【2020年】大学生向けおすすめパソコン10選!Apple店員に聞いてみた!

Kodai Watanuki
公開: 2020-03-16
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大学の入学前、どんなノートパソコンを買うべきか悩みますよね。実際に大学ではパソコンをどのように使うの?他の学生はどんなパソコンを使っているの?何を基準に選ぶべき?

そんな悩みを解決すべく、現役4年の大学生である筆者がイマドキ大学生のパソコン事情とオススメのパソコンを徹底的に紹介していきます!筆者の知人である現役Appleストアの店員にも協力していただき、大学生が知るべきパソコン の選び方を教えてもらいました!

筆者の大学生活の情報としては、外国語学部4年生でサークルはいわゆるオールラウンド系のスポーツサークルと、NPO法人に所属しています。アルバイトは飲食を1年半経験、その後バイトを辞めて現在moovooにてインターンをしています。

実際に自分や周りの大学生活を元に説明していきますので、具体的な参考になれば幸いです。


大学生のノートパソコンの用途

PCルーム

大学生は何にノートパソコンを使うのか。
活動する場所や、学部、授業の内容にもよるかと思いますが一般的な用途を紹介していきます。

1. 学業

レポートやプレゼン資料の作成はもちろんのこと、講義中のノートもPCを使って楽に綺麗にまとめて取ることができます。
講義によってはスマホ・PCなどの電子機器が使えない講義もありますが、現在ではそのような講義の方が少なく、
講義資料もネットで大学のポータルサイトからダウンロードすることもありますのでPCを使用していた方が便利でしょう。

筆者は外国語学部で、ほとんどの外国語の授業ではPC類は禁止なのですが、
大学では自身の学部以外の授業を取ることも多くあります。
そのため文系・理系・学部を問わずノートパソコンは使うことになります。

2. サークル

こちらはサークルによってまちまちです。
スポーツ系のサークルなどではほとんど使う機会はありませんが、文科系のサークルや学生団体、NPO法人に所属するとなればノートパソコンを使う機会はとても多くなります。
筆者も忙しい時期には毎日仕事のようにパソコンで作業をしていました。

「スポーツのサークル、部活にしか入る予定はない!」と考えている人も、大学生活ではどんな出会いの機会があるかわかりません。
やりたいと思ったことに素直に手を出せるためにも自身のノートパソコンを持っていた方が良いでしょう。

3. インターンシップ・就活

インターンでは意外と自身のパソコンを使う機会は少なかったりします。
長期のインターンではノートパソコンの貸し出しを行っている企業が多く、
短期のインターンでもパソコンを使うよりは議論や紙にまとめることの方が多いので、泊りがけでプレゼンを作るような内容でない限りパソコンは使いませんでした。

しかし、インターンを探し、登録する作業はスマホでやるよりも断然PCの方が使いやすいでしょう。
会社を調べたり、その会社の事業内容を調べてまとめたり、自己分析をしたりと、
PCに向き合う時間が必ず必要となります。

PCに慣れているかどうかも、会社に入った後に求められる力だと思いますので、
Excelで情報をまとめたり、タイピングやpptを作成する技術などを身につけるためにも、自身のパソコンを使用したほうが良いでしょう。

筆者の大学生活では他にも趣味でデザインや動画の編集をしたりとパソコンの用途はかなり多岐に渡っているものかと思います。

ノートパソコンVSタブレットではどっちがおすすめ?

PCとiPad

持ち運びの便利さにより、ここ数年で大きく普及してきたタブレット端末。
今ではどちらでも使える機能は同じになっていますが、より最適な端末を選ぶためには各々の特徴をしっかり把握しておくことが大切です。

筆者の周りでも、ノートパソコンからタブレットに乗り換えている学生を見かける場面が増えてきました。ここではノートパソコンとタブレットそれぞれのメリット・デメリットを紹介していきます。

候補としてデスクトップパソコンも挙げられますが、
①PCルームや図書館にデスクトップパソコンが設置されている大学が多い
②大学内やサークル、カフェなど、PCを外出先で使用する場面が多い
という点から、今回は候補の対象外とします。

ノートパソコンとタブレットの違いやオススメのタブレットを紹介している下記の記事も併せて見てみると、より幅広い選択肢の中から選べますよ!

大学生がノートパソコンを持つメリット

・ワード、エクセル、パワーポイントが使いやすい
・キーボード操作が楽
・パソコンに慣れることができる


まずパソコンのメリットとして大きいのは、ワードやエクセル、パワーポイントといった資料作成が圧倒的にやりやすい点です。どこの大学でも必ずあるレポート課題や卒業論文などを作成するのには、多くの文字を打ち込みます。
その際にキーボードが大きいと文字が入力しやすくなり、無駄なストレスが減ります。

また、卒業後に社会に出たときもパソコンは使うでしょう。そこで「パソコンを使ったことがない」ということになれば、仕事にも支障をきたしかねません。将来的にもある程度パソコン操作に慣れておいたほうが自身のためです!

大学生がノートパソコンを持つデメリット

・持ち運ぶには重い
・充電が足りなくなる
・課題や動画視聴以外にはあまり使わない


ノートパソコンとは言いつつも、中には持ち運ぶのには非常に重いものもあります。
重いノートパソコンは、サークル活動やバイトに忙しい大学生にとって非常に負担がかかります。更にバッテリー切れの心配もあるので、充電コードを常備しておくとなるとかなりの荷物になります。

パソコンとタブレットで大きく違うのが、人によってパソコンの使用機会が少ないことです。
講義の板書やインターン等を全てパソコンで行う予定であれば必須ですが、動画視聴や課題のときにしか使用機会がなければ正直タブレットの方が出来ることの幅が広がります。
自分が理想とするキャンパスライフを想像しながら選ぶのも一つの手です。

大学生がタブレットを持つメリット

・軽くて持ち運びがしやすい
・アプリで自分好みにできる
・本や資料が見やすい
・値段が安い


ノートパソコンとタブレットの最大の違いは、持ち運びのしやすさでしょう。バッテリーの消費もパソコンに比べて遅いので、充電器などを持ち運ぶ必要がなく、身軽で学校に行けます。

今スマホを持っている方はスマホの延長感覚でタブレットを使えるので、使い慣れるのにも時間がかかりません。大学の講義では、レジュメはPDFファイルでの配賦が多いので、印刷要らずに直接書き込める点は優れています。

そして価格もノートパソコンより安いので、予算的に悩んでいる方にはオススメです。

大学生がタブレットを持つデメリット

・資料が作成しにくい
・動画編集やプログラミングなどの大きなデータを扱うものには向いていない
・学校の機材との互換性がない
・ゲームアプリで遊ぶ時間が多くなる


レポート作成には問題ありませんが、パワーポイント等のプレゼン資料やクリエイティブな作業をするのには向いていません。大学生になったら動画編集やプログラミングといったスキルを身に着けてみたいという人も多いと思いますが、操作性や処理能力を考慮してタブレットで作業するのには向いていません。
そして学校の機材は古いものが多くタブレットとの互換性がないため、ゼミの発表等で資料を投影する場面では端子の合うケーブルを用意したりと何かと不便です。

タブレットはスマホよりもゲームがしやすいことから、ゲーム時間が増える人も少なからずいます。落単や留年になっては元も子もないので、勉強と遊びはうまく両立しましょう。

現役Apple店員が教える!大学生のパソコン選びの基準は?

大学生のパソコン選びの基準
CPU Core i5以上
高負荷作業する方は、Core i7+GPU
メモリ(RAM) 8GB
ストレージ 128GB以上
サイズ(大きさ、重さ) 11~15インチ、1kg~1.3kg
OS Windows、Mac、Chrome OSで自分が使いやすいもの

大学生に限らず、基本的にパソコンを選ぶ基準としては次の5つです、

・CPU
・メモリ(RAM)
・ストレージ
・サイズ(大きさ、重さ)
・OS

やりたいことが出来なかったり制限される場合があるので、目的とスペックをしっかり照らし合わせるべき
と知人の現役Apple店員が教えてくれました。

それでは1つ1つの内容を説明していきたいと思います。

CPU

CPUは簡単にいえばパソコンの中核にあるもので、人間でいう頭脳に当たります。
CPUの性能が高いと処理速度が早く、いわゆる「性能が良い」パソコンになります。

現在ノートパソコンで主流となっているCPUの種類は、Intel社のCore i3、Core i5、Core i7の3種類です。
大学生の基本的な使用用途ではCore i5であれば学業やサークル、就活では問題無く使用することができます。

動画編集やデザイン、データ解析などの高負荷作業をする方は、Core i7に加えてGPUを搭載していることが必須です。GPUとは3Dグラフィックや画像描写、ディープラーニングに必要な装置で、CPUと同じくらい重要なものです。

自分がノートパソコンを使って何をしたいか考えておくと選びやすくなりますよ。

メモリ(RAM)

メモリとは一時的にデータを保存する場所のことで、
アプリケーションの読込、Webの閲覧などのあらゆる動作がメモリの保存によって行われます。
基本的にはメモリが大きい方が処理に余裕を持てるため、処理速度が早くなります。

大学生活において長く使い続けるのであれば、8GBあれば問題無く使用することができるでしょう。
4GBでも使用することが出来ますが、何かのタイミングで動画編集やデザインを始める可能性も考えられます。その時に買い替える手間や費用を考えると、8GBのパソコンを最初から購入しておくことをオススメします。

実際に筆者も4GBのパソコンを使っていたのですが、動画編集ソフトを使うようになってからは4GBでは全く足りず、処理がとても重くなってしまいました。
ゲームなどをする際にも同様で8GB分あればとりあえずはどのような使い方でもできるのではないでしょうか。

ストレージ

メモリと勘違いされがちなのがストレージ。
メモリの短期データ保存とは違い、長期にデータを保存する場所で、ダウンロードをしたりドキュメントを作った際にファイルを保存する場所になります。

こちらは128GBあれば、大学生活では困ることはないかと思われます。
しかし動画の編集をする方であれば、動画を保存する場所として256GBの大きさが必要になる場合もあります。

実際こちらも筆者は128GBでは足りず、外付けのHDDやUSBを買って動画データを保存しています。

またPCを探す上でよく目にする「SSD」や「HDD」もストレージのタイプです。
「SSD」は「HDD」に比べ容量が少ないですが、読み書きの速度が非常に早く、小さくて衝撃にも強いため、基本的には「HDD」より高度なスペックであると考えていいでしょう。

サイズ(大きさ、重さ)

大学生はノートパソコンを持ち運ぶ機会が多く、持ち運びやすさも選ぶ基準となりそうです。
主に大学生が使っているのは13インチのものが多く、通学バッグやリュックにも収まる丁度良い大きさです。

人によっては11インチや15インチのものを使っている人もいますが、どちらも使いやすさはあまり変わらないでしょう。
しかし、動画の編集やデザイン、ゲームなどをする可能性を考えると13インチが無難かと思われます。

重さは1kg~1.3kgほどが標準かと思われます。
それ以上であれば一般的な大学生が持つパソコンよりも、重く感じてしまうでしょう。

OS(オペレーティングシステム)

OSとは、コンピューターを動かすためのソフトウェアのことです。
有名なOSはWindowsMacがありますが、最近ではGoogleのChrome OSもあります。

OSに関しては大学生が使用する際には性能に差はないため、デザインや店頭で操作してみたときの使いやすさで選ぶのが良いかと思います。
筆者の周りではMacを使っている人が多く、理由としてはMac同士やiPhoneとAirdropで簡単にファイルや画像の共有ができるため便利といった意見が多かったです。

「会社に入ってからはWindowsを使うことになる。」ともよく言われますが、今ではMacを使用している会社も多く、将来的にもどちらでもあまり変わりはありません。

価格別おすすめノートパソコン10選!

それでは先ほどのCPU、ストレージ、メモリ、サイズの基準を踏まえて、
安いものは3万円から、高いものは16万円代まで、価格別におすすめできるパソコンを紹介していきます。

※値段は全て2020年3月現在のものを記載しています。

〜5万円:予算5万円以下!コスパ重視のおすすめノートパソコン

ASUS ノートパソコン VivoBook

ASUS ノートパソコン VivoBook
CPU インテル Celeron N4000
メモリ 4GB
ストレージ HDD 64GB
サイズ 11.6インチ
重さ 998g
OS Windows 10 Home 64bit
価格 ¥45,000
特徴 ノートパソコンの中ではトップレベルの安さ。CPUやストレージは他のPCと比べて劣りますが、レポートやドキュメントの作成には十分使用できます。

Acer ノートパソコンAspire 3

Acer ノートパソコンAspire 3
CPU インテル Core i3
メモリ 4GB
ストレージ 256GB SSD
サイズ 15.6インチ
重さ 2.28kg
OS Windows 10 Home 64bit
価格 ¥49,800
特徴 学生が持ち歩くにはかなり重いですが、値段からすれば高いスペックを誇ります。ポートもたくさんついているため在学中に使う分には困ることはありません。ストレージが256GBと十分な容量かつ読み込むスピードが速いSSDであるため、非常にコスパは良いです。

Chromebook ASUS C204MA

Chromebook ASUS C204MA
CPU インテル Celeron N4000
メモリ 4GB
ストレージ HDD 32GB
サイズ 11.6インチ
重さ 1.2kg
OS Chrome OS
価格 ¥49,503
特徴 Androidのスマホを持っている方には使いやすいchromebookのノートパソコン。CPUやストレージは他製品よりも劣りますが、セキュリティソフトが備え付けてあり、起動時間が早いのが特徴です。文書作成やウェブの閲覧といった必要最低限の機能で十分という方にはオススメです。

6万円〜10万円:卒業までならこの1台で安心!おすすめノートパソコン

マイクロソフト Surface Go (128GB/8GB) MCZ-00014

マイクロソフト Surface Go (128GB/8GB) MCZ-00014
CPU Intel Pentium Gold 4415Y
メモリ 8GB
ストレージ SSD 128GB
サイズ 10インチ
重さ 1.18kg
OS Windows 10 Home (Sモード)
価格 ¥78,980
特徴 マイクロソフトが発売しているSurfaceシリーズ。Surface proよりも軽く、持ち運びがしやすいため学生にとっては使いやすいかと思います。同じ値段で比較してもスペックが良いためコスパの良いノートパソコンです。

HP ENVY x360

HP ENVY x360
CPU AMD Ryzen(TM)5 2500U
メモリ 8GB
ストレージ SSD 256GB
サイズ 13.3インチ
重さ 1.31kg
OS Windows 10 Home 64bit
価格 ¥86,800
特徴 10万円を切る価格ではトップクラスの性能。CPUはインテルではなく、AMDのRyzen5を使用しており、IntelのCore i5と近い性能を誇ります。

Lenovo ノートパソコン ideapad S340

Lenovo ノートパソコン ideapad S340
CPU インテル Core i5-8250U
メモリ 8GB
ストレージ SSD 256GB
サイズ 14インチ
重さ 1.55kg
OS Windows 10 Home 64bit
価格 ¥99,370
特徴 10万円以下で、CPUからメモリ、ストレージまで標準が高いスペックとなってきます。見た目もシンプルでポートも十分なため長く使用できる製品です。しかし、バッテリー駆動時間が同価格のPCと比べて少し短いため、移動時や外出先での使用には不便さを感じることもありそうです。

10万円台:処理速度は抜群!おすすめ高性能ノートパソコン

Apple MacBook Air

Apple MacBook Air
CPU インテル Core i5
メモリ 8GB
ストレージ SSD 128GB
サイズ 13.3インチ
重さ 1.25kg
OS Mac
価格 ¥115,280
特徴 デザイン性が高く、憧れる人も多い2020年最新のAppleのMac Book Air。Windowsとは使い勝手が異なります。「Macの良いところは、OSからハードウェアまで自社開発しているため、他のPCよりもサクサク動くところ!」と現役Apple店員イチオシです。

NEC PC-HZ550GAS LAVIE Hybrid ZERO

NEC PC-HZ550GAS LAVIE Hybrid ZERO
CPU インテル Core i5 7200U
メモリ 4GB
ストレージ SSD 256GB
サイズ 13.3インチ
重さ 830g
OS Windows 10, Home(64bit)
価格 ¥143,760
特徴 Hybrid ZEROの特徴はなんといっても本体の軽さです。わずか800gしかないため、持ち運びが多い学生にはおすすめできるPCです。メモリの容量が少ないため、動画編集やゲームをする際には少し動きが遅くなってしまうことがあります。

富士通 FMV LIFEBOOK AHシリーズ AH53/D1

富士通 FMV LIFEBOOK AHシリーズ AH53/D1
CPU インテルCore i7-8565U
メモリ 8GB
ストレージ HDD 1TB
サイズ 13.3インチ
重さ 2.3kg
OS Windows 10, Home(64bit)
価格 ¥139,800
特徴 値段相応でスペックの高いモデル。画面が大きく、動画視聴や資料作成もやりやすいです。CPUもCore i7のため処理が早いです。3年間のウィルス対策ソフトも搭載されているのでセキュリティも安心です。

HP Spectre x360

HP Spectre x360
CPU インテル Core i5-1035G4
メモリ 8GB
ストレージ 256GB SSD
サイズ 13.3インチ
重さ 1.24kg
OS Windows 10 Home 64bit
価格 ¥157,500
特徴 大学生が使う分には充分なスペックに加え、Officeソフトも付属しているので購入後すぐにレポートやゼミの資料作りが出来ます。また、シンプルなデザインと軽さに加え、ディスプレイを360度回転させてタブレットとしても使用できるので、場面に分けて使い分けることができます

まとめ

いかがでしたか。
大学生になる前で、準備に忙しい時期だとは思いますが、ノートパソコンは一度購入したら数年間は使用することになります。

もう一度、これらの要素を調べて慎重にノートパソコンを選んで見てください!
新しいノートパソコンを手に入れて、楽しいキャンパスライフを過ごしましょう!

大学生のパソコン選びの基準
CPU Core i5以上
高負荷作業する方は、Core i7+GPU
メモリ(RAM) 8GB
ストレージ 128GB以上
サイズ(大きさ、重さ) 11~15インチ、1kg~1.3kg
OS Windows、Mac、Chrome OSで自分が使いやすいもの

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