電子レンジの最新人気機種をメーカー別に紹介
電子レンジの最新機能と人気機種をメーカー別に紹介します。電子レンジ選びに失敗したくない人、必見。パナソニック、日立、シャープ、アイリスオーヤマ、東芝、バルミューダ、ツインバード、ハイアールなど各メーカーの特徴を解説します。あなたのライフスタイルにぴったりの一台を見つけてください。
電子レンジ・オーブンレンジ・スチームオーブンの選び方
スチームオーブン・過熱水蒸気オーブンレンジ
高温に熱した過熱水蒸気を使って調理することができるのが「スチームオーブン・過熱水蒸気オーブンレンジ」です。
短時間で食品の水分を保ちつつ、パリッと香ばしく焼き上げることができるため、電子レンジの中でも徐々に人気が上がっています。
また、人気の理由の中には、ヘルシーに調理できるというメリットが挙げられます。
スチームの力で脂や塩分が溶け出すため、健康を気にする世代にも人気です。
価格は3万円程度のものから10万円を超えるものがあり、メーカーや機種によって性能は様々です。ひとことで「スチーム」と言っても、スチーム料理と過熱水蒸気での料理は仕組みが違いますので注意が必用です。例えば、スチーム料理は庫内にスチームカップを用意して蒸発させたり、スチーム専用トレイに水を加えて蒸気を作ることを指すことが多いですが、一般的に「過熱水蒸気」は100℃以上の加熱した水蒸気を使って調理する機能のことを言います。
メーカーによっては仕組みと名称の違いが曖昧だったりしますので、購入の際には確認しましょう。
また、多機能になるほど、電子レンジのサイズに対して庫内の大きさが狭くなる傾向にありますので、購入の際は外寸を確認して、設置スペースを十分に確保しましょう。
オーブンレンジ
「オーブンレンジ」とは、オーブン機能が付いている電子レンジのことです。
近年はヘルシー志向・時短調理の需要が増え、スチーム対応しているスチームオーブン・過熱水蒸気オーブンレンジが増えてきましたので、オーブンレンジは減少傾向にありますが、まだまだ需要はあります。
例えば、バルミューダの「BALMUDA The Range」は必要最小限のシンプルな設計にこだわりスチーム機能はありませんが、シンプルで使いやすいと人気です。
オーブンレンジを選ぶ際には、設定温度は何度まで対応しているか、また高温設定に時間制限はあるかなどを確認しておきましょう。
「最高温度は5分まで」などの仕様になっているものも少なくありません。特に、お菓子作りやパンを焼く方は確認して置いた方が無難です。
単機能電子レンジ
「単機能電子レンジ」とは、温め機能のみ搭載された電子レンジのことです。
温めや解凍などの単純な機能のみ搭載されていて使い方が簡単なため、子供から年配の方まで使いやすいのが特徴です。
あまり自炊せずに、お弁当やお惣菜を温めたりするだけなら単機能電子レンジがおすすめです。
一般的に、複雑な機能が搭載されているオーブンレンジやスチームオーブン・過熱水蒸気オーブンレンジ等よりも大きさに対して庫内が広いので、設置スペースが気になる方にもおすすめです。
単機能電子レンジを選ぶ際は、庫内がフラットになっているものが掃除が楽です。ターンテーブル付きの場合は、外して掃除がしやすいかどうかを確認しましょう。
各メーカーの特徴と最新人気機種を紹介
Panasonic
パナソニックには、お手頃な単機能電子レンジからオーブンレンジ「エレック」、スチームオーブンレンジシリーズ「Bistroビストロ」と、それぞれグレードの違う機種が多く発売されており、機能や価格で多くの中から選べる人気メーカーです。
ハイエンドモデル「スチームオーブンレンジ NE-BS1500」は5年ぶりにフルモデルチェンジをしており、チタンコートグリル皿、新・高温フェライト、マイクロ波制御(3Dアンテナ)搭載でオーブンの最高温度は300℃です。また、低温から過熱水蒸気までスチームをコントロールすることで、時短で美味しく調理する機能を備えています。電子レンジ機能も64眼スピードセンサー&サイクロンウェーブ加熱を搭載しており、温度の違うおかずを同時に温めてもムラなく仕上げてくれます。
2018年11月発売。売れ筋機種の後継版!Panasonic「単機能レンジ NE-E22A2」
Amazonでのパナソニックの人気商品は「単機能レンジ NE-E22A1」なのですが、2018年11月に発売されたばかりの後継機種がこの「単機能レンジ NE-E22A2」です。徐々にこちらに売れ筋が移行していくと予想されます。
ヘルツフリーの機種ですので、全国で使用可能です。メニューにはあたためと飲み物があり、850Wインバーター搭載で、自動出力されます。(最大1分30秒で、調理中に500Wに自動で切り替わります。)手動出力では、700W、500W、150Wの3段階切り替えです。
電子レンジタイプ | 単機能オーブンレンジ |
---|---|
容量 | 22L |
外寸 | 幅488mm×奥行368mm×高さ279mm |
質量 | 9.4kg |
カラー | ホワイト | 特徴 | 2018年11月発売。Amazon売れ筋機種の後継機。 |
価格 | 税込17,049円 |
HITACHI
日立の人気商品は、過熱水蒸気オーブンレンジ「ヘルシーシェフ」シリーズです。
300℃熱風2段オーブンが搭載されていて、短時間の予熱で素早くたっぷり美味しく焼けるところが魅力です。
日立独自の「Wスキャン調理」が搭載されていて、重さと温度をはかって火加減や時間を調整してくれる優れものです。
冷凍した食品をムラなく解凍したり、豊富なオートメニューもWスキャン調理の力で美味しく仕上がり、レシピが広がります。
ハイエンドモデルに搭載されているベーカリー機能もユニークです。
ホームベーカリー機能を搭載しており、パン一斤をこねるところから焼き上げまで自動でしてくれます。
電子レンジと一緒にホームベーカリーを購入していと思っている方に、おすすめです。
2018年7月発売!HITACHI 過熱水蒸気オーブンレンジ「ヘルシーシェフ MRO-VS7」
日立の電子レンジでAmazonの売れ筋は、「ヘルシーシェフ MRO-TS7」なのですが、2018年7月発売の後継機がこちらです。
ノンフライや100℃以上に温めた過熱水蒸気での調理ができるスタンダードモデルですので、初めての過熱水蒸気オーブンレンジにもおすすめです。
庫内はシリコン系塗装が施されていて汚れを落としやすく、ヒーター露出のないフラットな庫内なので掃除が簡単です。
こちらは22Lの機種で一人暮らしやカップルにおすすめですが、同シリーズの31Lサイズ「ヘルシーシェフ MRO-TS8」もあります。ファミリーで使用の際はこちらをおすすめします。
電子レンジタイプ | 過熱水蒸気オーブンレンジ |
---|---|
容量 | 22L |
外寸 | 幅483mm×奥行388mm×高さ340mm |
質量 | 14.0kg |
カラー | レッド | 特徴 | 2018年7月発売。Amazon売れ筋機種の後継機。 |
価格 | 税込31,660円 |
SHARP
シャープは、「ヘルシオ」シリーズが健康志向の方に人気です。
ウォーターオーブンと命名されたシャープの過熱水蒸気調理は、過熱水蒸気だけで調理するところが特徴です。他のメーカーがレンジやヒーターを併用するのに比べ、庫内の熱量が多いところが特徴です。豊富な熱量で余分な脂や塩分を落としてくれるため、生活習慣病の予防にも一役買ってくれます。
上位機種に搭載されている「COCORO KITCHEN」は、AIとIoTを組み合わせたシャープの最新技術で、好みを分析してレシピを提案してくれたり、話しかけるとセットしてくれたりと至れり尽くせりです。過熱水蒸気オーブンレンジは機能が複雑で操作に自信がない、という方にもおすすめです。
シャープのハイエンドモデル!過熱水蒸気オーブンレンジ「RE-V100A」
Amazonの売れ筋ランキング「スチームオーブン・レンジ」ランキングで1位、オーブンレンジ部門でAmazon's Choiceにも選定(2018年12月現在)されている人気機種「RE-SS10B」の後継機が「RE-V100A」です。
シャープのハイエンドモデルですが、他社メーカーのハイエンドモデルが10万円前後するため4万円程度で購入できるのはお手頃です。
また、31Lの庫内で2段調理ができるためファミリーで使用するのにも十分な容量が確保できます。
過熱水蒸気はタンク式になっています。蒸気でヘルシーで仕上げるのはもちろん、しっとり仕上げたい中華まんのあたためも自動でできます。
熱風コンベクション搭載で、ピザやローストチキンなどムラなく素早く焼き上げます。
赤外線、絶対湿度、温度のトリプルセンサーを搭載しており、あたため機能も高性能です。
ノンフライ料理や「5分おかず」という4人分のおかずを作れる機能、1人分のご飯とトッピングを同時に過熱できる「3分どんぶり」など、時短メニューも充実していてレシピに困らないところも魅力です。
電子レンジタイプ | 過熱水蒸気オーブンレンジ |
---|---|
容量 | 31L |
外寸 | 幅490mm×奥行435mm×高さ390mm |
質量 | 18.0kg |
カラー | ホワイト、ブラック | 特徴 | SHARPのハイグレードモデル。トリプルセンサー搭載。 |
価格 | 税込39,414円 |
TOSHIBA
東芝は、パンやお菓子作りをする方にオーブンレンジ「石窯ドーム」が人気です。
石窯ドームのハイエンドモデルは350℃の高火力に対応しており、パンを焼く際に水分を逃さず短時間で焼き上げるため、プロのようなふわっともっちりしたパンを作ることができます。2,000台以上の石窯ドームがABCクッキングスタジオに導入されていることでも有名です。
お肉のグリルやピザなども高火力で美味しく仕上がり、高火力ヒーターと水蒸気の組み合わせで焼き上げるハンバーグも絶品です。
2018年最新機種!TOSHIBA 過熱水蒸気オーブンレンジ「ER-SD80」
Amazonでの売れ筋「過熱水蒸気オーブンレンジ ER-RD8」の後継機で、2018年8月に発売された最新機種が「ER-SD80」です。
カセット式スチーム調理で、250℃の過熱水蒸気調理や、スチームトーストが可能です。ノンフライで鶏の唐揚げやえびフライを作ることができますので、ヘルシー料理に興味のある方にもおすすめです。
スチームで庫内の汚れを落とす「手間なしお手入れコース」も搭載されていますので、掃除も簡単です。
電子レンジタイプ | 過熱水蒸気オーブンレンジ |
---|---|
容量 | 26L |
外寸 | 幅480mm×奥行390mm×高さ350mm |
質量 | 約14kg |
カラー | グランホワイト | 特徴 | 手間なしお手入れコースあり |
価格 | 税込42,776円 |
アイリスオーヤマ
アイリスオーヤマの電子レンジは種類が豊富で、様々なニーズに答えた商品が多いところが特徴です。
例えば、レトロで可愛いパステルカラーの電子レンジや、ミラーガラス調の電子レンジなど、キッチンのインテリアにもこだわりたいおしゃれに敏感な方にも人気です。
他にも、シンプルで安い単機能電子レンジからスチームオーブンレンジ、スチーム流水解凍オーブンレンジなど各種揃っています。
価格も安い傾向にあるため、お得感を感じられる商品が満載です。
Amazonでベストセラー1位!アイリスオーヤマ オーブンレンジ「MO-T1602」
Amazonのオーブンレンジ部門でベストセラー1位を獲得しているのがアイリスオーヤマのオーブンレンジ「MO-T1602」です。
16Lとコンパクトな設計で、オーブンの最大温度200℃、レンジ最大出力600Wで、12,800円(2018年12月現在)で購入できるのは大変お手頃です。
12種類の自動メニューが搭載されていて、オーブン以外にグリル機能も搭載。食パンを最大2枚まで、オートメニューでトーストすることができます。
庫内容量が小さめですので、一人暮らしや単身赴任の方で、凝った料理にも挑戦したいという方におすすめです。
オーブンレンジの中では価格が断然安いところも人気の秘密のようです。
電子レンジタイプ | オーブンレンジ |
---|---|
容量 | 16L |
外寸 | 幅46.1cm×奥行32.9cm×高さ29.3cm |
質量 | 約13.5kg |
カラー | ブラック | 特徴 | 東・西日本共用のインバーター式 |
価格 | 税込12,800円 |
BALMUDA
バルミューダは、シンプルなデザイン・ちょうど良い大きさにこだわったオーブンレンジ「BALMUDA The Range」が人気です。
電気ケトルやスチームトースター、炊飯器などがあり、従来の家電とは一味違う、美しいデザインがおしゃれな人々を魅了しています。
美しいデザインで大人気!BALMUDA「BALMUDA The Range」
「BALMUDA The Range」の魅力は何と言っても、シンプルな操作と音です!
心地の良い本格的なギターの操作音で、従来の家電に搭載されているような音とは一線を画します。
カラー展開はブラック、ホワイト、ステンレスの3種類があり、おしゃれなキッチンを実現したい方におすすめです。
操作はシンプルですが、電子レンジ・オーブンとしての機能はしっかり備えており、オーブンは100℃〜250℃を10℃単位で設定可能、電子レンジはおまかせ自動あたためモードと、手動で100W、500W、600W、800Wを設定することができます。
庫内容量が18Lですので、大人数のファミリーですと容量不足を感じるかもしれません。
一人暮らしやカップルの方におすすめです。
電子レンジタイプ | オーブンレンジ |
---|---|
容量 | 18L |
外寸 | 幅450mm×奥行き412mm×高さ330mm(突起物含む) |
質量 | 約12kg |
カラー | ブラック、ホワイト、ステンレス | 特徴 | フラット庫内で掃除が簡単 |
価格 | 税込43,000円 |
TWINBIRD
ツインバードの調理家具シリーズは、ホームベーカリー、電子レンジ、トースター、ホットサンドメーカー、コーヒーメーカーなどの日常使いできる家電から、ビネガーメーカー、フードスチーマー、お茶ひき器などのユニークなものまで豊富に揃っています。
今日は電子レンジをご紹介しますが、トースターの種類もデザインが豊富で楽しいです。
見られるために存在する電子レンジ!TWINBIRD ミラーガラス フラット電子レンジ「DR-D269B」
Amazonのツインバード製電子レンジで最も売れ筋の機種が「DR-D269B」です。(2018年12月現在)
シンプルな操作で使いやすい単機能電子レンジですが、何と言っても魅力は外観がおしゃれなところです。
温め中は庫内が点灯し中の様子が見えるのですが、使用していない時はミラーガラスが反射し中が見えないようになっています。
キッチンに生活感を出したくない方、インテリアにこだわりたい方におすすめです。
ターンテーブルがなくフラットタイプですので、掃除も簡単です。
電子レンジタイプ | 単機能電子レンジ |
---|---|
容量 | 20L |
外寸 | 幅460mm×奥行き350mm×高さ275mm(ハンドル含まない) |
質量 | 約13.5kg |
カラー | ブラック、ホワイト | 特徴 | 調理中のみ庫内が点灯。使用していない時はミラーガラスが反射して中が見えない仕様。 |
価格 | 税込11,758円 |
Haier
ハイアールは、電子レンジだけでなく、冷凍庫やワインクーラーなど、生活を豊かにするユニークな家電を多数取り扱っています。
グローバル企業ならではの視点で「NEWスタンダード家電」を軸に使いやすさを追求しています。
シンプル操作でわかりやすい!Haier 単機能電子レンジ「JM-17F-50」
ハイアールの電子レンジの中で、Amazonでの売れ筋機種が単機能電子レンジ「JM-17F-50」です。
1万円以下で購入できるシンプルな電子レンジとして人気です。
3段階切り替え(700W、500W、200W)で温めや解凍ができます。
東日本専用・西日本専用と使用エリアが異なる電子レンジは価格が安いのが魅力です。
引っ越しがなければ、一人暮らしや単身赴任の方におすすめです。
電子レンジタイプ | 単機能電子レンジ |
---|---|
容量 | 17L |
外寸 | 幅440mm×奥行き354mm×高さ258mm(取っ手含む) |
質量 | 11kg |
カラー | ホワイト、ブラック | 特徴 | ターンテーブル式 ※ヘルツフリーではないため注意が必要 |
価格 | 東日本専用(50Hz):税込7,049円 / 西日本専用(60Hz):税込10,799円 |
まとめ
今回は主要メーカーから人気機種を紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?
筆者のおすすめはシャープの過熱水蒸気オーブンレンジ「RE-V100A」です。
31Lの庫内容量で2段調理でき、4万円程度の安さは他のメーカーではなかなか見られません。「5分おかず」や「3分どんぶり」などの機能も忙しい現代人におすすめで、コストパフォーマンスに優れていると感じました。
価格はいずれも2019年1月24日時点のものです。
関連記事はこちら
キッチン用品の記事はこちら
-
LINEの友達登録をお願いします!
LINE限定で、毎週の人気記事を配信します!
XでMoovooをフォロー!
Follow @moovoo_