢に対処できます。

腸内の水分量が多くなる要因

ここからは腸内の水分量が多くなる要因を紹介していきます。

ウイルスや細菌などを排出するための体の防御反応

体は「体を攻撃するもの」「体にとって悪影響を及ぼすもの」などを積極的に排出しようとする働きが備わっています。この働きは体内(組織や細胞、血液中)に取り込まないようにするために行います。
食道や胃、腸類は人の体の中ですが、吸収される前段階になるため、まだ外界(体の外側)です。この外界から体内に悪いモノを入れないような仕事を消化器は行います。
この体にとって悪影響を及ぼすものは非常に広範囲であり、消化できない異物なども含まれます。

ウイルスなど体に害があるものを体が検知すると、消化機能が一時的にストップし、体外へ排出しようとします。そのため、胃腸で消化されたものや水分を吸収する大腸が働きをストップさせてしまうため、腸内の水分量が多くなります。
賞味期限が切れて傷んだ食べ物を食べて下痢をするのは、この仕組みによるものです。

食べ過ぎ、飲み過ぎなどによる消化不良

健康体でもその人の消化能力は決まっているため、その能力の上限を超えるような食事を行うと腸内の水分量が多くなります。この場合は、消化器にある食べ物を消化しようとしても、その処理が追いつかず未消化のものが多くなっている状態を意味します。

胃腸に負担をかける食べ方をすると、中途半端な状態で小腸から大腸に送られます。大腸でも、当然処理できる以上の未消化物が届くため、全てを処理することができません。大腸は主に送られてきた消化物から水分を吸収し、一定の水分を含んだ便を排出します。この大腸が上手く機能しないことで、腸内の水分が多くなります。

また、消化器が活動する主な時間帯は10時から18時といわれており、この時間を超えた時間帯に暴飲暴食することで、胃腸の負担は急増します。夜遅い時間帯に飲み会などで大量のビールを飲み、大量の食べ物を食べると胃腸が処理できず下痢を起こしてしまいます。

ストレスによる腸の運動量低下

胃腸は自律神経の支配されることにより、ぜんどう運動を無意識下で行っています。しかし、ストレスを溜めた状態だと自律神経の働きが弱くなるため、ぜんどう運動も少なくなります。このぜんどう運動によって胃から小腸へ、小腸から大腸へ消化が進んでいきます。

つまり、ストレスが溜まった状態だと腸の運動量が少なくなり、腸内に未消化のものが多くなるため水分量が多くなります。このような状態でビールなど刺激が強いものを飲んだり、食べ過ぎたりすると下痢になる可能性が高くなります。

ここまでの説明の要因によって下痢が引き起こされます。つまり、この要因の対処を行えばビールを飲んでも下痢を防げるかもしれません。

ビールが下痢を引き起こす理由

先程の下痢になる要因はビールに限ったことではありません。例えば、非常に辛いものをたくさん食べたときには、体が外敵と判断する作用と、胃腸に刺激と負担を与える作用があるため、下痢になる可能性が高くなります。では、ビールにはどのような下痢を引き起こす理由があるのでしょうか。ここからはビールが下痢を引き起こす理由について説明していきます。

ビールは冷たい

美味しいと感じるビールは冷えています。冷たい飲み物を大量に飲むと胃腸も冷えてしまい機能が低下してしまいます。胃腸も体の部位で筋肉でできているため、温かいときにパフォーマンスが高くなり、冷えるとパフォーマンスは下がります。冷たいものを食べるとお腹を壊す原理と一緒であり、冷えたビールを飲むことで消化不良を起こして下痢になります。

炭酸で刺激が強い

炭酸飲料も胃腸に刺激を与えます。フリードリンクと違い、ビールはアルコールが含まれているため、脳の制御機能が麻痺してしまうため、必要以上に飲めてしまいます。コーラなどの炭酸でお腹を壊す人はいなくとも、ビールのように炭酸をたくさん飲むと胃腸に負担をかけてしまいます。また、炭酸はガスが発生しさらに腸の環境を悪くします。

ビール酵母

ビール酵母は整腸剤にも含まれるような成分です。しかし、適量なら消化を助ける効果を発揮しますが、量が多いと胃腸に対する刺激や負担が大きくなり、下痢を引き起こす原因になります。

夜遅い時間に脂っこいものを食べる

ビールを飲む時間帯は夜であることが多く、胃腸の消化能力が下がっています。さらに、ビールを飲むときにはおつまみとして脂っこいものを一緒に食べるケースがほとんどです。このように消化機能が下がっている時間に刺激が大きいビールと、消化する負担を大きい脂っこいものを食べることで、処理能力を超えてしまい下痢を引き起こします。

一番の原因は飲み過ぎ

ビールを飲むことで下痢になる最大の要因は「飲み過ぎ」であることです。ビールにはアルコールやビール酵母、炭酸が含まれており消化の処理を行うためには負担が多い飲み物です。適量であれば胃腸も問題なく処理をすることができますが、飲み過ぎてしまうと胃腸で処理できなくなってしまいます。そのため、消化が上手くいかず未消化のものを排出しようとして下痢になります。

アルコールが多いと小腸の働きが低下する

アルコールは肝臓で処理されますが、吸収して肝臓に送るのは小腸の役割です。先程の説明のとおり、処理するアルコールが多くなると小腸の働きは低下します。また、小腸でアルコールを処理するときに腸内ガスが発生し、腸内環境をさらに悪化させます。このように小腸の働きが低下することで未消化のものを排出しようとして下痢になります。

ビールで下痢になってしまったときの対処法

実際に下痢になってしまったときにはどうすれば良いのでしょうか。ここからは下痢になってしまったときの対処法を紹介していきます。

水分補給をしっかり行う

下痢になっているときは、体は水分が不足しており水分補給を行わないと脱水症状になる危険性があります。そのため、吸収率が高いスポーツドリンクを飲むことがおすすめです。ある程度下痢によって排出されていれば、スポーツドリンクを飲むことで胃腸の働きが戻り回復に向かいます。

※飲み会直後は危険
飲み会後に吸収率が高いスポーツドリンクを飲むと、アルコールの吸収も促進され危険です。飲み会後は水を飲み、翌朝にスポーツドリンクを飲むことがおすすめです。

消化の良いものを食べる

下痢になっているときは胃腸が弱っています。そのときに脂っこいものなど負担が大きいものを食べると改善しません。うどんやおかゆなど温かく消化が良いものを食べると良いでしょう。

ビールで下痢にならないための対策

下痢は体の負担は大きいため、下痢にならないことに越したことはありません。ここからは下痢にならないための対策を紹介していきます。

飲み過ぎない

下痢だけでなく、さまざまな悪影響が出るためアルコール飲料の飲み過ぎは控えるようにしましょう。

ビールばかり飲まない

ビールなどの冷えた飲み物は胃腸に負担をかけるため、お湯割りのお酒などを途中で飲むことがおすすめです。
もちろん、白湯や温かいお茶を飲むことがベターです。

消化の良い食べ物を意識する

シメのラーメンなどは胃腸の負担が大きく下痢になる原因になります。脂っこいものを控えるなど消化の良い食べ物を意識することが大切です。

まとめ

いかがでしたでしょうか。今回はビールで下痢になる原因や対処法を紹介してきました。ビールはあまり意識しないかもしれませんが「刺激物」です。ビールに限らず飲み過ぎは体にとって悪影響が大きいため、適量にセーブすることが何よりも大切です。


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